ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
汽車の中
「ブラックがポッターを始末してくれればダンブルドアは校長を辞めてくれるだろう。」
ブラックはヴォルデモートの腹心だったらしい。だからハリーが狙われているという噂がある。
「そういうなドラコ。噂に過ぎない。」
そういうと動いていた汽車が突然止まり、電気が消え空気が凍る。
「キース。お前、守護霊使えるな?」
この空気をつくれるのはあいつしかない...。
「うん、兄様ほどじゃないけど使える。」
俺はコンパートメントをでた。
***
黒のマントを着た天井まで届くような大きさの「何か」がハリーの魂を吸い取っていた。
「なぜお前のようなものがここにいる?」
「何か」はハウルに気がつき、ハリーを解放し、ハウルのほうに迫ってくる。
「やめろ!ブラックはここにいない!」
みすぼらしいロープを着た見憶えのない男性が杖を構え叫ぶ。
「大丈夫だ。<エクスペクト・パトローナム> 守護霊、来たれ」
男性の助けを拒否し、ハウルは青い大蛇の形をした光を出し、「何か」を押し飛ばした。すると次第に汽車は明かるさと温度を取り戻し始める。
「君は守護霊を...。」
みすぼらしい男性はハウルが守護霊を扱えることに驚いている。
「ハリーは気を失ったか...誰かチョコレートを持ってないか?」
コンパーントにいた男性やハーマイオニーとロンに尋ねる。
「私が持っているよ。君は優秀だな。その知識もあるのか...」
男性はロープからチョコレートを取り出し、テンションが無くなった二人にも渡す。
「もしかして貴方は新しい教諭ですか?」
俺はコンパーントにいれてもらい、男性に尋ねる。
「あぁ闇の防衛術の教鞭をとることになったリーマス・ルーピンだ。よろしく」
ルーピンはハウルに握手を求める。
「ハウル・グレンストです。」
俺は名前を教え、握手を返す。
「君がガリムとマリアの子供か!通りで優秀だ!」
ルーピンは声をあげ、力強く握り返す。
「父上と母上を知っているのですか?」
「あぁ2人は<不死鳥の騎士団>に所属していたからだ。私も2人とは友人だ。」
不死鳥の騎士団とはかつてヴォルデモート率いる<死喰い人>と争った組織だ。父上は闇祓いとして動きながら所属していたらしい。
「そうでし「ハウル...さっきのはなに?」
ハーマイオニーがチョコレートを食べて気分がよくなったのか態度が落ち着いている。
「吸魂鬼<ディメンター>だ。ハリーは任せていいか?ダフネ達の元に戻りたい。」
ハリーはまだ気絶している。
「えぇ貴方が追い払ってくれたのよね?私にもできるかしら?」
守護霊の事か...説明しずらいな。
「かなり難しい魔法だ。ちょっとやそっとで覚えられるような魔法じゃない。私も覚えてはいるがハウル程の完成度じゃない。それではハウル、ホグワーツで。」
ルーピンが守護霊の呪文について説明してくれた。俺が説明したら嫌味っぽくなるのを察してくれたな。なかなか優秀だ...
「えぇ教諭の授業、楽しみにしています。」
俺はコンパーントを出てダフネ達の元へ戻った。
少しキースは幼さが抜けました。