インフィニット・ストラトスadvanced【Godzilla】新編集版   作:天津毬

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あまりに世界情勢編のまとめ回が長過ぎた為、分割しました。






まとめ回【兵器編】

 

⬛︎対巨大不明生物戦に用いられる兵器群

 

 

◆陸上兵器◆

 

●主力戦車

 

⚫︎90式戦車

陸上自衛隊の第3世代主力戦車。

武装はラインメイタル社製44口径120mm滑腔砲、12.7mm機関銃、7.62㎜機関銃。

戦域データリンクへの対応は改良型の902型から。

純国産のセラミック、チタニウム主体の複合装甲を採用(内装モジュール式拘束型セラミック装甲と言われる)しており、耐久試験では既存の自衛隊戦車砲を全て防御した上でエンジンも無事に再起動するなどかなりの強靭さを誇っている他、正面装甲に関しては「やまと型」護衛艦の46cm砲の直撃にさえ理論上は耐えるという。

北海道の第7師団や富士教導団に配備されている。

 

⚫︎10式戦車

陸上自衛隊の第3.5世代主力戦車。

現有戦車(計画当時は74式戦車と90式戦車)の後継として、現在主力の90式戦車よりも上回る戦闘能力を有する他に、

本土でも運用できるように小型軽量化し、戦略機動性を高めC4Iシステムによる情報共有および指揮統制能力に加えて火力・防護力・機動力の向上、従来の対機甲戦闘・機動打撃に加えてゲリラ・コマンド攻撃対処能力が付与された。

派生型として、78式戦車回収車の後継となった11式装軌車回収車が存在する。

開発中にロリシカにおける極北戦争が始まったことから、モジュール装甲、自動装填装置の採用により、部分的ながら対巨大不明生物戦を想定した設計にもなっている。

主砲は新開発された軽量高腔圧砲身の日本製鋼所製の国産44口径120mm滑腔砲を装備、

砲弾は発射薬や飛翔体構造を最適化した国産の新型徹甲弾が開発され、弾丸の高威力化を達成。

これにより、10式戦車の砲は7440ミリ(7m44cm)の装甲すら貫ける火力を獲得した。

北海道の第7師団や関東の第1師団、北九州等に配備されている。

 

⚫︎74式戦車

陸上自衛隊の第2世代主力戦車。

現在は10式戦車と後述の16式戦闘車の配備により退役が始まっている。

また、ロリシカ陸軍に輸出された事もあり、現地にてT-74戦車として運用されている他、在日国連軍にて運用されている。

 

 

⚫︎M1エイブラムス戦車

アメリカ陸軍の第3世代主力戦車。

湾岸戦争にてその強力さを見せつけ、アフリカや中東の西側諸国で広く運用されている。

 

 

⚫︎レオパルド2主力戦車

ドイツ陸軍の主力戦車。

特にA7I(3.5世代)は戦域データリンクに対応し、対レーザー蒸散塗膜と耐熱耐弾装甲、自動装填装置(乗員3名)と55口径120㎜砲を装備した対巨大不明生物戦仕様となっている。

レオパルド2はドイツだけに止まらず、欧州の多くの国で採用され、欧州標準戦車とさえ呼ばれるに至っている。

 

 

⚫︎T-72戦車

ロシア製の戦車。

東西冷戦時代にその存在感を示した戦車であり、その安価で手に入るコストと整備性の高さから、旧東側諸国や発展途上国に至るまで未だ幅広い地域で運用されている。

EP-36にて、欧州連合極東派遣軍ポーランド陸軍が運用する派生型のT-72M1モデルナ戦車が登場。EP-40では、千葉県館山市布沼地区沿岸部に上陸したゴジラの迎撃を行うが敗北した。

 

⚫︎T-80戦車

ロシア軍の戦車。

T-72の発展型であり本車輌の特徴として、車体全体に爆発反応装甲が搭載されている。

 

 

⚫︎ルクレール戦車

フランス製の戦車。

 

 

⚫︎チャレンジャー2戦車

イギリス陸軍の主力戦車。

 

 

 

 

 

 

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‪●装甲車‬

 

⚫︎82式指揮戦闘車

陸上自衛隊及び在日国連軍で使用されている指揮戦闘車両。

コマンド・ポスト・オフィサーが戦域官制を行なう、移動型前線指揮所となる。

EP-34にて片桐1佐がVTシステム鎮圧部隊と特科部隊の指揮に使用した。

小型生物対策として遠隔操作式12.7㎜重機関銃を標準装備。

後に本車輌をベースとした87式偵察警戒車と化学防護車が開発された。また、同じく小松製作所が製造している96式装輪装甲車の開発にも経験が活かされ、開発期間の短縮に繋がった。

 

⚫︎89式戦闘装甲車

陸上自衛隊が運用し、戦車に随伴する装甲兵員輸送車に武装と装甲を施した車両として開発された、日本初の歩兵戦闘車。

車体は圧延防弾鋼板を使用しており、アルミ合金製の73式装甲車よりも生存性が向上している。砲塔と車体は兵員輸送車と砲塔架台車を兼ねている。

 

⚫︎16式機動戦闘車

陸上自衛隊の戦闘車。

2016年から調達が開始された装輪装甲車であり、積極的に戦闘に参加させる点から「戦闘車」に分類されている。

普通科(歩兵)に対する直接火力支援と軽戦車を含む装甲戦闘車両の撃破などに使用するための車両であり、主に機動師団および機動旅団・即応機動連隊に配備されている。

 

⚫︎96式装輪装甲車

陸上自衛隊の運用する兵員輸送装甲車。

 

 

⚫︎ストライカー装甲車

アメリカ陸軍が進めている再編計画(トランスフォーメーション)の一環として計画された装甲車。

装甲、火力に優れており、戦術機動力としても有力であり、ネットワーク化に伴う広域データリンク対応改修が施されている。

偵察車から機動砲システム車、対戦車誘導ミサイル車、指揮車、野戦救急車など幅広い派生型が存在する。

 

 

⚫︎ピラーニャ装甲兵員輸送車

スイス製の装輪式装甲兵員輸送車。

 

 

⚫︎VBL装甲車

フランス製の軽装甲4WD。

巨大不明生物戦に備えて対戦車ミサイルを搭載した型が配備されつつある。

 

 

⚫︎BRDM-2装甲偵察車

ロシア製の装甲車。

低コスト故に発展途上国でも手に入る為、現在ロシア本国を含めて45ヶ国が運用している。

EP-41にて、日本仕様のJ型が国連軍第11空中機械化歩兵中隊で運用されていた。

 

 

 

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‪●自走砲・自走ロケット砲‬

 

⚫︎99式自走榴弾砲

陸上自衛隊で運用されている自走砲。

 

⚫︎88式地対艦誘導弾

陸上自衛隊の運用する地対艦ミサイル(対艦誘導弾)システム。

艦船に対する防衛兵器として開発された。

島嶼防衛ドクトリンを運用し始めたアメリカ軍向けに何台か輸出されている。

 

