ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
コンパーメント
「今回は動かないの?」
いつもはドラコやパンジーと共に座るが四人席の個室に座った。
「あぁ。ほとんど指示は受けていない。大人しくしておくべきだな。必要の部屋はドラコが使うから一年間使えない。」
ドラコが死喰い人をホグワーツに率いれる任務を邪魔してはいけないからな。
「残念ね。まぁガリムさん曰く私達はそこらの闇祓いに軽く勝てる程の力はあるのだから大丈夫でしょう。」
俺達は学校生活の自由時間のほとんどを魔法の鍛錬に当てた。皆がそれぞれの覚悟を持っていたため常人の成長速度を遥かに上回っている。
「そうですね兄上。僕達を導いてください。僕達は貴方に従います。」
***
校門前
「...闇祓いだな。」
俺達が校内に入ろうと校門に闇祓いが警備をしている。やはりホグワーツも警戒されているな。
「ハウル達ではないか。」
聞き覚えのある声を聞き、振り返ると父上がいた。
「父上もホグワーツの警護に?」
厄介だな。父上の目を欺くのは神経を使う。
「あぁヴォルデモート騒ぎだからな。ダンブルドアに頼まれたら断れんだろう。」
おそらく俺が死喰い人であることはバレてない。タイミングも重要だな。
「そうでしたか...そろそろ私達は行かせて貰います。」
俺達は会釈をして校内に入った。いざとなれば父上でも始末しなければならないかもしれないな。
***
大広間
「さて新入生よ、歓迎いたしますぞ。上級生にはお帰りなさいじゃ!今年もまた、魔法教育がびっしりと待ち受けておる。」
例年通りの組み分けの儀式を終え、食事を進めているとダンブルドアが挨拶をした。
「まずはウィーズリー・ウィザード・ウィーズとかいう店で購入した悪戯用具はすべて完全禁止じゃ。」
「なっ!」
俺の声に皆が振り向くがどうでもいい。俺がオーナーをしている店の商品が禁止だと!
「今学年は新しい先生をお迎えしておる。スラグホーン先生じゃ」
禿げかけた頭に太ったセイウチのような体をした先生が立ち上がりお辞儀をした。ヴォルデモートからは気に入られろと言われてる。
「先生には魔法薬学の教師として復帰なさる事となった。」
闇の魔術の防衛術かと思ったが違うようだな。スネイプ教諭か?
「そしてスネイプ先生は闇の魔術に対する防衛術の教師となられる。」
スリザリン寮の生徒達は歓声をあげ喜んだ。
「さて、この広間におる者は誰でも知ってのとおり、ヴォルデモート卿とその従者たちが再び跋扈し、力を強めておる。」
ヴォルデモートの名前に多くの生徒達が反応した。
「我々が安全に過ごすことができるとう、闇祓いの方々に警備していただき、また城の魔法の防衛を強化されておる。イギリス最高の闇祓いガリム・グレンストさんじゃ。」
教諭達が座る席から最も近い扉が開き父上が現れる。当然ガリムの大人なオーラは大広間全てに振りまかれた。年上好きの一部の女子生徒達は興奮している。
「ガリム・グレンストだ。夜は監督生以外の生徒は出歩いてはならない。そして城の内外で不審なもの、怪しげなものを発見した場合はいち早く我々に報告してほしい。さすれば貴方方の安全を約束しよう。」
父上は業務のため普段より堅苦しく話す。その様子を見たファンの女子達は大人の色香と感じているようだった。父上が警備に戻り、ダンブルドアが監督生に新入生を引率するように指示したため俺とダフネは新入生を談話室まで連れていった。
まさかの父上召喚です。