ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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代表選手

 

 

「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」

 

部屋の中にいた全員の思いが一致した。

 

「母上?まさか本当に...。」

 

母上が勝手に俺の名前を?この人ならやりかねないな。

 

「えぇ入れたわよ。でも私が入れたのは丸い羊皮紙。あの時出てきたのは横長の羊皮紙だった。それにハリーの名前は入れてないわ。」

 

ニコニコしながらそう答えた。この人は昔から俺やキースの事になると悪意というものが存在しない。これは良かれと思ってやっているのだ。

 

「マリア、本当かね?」

 

ダンブルドアがマリアの目を見つめる。

 

「えぇ本当よ。横長の羊皮紙は見覚えないもの...。」

 

っていうか人の名前を勝手に書くなよ、と全員の思いがまたもや一致した。

 

「となると、試合はどういたしますかな?私的には二人に棄権させるべきか思うがね。」

 

ダームストラングの校長がクラムに優勝してもらいたいのか俺とハリーに敵意をむき出しにする。

 

「危険な目に合うやもしれん以上わしもそう思いたい。じゃが中立の審査員のクラウチ氏に結論をだしていただこう。」

 

ダンブルドアの意見に皆の視線がクラウチに向く。

 

「規則に従うべきです。ルールは絶対だ。炎のゴブレットから名前が出た者は試合で競う義務がある」

 

面倒だな。参加せざるを得ない状況になってしまった。まぁ軽く優勝してやるか...。負けるのは気に食わん。

 

「私とマクシームの生徒にもう一度名前を入れさせるように主張する!もう一度ゴブレットを設置していただこう。それが公平というものだ!」

 

ダームストラングの校長が怒りをあらわにする。

 

「お言葉だが、この試合はチーム戦ではなく、個人戦のはず。それに十四歳の私達で十七歳の選ばれし生徒達相手に太刀打ちできるとお思いか?」

 

まぁ俺には及ばないがこいつらは優秀だろう。落ち着きが違う。

 

「そっ、それは...。」

 

俺の言葉に何も言い返せなくなる

 

「わしも同意見だ。カルカロフ。こいつの言う事は正しい。久しぶりだなハウル。」

 

扉が開け部屋に入り、いつもの専用の携帯用酒瓶で酒を飲みながら俺を見下すように見る

 

「えぇ師匠<せんせい>」

 

こいつは師匠<せんせい>か?少し違和感があるな。まぁ八年振りぐらいだしな。

 

「選手は競わねばならん。選ばれた者は全員だ。魔法契約の拘束力は絶対だ。それに先程炎が消えた。四年後まで灯す事はない。」

 

ムーディは皆を黙らせるには十分な意見を発した。

 

「反対意見が無くなったため、説明を開始するとしよう。」

 

クラウチが最初の課題を説明し始める。

 

 

***

 

 

クラウチ曰く最初の課題は勇気を試すもの。内容は教えない。未知のものに遭遇した時の勇気は魔法使いに必要な素質だから。課題を完遂するにあたり、先生方からの援助を頼んでもいけないし、受けてもいけない。一つ目の課題が終了した後に二つ目の課題のヒントが与えられる。選手は杖のみを武器とする。試合は過酷で時間がかかるためテストを免除する。とのことだった。

 

「ハリー。テストが免除されたからとはいえ嬉しがるな。」

 

ハリーはテストの成績は並なのだ。俺的には受けたかったな。首席の座はハーマイオニーにとられたくない。後でダンブルドアにテストを受けさせてもらえるように頼むか...

 

「やぁハウル、ハリー。事情は分からないが、こっちも本気でいかせてもらう。」

 

セドリックが俺たちに握手を求める。

 

「あぁ勿論だ。潰す気でいかせてもらう。」

 

優勝なんて俺が軽くかっさらうがな...

 

「勿論だ!」

 

俺たち三人が握手しているとフラーとクラムもこっちにくる。

 

「フラー、クラムだったな。年上とはいえ、潰させてもらう。」

 

俺はフラーとクラムとも握手をする。

 

<ただのイケメンじゃなさそうね。本気で潰してあげるわ。>

 

フラーがフランス語でクールに返事をし、マクシームと共に去っていった。

 

「ゔぉくも本気で行きます。」

 

フラー同様訛っているがフラーと比べると悪くは無いが凄く残念だ。まもなくカルカロフに連れられ部屋を出ていった。

 

「まぁ俺たちも帰ろうか?ライバルだけど敵意をむき出しにするのもおかしいからな。」

 

セドリックの声で俺たちはそれぞれの談話室へ戻った。

 

 

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