⚫︎94式自走ミサイル発射砲【大鵬】

陸上自衛隊で運用されている自走式ミサイル発車砲。

多連装ロケット砲型と大型誘導弾発射型が開発されており、前者はロシア軍の《BM-30》を参考にしている。EP-34にて、VTシステムに取り込まれオルガ化したシュヴァルツァレーゲンに対して00式貫徹徹甲誘導弾(タイプ00・フルメタルミサイル)による過飽和集中制圧攻撃を実施した。

大型誘導弾発射型は、海自で運用されているD-03削岩弾の搭載・発射を可能としており、装備の互換性確保を目的としている。

(搭載誘導弾)

▪︎00式貫徹徹甲誘導弾(タイプ00・フルメタルミサイル)

モース硬度10以上の金属を使った運動エネルギーミサイル。

幾重にも重ねられた厚さ10メートルの耐爆コンクリートを貫通することが可能である。

▪︎D-03削岩弾

対爆コンクリートをも破壊する威力の推進式搾孔型ミサイル。

先端のドリルで岩盤に穴を開け、自走して地中に進行、内部で爆発する。

 

 

⚫︎M2001クルセイダー

155㎜砲を搭載した米国製自走砲。乗員は車長、砲手、操縦手の3名。射程距離は40km以上。

 

⚫︎M270_MLRS

長射程の阻止砲撃用としてアメリカ陸軍が開発した自走多連装ロケット砲である。主にMLRSと呼ばれる。

アメリカ以外では計画参加国に加え、日本や韓国、イスラエル、欧州各国など13ヶ国で採用されている他、各方面の国連軍でも運用されている。

 

 

⚫︎2S19自走榴弾砲ムスタ

ロシア軍の自走砲。主砲は152mm榴弾砲。

 

⚫︎BM-21

ロシア軍の多連装式ロケットランチャー。122mm40連装砲を搭載。

 

 

 

 

 

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‪●自走対空砲‬

 

⚫︎87式自走対空高射砲

陸上自衛隊の自走式対空砲。対巨大不明生物戦では飛行種および陸棲小型種の掃討を担当する。

武装はスイス・エリコム社製90口径35㎜機関砲。

対巨大不明生物戦仕様に改修され、砲身にサーマルジャケットを装備している。

 

⚫︎2S6自走対空砲 ツングースカ

ロシア軍の自走式対空砲。武装は30mm機関砲。

 

⚫︎ZSU-23-4 自走式高射機関砲 シルカ

ロシア製の自走式対空砲。

旧東側諸国を中心に西側諸国でも運用されている。

23㎜機関砲4門装備。これを4門で毎分4000発射撃する。

 

 

 

 

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●特殊車輌

 

⚫︎試製66式メーサー特車/92式メーサー特車

特務自衛隊が試作・運用していたメーサー車。

正式名称は「コヒーレント・マイクロウェーブ投射砲機動車」であるが、メーサー車、メーサー砲車と略して呼ばれることが多い。

65式高速装輪機動車を二両連結し、連結部にメーザー砲ターレットを搭載している。92式も基礎は同じである。

66式は未舗装路での運用に支障がある事や、メーサーの消費電力が多く常に電源車からの電力供給を必要としていた他、メーサーの出力が不十分であり天候に左右されやすい(豪雨時にはメーサー出力が49%にまで低下する)等の欠点を抱えていた。

92式は電力供給および変換効率、メーサーの出力(豪雨時にはメーサー出力70%にまで低下する)こそ向上したが、不整地での移動が十分に解決できずにいた。

18式配備に伴い初期型の66式は全面退役。後期型として設計された92式は18式のシステムを導入する形で改修され、運用が継続されている。

 

⚫︎18式メーサー殺獣光線車

特生自衛隊(旧特務自衛隊)のメーサー車。

墨田大火災跡地にて発見された90式メーサー殺獣光線車を解析し、そこから得られた情報を基に開発された。

基礎システムこそ92式と然程変わらないが、不整地での運用や戦場での小回り等を考慮し02式牽引装甲車によって牽引されるトレーラー方式になっており、機動性が向上している他、衛星データリンクにも対応している。

またメーサーの出力問題に関しても、G元素由来のシステムを組み込むことで出力が向上。悪天候時に僅かな出力低下を招いてしまうものの、豪雨時でも出力低下を82%にまで抑えられる等全体的に性能が向上している。

だが、02式牽引装甲車のディーゼルエンジンの発電だけでは長期戦(具体的には1週間以上にも及ぶ無補給下での戦闘)の際には牽引車の燃料が底を尽きメーサーのエネルギー消費を賄いきれない為、長期間に及ぶ大規模戦闘が予想される場合は牽引車の燃料節約を兼ねて支援電源車輌が1〜4台ほど追随することになっている。

また02式牽引装甲車は車長兼メーサー砲手、操縦士、通信士の3名が座乗している他、非常時に人員を4名まで収容可能である等内部インテリアは広く設計されている。

2018年に配備が開始されたが、先行量産型の配備開始は2017年となっている。

EP-10にて、ロリシカ派遣中隊に参加。三村二佐率いる第3メーサー隊の車輌としてギジガ防衛戦に投入された。

EP-34でもIS学園の警備戦力として布陣。VTシステムによってオルガ化したシュヴァルツァレーゲンに対するメーサー照射を行う予定であったが不要に終わる。

IS学園防衛戦ではEP-39では予備戦力として第2ライフライン・トンネルに布陣。

EP-40ではオルガⅡを轢きながら箒が02式牽引装甲車のM2重機関銃を斉射して千尋を援護した他、千尋と箒のIS学園からの脱出手段に用いられた。

 

⚫︎90式メーサー殺獣光線車

3式機龍と同じく、墨田大火災を通じて「こちら側の世界」に流れ着いたと思われる超兵器。

その正体は機龍2部作の特生自衛隊が運用していた主力車輌であり、18式開発のキッカケとなった。

本車自体は破壊されており(微量な放射線が確認された事から[あちら側の世界]でゴジラに破壊された可能性が非常に高い)作動する事は無いものの、研究材料として保管されている。

 

 

 

⚫︎レーベン1試作メーサー砲特車

ドイツ陸軍のメーサー車。

特自の貸与した18式メーサー車を基に開発されたドイツ製メーサー車の試作型であり、18式と同等の戦力を有している。

2019年のウクライナ派兵で活躍し、かなりの戦績を挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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●戦術歩行戦闘機(戦術機)

スターウォーズ計画に基づき開発・実用化し使用されていたEOSの発展・進化系と言える兵器。

不整地踏破能力・兵装搭載能力・継戦能力の点で、巨大不明生物に抗するに足る性能を有しており、跳躍ユニットと主脚を用いた燃費効率の良い地上走行と匍匐飛行の組み合わせによる高速機動と、全局面性を確保。

さらに主腕およびマニュピレータ、兵装担架を駆使する事で状況に応じた柔軟な兵装選択と補給の容易性を実現した。

若干ISに機動性は劣るものの、パイロットを選ばず、戦闘車両には不可能な3次元機動力と戦闘ヘリコプターではなし得ない地上制圧能力、巨大不明生物に制空権を奪われた際の航空機の代替となるだけの汎用性を有するなどの性能から対巨大不明生物戦主力兵器の座に上り詰めた。

