ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
ある立派な大鷲が魔法界最大の監獄アズカバンの中に入ろうとしていた。アズカバンの看守の吸魂鬼は牢獄の周りに多く漂っているが誰も大鷲に気づかない。大鷲は窓から監獄に侵入すると突然大きな黒いコートにフードを深く被り、顔は仮面で覆っている人間に変化した。吸魂鬼は突然現れた侵入者を捕らえようと大量に集まってくる。
「<エクスペクト・パトローナム> 守護霊、来たれ」
侵入者が高難度魔法である守護霊の呪文を使うと巨大で眩いほどの光を発する大蛇が現れ吸魂鬼を押し飛ばした。すると突然侵入者のそばに姿現しで侵入者と同じ格好をした数名が現れる。
「我らの同胞を解放しに行くぞ。」
始めの侵入者に率いられ、侵入者達の同胞が捕らえられている牢屋へ向かった。
***
「ご機嫌いかがかな?我らが同胞、死喰い人達。<闇の帝王>が復活した。」
生気の失われた顔をした囚人達がニヤリと笑った。
「再び<闇の帝王>のために命を捧げるというのなら、このふざけた檻から解放してやろう。」
侵入者のボスらしき人の言葉に囚人達は力なく牢の前に近づいてくる。
「よかろう。」
ボスらしき人物の合図で侵入者達がそれぞれの牢の前に行き一斉に粉々呪文を使い檻を破壊した。
「マダム・レストレンジ、私の腕に捕まってくれ。」
ボサボサの髪をし、瞼が腫れぼったい女は侵入者の腕を掴むと一瞬で二人は消えた。
***
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侵入者達がアスカバンから一斉に立派で薄暗い屋敷に姿現しをし、一人を除いて皆が骨よりも白い肌をした細長い男にひざまずいた。
「久しぶりだ。我がしもべ達よ。」
男は再会に喜びからか普段より声が少し高いが威厳ある様子で対処した。
「おぉ我が君。」
ボサボサの髪のベラトリックス・レストレンジが涙を浮かべて主であるヴォルデモート卿を見ている
「ベラ、ドロホフ、ルックウッド。お前達は俺様の復活を信じ続けていたと聞く...お前達には最高の栄誉を与えよう。」
三人は涙を流し、ヴォルデモートの復活と賛辞を喜んでいる。
「お前達に紹介しよう。俺様の右腕となった男...ハウルだ。」
侵入者達のボスであった男が仮面をとった。男は彫刻のような美しい容姿で囚人達は全員が彼の美しさに見惚れた。
「ハウルは俺様と並ぶ才能と器を持っている。俺様のいない時はハウルを俺様のように従え、粗相は許さん。」
脱獄囚達は主人の全盛期ではあり得ないような発言を耳にしてヴォルデモートとハウルを代わる代わる見つめ、驚きを隠せないようだった。
ハウルのアニメーガスは大鷲でした。理由はレイブンクローのシンボルだからです。