ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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密告者 2

 

「少しお見せいただいても?」

 

俺はアンブリッチからリストを受け取る。そこには俺とダフネ以外のDAメンバーが一人残らず書かれている。

 

「おや?おかしいですね。私達は説教をする時にリストは作っていませんのに...。」

 

少し時間を稼ぐか...。流石に切り抜けられる案が浮かばん。

 

「嘘はおやめなさい。会合の目的は魔法省が学童には不適切だと判断した呪文や呪いを学ぶことでしょう?」

 

アンブリッチがガマガエルのような醜い笑顔を見せる。

 

「私達は説教をしていただけですがね?第一どうしてここに?」

 

「勇敢な密告者がいるのよ。ミスター・ポッターを中心に会合が開かれているとね。」

 

俺じゃないのか?魔法省は父上の顔色を伺っているのか。

 

「密告者ですか?私達の説教を会合として判断したのですか?」

 

どのみちやり過ごすしかないな。

 

「いいえ、容疑がかかっているのは正座をしている人達よ。貴方達は説教しているだけ。おそらく会合の話を廊下でしていたんでしょう。」

 

マズイな。論破されるな。少し荒っぽくいくか。

 

「お言葉ですが、証拠はあるのでしょうか?私には密告者によってポッター達がハメられているようにしか思えません。」

 

証拠があるなら証拠は揃っているから校長室に来なさいとでも言えばいい。

 

「目撃者がいます。今学期二度目のホグズミート見学でポッター達が中心になって集まっていると...そして密告者です。」

 

アンブリッチが勝ち誇ったような顔をしている。

 

「確か二度目のホグズミート見学は教育令の発令前ではありませんか?その時は違反ではないでしょう。」

 

数少ないダフネとの時間だから俺はホグズミート見学の全ての日時は覚えている。

 

「なっ、ならば密告者はどうなるの? それにそれ以降に会合は行われていないとでも?」

 

アンブリッチが慌てて反論する。

 

「会合が行われたかどうかはわかりませんよ。<証拠>がないんですから。それに密告者というのも不自然ですね。」

 

俺は証拠を強調した。

 

「不自然?」

 

アンブリッチが眉をひそめる。

 

「えぇポッターはスリザリン生などから疎まれています。たまたま会合を注意する所を発見してリストを作ってハメようとしたのでは?会合は退学処分なんですから。」

 

無理はあるが証拠がないならイケるな。アンブリッチは唖然としている。すると何かを思い出したように突然ニヤッと笑った

 

「それではダンブルドア軍団とはなんですか?」

 

アンブリッチはこれまでとは比べものにならないほど笑みを浮かべている。

 

 

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