 

⚫︎MF-1ガンヘッド

アメリカ製の戦術機。

初期の機体である為、装甲防御能力と操縦者の生存性を重視した為に重装甲機となっている。

また汎用性が高い事や、IS台頭後もある程度対応可能な存在であった事から、多くの国家軍に配備されている。

EP-04にて自衛隊仕様の「16式荒吹」およびその改良型である「16式荒吹一型丙」が訓練に使われた他、EP-08〜EP-14のロリシカ派兵時にも運用されている。

またその配備先であるロリシカでも運用されており、EP-05からロリシカ編全般にかけて登場した他、改良型の「プラティパス」がジャール大隊にて運用されていた。

 

⚫︎MEF-2020ヴァイツァヒンメル戦術機

EU製の戦術機。

ガンヘッドをベースに、IS・ラファールリヴァイヴの技術を組み合わせて開発された、ISと戦術機の混血機種。

継戦能力の延長と、機動性向上を目的に開発された。

正式配備は2020年からだが、先行試験型がドイツ陸軍指揮下のもと、ウクライナ戦線に投入され、戦闘データ収集と並行して戦線維持に尽力した。

EP-15にて、回想という形で2019年6月のウクライナ戦線スィエヴェロドネツク防衛戦に参加し、ドイツ陸軍第666戦術機中隊が運用する形で登場。その後、同・中隊第1小隊と共に欧州連合極東派遣軍に合流する形でIS学園警邏行動に参加した。

EP-41では、第2次日本本土防衛戦時に駐日ドイツ大使館および駐日欧州連合理事会防衛に出撃していた。

 

⚫︎MF-22ラプターⅡ

アメリカ軍の新型戦術機。

銀の福音をライバル候補と言わしめる程、対人類戦に特化した機体。

本機の特徴は極めて高い隠密性であり、惑星間距離ほどの範囲を捉える事が可能なハイパーセンサーの索敵網をかいくぐる程のステルス能力と、レーダーの他に現行の赤外線センサーでは探知不能とされる熱光学迷彩システムを世界に先駆けて搭載している。

EP-19にて、訓練飛行中の黒兎隊に長距離ロックオンを浴びせた上に、高いステルス性を見せつけた。

同名の機体であるF-22ラプター戦闘機が存在する為、本機にはラプターⅡと名称に若干の変更が加えられている。

 

⚫︎三式銀龍

特務自衛隊(特生自衛隊)の戦術試験機。

ロリシカに派遣され、千尋が一時的に乗機としていたが、実際は機龍に反映させる戦闘データ収集とG型装甲運用の為の試験機である。

その為6月14日時点では既に解体され、3式機龍各部に補強パーツとして増設されている。

 

 

 

 

 

 

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●機械化歩兵装甲(パワードスーツ)

 

⚫︎IS

白騎士事件以降世界に拡散した超兵器。

一種のパワードスーツであるが、女性にしか乗れない汎用性の悪さや継戦能力と絶対防御の出力の低さ、火力投射力の不足、そして本体やパーツ及び周辺設備の高コストなどから対人類戦はともかく対巨大不明生物戦では戦力外と認識されていた。

特にEP-17のニューヨーク攻防戦で最強のISと名高い《銀の福音》14機がラドン相手に一方的に敗北した事から戦力外であるという認識が決定的となった。

その結果、早々に国連軍へISを売り飛ばした国も少なくない。

だが一方で、IS導入の為に通常兵器の軍縮を行った国も少なくはなく、そういった国々にとっては、例え戦力外であったとしてもISを運用する以外に国家を守る方法が無いという実情が存在し、それがユーラシア大陸の戦況悪化に拍車をかけている。

だが必ずしも無用の長物化というとそうではなく、次世代型兵器群の開発や既存兵器の強化の為の礎となっている。

 

▪︎打鉄

日本製第2世代IS。

武装面で戦力外と認識されたが、機体フレームの強度は優れている為に統合機兵へのアップグレード改修が真っ先に決まった。

 

▪︎ラファールリヴァイヴ

フランス製第2世代IS。

汎用性が極めて高いが防御力の面で戦力外と認識されたが、その高い汎用性は統合機兵開発の礎となった。

 

▪︎白式

束製第3世代IS。

「ハッキリと言って武装以外は産廃(by特自装備科技術開発班スタッフ)」とのこと。

織斑一夏の専用機。

 

▪︎ブルー・ティアーズ

イギリス製第3世代IS。

セシリアの専用機となる予定だったのだが、開発が難航し頓挫。

そのまま開発途中で放棄された本機は統合機兵ユリウスに流用・アップグレードされる形で陽の目を見ることとなった。

 

▪︎甲龍

中国製第3世代IS。

鈴の専用機であり、量産型。

「対人類戦に特化した」特別武装隊によって運用されている。

なお本機も対巨大不明生物戦では戦力外となっている。

 

▪︎ラファールリヴァイヴ2

フランス製第2.5世代IS。

シャルの専用機…なのだが、シャルのスパイ行為発覚・逮捕となった後にフランス本国に返還された。

その後の詳細は不明。

 

▪︎シュヴァルツァレーゲン

ドイツ製第3世代IS。

ラウラの専用機。

専用機の中では最も戦力となり得る存在だったが、当のドイツとしては各種兵器に搭載予定の装備を詰め込み運用させる、程の良いモルモットでしか無かった。

VTシステムの暴走によって大破したが、実はこれは戦術薬物(一時的に反射神経を限界まで底上げさせる薬物)の運用実験および検体の耐久性試験の一環であり、最初から使い捨てられる事を前提として開発されていた。

(つまりクロエがVTシステムを稼働させた事も全てドイツ軍内で計画されていた《テスト》の一環に過ぎない)

 

▪︎ミステリアス・レイディ

ロシア製第3世代IS。

楯無の専用機だったが、ロシア政府による楯無の代表候補生権利の強制破棄によってロシアに返還された。

それ以降の詳細については不明。

 

▪︎サイレントゼフィルス

イギリス製第2世代IS。

本機も火力投射力の不足から戦力外と認識されたが、ユリウス(ブルーティアーズ)の運用実績次第では統合機兵へのアップグレード化することが予定されている。

 

▪︎銀の福音

アメリカ製第3世代IS。

EP-17にてラドンに完膚無きまでに叩きのめされたが、シュヴァルツァレーゲン同様に戦力になり得る可能性はある為、無人化改修によるUAV化の計画が進行中である。

 

▪︎紅椿

束が開発中の第4世代IS。

…正直、今の世界情勢下で役に立つか不明。

少なくとも原作より箒は乗りこなせそうではあるが果たして…。

 

 

 

●統合機兵

ISに戦術機運用で成されたノウハウと、歩兵の延長線上であるという運用概念の確立化及び、対巨大不明生物戦にも耐え得る性能を付与するべく開発された、ISの進化系にあたる新概念兵器。

