ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
秘密の部屋
「リドル。お前の存在は知らせて無いがここの存在をほのめかしておいた。あとはハリーに親しい人間を襲えば勝手に乗ってくる。」
俺は秘密の部屋でリドルに報告していた。
「あぁ君なら信用できるし、話しておくよ。僕はジニー・ウィーズリーという純血の小娘を使っている。僕の調べではポッターと仲がいいはずだ。ひと通り騒ぎを起こしたらその子を使う。」
ロンの妹だな。
「その子は俺も知っている。ハリーの親友の妹だ、充分だな。」
「そうか...君は本当によく動いてくれる。これからは僕の本体のために動いて欲しいな。」
リドルは笑いながらいう。
「せめて復活してからな。」
秘密の部屋で俺とリドルの笑い声だけが響いていた。
***
リドルは学生時代の日記を分霊箱にしたらしい。その日記をかつての部下に預け、丁度いい相手に渡せという命令をしたらしい。その相手がジニー・ウィーズリーだった。日記には何かを書くとリドルが返事をかける仕組みになっており、書けば書く程魂を奪い、本人の意思とは無関係に操れる程となる。こうしてリドルはジニーを操り秘密の部屋を開いたという。まもなくジニーは自分が継承者だと気づき、日記をマートルのいるトイレに捨てたらしい。それを俺が誘導し、日記をハリーに拾わせたのだ。日記は西暦が書いてあり、秘密の部屋が開かれた年と時期が同じであることに気づいたハリーがリドルの日記に秘密の部屋について書き込み、ハリーをおびき寄せるため、リドルは自分の知る真実を見せるとして、自分に都合のよい記憶だけみせた。
***
五十年前
かつてリドルはサラザール・スリザリンを尊敬していた。そして彼と自分は恐ろしいほど似ていたのだ。純血主義、パーセルマウス、そして何よりスリザリンその人の血を引いていた。リドルは自分がスリザリンの正当な継承者だと信じ、封印された秘密の部屋を探し回った。ホグワーツ中を探し、封印を解いた。中にいたバジリスクを操りマグル出身の生徒を殺し回った。そして後のホグワーツの森番となるハグリットにすべての罪をなすりつけ秘密の部屋を再び封印した。
***
数ヶ月後
「おい!ハウル!ニュースだ!グレンジャーとレイブンクローの監督生が医務室送りになったぞ!」
ハッフルパフの生徒についで五回目の被害だな。ハーマイオニーには出歩くなと言ってあったたのにな。まぁどうでもいいか、だがそろそろ頃合いだな。責任問題としてダンブルドアはホグワーツの校長として被害を抑えれなかったことの弁明を魔法省から求められここにはいない。ハグリットも魔法界の監獄アズカバンに投獄された。向かうか...。
***
秘密の部屋
「リドル...頃合いだな。今、ダンブルドアはホグワーツにいない。やるなら今だ。」
地下に訪れ、報告をする。ダンブルドアがいないのならハリーを殺すのも容易い。
「そうかあの厄介なじいさんがいないのか!ならばジニーを殺すとでも壁に書いておこう。」
こいつはもう俺の指示しか聞かなくなったな。今のこいつが闇の帝王になるのか?
***
一日後
「ハウル!今度はマグル被れのウィーズリーの妹が殺されるぞ! こんなに嬉しいことはないよ!」
ドラコは俺に興奮気味に話す。動いたか...俺も観戦するとしよう。