ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
次の日
アズカバンから集団脱獄
魔法省の危惧、新たなるリーダーを旗頭に結集か?
昨夜遅く魔法省が発表したところによればアズカバンから集団脱獄があった。特別監視下にある十人の囚人が脱獄した。魔法省はアズカバンを脱獄した経験のあるシリウス・ブラックがかつての仲間を率いて侵入したと考えたが現場に居合わせた囚人達の話によればリーダーと思われる男の声を聞いたがブラックの声ではなかったらしい。ブラックが参加していなかったという証拠は無いが少なからず<例のあの人>の残党達には新たなリーダーがいる可能性が高いとして捜査を続けている。
***
スリザリン談話室
「流石ね。貴方の情報は最小限しか漏れてないわ。」
ドラコを追い出し、俺とダフネは二人で部屋にいた。
「あぁ、予言の時にハリーをおびき出すがその時はダフネは参加するな。」
「なんで?」
ダフネが俺の顔を見て尋ねる
「おそらくハリーは自分達だけで向かうはずだ。そこにシリウスと面識のあり、騎士団の俺も誘われるだろう。その場で死喰い人がハリーから予言を奪うように動くはず...当然死喰い人の動きを察知した騎士団との戦闘になるだろう。ダフネの力は隠しておきたいし、万が一の時もある。」
少し納得しない顔をするが反論はしないようだ。まだ自分の力量は十分でないと判断したらしい。
「わかったわ。私も貴方が誘われる時に居合わせたら自分も参加したいように演技するわ。」
俺は微笑んで優しく頭を撫でた。ダフネは褒められ、撫でられいることを嬉しく思い、体を仰け反らせる。
***
アズカバンで死喰い人が集団脱獄したこともあり、皆がいつもより真剣に訓練をしていた。すると入口から声が聞こえて来た。
「ここで会合が行われているんですね?ミス・マリエッタ。」
この声はアンブリッチだ。あいつに密告されたか?皆がアンブリッチの声を聞いて悲鳴をあげ、慌て出す。バレたら退学だからな。
「お前ら!杖をしまって俺とダフネの周りで正座しろ!」
この部屋の声は外に漏れる心配がない。生徒達は一斉に俺達の周りで正座をする。
「おやおや、貴方達はここで会合をしていたのですね?おや、スリザリンの監督生がなぜここに?」
必要の部屋の扉が開き、アンブリッチがニヤニヤしてこちらに向かう。
「いえ、アンブリッチ教諭。私達は廊下で集まって話をしているのを見かけたので教育令の第二十四条の<会合は禁止する>にかかるかかからないかの段階でしたので学校に報告するのではなく私達で罰則として説教をしていました。」
アンブリッチは俺の説明を聞くと俺たち二人の周りで正座をしている生徒達を見る。
「ですが、疑わしいことは報告をするべきではありませんでしたか?」
アンブリッチが疑うような目をして質問する。
「えぇ報告するのも選択肢にいれましたが会合は発見しだい報告をしなければならないとは書かれていませんでした。それに一度大人数で集まって談笑しているのを発見して会合と判断するには不十分かと思いまして...。」
アンブリッチは反論されるとは思っていなかったのか意外そうな顔をする。
「そっ、それならどうしてここにいるのかしら?」
アンブリッチは慌てて俺からボロを出そうとする。
「私達が会合をしている疑いがあると判断した場所は廊下でした。廊下で説教するのは健全な生徒達の邪魔をしてしまうと判断したからです。そしてここは以前から私が宿題を済ませる時に愛用していましたので...」
「それではこのリストは何かしら?」
アンブリッチが紙を見せる。DAのメンバーリストか...マズイな。