ISの弱点であった継戦能力の低さとデータリンクの接続、各種部隊との連携を前提とした設計と、既存兵器と共通パーツを使用することやISの装備との互換性を保たせる事で、高コストによる既存兵器の装備不良化防止と運用・維持コスト削減も実現している。

▪︎打鉄甲一式▪︎

特務自衛隊と倉持技研の打鉄アップグレード用の共同開発機。

本機にはデュノア社の技術者も関与している為、ラファールリヴァイヴの設計やシステム等も組み込まれている。

その為本機は打鉄とラファールリヴァイヴの混血機であると言える。

▪︎試作1号機

頭部装甲ユニットのユニコーン・マストが特徴的な機体。

通信・指揮能力を強化した指揮官機として設計された。

EP-23から箒によって運用されていた。

6月14日時点では、機体の蓄積ダメージが許容範囲を超過していた為にスクラップとして解体されている。

▪︎試作2号機

汎用性に特化させるべく、関節強度と装甲強度を向上させた機体。

EP-23から千尋によって運用されていたが、EP-36のゴジラ上陸時の戦闘で箒を庇い、ゴジラに大破させられた。

僅かな機体フレームとフライトレーダーは回収出来た為に、運用データは後の正規量産型に反映された。

▪︎正規量産型

試作1号機および2号機の運用データから、各種改善点を抑え、既存の打鉄を対巨大不明生物との実戦にも耐え得るようアップグレードした機体。

既に国内の打鉄36機をアップグレード済みであり、追加発注として100機の生産が予定されている。

 

▪︎颱弍式

特務自衛隊と倉持技研の共同開発機。

打鉄弍式の設計・運用思想を反映した設計となっており、面制圧能力に特化した機体となっている。

打鉄甲一式のように正規量産型配備となる事は無かったものの、その運用データと64連装ミサイル「山嵐」とマルチロックオン・システムのプログラムは機龍やMOGERA等に火器管制システムの一部として組み込まれている。

 

▪︎ユリウス

イギリス陸軍が試作し、ブルー・ティアーズを流用・改修した機体。

BT兵器に加えてビット展開中であっても機動砲撃戦を可能とする他レーザービットとミサイルビットの同時運用さえ可能であるなど、従来のブルー・ティアーズより大幅に改善されており、本機の運用データを基にサイレント・ゼフィルスの統合機兵化(アップグレード)も実施されている。

 

▪︎ヴァルチャー

アメリカ軍が銀の福音とIS学園より接収した無人IS・ゴーレムのデータ、そして特自から入手したG型装甲のデータを基に設計、開発が行われている機体。

現在はまだ試験段階であり、本格配備は2025年ごろを予定している。

 

 

⚫︎機動装甲殻

ISのダウングレード版に当たる兵器。

戦車等の機甲戦力に随伴する機械化歩兵部隊などで運用されている。

 

 

 

 

 

 

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●MFS(多目的戦闘システム)

対巨大不明生物戦を想定して設計された巨大機動兵器群の総称。

現時点で通常兵器や特殊兵器の枠を超えた超兵器に位置付けられる存在。

通常兵器を凌駕する火力を有している事はもちろん、対獣戦線において瀕死の人類陣営を支える大黒柱的存在でもある。

 

 

⚫︎3式機龍改二

正式名称:『多目的戦闘システム三式機龍』

型式番号:MFS-3 (Type3:Multi-purpose Fighting System)

全長:60m

総重量:4万t(重武装型)

    3万6千t(高機動型)

特生自衛隊(旧特務自衛隊)が保有しているMFS。

ゴジラの骨格(1954年に上陸した個体と同規模のサイズで入手経路は不明)を使用した一種の生体ロボットで、墨田大火災時に90式メーサー殺獣光線車同様に『あちら側の世界』から《こちら側の世界》に流れ着いた。

ほぼ再利用可能な状態で回収された為、名称は「3式機龍」のままとなっている。

ゴジラの骨をメインフレーム化しており、

情報伝達システムには二進法のデジタルより優れた4つの因子を利用した「DNAコンピュータ」を使用をしている。

当初、この「DNAコンピュータ」はゴジラの骨に残留していた骨髄間質細胞を使用していた為か、EP-21にて機動実験時に暴走事故を引き起こし、実験設備を完全破壊した。

その後の再調整を経て、安全性を確認した為に配備計画は軌道に乗った。

それに伴い各種装備及び推進機・その他周辺設備もより実戦に耐え得るように改修された。

機体背部や太もも・バックユニットなどにはバーニアが内蔵され、自らの自重どころか巨大不明生物を抱えたまま空中移動を行えるほどの推進力を発揮するほどに強化した他、バッテリー稼働であるが故に駆動可能時間が約2時間と制限されている機龍の継戦能力を向上させるべく、関東圏やその他地方の主要自衛隊基地に「しらさぎ」を経由して機龍の背鰭型アンテナに電力供給を可能とするマイクロウェーブ送信設備群(これは後述のプラズマ推進で稼働する再突入駆逐艦への電力供給にも転用可能)の敷設等が実施された。

だが、機龍の操縦方式については未だ正式な決定が下っていない。

というのも、機龍は手動による操縦も可能ではあるが戦闘中は機龍内部に凄まじいGが掛かるため人間には耐えられない事から、飛行艇「しらさぎ」から送信されたコントロールコマンドを内蔵するスーパーコンピュータで処理する半自立型操縦が検討されたが、膨大な予算を消費してしまう為承認が下りず、加えてそれほどの小型化スーパーコンピュータを開発することに10年以上かかる事から、遠隔操縦方式の確立は暗礁に乗り上げ頓挫。

妥協案として、本体各部に設置されたメンテナンス用のコントロールブース(機龍機動時には殺人的なGがかかる)にIS由来のPIC由来のG緩和設備を設け、そこで手動操縦する方式を採用した。

しかしそれでも殺人的なGに耐え切れる人員は確保出来ず、半ば(唯一操縦後も平然としていた)千尋の専用機となっている。

戦闘時の運用方針としては、重装備型では遠距離からの砲撃、高密度弾幕によるダメージ。

(シミュレーションとはいえ)熱線を回避できるほどの高い運動性を持っている高機動型ではDNAコンピュータの処理能力にモノを言わせた主腕や主脚、尻尾にバーニアを用いた近接格闘戦、と2パターンに使い分けられる事が決まっている。

6月14日時点では、本格的に千尋の機龍操縦に関する訓練が開始されており、【対巨大不明生物決戦兵器】としての実戦配備へ向けた準備が進められている。

…余談だが、回収当初にパーツを解析したところ、日本国内の各メーカーで取り扱っているまたは開発中であるモノに酷似しており、また本機が2003年に開発された純日本製である事を知り、関係者は『あちら側の日本』の科学力に戦慄したそうな。

 

⚫︎M.O.G.E.R.A.(モゲラ)

正式名称:Mobile Operation G.u.l.f. Expert Robot Aero-type(対巨大不明生物作戦用飛行型機動戦機)。

3式機龍から得たデータを基に2018年から日米独3ヶ国共同で開発された、巨大不明生物(G.U.L.F.=Gigantic Unknown Living Fact )戦用巨大兵器。

