ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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戦争の終結と優等生のベール

 

 

 

 

30分後

 

 

 

「<アバダ・ケタブラ>息絶えよ!」

 

「<エクスペリアムース> 武器よ去れ!」

 

ハリーとヴォルデモートは互いに呪文を同時に放った。ハリーの武装解除の赤い閃光が少しずつ押されていく、だが突然ヴォルデモートの死の呪いの勢いが消え、ヴォルデモートが心臓を軽く抑え、ハリーも声を聞いた。二人は瞬時に理解した。最後の分霊箱であるヴォルデモートのナギニが殺され、ヴォルデモートが不死身でなくなったのだ。ロンとハーマイオニーはナギニを殺そうとしたが、殺しきれずナギニに殺される寸前に真横からネビルが現れ、組み分け帽子から取り出したグリフィンドールの剣でナギニの首を切り落としたのだ。ハリーとヴォルデモートは同時に先ほどと同じ呪文を放った。だがほんの少しハリーが早かったのか、ヴォルデモートの放った緑色の閃光が次第に押され、ハリーの武装解除によってニワトコの杖が空を舞い、ハリーはニワトコの杖を掴んだ。ヴォルデモートは体は無数のチリとなり、少しずつ消えていった。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

一時間後

 

 

 

<ホグワーツ橋の上>

 

 

 

「僕らその杖どうする?」

 

ロンがハリーが手にした杖に見て話す。

 

「僕ら?」

 

ハーマイオニーが少しイラっとしてロンの方を向く。

 

「だってニワトコの杖だぞ。世界で最強の杖だ。それがあれば無敵だぞ。」

 

ニワトコの杖を持ったハリーにロンがその杖をどうするか尋ねる。

 

ハリーはニワトコの杖に手をかけ、二つに叩き割り、崖の下に放り投げる。ロンとハーマイオニーは驚くがどこかで納得したような顔をする。

 

 

 

 

***

 

 

 

同時刻

 

 

 

<崖の下>

 

 

 

「<アクシオ> ニワトコの杖の残骸。」

 

ハウルはハリーが先程折って捨てたニワトコの杖の残骸を手の平に収める。

 

「<レパロ> 治れ。」

 

するとニワトコの杖は息を吹き返したように完全に修復される。

 

「フフフっ...。ハリーも愚かだな...。自身の折れた不死鳥の杖も修復できたのならこのニワトコの杖も折っても意味が無いと考えるのが自然であったのに、この杖は俺の理想のため役に立って貰おう。」

 

ハウルがニヤッと笑うとハウルの後ろに姿現しで青年が現れた。ハウルはキースの腕を掴み、付き添い姿現しを使い、自身の実家である屋敷に移動した。

 

「キース。どうだ?」

 

ハウルは背を向けたままキースに尋ねた。

 

「兄上。手に入れました。やはりダンブルドアはハリーに蘇りの石を渡していました。」

 

キースはハウルに蘇りの石を渡した。キースはあらかじめ指示を受けていたのだ。ハリーから目を離すな。蘇りの石を持っていれば報告し、100%正体を明かさずに盗めると判断した時のみ石を奪え...という指示だった。キースは自身に目くらまし術を使いずっとハリーを尾行していた。そして禁じられた森でハリーが蘇りの石を自ら捨てたのを確認し、石を奪ったのだ。後は戦争が終わるのを待っていたのだ。

 

「キース。」

 

ハウルがそう呟くとキースは自身の杖を持った。ハウルはニワトコの杖を持ち武装解除を放ち、キースの杖を弾いた。ニワトコの杖は白と黒のオーラを放った。ニワトコの杖は...

 

 

 

再び<真の主>に忠誠を誓った。

 







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