ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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賢者の死

 

 

 

 

「スネイプを連れてこい。」

 

ヴォルデモートは杖を指でなぞるように触れながらルシウスに指示を出した。

 

「スネイプ?わっ、我が君?」

 

ルシウスはオドオドしながら質問で返す。

 

「スネイプだ。すぐにあの者が必要だ。務めを果たしてもらわねばならぬ。」

 

ルシウスが慌てながら部屋を出て行くのを見下すように見ていたヴォルデモートの顔は冷酷で残酷な顔をしていた。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

ハリーside

 

 

 

 

「あいつは<叫びの屋敷>にいる!蛇も一緒だ!スネイプを呼んでいる!」

 

ハリー達がハッフルパフのカップとスリザリンのロケットを破壊した直後にヴォルデモートと意識がつながり、アリアより先に最後の分霊箱であるナギニの居場所を見つけた。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

<叫びの屋敷>

 

 

 

 

「我が君、抵抗勢力は崩れつつあります。」

 

スネイプはヴォルデモートに呼ばれ、報告をしていた。

 

「だが、問題があるのだ。セブルス。この杖はなぜ俺様の思い通りにならぬのだ?」

 

スネイプはニワトコの杖をチラッと見る。

 

「その杖は貴方様だけの杖です。」

 

ヴォルデモートはスネイプの言葉を聞いてヴォルデモートはスネイプを睨みつける。

 

「杖は本当に俺様に仕えているか?お前は賢い男だ。知っておろう。この杖の真の主は誰だ?」

 

スネイプはハッとした顔をしてヴォルデモートを見るが、すぐに真顔に戻った。

 

「貴方様です。」

 

スネイプが答えるとすぐにヴォルデモートは声を挟んだ。

 

「ニワトコの杖が俺様にまともに支えぬのは真の主ではないからだ。この杖は前の持ち主を殺した魔法使いに帰属する...。ダンブルドアを殺したのはお前だ、セブルス。お前がいる限り杖は俺様のものにならぬ。」

 

ヴォルデモートは突然スネイプに呪文を発し、スネイプの体を貫かせた。スネイプのローブから血が滲み、スネイプは力なく倒れる

 

「お前は優秀なしもべだった...。永遠に生きるのは俺様とハウルだけだ。<ナギニ、殺せ>。」

 

ヴォルデモートはナギニに虫の息のスネイプに襲わせ、呼吸が激しくなったのを確認し、姿現しでナギニと共に消えた。まもなく物陰に潜んでいたハリー達はスネイプの様子を確認しようと、出てきた。

 

「...これをとれ。」

 

スネイプは力なくハリーの肩を掴み、涙をとるように言った。ハリーはハーマイオニーから試験管を受け取り、涙を入れた。

 

「それを<憂いの篩>へ。...リリーと同じ眼だ。僕だけを見ててくれ...。」

 

そういうとスネイプは静かに息を引き取った。その姿はとても嬉しそうに寝ているようだった。

 

「スネイプ教諭はどうなった。」

 

ハウルがアリアからの報告を受け、姿現しで現れた。スネイプの様子を見たハウルは大人しくなり、スネイプの前で腰を下ろした。

 

「...あとは任せてくれ。ヴォルデモートは俺が止める。」

 

ハウルは姿現しをし、元いた場所へ戻った。ハリー達は<憂いの篩>のある校長室へ向かった

 

 

 

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