地上では足裏に装備されている車輪(ローラーシステム)による機動が主であり、足の下部のサブエンジンで自重を相殺。大型キャタピラで滑走することで移動する。

また場合によっては脚部関節を働かせ、二足歩行することも可能となっている。

基礎開発が成功するも、日本が3式機龍の新型艤装開発、ドイツが全面的軍備増強、アメリカがモスボール艦の再就役に予算を割くなど3ヶ国が同時に不備が発生した為、計画は一時凍結された。2021年に凍結が解除され、国連主導で建造が再開された。

建造再開後は火器管制装置には統合機兵《颱弐式》の【マルチロックオン】システムのプログラムと、フランスより日本へ亡命したシャルの技術である【高速切替(ラピッド・スイッチ)】の動きをトレースしたシステムが採用されている。

また、3式機龍で問題となった操縦システムと手動操縦時のパイロットの安全性については、コックピットブロックそのものをISの非固定浮遊ユニットのようにPIC由来の技術で機体内部に出来た空間に数センチの隙間を隔てて浮遊させるという方式が採用されている。

完成後は国連軍に支給されるとのこと。

––––––開発者からは「鳥モグラ」の愛称で親しまれている。

 

 

⚫︎メカゴジラ(仮称)

アメリカが開発中のMFS。

現在2機存在しており、1号機はネヴァダ州グルームレイク基地、2号機はアラスカ州ユーコン基地に所在している。

建造機数こそ最多であるが、日本やドイツ・イギリスに比べて基礎研究が遅れている為実戦に耐え得るかは非常に疑わしい。

 

 

⚫︎ドラッヘンⅠ型LZ

ドイツとイギリスが特務自衛隊から得たデータを基に共同開発していた(現在はドイツが独自に建造中である)MFS。

名称のドラッヘンはドイツ語で「竜」を意味し、LZは「Land_Zerstörer(ドイツ語で陸上駆逐艦の意)」の頭文字を繋げた略称であり、独自の型番。

即ち基礎躯体こそ3式機龍と同じであるが、本機は艦艇扱いという事になる。

 

 

⚫︎ペンドラゴン級MFS

ドラッヘンⅠ型の研究から得たデータを基にイギリスが独自に建造を開始したMFS。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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◆航空兵器◆

 

●戦闘機

 

⚫︎F-2戦闘機

航空自衛隊の戦闘機。

F-16をベースに開発された機体。

F-16との差異としては、「対艦ミサイル4発を搭載するため主翼を大型化」・「軽量化のため主翼に炭素系複合材を用い、一体成形構造を採用」・「アクティブ・フェイズドアレイ・レーダーを火器管制レーダーとして世界で初めて実用機に搭載。」・「エンジンを推力向上型に換装」・「国産のFBWを搭載」などが挙げられる。

"日本特有の"事情もあいまって、対艦攻撃能力は世界トップクラスを誇り、大型対艦ミサイル4発を搭載しての長距離飛行という他に例を見ない性能を有する。

対艦攻撃に特化している事や、単発エンジンである為F-15等には勝らないが同時に劣る事もなく、遜色無い機動を可能としている。

 

⚫︎F-3戦闘機

航空自衛隊の次世代戦闘機の先行試験型。

F-2とは対照的に、空戦能力に全てを振った機体であり、ISの運用データやシステム等が使用されている為、従来の戦闘機を上回る戦闘力を持つ。

 

 

⚫︎F-15戦闘機

アメリカ製の戦闘機。

多くの西側諸国で運用されており、日本にも自衛隊仕様のJ型が存在する。

 

⚫︎F-16戦闘機

アメリカ製の戦闘機。

F-15より安価である為、F-15以上に幅広い国々で運用されている。

 

⚫︎F-18E戦闘機

アメリカ製の戦闘機。

 

⚫︎F-22戦闘機

アメリカ空軍のステルス戦闘機。

 

⚫︎F-35戦闘機

アメリカ空軍および海軍にて運用されているステルス戦闘機。

日本にも自衛隊仕様のJ型が存在し、イギリス仕様のE型も存在する。

 

 

⚫︎EF-2000戦闘機

欧州連合共同で開発された戦闘機。

イギリスやドイツ、スペインで運用されており、欧州共通戦闘機とも呼ばれている。

 

 

⚫︎Su-27戦闘機

ロシア軍の戦闘機。

 

⚫︎Su-33戦闘機

ロシア海軍の艦載戦闘機。

 

 

 

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●輸送機

 

⚫︎An-225ムリーヤ

アントノフ225、愛称はムリーヤ。ウクライナ(旧ソ連)製の大型輸送機。

戦術機の空挺輸送が可能で、戦術機空輸の主力を担う、全長84m、全幅88m、全高18mの超大型輸送機。

米国、欧州、日本、国連等、全世界に多数配備されている。輸送コンテナは米国製軌道降下コンテナそのものであり、コスト削減、打ち上げ作業の省力化と、空輸中の巨大不明生物襲撃に対し戦術機の生存率を高めるための方策として流用されている。

現実世界ではスペースシャトルの輸送(上に載せる親子亀)を想定して作られた、300t以上(公称は250t、最大離陸重量は600t)の世界最大のペイロード量を誇る輸送機。一機のみ作られ、現存。

なお自身も世界最重だが「戦闘機なみの機動が可能」と操縦士に言わしめるほど機動性が高い。

 

 

⚫︎C-5ギャラクシー

アメリカ製の輸送機。

 

 

⚫︎An-124ルスラーン

ウクライナ(旧ソ連)製の輸送機。

 

 

⚫︎C-130ハーキュリー

アメリカ製の輸送機。

日本でも航空自衛隊が運用している。

 

 

⚫︎C-1輸送機

航空自衛隊の輸送機。

 

⚫︎C-2輸送機

航空自衛隊の輸送機。

 

 

 

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●攻撃ヘリコプター

 

⚫︎AH-64Dアパッチ・ロングボウ

アメリカ製の攻撃ヘリコプター。

ローター上のお椀型レドームと機首先端のレーダーパッドが特徴的。

日本においても陸上自衛隊にて「対戦車ヘリコプター」として13機が運用されている。高コスト故に配備数は少ないが、世界最強のヘリコプターであることに嘘偽り無いほどの性能を誇る。

EP-20にて立川駐屯地から発進し、日米共同のIS学園警邏行動に参加した。

 

⚫︎AH-1Sコブラ

アメリカ製の攻撃ヘリコプター。

日本においても陸上自衛隊が運用している。

 

 

⚫︎Mil-24ハインド

ロシア(旧ソ連)製の攻撃ヘリコプター。

豊富な火器を搭載可能な他に人員を4名まで輸送可能であり、汎用ヘリコプターとしても機能する。

旧東側諸国を中心に世界各国で運用されている。

 

 

 

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●輸送ヘリコプター

 

⚫︎CH-47輸送ヘリコプター

アメリカ製の輸送ヘリコプター。

日本でも陸上自衛隊にて運用されており、災害派遣等で高い実績を持つ。

 

