ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
見えたんだ!シリウスがヴォルデモートに拷問されている所を!
ヴォルデモートの罠かもしれないわ!
僕一人でも助けに行く!
私達も行くわ!でもどうするの?
アンブリッチの暖炉でフルーパウダーを使えばいい!あそこなら監視されてないはずだ!
***
「予定通りに進んでいる。ダフネ。お前はここにいろ。俺は少し忙しくなる。」
さて...これからどう動くものか...
***
アンブリッチの部屋
「ダンブルドアと連絡をとっていたんでしょう!」
ほとんどのDAメンバーが親衛隊に抑えられる中、アンブリッチがハリー達を捕らえ、尋問している。
「違う!」
アンブリッチはハリーに思いっきり平手打ちをした。
「...仕方ありません。磔の呪いを使うしか「アンブリッチ教諭...。それは違法だ。<ステューピファイ> 麻痺せよ。」
ハウルがアンブリッチを吹き飛ばす。
「ハッ、ハウル!なんで校長を!」
ロンを抑えていたドラコが叫ぶ。だがハウルは予備の杖を取り出し、素早く親衛隊に失神呪文をかける
「ハウル!シリウスが!」
ハリーが俺に話しかける。
「少し待て。先にすることがある。<オブリビエイト> 忘れよ。」
俺はハリー達を尋問する所からの記憶を全て消した。親衛隊は適当にベンチにでも寝かしておけばいい。
「貴方、忘却呪文まで覚えているの!」
ハーマイオニーが驚いている。確かに守護霊と並ぶ難度の魔法だからな。
「それはいい。シリウスがどうかしたのか?」
俺はハリーから試験中にシリウスが拷問を受けている夢を見たという。ハリーがヴォルデモートの視界を共有していると思い込んでいるな。
「いいだろう。魔法省にはどう行くんだ?」
ハリー達は誰も返事をしない。
「一つ候補がある。禁じられた森へ向かう。」
***
禁じられた森
「こんな所に何がいるの?」
ハーマイオニーが尋ねる。俺は返事をせずに鋭く口笛を鳴らした。
遠くからヒッポグリフの群れが飛んできた。そのうちの一体が俺に擦り寄ってくる。
「ラートスありがとな。話はつけてあるか?」
ラートスは嬉しそうに唸った。俺は移動のためにラートスにヒッポグリフの説得を命じていた。ハリー達はラートスをグレンスト家にいることは知らないから問題ない。俺達はヒッポグリフに乗り魔法省へ向かった。
***
魔法省 神秘部
「ここだ!シリウスはここで拷問されてた!」
ハリーは叫ぶがそこには争われた跡さえない。
「ハリー。ここにお前の名がある。」
ハリーは俺の所に来て予言を手に取る。
<闇の帝王を破る力を持つ者が現れる。両者の力は互角なれど、その者は闇の帝王の知らぬ力を持つであろう...。一方が生きるかぎり、他方は生きられぬ>
「よくやったポッター。そしてそれを我々に渡すのだ。」