ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
<2日後>
「ねぇハウル。やっぱり私は...。」
二人きりになった時に俺に話しかけた。
「その預言はまもなく解決させる。」
預言とは神秘部から取ってきた物だ。俺は賢者の石に死を超越したが、その後俺は愛する者の手によって死ぬと預言されたのだ。その愛する者の事が自分ではないかと危ぶんでるのだ。
「俺たちは死を超越した。寿命や病気で死ぬ事はないが、他殺は別だからな。ならば死なないような手段をとる必要があるが、それはまもなく得ることができるはずだ。」
俺の調べたところ、賢者の石は身体の成長を完全に止める事ができる。だから賢者の石を創造したニコラス・フラメルは老人の姿のままで、恩恵を受けたであろうダンブルドアも魔法使いとしてかなりの高齢であったはずなのに、俺がホグワーツに通っていた6年間では魔力の衰えは全く見られなかった。
「でも!私は貴方と距離をと「やめろダフネ。俺はお前の事を信用しているし、俺はお前に殺されないが、お前が俺の死を望むのなら俺は死を受け入れる。」
俺はダフネの声を遮り、強く抱きしめる。ダフネは小刻みに震えている。その時空気を読まないように俺の両面鏡から声が聞こえた。
「ハウル殿。聞こえてますか?」
俺はダフネをゆっくりと離し、ローブから両面鏡を取り出した。
「聞こえている。何か起こったのかルシウス?」
俺はルシウスに極秘に報告を命じていた。ヴォルデモートは神秘部でのルシウスの失態に怒り、死喰い人での地位を失わせたのだ。
「えぇホグワーツへ我々が攻め込みます。スネイプが校長の座を追い出され、ハリーポッターを匿っています。」
ルシウスは俺に報告を開始した。
「そうか。スネイプは無事か?」
スネイプは優秀だ。できるのなら死なせたくはない。
「えぇ。カロー兄弟は捕らえられたようですが、スネイプは無事だそうです。」
死喰い人のカロー兄弟は闇の魔術の防衛術とマグル学を教えさせた。評判は最悪らしいがな。
「そうか...。情報は終わりか?」
「えぇ。」
「また進展があったら情報をくれ。」
すると両面鏡の表面からルシウスの顔が消え、俺の顔が映る。
「ごめんなさい弱音を吐いたわ。これからどう動くの?」
ダフネは立ち直り、これからの動向を伺う
「あぁ。キースとレイナを呼んで話そう。これから大きく動こう。」
***
<ホグワーツ>
「<プロテゴ・ホリビリス> 恐ろしきものから守れ。」
スネイプがホグワーツから無事に逃亡したため、ヴォルデモートにハリーがホグワーツにいる事がバレてしまったため騎士団と戦える力を持っている上級生達が教師達と共に城の防衛を固めていた。
「フリットウィック先生。レイブンクローの髪飾りがどこにあるか知りませんか?」
ハリーは分霊箱の一つと思われる物の存在の在り処をレイブンクローの寮監のフリットウィックに尋ねる。
「それはとっくに失われたものだ。誰も見た事がない。」
フリットウィックはキーキー答えた。
「<ピエルトータム・ロコモーター> 全ての石よ、動け!。ホグワーツは脅かされています。境界を警護し、我々を守りなさい。我らが学校への務めを果たすのです!」
マクゴナガルの呪文にホグワーツ中の石像が息を吹き込まれたように動き始め、百を超えそうな石像達は軍隊のように列をなした。