ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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ドラコの任務 2

 

必要の部屋

 

 

「で?これからどうする?」

 

俺はドラコと任務について話していた。

 

「あぁスラグホーンに毒入りの酒を贈る。親愛なるダンブルドア様というラベルを貼ってだ。多分スラグホーンは手違いで自分の元に来たと判断するだろう。」

 

ドラコが自信ありげに答える。

 

「いや、ダンブルドアに手違いで自分の元にきたと報告されたら面倒だ。だからダンブルドアに酒を贈りたいが、渡し方が分からないので代わりに送っていただけるとありがたいと手紙を渡せばいい。」

 

俺の提案にドラコは少し考える。

 

「...そうしよう。いつもすまないな。」

 

俺はその言葉を聞くと必要の部屋から出て行った。

 

 

 

***

 

 

 

数日後

 

 

必要の部屋

 

 

「それで...しくじったのか?」

 

俺は校内でロンが何者かに毒を盛られ、ハリーの機転により、無事で済んだらしい。

 

「あぁ...もう手が思いつかない。僕はどうすればいい...。」

 

ドラコが頭を抱えてしゃがんでいる。...そろそろ頃合いだな。俺はローブから小さな小瓶を取り出す。

 

「それは...。」

 

ドラコは俺が取り出した小瓶を見る

 

「フェニックス・フェリシスだ...。クリスマスの一時休暇で実家に戻る時にこれを飲んで、できる限り図書館や闇の商店を探しまくれ。」

 

俺はフェニックス・フェリシスをドラコに渡す。これで俺はドラコに最大級の貸しを与えられた。完璧だな。

 

 

 

 

***

 

 

 

数ヶ月後

 

 

 

<ルシウス家屋敷>

 

 

「期待はしていないがドラコはどうだ?」

 

ヴォルデモートはニヤッと笑いながら、尋ねる

 

「意外と上手くやっているようだ。ドラコはボージン・アンド・バークスの<姿をくらますキャビネット棚>を使おうと考えている。まもなく修理が終わるらしい。」

 

クリスマスにフェニックス・フェリシスを飲み、色々な所を探し回り、ボージン・アンド・バークスのキャビネット棚を見つけたらしい。

 

「ほぉそれは予想外だな。俺様も考えを改めなければならない。お前が手助けをしなければの話だが。」

 

手助けしたのがバレてるな。まぁそこまでデメリットはないからどうでもいいか...

 

「俺はスパイを続けるか?それとも死喰い人である事をバラすか?」

 

俺はヴォルデモートの答えを聞くとニヤッと笑った。

 

 

 

***

 

 

 

一ヶ月後

 

 

「やりました先生!分霊箱です!」

 

ハリーはスリザリンのロケット(装備品、写真を入れる入れ物の方)を掲げ興奮しているが、ダンブルドアは弱り、目が虚ろ虚ろしている。

 

「先生、大丈夫ですか?マダム・ポンフリーの所へ。」

 

ハリーは弱ったダンブルドアを見て心配し、ダンブルドアを医務室に連れて行こうとする。

 

「必要なのはスネイプ先生じゃ...。今のわしは遠くまでは歩けぬ...。」

 

ハリーはゆっくりとダンブルドアを床に座らせる。

 

「...ハリー。他の者には言うな。セブルスにわけをいうのじゃ。」

 

すると下の階から足音が聞こえてきた。

 

「君は下に隠れておれ。何が起こってもわしが許すまで黙っておくのじゃ。」

 

ハリーは下に降り、物陰に隠れた。

 

 

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