ダークソウルが発売されたせいで、投稿遅れたじゃねーかオォン!?(逆ギレ)
「…ッく、数が多過ぎるっ!」
撃破する毎に増える敵艦に囲まれつつも、水中からの奇襲と砲撃を対処しながら私は内心舌打ちをする。
結果を言えば、この迎え撃つという決断は浅はかだったとしか言い様が無いモノだった。
しかし予測出来ない事ではなかった。ゲーム中の深海棲艦に比べ、生物としての本能をより強固にした此奴等は、艦隊を組む…というより、群れで狩りをする生物そのものだったのだ。
「このままでは埒があかない…っ!これ以上消耗する前に撤退します!私と長門さんで道を開くので、他の2人は道が塞がれない様牽制を!」
深海側に大打撃を与えるであろう作戦だったが、予想以上の物量と兵力に圧されては…現状どうする事も出来ない。
そればかりか、此処で立ち止まっていてはいずれ奴等の餌になるだけ。さっさと撤退してしまった方が得策だろう。
皆も私の意図を汲み取ったのか不満げな表情も無く、頷いてくれた。
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「……艦隊、帰投しました。」
鎮守府に到着した後、旗艦である私は提督の執務室へと向かい、帰投の報告を済ませる。
…と、彼は驚いた表情で私を眺めている。…何かしただろうか?
「鳥海、君……無線で報告位してくれないか。何も連絡が無かったから凄く心配したんだぞ?」
「あっ!」
しまった、私としたことが…撤退に夢中で彼に何も報告をしていなかった…。
何かしたのでは無く、何もしていなかったからのその反応だったのですね…。
「す、すみません…撤退に夢中だったのでつい…。次は無い様務めます…」
冷静で無かったばかりにこんな些細なミスをしてしまった羞恥からだろう、自分でも頰が紅潮していくのが分かる。
そんな私を知ってか提督の方向から、くく、と噛み殺した様な笑いが聞こえたのも拍車をかけ、余計に恥ずかしくなってしまった私は逃げる様に執務室を出てしまった。
……この赤面症はどうにかならないものか。
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…あの鳥海があんな顔をするのは予想外だった。もしかしたら、ミスをする事に慣れて無いのかもしれない。こういう事で無ければもう一度ミスをして頂きたいものだ。
そんな事を考えながら、椅子へと腰掛ける。
……今回の出撃で得た情報は、敵の戦力が存外に多い事と、鳥海の考察も混じった敵駆逐艦の生態情報のみだった。
全鎮守府の中でトップクラスの戦力を誇る僕の艦隊でも攻略は難しい事が判明した。だが、艦隊は1つではない。青葉の所属する彼奴の鎮守府も精鋭揃いの鎮守府だ、幾つかの艦隊で協力をすれば踏破出来ない事もないのだ。
「だけど…問題はどう動かすか、だよなぁ…」
取り敢えず今回の情報を他の鎮守府及び上層部に開示し、協力を要請した後に、その反応によって対応をしていこう。
……まだまだ戦いは長く続きそうだ。