ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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すれ違い 1

 

 

 

すまないがドラゴンをもう二頭用意してくれ。代表選手が二人増えたんだ。

 

構わないがどんな奴がいい?

 

少し危険度をあげてくれ。用意を頼んでおいたやつはそこまで凶暴じゃない。

 

分かった。凶暴なハンガリー・ホンテール種と...あいつなんてどうだ?ウクライナ・ランドロフ種。

 

ランドロフ種だと?大丈夫か?そいつは弱点の目でさえも薄いとはいえ鎧がある。素人に対処できるレベルじゃない。

 

なーに、確かにランドロフ種を倒すのは専門家が十人いないと確実に倒せない。でも課題はドラゴンから卵を奪うことなんだろ?

 

だが、さすがにランドロフ種はダメだ。危険過ぎる。

 

正直、五人もいるなら一人ぐらい減らしても構わないんじゃないのか?

 

...わかった。それを頼む。呼んでおいて悪いが今夜は帰らせてもらおう。

 

 

***

 

 

「課題はドラゴンから卵を奪うこと...。おそらく引き寄せ呪文は効かないようにしているはず、採点式だから派手にやった方がいい。フフッ、まさか運営側も一日目に課題が知られたとは思っていまい。」

 

ハウルは地図で唯一中立の立場のクラウチが何かを用意する役目で何かを二人分増やすだろうと目をつけていた。するとホグワーツの一室で誰かと話していたのでそれを盗み見したのだ。

 

「まぁいろいろ手段はあるな。ドラゴンは魔法を通さない分厚い皮膚をしている。皮膚に覆われていない目が弱点だから<結膜炎の呪い>で十分。だが暴れられて卵を割られるのはマズイ。内部は皮膚に覆われてないから有効だ。後は皮膚が薄い所...。爪の間...いや、さすがにリスクが高い。運営側はなかなか嫌な課題を出してくるな。

 

 

 

***

 

 

 

次の日

 

 

「ハウル!貴方は他の五人なんかよりよっぽど優秀よ!」

 

今のはレイブンクローの先輩だな。

 

「ハウル!ディコリー先輩には悪いが頑張れよ!」

 

これはハッフルパフの同級生。俺はグリフィンドール以外の生徒達から異常な程応援されていた。ただ一人ダフネを除いて...

 

 

***

 

 

必要の部屋

 

 

「おい、ダフネ。どうしてお前は素っ気ないんだ?予想外だったが、お前だって俺が試合に出るのを望んでたろ?」

 

俺はいつもと違うダフネの様子に疑問に思っていた。

 

「それは別にいいの。なんでいつも私に黙って一人で動くの?危険だからってのは分かってるけど私だって強くなったのよ。」

 

ダフネがイライラした顔で言い返す。確かに今までは危険だったり、ダンブルドアに開心術されないように情報を与えなかった。

 

「確かにお前は閉心術も覚えたし、強くもなった。だが今回は違う。俺も予想外だった。」

 

今回は誰が動いてるかすらも分からない。

 

「なに?まだ私は信用されてないの?私はまだ弱いの?まだ私はあなたと共に歩けないの?」

 

ダフネは涙目になって訴える。相当思いつめてたようだ。俺はダフネを抱きしめる。

 

「違うんだダフネ。お前は俺のために強くなってくれた。でも今回だけは俺は動いてない。本当に何もしてないんだ。信じてくれ...」

 

するとダフネが弱々しく俺を突き放す。俺は抵抗できずダフネを離してしまう。

 

「ごめんなさい...少し一人にして。」

 

そういうとダフネは部屋を出ていった。俺は追いかける事ができず、ダフネの背中だけを見ていた

 

「キース、レイナ、今までこんな態度をとってきた俺が悪かったよな?」

 

俺は二人に意見を求める。

 

「確かに姉上は閉心術を覚えて無かったから、ずっと前から僕に何回も開心術をかけさせて訓練してた。そして去年の夏休みにようやく僕の開心術に耐えれるほどまで閉心術を習得した。」

 

「ダフネはそこまで...。」

 

俺でもキースの開心術は耐えられない。俺以上の閉心術を習得してたのか...

 

「彼女...ずっと悩んでたわ。私が弱いと貴方の足を引っ張ってしまうって...。ようやく閉心術を覚えた時は本当に嬉しそうだったわ。でも一番の悩みは自分の容姿に自信がないのよ。」

 

「ダフネがか⁉ あいつは最高に可愛いぞ!」

 

あり得ない。ダフネは死ぬ程可愛い。

 

「確かにダフネも自分が可愛い事は少しだけ自覚してるわ。でも貴方の崇拝レベルの容姿じゃなくてただ可愛いっていうレベルなの。だから彼女は自分に自信がないから嫉妬深いの。」

 

確かに俺が女子と仲良くしてるとすぐに嫉妬する。自分に自信がなかったからだったのか...

 

「キース、レイナ。ありがとう。俺はダフネを追いかけてくる」

 

ハウルは走りだし、ダフネの後を追いかけた。

 

 

 

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