ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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第七章 優等生のベール
予定と稽古


 

数ヶ月後

 

 

<マルフォイ家屋敷>

 

 

「我が君、あのダンブルドア<老いぼれ>はどう始末するおつもりですか?」

 

白いモジャモジャの髪に細身の体格のヤックスリーが尋ねた。

 

「我が右腕のハウルはどう考える?」

 

ヴォルデモートの正面の席に座る美しい青年に意見を求める。

 

「俺自身は慎重に動くべきだ。最近あんたとやりあったばっかりだからな。」

 

ハウルはNo.2として客観的に意見を述べる。

 

「それは俺様も同意見だ。お前程優秀なスパイはこの世に存在しない。ドラコなどどうだ?父親の名誉を回復させるいいチャンスとなるであろう。」

 

ドラコの父親のルシウスは騎士団に捕らえられアズカバンに収監されている。他にも多くの死喰い人が今回捕まったのでまた襲撃することになる。

 

「私も賛成です。我が君、ルシウスの嫡男も光栄に思うでしょう。」

 

一人の声に皆が賛成し始める。賛成はしたもののドラコの叔母であるベラトリックスは乗り気ではないようだ。

 

「それではそうするとしよう。老いぼれを始末した後はアズカバンに捕らえられし同胞を再び解放し、吸魂鬼を配下に加える。ハウル...守護霊は使うな。」

 

前回は侵入してすぐに追い払ったからな。

 

「了解した。また俺がアニメーガスで侵入して姿現しだな。」

 

 

 

***

 

 

数日後

 

 

グレンスト家屋敷 地下室

 

 

「<フィンド・ファイア> 悪霊よ、燃やしつくせ!」

 

キースがケルベロスの炎をだし、レイナに襲いかかる。

 

「<エクスペクト・パトローナム>守護霊、来たれ。」

 

レイナはまばゆいほどの青い光を纏ったドーベルマンがレイナを守る。

 

「そこまで!」

 

ガリムの声でキースは悪霊の炎を消し終わるとレイナのドーベルマンも消え去った。

 

「キース、お前の悪霊の炎は以前見た時より質も威力も上がっているように見える。そしてレイナ、悪霊の炎を守護霊で防ぐのは模範的だ。盾の呪文では巨大な炎に覆い尽くされてしまうからな。難度は高いが防御の範囲が広い守護霊の方が耐え易いだろう。」

 

ガリムは自身の闇祓いの経験を生かし、夏休み恒例の稽古をつけていた。

 

「それではハウル、ダフネ。私と模擬戦をやろうか...」

 

二人の攻防を見ていたガリムはハウルかダフネを模擬戦に誘う。

 

「私の分は三人に回してください。私と父上では幼いころから模擬戦をやり続けているので、互いの手は知り尽くしているでしょう?それに私は一通りの呪文も呪いも覚えているので練度をあげるだけですから一人でもできます」

 

今は俺より三人の力をつける方が大事だ。

 

「わかった。それではダフネ、始めようか...。」

 

 





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