ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
俺たちは魔法バックに全てプレゼントを詰めた。次の日に無事に婚約をダフネの両親と取り付け、夏休みにグレンスト家を訪れるとハウルとは住んている世界が違うことを思い知らされた。意外にもすんなり婚約は許してもらい、一息つける段階だったので、俺の部屋でプレゼントの仕分けをしていた。ドラコ達の友人と俺のファン、そして父上のバーターとして貰えるプレゼントだ。プレゼントの数を数えたら五百はゆうに超えていた。
「ダフネ。手伝わなくていいぞ。俺一人でやるから...。」
ダフネも手伝ってくれていた。ダフネは俺の知り合いだと知っている人と知らない人を分けてくれている。
「いいのよ。私は貴方だから手伝うの。」
ダフネには見張っておかないといけない理由があるのだ。挨拶が終わったあとにマリアからそっと耳打ちされたのだ。
***
「女からのプレゼントには気をつけなさい。一部の○軽女はガリムのプレゼントと一緒に裸の写真と両面鏡を送ることがあるの...。あとはわかるわよね。許嫁なら見張っておくべきよ。」
ダフネはマリアに心から感謝し、マリアと自分が同類であることを理解し、すぐに仲良くなるきっかけとなった。ダフネは知らない女と知ってる男、ハウルの友人というふうに分けていた。
「ねぇハウル。仕分けは終わったことだし、プレゼントを開けるのも手伝うわ。」
「そうか...悪いな。俺のために...。」
貴方のためじゃなくて、私のためよ!ダフネは罪悪感に苛まれながらも知らない女のプレゼントの包装紙を破る。杖磨きセットね。まぁそんなに珍しいことでは...ダフネは両面鏡とラブレターをしっかり捉えた。
「この女はしっかり教育する必要があるわね。」
ダフネがつぶやくとハウルがチラッと宛名を見る。
「あぁこの人はレイブンクローの先輩だな。いい人でたまにお菓子をくれる...。」
ホグワーツ生かよ!まぁどちらにせよ両面鏡とラブレターは没収ね。あとで両面鏡で警告<つぶ>しておきましょう。ダフネはその後自分がプレゼントに目を向けなかったら恐ろしいことになっていたことに気がついた。プレゼントの三割に両面鏡かラブレターが入っている。さらにその中の二割は下着姿や裸の写真があってハウルを誘惑するようなポーズをとる。恐ろしいことにハウルの知り合いやファンのほとんどはホグワーツだ。つまり最高で500人ホグワーツ生がハウルの彼女の座を狙っている可能性があるのだ。余談だが、ハッフルパフの七年生の剥き出しになった豊満な胸を目の当たりにし、自分の寂しい胸を確かめ、「こっ、これから成長するのよ...」と言ったことにハウルは気付かないフリをしていた。
結局ダフネが没収した両面鏡は35枚。きわどい写真やヌードは計227枚(同一人物が複数枚あることもある。)は全て没収された。もちろんまだハウルが知らないが冷酷姫は両面鏡を送りつけた女を一人残さず潰しきり、彼女の一生もののトラウマを植え付けることとなったのをハウルは知らない。