ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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予言 3

 

 

「遅かったな。」

 

俺はニヤッと笑った。

 

「すまなかった。皆を逃がすから君は協力するんだ。」

 

俺は立ち上がったルシウスと向かい合う。素早く武装解除の呪文を放ちルシウスをノックアウトし、他の死喰い人を倒すために俺は二人から離れた。

 

 

 

***

 

 

ハリーside

 

 

「ハリー。君たちはよくやった!あとは私達に任せて逃げるんだ。」

 

シリウスはハリーの肩を掴んで言い聞かせる。

 

「<アバダ・ケダブラ>」

 

シリウスの背中に死の呪文があたり、シリウスは予言の間にはったアーチの中に消えていった。ハリーはシリウスを掴もうとして手を伸ばすが届かず、その拍子に手から予言を落としてしまう。ベラトリックスは高笑いしていたためハリーが予言を落としたことに気づいていない。そのままハリーに挑発的な笑みを浮かべ予言の間から出て行った。

 

「あいつがシリウスを!殺してやる!」

 

ハリーが叫びベラトリックスを追いかけようとするがルーピンに抑えられる。ハリーはルーピンの手を振り払いベラトリックスを追った。

 

 

 

***

 

 

 

魔法省本部前

 

 

「シリウスを殺してやった!」

 

ベラトリックスは笑いながら暖炉からフルーパウダーを使い逃げようと走っていた。

 

「<クルーシオ>」

 

ベラトリックスを追っていたハリーは磔の呪いをベラトリックスにかけた。倒れはしたものの全く効いていないようだった。

 

「本気でやらねばきかん。シリウスを殺した女だ。やるがいい。」

 

ハリーはこの声の持ち主をすぐに理解し、背後を振り向き、杖を向けると武装解除の呪文をかけられ杖を落としてしまう。

 

「弱いやつめ。」

 

ハリーの目の前にヴォルデモートが現れた。ヴォルデモートがハリーに杖を向ける寸前に何かに引っ張られた。ハリーの真上にハウルがいた。

 

「ハウル...よもや貴様が裏切るとな。」

 

残念そうな顔をしてハウルに話しかける。

 

「スパイも楽なもんじゃない。<エクスペリアムース> 武器よ去れ!」

 

「<アバダ・ケダブラ>」

 

ヴォルデモートの死の呪文とハウルの武装解除の閃光が激しくぶつかり合う。三十秒程続くと緑と青の閃光が互いに打ち消し合った。

 

「去年とは違うようだ。やはり惜しい才能だ。」

 

ヴォルデモートは杖から悪霊の呪いを詠唱破棄し、飛ばした。

 

「<プロテゴ> 守れ!」

 

俺はハリーを後ろに下がらせ、呪いを防いだ。するとヴォルデモートが悪霊の炎を出した。ヴォルデモートの悪霊はバジリスクだった。何度か防ぎ、隙をみて俺も悪霊の炎を使った。ヒュドラとバジリスクの炎は互いに噛みつきあったが、バジリスクがヒュドラの根元を噛み切り、ヒュドラの炎は消え、燃え尽きた。俺は広場にあった噴水の水を浮遊術で浮かせ、バジリスクを覆わせた。やがねバジリスクももがき苦しみ消えていった。

 

「さすがだが、本当に残念だ。俺様の手によって葬ることになるとは...。」

 

ヴォルデモートは目を少し細め、残念そうにつぶやく。

 

「俺は死なない...と言いたい所だが力の差が目に見えるほど現れている。」

 

ヴォルデモートは武装解除で俺の杖を弾き飛ばす。悪霊の炎は俺の中でトップクラスに得意な魔法。それでさえ敗れたのなら勝ち目はない。

 

「俺様を相手にしてここまで耐えた魔法使いは数少ない。名残惜しいが敵として始末させて貰おう」

 

ヴォルデモートは丸腰の俺に杖を向けようとすると暖炉からダンブルドアとファッジ達を連れたガリムが現れた。

 

「...復活か。」

 

ファッジがそうつぶやくとヴォルデモートは闇を纏い消え去った。

 

 

 

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