⚫︎MH-53ヘリコプター

アメリカ製の輸送ヘリコプター。

 

 

⚫︎Mil-8ヘリコプター

ロシア製のヘリコプター。

 

 

 

 

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●爆撃機

 

⚫︎B-1Bランサー

アメリカ軍の爆撃機。

可変翼による加速を生かした高速機動と精密爆撃を可能とする。

 

⚫︎B-52ストラトフォートレス

アメリカ軍の戦略爆撃機。

1952年に開発された、東西冷戦を代表する爆撃機。

大陸間爆撃機と呼ばれるほどの航続距離と通常爆弾45発・巡航ミサイル20発・戦略核兵器ないし水素爆弾の搭載すら可能であるなど、「成層圏の要塞」に相応しい火器搭載内容となっている。

また、本機は2055年まで運用予定であるという。

 

 

⚫︎Tu-95

ロシア軍の戦略爆撃機。

東西冷戦を代表する爆撃機であり、B-52に対抗して開発された。

レシプロ機でありながら、ジェット機に匹敵する飛行速度を持つ。

 

 

 

 

 

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●飛行艇

 

⚫︎US-2救難艇

海上自衛隊にて運用されている救難艇。

 

⚫︎ACS-3しらさぎ

 

【挿絵表示】

 

海上自衛隊の飛行艇。

3式機龍の空輸・援護を目的に開発された超大型攻撃輸送飛行艇。

胴体に搭載する形で輸送した後、機龍と機体を接続しているワイヤーをクレーン代わりに機龍を地上へと降下させる。

非常時はロックボルトを解錠し、機龍を強制投下する形で空挺降下させることが可能となっている。

また、戦闘時の機龍を支援することも視野に入れて設計されており、機龍のエネルギーを補給する為の充電用マイクロ波送信機を機体下部に備えているほか、120mm砲と巡航ミサイルの発射サイロに加えて機首直下格納式ガンポッドにメーサー砲を搭載しているなど、ガンシップとしても機能する。

1号艇が横須賀に配備され、2号艇が広島県呉市の海上自衛隊呉基地で就役したばかりである。

 

 

 

⚫︎超高速飛行艇【モップ号】

束の飛行艇。

キャロッ島襲撃により、同島から退避する際に束が使用した。

 

 

 

 

 

 

 

 

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◆海上兵器◆

 

●戦艦

 

⚫︎やまと型護衛艦

 

【挿絵表示】

 

海上自衛隊の護衛艦であり旧大日本帝国海軍の戦艦。

史実では4番艦は建造中止、信濃は空母に改装されたのち米軍潜水艦の雷撃により轟沈、武蔵はフィリピン沖で轟沈、大和は沖縄特攻に出撃し轟沈した。

こちらの世界では4番艦天城が建造されており、信濃が戦艦として就役している(後にフィリピン沖で轟沈)。

大和と天城がレイテ沖海戦で湾内に突入し、輸送船団の多くを葬るも、帰投中に雷撃を受け両艦共に中破。呉基地所有の江田島特秘ドッグに極秘裏に入るが、たび重なる資源不足と資材が他艦に回されたために修理が1年以上遅れてしまい、代わりに戦艦武蔵が沖縄特攻に出撃している。

1962年に海上自衛隊が江田島特秘ドッグを発見し、そこに同じく鎮座していた状態で発見される。

その後海自が摂取し、アメリカが対中ソ戦を見据えた事とソ連海軍に対する抑止力とするべく、日本に要請する形で砲撃護衛艦として就役した。

しかしすでに世界は制空権がモノを言う時代となっており、さらに東西両陣営の緊縮緩和が進んだために目立った活躍がないまま予備役となり、博物館か記念艦として余生を過ごすと考えられていたが1971年・太平洋方面の日本領海内に侵入した世界で3番目の巨大不明生物に対して航空機では火力不足であるという結果となるや絶大な火力を誇る戦艦に出番が来ることとなり、「やまと型」2隻と後述の「きい型」2隻の計4隻が【有害鳥獣駆除目的の災害派遣】に基づき出撃。領海・接続水域の境界にて「やまと型」は戦後初、「きい型」は事実上の初陣を飾り、3時間におよぶ追撃戦を展開。見事殲滅せしめた。

だがこの当時は国連直属のモナーク機関(旧米軍参謀本部隷下未確認巨大陸生生物対策機関)により巨大不明生物の存在が伏せられていたため、公式には『「やまと型」、「きい型」は領海侵犯してきたソ連の駆逐艦に対する威圧を行うために出撃させた』という結果にされ、巨大不明生物の死骸はモナーク機関に回収されるなど、活躍しようとも戦果はないという結果を迎えてしまうが、「巨大不明生物に戦艦の火力が有用である」という結果を残し、アメリカ海軍で20年遅れてモンタナ級戦艦とアイオワ級5番艦6番艦が建造されるなど、必ずしも負の面ばかりではなかった。

しかし国民は同護衛艦の活躍を知らないために同護衛艦に対して疑念を抱いてた上に、湾岸戦争・レバノン侵攻でミサイル駆逐艦の方が(対人類戦では)戦艦より有用であり、戦艦の有用性が消滅した事、さらにソ連の崩壊により存在価値を喪失してしまい、完全に無用の長物となってしまう。

その結果極秘裏にモナーク機関に数回の巨大不明生物戦に協力した事や観艦式旗艦を勤めた以外に経歴はなく、現役から予備役に回されることとなる。

しかしソ連崩壊後に勃発したロリシカ独立戦争後に発生したバルゴンによる日本本土侵攻の危険性と25キロ圏内にまで近づいた航空機を生体レーザーにより撃墜・完全無力化という事態に陥った為に現役に復帰。

国民に知られることはなかったが2001年から2021年に至るまで、ISが台頭しても人知れずロリシカ支援の任に就いていた(––––––最も、巨大不明生物の存在露呈により機密情報とされていた冷戦下における戦艦による対巨大不明生物戦の情報は開示されたため、「やまと型」および「きい型」は日隠者の苦悩から解放されたと言える)。

ちなみに2008年からおよそ60年ぶりに新規艦が2隻造船される予定が入っており、2017年に3番艦「はりま」が、2020年には「むさし」が就役している。

就役して以降数次の近代化改装を受け、対レーザー近接防御システム、準イージスシステム搭載による衛星データリンク射撃管制システム、後部甲板の飛行甲板化と艦載機増加による対潜能力の向上、NNリアクター機関搭載による速力向上と航続距離および電力の無制限化が図られた。

また特務自衛隊(現・特生自衛隊)から技術提供された超耐熱耐弾人工ダイヤモンドコーティング複合装甲を船体に使用。また艦橋やVLSへの直撃を防ぐべく新たに艦体側面中央部両舷に増設された4基のシールド・アレイ構造物に使用するなど最新装備が施されている。

