ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
正直、俺はイライラしていた。俺はいつも必要の部屋で賢者の石を復元している。そのためいつも談話室にいない。つまりアリバイが無いのだ。当然談話室にほとんどいない俺は継承者だと疑われるので必要の部屋に行く事をやめ、俺とダフネは二人で一緒にいることにした。俺は早く賢者の石を完成させたいがダフネとの時間が増えるのも嬉しい。でも周りが継承者様だとうるさい。
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そんな時に決闘クラブの話が耳に入りこんできた。俺には必要無いがダフネが興味ありそうだったので行く事になった。
「講師は誰でしょうね?」
ダフネが俺に尋ねる。
「おそらく、意外と世話焼きなマクゴナガル教諭か元決闘チャンプのフリットウィック教諭、意外とスネイプ教諭かもな。まぁ、本命はあいつだな。」
俺の声にドラコが反応した。
「いくらなんでも、あいつは無いだろう。いくらなんでもダンブルドアが許可しないだろ?」
***
「静粛に!」
あいつだった...。ナルシストで求められていないのに観衆に手を降っていた。
「皆さん集まって!さあ、私の声が聞こえますか?私の姿が見えますか?結構、結構!ダンブルドア先生から私がこの小さな決闘クラブを開くお許しを頂けました。私自身が数え切れない程経験してきたように自らの身を護る必要が生じた万一場合に備えて皆さんをしっかり鍛え上げる為です!」
この時すでにロックハートは皆からクソ教師だと知られていたので帰ろうとしたが、スネイプが奥にいることに気づき動かなかった。
「では助手のスネイプ先生をご紹介しましょう。彼がおっしゃるには決闘についてごくわずかにご存知らしい。訓練を始めるにあたり短い模範演技をするのに勇敢にも手伝って下さるというご了承を頂きました。さてさて、若い皆さんにご心配をおかけしたくはありません...私が彼と手合わせした後でも皆さんの魔法薬の先生はちゃんと存在します。ご心配めされるな!」
ロックハートはスネイプの殺気に気づくことなく語り続ける。
「意外だな。スネイプ教諭はロックハートを嫌っていると思っていたのだが...。」
俺の一言にスネイプはピクッと反応した。
***
二日前
「先生!このお菓子めっちゃ美味しいね!」
いつものようにキースが昼食後にスネイプの部屋にいた。
「さようか、評判がよいものを取り寄せたのだ。好みなら我輩の分もやろう。」
スネイプは自分の茶菓子をキースに渡す。
「わ〜!先生ありがと!」
キースの無邪気さにスネイプは心を癒されていた。最近やってきたロックハートとかいうやつにストレスというストレスを与え続けられていたのだ。他の教師達もキースが心の拠り所として同調している。正直、みんなキースにデレデレなのだ。
「あっ!聞いてよ先生!闇の防衛術のあいつ!本当にムカつくんだよ!自分は何も出来ないくせに妖怪連れてきていっつも失敗すんだ!結局僕に全部任せて<私が手を出すまでもありませんでしたね>とか言って点数もくれないんだよ!」
闇の防衛と聞いてスネイプはピクッと反応する。話を聞くにつれてスネイプの我慢は限界に達した。スネイプ達のストレスの権化がスネイプ達の心の癒しをイライラさせているのだ。制裁を加えるようスネイプは決心した。
「さようか、ならば我輩が手を貸してやろう。最近あの阿呆は決闘クラブなるものをやりたがっている。付き添いを校長が求めているが誰もが乗り気でない。我輩が模擬戦をロックハートに提案し、皆の前で恥をかかせるというのはどうだ?」
「わあ!先生頭いいね!あいつをボコボコにしてよ!先生なら簡単でしょ!」
キースは目をキラキラさせ自分をみている。完膚無きまで潰してやろう。スネイプは心にそう誓った。
そして今に至る。