ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
「おい!ハウル。ポッターとウィーズリーがいないんだ。やっと退学になったかもな。」
ハーマイオニーの横にハリー達がいるはずなのに席が開けてあるだけだ。
「グレンスト・キース!」
キースの名前が呼ばれ騒がしくなる。
「ハウル様の弟君かしら?」
「グレンスト家か?」
「背は小柄ね。可愛い系かしら?」
キースは席に座る時に俺と目があいニコッと笑う。
「「「「キャァァァァァ‼‼」」」
女子たちの母性本能が崩壊した。その声に驚き、組み分け帽子をキースの頭に乗せようとしていたマクゴナガルはピクッとなり、間も無くゆっくりと帽子を乗せた。
「グレンストはスリザリンが貰う。」
「あの愛らしさはスリザリンじゃない!血筋はレイブンクローだ!」
「可愛い!どこの寮になってもファンになるわ!」
キースside
(うーむ、閉心術を解いてくれんかね?これでは組み分けできん。)
(じゃあスリザリンにしてよ。兄様がいるからそこがいいんだ!)
(じゃがの...お兄さんも難しいかったが、君も厄介じゃの...)
(ほら目的のために手段は選ばない!スリザリンの適性があるよ)
(しょうがないの)
「スリザリン!」
その声にスリザリン生は盛り上がった。今年も寮杯は頂いた。グレンスト家が二人もいるなら無敵だそんな声が響き、すぐにキース愛玩クラブができ、のちにハウル真理教と並ぶ二大ファンクラブとして有名になった。
***
真夜中
「兄様?今からどこへ?」
ハウルとダフネとキースは暗い廊下を歩いていた。
「必要の部屋という所だ。俺とダフネの修行場だ。俺は去年の終わりから大事なことをしているがな。お前の力が必要だ。」
「わかりました!お任せください!」
少し大きな声を出すが地図には周りにフィルチはいないし、大丈夫だろうな。
***
必要の部屋
「ここで俺とダフネは毎日ここにいる。今日からお前もここで鍛錬してもらう。」
キースはキョロキョロさせ、目をキラキラさせている
「兄様!こんな所があるんですか⁉ 」
キースが必要の部屋を駆け回る。
「あぁお前には頼みたいことがある。ここにお前も来て貰う。」
夏休みぶりに錬金場に入る。大量のフラスコや測りなど巨大な大釜が並び頑丈そうなガラスの箱の中に賢者の石の欠片が置いてある。
「俺は賢者の石を復元している。お前にアドバイスを貰いたい。一通りの材料は揃えてある。量と使うタイミング、材料の加工方法がわからん。」
キースは俺の復元の跡を一目見る
「材料は加熱だけが全てじゃないよ。蒸したりしてないし、加熱する事によって消える成分もあるからね。」
俺より開心術だけでなく魔法薬や製造に秀でている。
「その発想は無かったな。やはりお前をここに呼んで正解だったな。」
「えへへ、兄様、僕も手伝うよ」
「いや、お前はダフネと訓練をして貰う。お前はこの分野では優秀だが少しばらつきがある、ダフネと訓練をしたほうがいいだろう」
俺はキースを外に出し、錬金を再開した。