2021年現在、艦歴80年を迎えた今でも横須賀基地に所属し対巨大不明生物戦において第一線に立ち続け、獅子奮迅の戦いを繰り広げている。

6月14日時点では「やまと型」護衛艦2隻、「あいづ型」ないし「しらね型」ヘリコプター搭載護衛艦2隻、「はたかぜ型」ミサイル護衛艦2隻、「あさひ型」ないし「あきづき型」汎用護衛艦2隻から成る対獣邀撃艦隊が2艦隊編成されている。

・全長:263メートル

・全幅:38.9メートル

・機関:NNリアクター機関

・機関出力:212000馬力

・最大速力:33.6ノット

・基準排水量:64000トン

・満載排水量:72800トン

・主砲:460mm砲三連装2基

・兵装

OTOメラーラ127mm単装速射砲8基

155mm両用砲三連装2基

20mmファランクスCIWS機関砲6基

RAM近接防御誘導弾4基

Mk.41垂直誘導弾発射システム(VLS)110セル

・装甲:対20インチ超耐熱耐弾人工ダイヤモンドコーティング複合装甲

・艦載機

戦術機4機

哨戒ヘリコプター2機

MFS(メカゴジラ)級大型兵器1機

(同型艦)

▪︎やまと

1番艦。海上自衛隊横須賀地方隊第11護衛隊所属。同護衛隊の旗艦を務める。

EP-19にてIS学園警戒任務のため日米臨時編成軍の一員として警戒任務に就く。

その後警戒レベルが引き下げられ一時横須賀に帰投したがEP-35でゴジラが出現した際、僚艦「あまぎ」と共に横須賀から緊急出撃。

EP-42の館山市防衛戦に参加し、房総半島館山市沖合37.5kmの海域・東京海底谷直上に展開し、熱線射程圏外のアウトレンジから艦砲射撃による遅滞攻撃を敢行。

アウトレンジからの精密射撃と、熱線に耐え得る堅牢さを見せた。

▪︎あまぎ

2番艦。海上自衛隊横須賀地方隊第11護衛隊所属。

EP-35でゴジラが出現した際、僚艦「やまと」と共に横須賀から緊急出撃。

EP-42の館山市防衛戦に参加し、房総半島館山市沖合37.5kmの海域・東京海底谷直上に展開し、熱線射程圏外のアウトレンジから艦砲射撃による遅滞攻撃を敢行。

アウトレンジからの精密射撃と、熱線に耐え得る堅牢さを見せた。

▪︎はりま

3番艦。74年ぶりの新規同型艦であり、次世代砲撃護衛艦のテストベッド艦。「はりま型」とも呼ばれている。

現在は広島県呉基地に所属している。

▪︎むさし

4番艦。「はりま」をベースに建造された、進水したばかり新造艦。

佐世保基地所属。

▪︎しなの

5番艦。呉造船所にて建造中。7月までには進水可能とのこと。

▪︎ながと

6番艦。計画中。

 

⚫︎きい型護衛艦

海上自衛隊の護衛艦。史実では計画が中止された超大和型戦艦に相当する旧大日本帝国海軍の戦艦だが、こちらの世界では紀伊型戦艦として建造されていたが完成は間に合わず、ドッグに建造途中で放棄されたまま終戦を迎えた。

戦後、アメリカ軍に水爆実験の実験台として主砲を徴収され、警察予備隊から改組された保安隊の後継たる自衛隊への改組に伴い海上戦力の主力として日本が戦後から落ち着いた1954年に建造が再開された。

だがその年に世界で最初の巨大不明生物が東京に上陸(当時は米国の圧力により箝口令が敷かれ隠蔽された。)し、復興予算に建造費を奪われたため建造スケジュールは遅れに遅れ、さらに旧大日本帝国海軍に隠匿されていた大和型戦艦が完全な形で発見され建造中の「きい型」を差し置いて「やまと型」として再就役した上に汎用護衛艦の多数配備計画も重なり、砲撃護衛艦として就役したのは建造再開から12年経過した1966年だった。

この時点で「やまと型」が直面していた戦艦の不要論が強まっていた時期であり、さらなる不幸として、本艦を建造したのはあくまで日本が空母を持つだけの国力がないことを証明しソ連を刺激しないための金食い虫役を押し付けられていたという酷な話がある。

それを覆したのが、前述の日本領海・接続水域間における巨大不明生物との戦闘である。

これによって対巨大不明生物戦において「やまと型」と共に「きい型」も有用性を発揮したが、元より「やまと型」より巨大で、尚且つ航続距離が短く、さらに足も遅いためそれ以降巨大不明生物戦に駆り出される事はなく、大規模改装が幾度も計画されたがミサイル護衛艦やヘリコプター搭載型護衛艦など対人類戦向けの護衛艦開発・建造に予算を取られてしまい、さらには前述の湾岸戦争やレバノン侵攻における戦艦の価値消滅に伴い「やまと型」と共に予備役となったが試作型NNリアクター機関搭載試験艦として「やまと型」より一足早く再就役し、ロリシカでのバルゴン出現以降、やまと型同様の大規模改装を施され(ただし、シールド・アレイ構造物は予算の都合により増設が見送られた。)艦歴55年を迎えた今でも第一線に身を投じている。

・全長:293メートル

・全幅:39.9メートル

・機関:NNリアクター機関

・機関出力:23000馬力

・最大速力:31ノット

・基準排水量:79700トン

・満載排水量:96000トン

・主砲:460mm砲三連装3基

・兵装

OTOメラーラ127mm単装速射砲12基

155mm両用砲三連装2基

20mmファランクスCIWS機関砲8基

RAM近接防御誘導弾2基

Mk.41垂直誘導弾発射システム(VLS)128セル

・装甲:対20インチ超耐熱耐弾人工ダイヤモンドコーティング複合装甲

・艦載機

戦術機6機

哨戒ヘリコプター3機

(同型艦)

▪︎きい

1番艦。EP-16にて樺太漸減作戦に参加、上陸部隊の支援砲撃を敢行した。

▪︎するが

2番艦。EP-14にてロリシカ派遣中隊の回収の為にロリシカ領マガタン港に寄港。

EP-16では樺太漸減作戦に参加。鷹月仁一尉率いる陸上自衛隊第1師団第1戦術機連隊隷下第3戦術機小隊の母艦を務めた。

▪︎3・4番艦

紀伊型の後期型で、前期型である1・2番艦より僅かに小型化している。

建造途中で空母への改装がなされようとしていたが、終戦に間に合わず放棄された。

当初は戦後の復興材料として解体予定だったが、終戦間際の混乱期に行方不明となっていた。

その後消息不明であったが、1980年代の琵琶湖運河再生計画発動後、琵琶湖の永原旧海軍秘匿工廠跡にてモスボール保存された状態で発見された。

2隻は解体予定だったが、後に「いずも型」の船体に流用された。

 

 

 

 

⚫︎アイオワ級戦艦

アメリカ海軍の戦艦。

第2次世界大戦終結後から朝鮮戦争、ベトナム戦争に派遣された以外にモナーク機関指揮下のもと、MUTO(未確認巨大陸生生命体)探索の司令艦として使用された。

当時は航空機やヘリコプターの有用性が知られ、戦艦が軽視されていたが1971年の「やまと型」と「きい型」の戦果を耳にしたペンタゴンによって史実では建造中止となった5番艦、6番艦がモンタナ級1番艦〜5番艦と共に建造される。

