ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

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ドラゴン 1

 

第一の試練当日

 

 

選手控え室

 

 

<フラー。今日も無視された>

 

涙目のハウルはフラーに相談していた。

 

<たっ、多分違うのよ!意地張ってるだけだわ。今日良い所見せるのよ!そうすればきっと惚れ直してくれるわ!>

 

ダフネに嫌われたハウルの頼みの綱はフラーだけだった。だが恋愛経験が皆無のフラーに相談するのは間違いだった。そんな判断も出来ないほどハウルは精神が蝕まれていたのだ。

 

<分かった!俺今日ドラゴン殺す!一方的に血祭りにしてやるよ!>

 

<ちょっ、殺すのも血祭りもやり過ぎよ!卵だけにしておきなさい!それにしても、貴方もドラゴンって知ったのね。>

 

<うん、俺は一方的に痛めつけるつもりだけどフラーはどうする?>

 

<私は魅惑呪文を使うつもりよ。ハウル!貴方頑張るのよ!>

 

妹がいるためお姉ちゃん気質のフラーは年下のハウルをほっとけないのだ。

 

そんな事をやり取りしているとクラウチが代表選手を自分の周りに集まるように指示した。

 

「諸君はこれから直面するものの小さな模型を選び取る!諸君の課題は金の卵を取ることだ!それではレディファーストだ。」

 

クラウチは持っていた白い袋の中身が見えないほど小さく開け手を入れさせた。

 

「ウェールズ・グリーン種だ。二番目だな。」

 

するとフラーの隣にいたクラムに手をいれさせる。

 

「チャイニーズ・ドラゴン種。三番目だ」

 

今度はクラムの隣のセドリックに引かせる。

 

「スウェーデン・スナウト種、トップバッターだ!頑張ってくれ。」

 

そのまた隣のハリーに引かせる

 

「ハンガリー・ホンテール種、四番目」

 

一周周り俺の番だ。わかっている俺にあたるドラゴンは

 

「ウクライナ・ランドロフ種。君はラストだ!」

 

俺は最悪のドラゴンに当たってしまった。

 

 

***

 

 

<おーっと!ハリーが卵を見事取りました!最年少の一人が最短時間で卵をとりました!これでポッター君の優勝の確率が高くなるでしょう!それでは審査員の皆さん採点をお願いします!>

 

ハリーが課題をクリアし、大きな歓声があがる中、控え室の中で俺は集中していた。

 

<いい?しっかりやるのよ。>

 

フラーはドラゴンの炎によってスカートが焦げたままであるのに着替える前にハウルの元に来て慰めていた。

 

<ありがとうフラー。もう大丈夫だ、本気をだしてくる>

 

俺は控え室の出口の前で待機した。

 

<お〜ポッター君の点数はクラムと同点だ!それでは最後の選手の入場です。対するはウクライナ・ランドロフ種全長は18m体重は22トン。凶暴なドラゴンの中で最高クラスの厚い皮膚を持ち、魔法を通すことはほとんどありません!さらに厄介なことにこのドラゴンは弱点である目でさえも頑丈なのです。さぁどう相手にするのでしょう!それでは紹介しましょう。スリザリンの貴公子ハウル・グレンストの入場です。>

 

会場は異常なほど盛り上がり、爆音のような声援をあげている。見た所グリフィンドール生の一部以外は応援してくれているみたいだ。

 

俺の目の前に黒い鎧に覆われた全身、鋭い牙が多く生え、鼻息が荒く俺の方を睨んでいる。その後ろに金の卵が見えた。

 

「ウクライナ・ランドロフ種とか言ったな?悪いが貴様を敵とみなす。」

 

ハウルはゴミでもみるような冷たい顔でランドロフ種を睨みつけた

 

 

 

 

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