今日は艦これ改の発売日……あっ(察し)
結局、粗方整頓されていたので少し直して終わりに。鳥海の部屋を物色…もとい、整理整頓出来なかったのは残念だ。
それよりもっと残念なのは、早く終わってしまったが為に彼奴が来るまで書類を進める羽目になった。こっちの整理はしたくないのだけど。
その帰り道、執務室まで残り数十メートル。鳥海が突然立ち止まり、僕の腕を軽く引いて制止する。
「執務室から何者かの気配がします。」
まさか、佐世保か。いやでも、彼奴が到着したにしては幾ら何でも速すぎる…と、なると。
「侵入者か……。鳥海、慎重に行こう。幸い僕も拳銃があるからね、狼藉者を無力化する事位は出来ると思う。」
「分かりました、では殿は私が。相手が艦娘でない限りは、殆どダメージを負いませんからね。」
「そうか……うん、頼んだ」
執務室の扉の両脇に身を潜めると、中の音を探る。ゴソゴソと探る音の他、机を挟んだ位置から何やらカシャカシャと聞こえる。
「緊急ですね…蹴破ります」
スパイかと考えた鳥海が20.3㎝連装砲を構えつつ、扉にヤクザキックをお見舞いし強行突入。僕はそれに続き、執務室の中へと突入……
「えっ」
僕が間抜けな声を上げたのも無理はない。艦娘の力で蹴飛ばされた扉に当たり失神する重巡洋艦・青葉の姿と、
「よ、よう…呉!お前も、この子も元気そうで何より!でも痛いから離す様言ってくれ!!」
鳥海に、机に俯せで取り押さえられた上に連装砲を頭に突き付けられている佐世保提督の姿が、そこにはあった。
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「佐世保、やけに早くない?何使って来たの…」
「何を言ってるんだ、佐世保からは来てないからな?偶々近くに居ただけだよ。」
そうだったのか。通りで決断が早かった訳だ…
だが、それにしても問題がもう1つ。
「紛らわしい真似をするから、鳥海に撃たれそうになってたじゃないか…此処に入るべきじゃないのは分かっているだろうに。」
「悪い悪い、お前がアダルティな本を持っているかどうかの確認をしたくってなぁ。」
鳥海が、鳥海が引いてる。凄い目で君を見てるぞ…
コイツはこれが素なのだ。本当に、どうして提督になれたのかが不思議でならない。適性試験の性格判断で落とされると思うんだが。
「半分冗談だ。久し振りにお前の顔が見たくなってな、思ったよりも元気そうだ。…そして其処の可愛い子が鳥海ちゃんか。」
「……彼の秘書を務めさせて頂いています。宜しくお願い致します。」
嫌悪感丸出しだよ、鳥海…。分からないでも無いんだけど。
さて……僕は僕の目的を果たそうか。鳥海には悪いけど、ね。
「佐世保、君の秘書艦に少し聞きたい事があるんだ。少しの間貸してくれないかな?…代わりと言ってはなんだけど、その間鳥海を頼むよ。」
「し、司令官さんっ!?」
すまない。でも君程の技量があればそんな奴粉微塵に出来るだろう。
…彼女には山程聞く事があるのだ、少しもこの時間を無駄には出来ない。
思案しつつ目の前の青葉を見遣る。この青葉は…普通、なのか?外見上変化はなさそうだが…
「さて、君には色々と聞きたい事があるんだ。隣の部屋へ移ろうか?」
「了解しましたっ!ではでは、隣の部屋へ!」
…大丈夫なのか、この子は。中身に変化があるのではないのか。
兎に角、彼女に確認すべき点は…
鳥海の学生時代の様子、何処から生まれたのか、その時の知識はどうか…この3点。
最初は完全に好奇心だが、学校の存在を秘匿されているので先に後の2つを聞いて、その流れで聞いていくとしよう。…あ、それと。
何故学校の存在が隠されているのかも聞いておかねばならない。