ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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クリスマス 3

 

 

二人はキングクロス駅で待ち合わせをしていた三人を見つけた。

 

「やぁドラコ、パンジーにレイナも。」

 

「ウフフッ久しぶりね!」

 

挨拶をすると三人が素早く円陣を組む。間も無く円陣が解かれ、ドラコが代表して尋ねる。

 

「君たちは付き合ってるのか?」

 

ドラコが恐る恐る聞く。

 

「いや、違うな。」

 

ハウルは微笑む。

 

「フフッそうね。せぇーの...

 

「「許嫁だ(よ)」」

 

二人は爆弾発言を投下させた。

 

 

***

 

 

クリスマス 五時

 

 

「ウフフフッ。」

 

ダフネはハウルの部屋の前に居た。彼女の特権の一つとしてハウルの寝顔をみようと忍び込んだのだ。昨日の興奮から全く眠れず一夜を明かしたのだ。まだ五時。いくら天才とはいえまだ寝ているだろう。ダフネはドアにそーっと手をかける。

 

「ウフフッ、彼女が遊びにきまし...キャァァァー‼‼」

 

ドアを半分も開けないうちにハウルに巨大な赤い蛇が見えたのだ。ダフネは蛇は嫌いじゃない、むしろいつもハウルのそばにいるペットのアリアの影響で好きになった。だがまだ子供のように小さかったはずこんな大蛇ではなかった。

 

「どうしたダフネ⁉」

 

ダフネの家族が飛び起き、ハウルの部屋に集まり、ハウルに巻きついて寝ている大蛇を見て言葉が出なくなる。

 

「ん?あ〜おはようございます。どうかしましたか?」

 

<うるさいわね。蛇は起こすもんじゃないのよ。>

 

ハウルと大蛇が目を覚ます。ハウルは寝ぼけていたせいか大蛇に気づかない。

 

「ハッ、ハウル君。その蛇は?」

 

ダフネの父が尋ねる。

 

「あっ‼ 解けたのか、もうこんな時期か...。<レデュシオ>縮め」

 

縮小呪文をかけ、いつものサイズに戻る。

 

「すみません。アリアは元々大きかったので縮小呪文をかけて小さくしていたんです。いつきれるかわからなかったものですから...」

 

「そうか、それにしても立派な蛇だな。ん?」

 

ダフネの指輪に気がつく。

 

「あらあら。ダフネ、その指輪は何かしら?」

 

ダフネの父の目線にダフネの母も指輪に気がつく。

 

「ウフフ、ハウルから貰ったの」

 

「わぁ綺麗〜!」

 

金でエメラルド色の草の彫り物が彫ってあり、真ん中にはルビー色のハートが埋め込められている。どうみても婚約指輪だ。

 

「積もる話もありそうだし、取り敢えず朝食にしましょうか。」

 

ダフネの母が父と妹を連れていく

 

「こんな時間に何しにきたんだ?」

 

理性を取り戻し、事情を察したハウルが

 

「え〜っと寝顔を見にきたの。」

 

頬をピンクに染めたダフネが正直に答える。

 

「フフフッ、可愛いな。おいで」

 

俺が手を広げる。するとすぐにダフネは俺に飛び込んできた。しばらく抱き合ってると空いたドアから三人の顔が見えた。

 

「お姉ちゃんいいな〜あんなカッコいい彼氏が出来て。」

 

「ダフネ〜父ざんは嬉じ「うるさいわよ。あと泣かない」

 

ダフネの母が二人を引っ張って連れていく。

 

ハウル達はゆっくりこれからの話をした。

 

 

***

 

 

一時間後

 

着替えや顔を洗い終わりダフネと共に覚悟を決め、リビングへ向かう。

 

「お義父さん、お義母さん、少しよろしいでしょうか。」

 

二人はとうとう来たかというような顔をして席に座る。

 

「かけなさい。」

 

俺とダフネが二人の前に座る。

 

「お義父さん。僕に娘さんをください。」

 

頭を下げ、修羅場あるあるの一つ儀式を始める。

 

「ハウル君、よぐ言っでぐれだ〜‼‼ パパは嬉しいぞ‼ 」

 

お義父さんは号泣する。

 

「そうよ。クリスマスに婚約なんてロマンティックじゃない♥ 貴方泣き過ぎ。」

 

お義母さんも祝福する。

 

「いいな〜お姉ちゃん。私もいつかあんなイケメンを...。」

 

義理の妹も祝福してくれた。

 

「なぁダフネ。俺は殴られるのも覚悟したぞ。」

 

「私も意外よ。こんなちょろいなんて...。」

 

二人は許嫁となった。

 




イギリスでは16才から結婚出来ますが、二人は学校を卒業してから式をあげるつもりです。
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