ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
秘密の部屋騒動からほとぼりが冷めた後、俺は必要の部屋に向かっていた。すると誰かがそこにいた
「ハウル。私はここの部屋に入りたいんだけど、あなた知ってるかしら。」
レイナはなんでここにいる?真意が分からない以上誤魔化すべきだ
「ここに部屋があるのか?俺はダフネがいないから探していた。」
必要の部屋の中にダフネとキースがいるはずだからバレないだろう。それに俺は予め地図を渡しておいたからダフネ達を追ってきたわけじゃないだろう。
「嘘ね。ここにあなたとダフネとキースの匂いがしているわ。言ってなかったけど私は動物もどき<アニメーガス>の訓練をしているの。最近苦労してやっと一部が変身できるようになったから無駄よ」
レイナは鼻を犬のよう鼻に変えた。動物もどきは変身術の最高難度の魔法だ。極めれば杖を用いずに変身できる。習得したものは数少なく今世紀では七人しかいない。マクゴナガルがその一人だ。
「レイナ、お前の目的は?」
さすがに誤魔化せないな。
「あなたの役に立つこと。私はダフネに勝てないと理解したから。でもあなたがここでダフネとキースに魔法を教えてるようだから私も貴方に魔法を教えて欲しいの。目的はそれね。」
確かレイナは俺に好意を抱いていたらしい。俺がダフネと付き合ってからは過度なスキンシップは無くなり、俺のために生きたいと言っていた。仲間に引き入れるか...
「レイナ。その言葉が本当か試していいか?」
俺は杖を抜き取る。
「えぇ。」
俺はレイナに開心術をかける。キースほどの実力は無いが俺もそこそこやる。閉心術をかけていても大抵は破れるがレイナは閉心術を使わなかったので楽に進んだ。パーティで俺に一目惚れ、父親に頼み両面鏡をガリムに渡し、俺と仲良くなり、俺はレイナに魔法を見せると力の差を感じ、自分の父親に魔法の手ほどきをして貰う。そして俺とダフネの様子を見て自分から手を引いたこと。レイナの全てが見えた。
「レイナ。お前は俺のために...」
ここまで俺の事を一途に思い続けていたのか...
「えぇ私じゃダフネの代わりを努めれない。だから私は貴方の役に立つだけでいいの。」
この言葉はレイナの本心であることは考えるまでもなかった。
「レイナ。今のお前の力とこれから得る力の全てを俺のために使ってくれ。そして俺の思う世界のため力を貸して欲しい。」
俺はレイナに同意の意味をもつ握手をするため、手を差し伸ばした
「もちろんよ。私の人生は貴方のために使う。」
レイナは俺のかけがえのない同胞となった。
***
一日後
「ねぇハウル。君にお願いがあるんだけど...」
ハリーが俺に話しかける。
「ハウルって凄い名家なんだよね。ドビーを雇ってあげて欲しいんだ。」
俺はハリーからマルフォイ家にいる可哀想なしもべ妖精の話を聞き、働くあてがないから雇ってほしいという事情を聞いた。
「あぁ構わない。」
まぁウチは自由だからな。抜けてもいいし、入ってもいい。
「良かった。ドビー!出てきなよ。」
パン!という音がすると枕カバーを服にしたしもべ妖精が現れた。
「ドビーでございます。」
耳にホッチキスの跡があったり、手にはアイロンと思われる火傷の跡がある。
「ハウルだ。父上には話を通しておこう。<エピスキー>癒えよ」
俺はドビーの怪我と火傷を治療した。ドビーは治った手を見ている
「ありがとうございます。ドビーは貴方様に尽くします。」
大声でキーキー喚き、周囲から注目を浴びてしまった。
「生憎だが、父上に尽くしてくれ。ウチにはしもべ妖精が159人いるし、食事も寝床も心配しなくていい。もちろん給料もだ。あとお前が受けてきた虐待も全く無いから安心してくれ。」
ドビーは大声で泣き始めた。
「ドビーは!ドビーは!魔法使いにここまで優しくされたのは初めてです。ハリー・ポッターもハウル様も大好きです!」
「フフッ、ウチの屋敷ではその扱いが普通なんだ。みんな仲がいいから喜んでくれるはずだ。」
ハウルはこの時、ドビーがのちに重要な役割を担うこととなるとは知る由もなかった。