ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

37 / 156
格の違いと微々たる収穫

 

「ケルベロスだな。<インペリオ> 服従せよ。」

 

一つ目のハグリッドの試練だ。頭が三つある巨大な犬の幻獣だ。使用したのは許されざる呪文だが、「におい」の無いハウルに意味は無い。「俺以外の人がきたら襲え」という内容にし、弱点である音楽をカバーするために耳に防音呪文をかけ、さらにおいてあったハープと横笛を燃やし尽くし、再生呪文を使えなくした。

 

「念の為、扉にもつけておくか、<コロポータス> くっつけ。」

 

扉を固め、下へ降りる。すると草が生い茂りハウルに巻きつく。日光に弱い草だから小さな太陽をつくりるとすぐに床に落ちる。

 

「ウィンディカム・レビオーサ」

 

あらかじめ必要の部屋で作っておいた大量の爆弾を草の中にセットする。太陽光ソーラーで起動する仕組みになっている。

 

また先に進むと六百を超えそうな大量のカギが飛んでいるがすでにカギが刺さりドアが空いている。ハウルは適当に一つのカギを掴み、さらにカギを抜き取る。間違ったカギをドアノブに合うカギの形状に変える。そして正しいカギを間違ったカギに変える。普通ならここで終わるが彼は天才だ。今度は空を舞う全ての正しいカギに変える。さらに間違った鍵穴をさすと爆弾する罠を仕掛け、中に入りカギを閉め先に進む

 

次はマグゴナガルのチェス。だが中に入ると気を失ったロンとハーマイオニーがいた。

 

「ハウル!来てくれ「<オブリビエイト>忘れよ。」

 

ハーマイオニーが走りながら近づくが俺はハーマイオニーにここで俺とあったことを忘れさせ、次のドアを超えた所に二人を運ぶ。

 

「<オパグノ>襲え」

 

俺はチェスに呪文をかけ、すばやくドアを閉める。ドアの向こうでは襲う対象がわからず、すぐに動かなくなる。次にこの部屋に現れた人物を標的とするはず。

 

「あれ?ハウル...私少し記憶が無くなったみたい...。」

 

ハーマイオニーが俺につぶやく。

 

「寝ぼけてるんだろ?俺はハリーを助けに行く。ここで待ってろ。」

 

俺はハーマイオニーとロンをおいて先に進む。この先に俺の望む賢者の石が...

 

 

***

 

 

現在

 

 

「おやおやハリーは気を失っておるようじゃの。<リベナイト>目覚めよ。」

 

失神したハリーにダンブルドアは気づき、失神呪文の反対呪文を使い目覚めさせる。

 

「...ハウル!先生!賢者の石はどうなった?」

 

ハリーが目を覚ます。

 

「安心しろ無事だ。」

 

俺がポケットから賢者の石を取り出す。

 

「よかった...。ZZz」

 

ハリーは疲れていたのかすぐに眠りに落ちてしまう。

 

「おやおや、起こした意味がなかったの。」

 

ダンブルドアが優しく笑う。

 

「それでは本題じゃ。石を返してくれるかの?」

 

ダンブルドアが満面の笑みで俺を見つめる。

 

「えぇ、勿論です。」

 

俺は手に持った賢者の石をダンブルドアに渡すとダンブルドアは微笑んだ。

 

「ワシの見立てでは偽物のようじゃがな。さしずめ最後の罠というわけかの?」

 

お見通しか...。万が一に備えて複製呪文を使いコピーを造っていたが意味なかったか...俺はロープから本物の賢者の石を渡す。

 

「あぁそうそう。お主の罠は勿論ヴォルデモートの味方の増援を警戒したものだとワシは理解しておるよ。」

 

この狸じじいが...俺の罠を無傷で乗り越えられたのは計算外だったな。つまり俺の魔法の腕はダンブルドアにまだ遠く及ばなかったという事を意味する。正直俺とは格が違う...。

 

間も無くハウルとダンブルドアはロンやハーマイオニーを連れて帰るべき場所へ帰った。

 

 

 

だが、ダンブルドアは一つ重大な事を見落としていた。ハウルのローブの中に賢者の石の破片が紛れていたことに...

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。