ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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クリスマス 1

「おいおいマジかよ...。」

 

ドラコがトイレでいない隙に地図を見た。スネイプは地下室に一人でいるが、クィレルの後ろにヴォルデモート卿と書いてある。

 

そろそろ俺様はユニコーンの血液を所望する。

 

拡大すると文字が浮かぶ。母上は本当に素晴らしいものをくれた。

 

了解しました。我が君

 

いつもならおどおどとして呂律が回らないクィレルの様子とは違う。賢者の石を狙っているのはこいつらだな。確かダンブルドアはトムを抑えられなかったじゃなくて抑えれてなかったと言っていた。つまりヴォルデモートは何かの手段を用いて生きている。俺が地図を見る時はいつも一緒にいる。ターバンで隠しているのだろう。

 

 

***

 

 

クリスマス数日前

 

 

「じゃあなドラコ、パンジー。レイナも。」

 

俺たちはキングクロス駅にいた。ホグワーツではクリスマスの休暇を与えられるのだ。

 

「あぁハウルは初めての招待楽しんでこいよ。」

 

ドラコがニヤニヤして言う。

 

「二人はクリスマスに何するんだろうね?レイナ。あんた先越されたわよ。」

 

パンジーがレイナをからかう。

 

「そうね、先を越されたわ。」

 

「おいおい、レイナをからかってやるなよ。ダフネもレイナも俺に同情してるだけだろ。」

 

俺が真顔で答える。

 

「君はまだ...いや、なんでもない。」

 

ドラコが呆れてものが言えなくなる。

 

「?よくわからんがクリスマス後にまた会おう。」

 

「あぁまたな。」

 

「ダフネ!上手くやるのよ!」

 

パンジーが耳元で囁く。

 

「うん!頑張るわ‼ 」

 

皆は別れ迎えにきた親の元へ向かったり、マグルの交通機関を利用し実家へ戻る。

 

「なぁさっきパンジーはなんて言ってたんだ?」

 

「なっ、なんでもないわよ。こっちよ。」

 

ダフネはハウルを連れていくと両親らしき人がいる。

 

「紹介するわ。父親と母親よ。」

 

俺を品定めするような目で見る。かなり品のあり容姿の整った両親だ。グリーンダラス家はマルフォイ家と並ぶかなりの名家。粗相の無いようにしなくては

 

「お初にお目にかかります。御息女と友人をさせていただいているハウル・グレンストです。以後お見知り置きを...。」

 

完璧な挨拶とお辞儀で機嫌を伺う。

 

「あら?ダフネもいい男連れてくるじゃない。手紙で礼儀正しいって聞いてたけどここまでとはね。さすがはグレンスト家の跡取りとしての教育は見事だわ。」

 

品定めをするような目をやめる

 

「あぁマリアの子だからぶっ飛んでるかと思ったんだがな。」

 

「母上をご存知なので?」

 

「ハウル、硬くならなくていいわ。ウチはそこまで厳しくないから。」

 

「そうよ。それにマリアの子どもなら全然オッケーよ。」

 

かなりフレンドリーだな。

 

「それではこの程度で...母上をご存知なのですか?」

 

「あぁ私達は君のお母さんと同級生でね。まぁ私達はスリザリンだったのだが、マリアは異質でね。マリアの前では寮の確執などはまるでなかった。寮で人を判断しない性格だった。君の性格は母親譲りのようだ。だが落ち着きようは全く似ても似つかなそうだがね。立ち話もなんだから腕をつかんでくれ。」

 

姿現しだな。俺も使えるが資格が必要で17才未満は試験に参加出来ない。一瞬で立派な屋敷に着く。

 

「さぁどうぞ。」

 

ダフネに連れられて屋敷の中に入ると妹らしき女の子がやってくる。

 

「その人がお姉ちゃんの彼氏?」

 

姉同様かなりの美少女だ。

 

「かっ、彼氏⁉ アッ、アステリア‼ 」

 

ダフネが顔を真っ赤にする。そんなに嫌なのか...

 

「ハウルだ。いいかアステリア...俺は構わないがダフネは違う。俺は同情されてるだけだ。分かったか?」

 

ハウルはアステリアの身長に体を下げ軽く説教をする。

 

「う、うん...。」

 

俺はアステリアの頭を撫でてやると頬が微かに赤くなる

 

「あらあらアステリアまで落としちゃったわね。でも同情って何かしら?」

 

「さあ?」

 

 

 

 

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