ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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ハロウィン 1

 

今日はハロウィンパーティがあるからか、朝食時から騒がしかった。いつものようにフクロウ便の荷物が届く。ハロウィンのため普段より多かった。今までハウルにフクロウ便はこなかったので自分には関係ないとポークビーンズを食べていた。するとフクロウが目の前におり、封筒を置く。

 

「俺にか?」

 

フクロウはホーと鳴く。

 

「ありがとな。」

 

スプーンで豆を掬い食べさせる。すると少し嫉妬したのかアリアが袖から出て来る。

 

《私にはくれないの?》

 

ジト目で俺を見る。

 

《いつも沼からカエルとってきてるだろ?》

 

俺がアリアと話していると、スリザリン生が尊敬の眼差しでみる。

パーセルマウスの事はドラコだけでなくダフネ達にも教えていた。そして噂が流れ俺が疾患をもっててパーセルマウスである事は全校生徒のほとんどに知られていた。当時はパーセルマウスの迷信のせいで周りの反応を伺ったがハウルに限ってないだろうとそこまで反応は変わらなかった。

 

フクロウが飛んでいき、封筒の宛名を見る。母上の名前が書いてある。開くと中に手紙と丈夫そうな黒い紙が入ってる。

 

「なんだこれは?」

 

黒い紙をドラコが見るが、ただの四つ折りの紙だ。

 

俺は手紙を読む。

 

 

ハッピーハロウィン!本当は入学祝いに渡すつもりだったんだけど、忙しくて間に合わなかったの。学生時代に先輩たちが作った地図を参考にして作ったの。時間はかけたから性能に自身あるわよ。教師に見られたら没収されちゃうかもしれないから、使い方をわかりづらくしたわ。まずはあなたの杖を開いた紙に置いて「覚えろ!」っていうの。覚えさせた杖を開いた紙の前で振ると便利な地図が出てくるわ。消し方は無言呪文で「消えよ!」っていえばただの黒紙に戻るの。地図に強力な保護呪文をかけたから壊れる事はないはずよ。それと覚えさせた杖にその人の忠誠心が無い限り地図は浮かばないわ。つまり杖の持ち主以外が振っても何も変わらないし、紛失したり没収されても移動キーにしたから「ハウス!」っていえばハウルが言えば一瞬で戻ってくるわ。隠し部屋や合言葉は全て載せてあるから上手に使いなさい。フィルチから逃げるためとかね。

 

P.S. 申し訳ないけどクリスマスは家に誰もいないの。帰ってくるかどうかは任せるわ。

 

 

***

 

 

手紙を読み終えると今度はドラコに読ませる。

 

「ハウルの母上が作ったものか...興味あるな。」

 

黒い紙を見つめる。

 

「母上曰く先生に没収されるかもしれないものだから談話室で確かめよう。」

 

「そうだな、楽しみだ。」

 

 

***

 

 

「覚えろ!」

 

俺は黒紙に杖を置いて覚えさせるが変わった様子は無い。俺が杖を振ると黒い紙の表面が茶色の味のある地図に変わる。

 

「これはホグワーツの地図だ!」

 

ドラコが気付く。よく見ると生徒や講師の名前だけで無く、アリアやフィルチのペットのミセスノリスが載っている。談話室だけで無く校長室の合言葉でさえも書いてある。それだけじゃなくてよく見ると会話も載っている。試しにロンの名前を拡大するとシェーマス・フィネガンという名前と一緒に俺の悪口を言っている。

 

「母上は良いものを送ってくれたな。これで遠慮なくロンとフィネガンって奴をブチのめせる。」

 

「そうだな。今度貸してもらってもいいか?上手く使えばポッターやウィーズリー達を完璧に貶めるのも簡単だ。」

 

興味を持ったのかドラコは目をキラキラさせる。

 

「ドラコ。ロンを貶めるためなら幾らでも貸してやるが、ハリーはダメだ。」

 

ロンは嫌いだが、ハリーは好きなのだ。時折ハリーとも図書館で宿題をする仲なのだがハーマイオニーとは上手くいっていない。俺がフォローすればいつか仲良くなるだろう。

 

「分かったよ。害を加えるのはウィーズリーだけにしておくよ。」

 

ドラコは歯止めが効かなくなる時があるが、約束は守るのだ。

 

「あぁ、ドラコも覚えさせろよ。ノットやダフネにレイナ達にも教えるか。ブレーズはダメだな。レイナの下着とか盗んできそうだし。」

 

ドラコと俺は大笑いする。その時2人は地図に載っていた名前を見逃してしまった。

 

 

 

ヴォルデモート卿という名前を

 

 

 




もちろん参考にされた地図は忍びの地図ですが、人の名前と隠し場所しか書かれないのでマリアの方が使い勝手も安全度も遥かに上回ります。

移動キー、会話、合言葉。もはやチートです。
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