ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
ヴォルデモートは死喰い人達を率い、意気揚々とホグワーツに列をなし乗り込んできた。皆が戦闘の意思のない死喰い人を見て、ホグワーツの中にいた生徒や騎士団達が出てくる。
「ハリーポッターは死んだ!」
ヴォルデモートが嬉しそうに大声を出すとハグリッドが抱えているハリーの亡骸を見て一部の生徒が悲鳴をあげる。
「黙れ!」
ヴォルデモートは空に闇の印を打ち上げ、黙らせる。
「ハリーポッターは死んだ。今日この日より俺様に忠誠を捧げよ。今こそ我が元へ下るがいい。」
ヴォルデモートが嘲笑うように皆を見ると死喰い人は笑う。
「さぁ前に進み出よ。なもなくば死ね。」
ヴォルデモートの声に誰も反応せず、ルシウスがドラコを呼ぶとドラコはゆっくりと前に出てきた。するとある青年が前に進み出た。
「おぉハウル。我が右腕よ。再び我が元に下りたいのか?」
ヴォルデモートがハウルを見て嬉しそうにニヤッと笑うとハウルは一瞬ニヤッと笑いすぐに真顔になった。
「俺はお前に従わない。前にも言ったろ?お前では俺の理想とする魔法界は作れない。」
ハウルがヴォルデモートの申し出を断るとヴォルデモートは残念そうに笑った。
「そうか...。先ほどは殺し損ねたが次こそは殺してやろう。」
ヴォルデモートがハウルに冷たく言い放った
「...お前らは悔しくないのか?恥ずかしくないのか?憎くないのか?」
ハウルは背を向けたままホグワーツ生や騎士団に語りかけた。
「ヴォルデモートの創る新たな世界では誰も幸せになれない...。俺はそう思ったからこそヴォルデモートの元でスパイとして動いた。愛する父上も...尊敬に値する師匠も...罪なき人々も...多く殺してきた。今更、理解してくれ、同情してくれなどとは思わない。俺は俺自身で全ての罪を背負い、これから多くの命を救うことで償うつもりだ...。だが俺は死者にも顔向けできない。愛する学び舎<ホグワーツ>を守るため!魔法省を魔の手から守るため!愛する者を守るため!そう志した者が多く死んでいった。お前達は死した人々に顔向けできるか?素直に悲しめるか?泣いていられるか?違うだろ!俺たちがすべき事はヴォルデモートを止めることだろ⁉︎ さぁ立ち上がれ!敵は目の前にいる。憎むべき敵は目の前にいる。臆するな!立ち向かえ‼︎‼︎。」
ハウルの言葉に皆はうつむいていた顔をあげ、死喰い人達に一斉に呪文をかけようとしたその時にハグリッドの手から何かが落ちた。それはハリーだった。ハリーは死喰い人達に爆発呪文を放つとヴォルデモートを引き付けるために走った。ヴォルデモートがハリーに死の呪いを乱射するが当たらない。ヴォルデモートは黒い煙を纏いハリーを追いかけた。
「<スチューピファイ> 麻痺せよ!。<コンフリンゴ> 爆発せよ!。」
ハウルは皆を率い死喰い人達と応戦を開始したが、数の理は死喰い人にある。押され次々と味方が倒れていくと空から多くの白い光を守ったものがホグワーツに降りてきた。
「さぁ敵を殲滅しなさい!私達の学び舎を守るのよ!」
茶色く長い髪をした女性が声をあげると多くの魔法使いを率いて死喰い人達に戦闘を仕掛け始めた。どうやらホグズミードの住人が大部分の多くの魔法使いらしい。援軍を含めてもまだ足りないが二つの勢力はほぼ互角のようだった。ハウルは皆を率いてきた女性に近づくと女性は優しくハウルを抱きしめた。
「辛かったでしょう?でももう振り返らないで。ガリムも分かってくれるはずよ。貴方とキースは私達の最高の息子達よ。」
女性はハウルの美しい金髪を撫でながら涙を浮かべている。
「母上...。私h「まだいいわ。その話はホグワーツを守りきってからしましょう。」
ハウルの母親であるマリアはハウルから離れ、死喰い人を倒しに走って行った。ハウルも気をとり直し多くの死喰い人を倒して回った。