レバノン侵攻と1992年の湾岸戦争にて対人類戦における戦艦の価値が消滅し、全艦が予備役ないし退役の危機に瀕するがモナーク機関の想定を遥かに上回る物量の巨大不明生物が出現したロリシカに派遣することでその役目を食い繫いだ。

現在では近代化改修が施され、巡航ミサイル発射プラットフォームとしても機能する。

余談だがアイオワ級の乗員は本級と同規模である海自の「やまと型」を(勝手に)ライバル視しているらしい。

(同型艦)

▪︎アイオワ

アイオワ級1番艦。

日本・佐世保基地を母港とし、アメリカ海軍第7艦隊に在籍している。

▪︎ニュージャージー

アイオワ級2番艦。

ロリシカ・ペトロパブロフスクカムチャツキー基地を母港とし、アメリカ海軍第7艦隊に在籍している。

▪︎ミズーリ

アイオワ級3番艦。

ハワイ・真珠湾基地を母港とし、アメリカ海軍第7艦隊に在籍している。

▪︎ウィスコンシン

アイオワ級4番艦。

日本・横須賀基地を母港とし、アメリカ第7艦隊に在籍している。

IS学園への監視派遣により、洲埼沖合に展開。

現在は警戒レベル低下に伴い東京湾内に後退している。

▪︎イリノイ

アイオワ級5番艦。史実では建造中止。

サンディエゴ・ロマ岬基地を母港とし、アメリカ海軍第3艦隊に在籍している。

▪︎ケンタッキー

アイオワ級6番艦。史実では建造中止。

シアトル・エバレット基地を母港とし、アメリカ海軍第3艦隊に在籍している。

 

 

⚫︎モンタナ級戦艦

アメリカ海軍の戦艦。

1971年の「やまと型」と「きい型」が巨大不明生物を殲滅した戦果を耳にしたペンタゴン指揮の下で建造された、アイオワ級を上回る、史実では全艦建造中止となった戦艦。

建造後はモナーク機関の指揮下で制御不能となったMUTO(未確認巨大陸生生物)の殲滅作戦に参加した。

レバノン侵攻や1992年の湾岸戦争で戦艦の価値が消滅したのちにアイオワ級共々退役する予定だったが、ロリシカにおけるモナークが想定していた規模を遥かに上回る物量の巨大不明生物が出現し、それに対処しなくてはならなくなったためアイオワ級と共にロリシカ戦線に加勢することでその役目を食い繋いでいる。

2021年6月14日時点ではモンタナ級1隻、ニミッツ級ないしジェラルド・R・フォード級N2機関改装型正規戦術航空母艦2隻、巡洋艦2隻、駆逐艦3隻で構成された対怪獣用の母艦打撃群を編成し、日本海と地中海に展開している。

(同型艦)

▪︎モンタナ

モンタナ級1番艦。史実では建造中止。

米国バージニア州・ノーフォーク基地を母港とし米国海軍第2艦隊に所属している。

現在はノーフォーク基地の造船所にて整備中である。

▪︎オハイオ

モンタナ級2番艦。史実では建造中止。

ロリシカ、ペトロパブロフスクカムチャツキー基地を母港とし米国海軍第7艦隊に所属している。

現在はロリシカ海軍の打撃艦隊と共に艦対地砲撃による面制圧任務に参加している。

▪︎メイン

モンタナ級3番艦。史実では建造中止。

イタリア・ガエータ基地を母港とし米国海軍第6艦隊に所属している。

現在は欧州各国海軍と共に東欧に展開し、巨大不明生物への侵攻遅滞を目的に艦対地砲撃を実施している。

▪︎ニューハンプシャー

モンタナ級4番艦。史実では建造中止。

ハワイ・真珠湾基地を母港とし米国海軍第7艦隊に所属している。

▪︎ルイジアナ

モンタナ級5番艦。史実では建造中止。

シアトル・エバレット基地を母港とし米国海軍第3艦隊に所属している。

 

 

⚫︎ビスマルクⅡ級戦艦

ドイツ海軍の戦艦。

1940年に就役した、ドイツの科学力や知識の粋を結集した戦艦であり、「鉄の聖堂」と称えられた。

その戦艦は、第2次世界大戦時、イギリス海軍と苛烈極まる激戦を繰り広げ、ビスマルクは空母打撃群に包囲されながらも包囲網を食い破りドイツ領ヴィルヘルムスハーフェンに帰還し、ティルピッツはノルウェー水域へ向かう途上に爆撃され、ヘルゴラント島に着底する形で大戦を生き延びた。

冷戦時代は連合国に接収された後に1950年代の西ドイツに返還され、ビスマルクは「ビスマルクⅡ」と改称して同国のドイツ連邦軍設立後、水上部隊旗艦を務めた。

一方ティルピッツは完全に観光名所と化し、戦力になる事は無かった。

直接的に巨大不明生物に脅かされることが無かった為に、ビスマルクⅡは1991年の冷戦崩壊と同時に退役。

ティルピッツ共々、敗戦モニュメントと化すが、2016年のウクライナでのギャオス出現を受け、急遽大改装を受け現役に復帰し、獅子奮迅の活躍をして見せた。

また先の大戦でドイツ領ヘルゴラント島に着底したティルピッツも保存状態が良好であった為に、本土決戦時に備えた「ティルピッツ要塞」に改造されている。

2021年6月14日時点ではバルト海に展開し、ポーランド撤退支援作戦に参加している。

(同型艦)

▪︎ビスマルクⅡ

1番艦。ドイツ連邦海軍第1機動団旗艦を務めている。

▪︎ティルピッツ

2番艦。現在は洋上要塞化されている。

 

⚫︎ドイッチュラント級装甲艦(ポケット戦艦)

ドイツ海軍の装甲艦(ポケット戦艦)。

史実では全艦が戦没ないし除籍によって喪われている。

この世界では、反体制派となり連合国側となった(史実において自沈した)3番艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」のみが現存している。

だが長年博物館とされていた為に近代化改修はされておらず、現時点では戦力足り得ないので、ドイツ本土から日本・横浜に国民を乗せた疎開船団を護衛したのち、現地で近代化改装を受けている。

 

⚫︎フリードリヒ・デア・グロッセ級戦艦

ドイツ海軍の戦艦。

H39戦艦とも言う。史実では全艦建造中止。

この世界では3隻就役しており、それらは戦後連合国に接収された後に、1番艦・3番艦は西ドイツ海軍として、2番艦は東ドイツ海軍として東西ドイツの対立に組み込まれた。

その為ある種のプロパガンダとして3隻は東西ドイツ双方で延命させられ、ベルリンの壁崩壊と東西ドイツ統一まで同型艦同士での対立を強いられていた。

冷戦終結後は解体もしくは売却される予定だったが、計画が難航し放置されていた。

しかし2016年にウクライナのギャオス出現を受けて急遽全艦が現役に復帰。

改装を受けていた為にウクライナ戦線に派遣される事は無かったが、2021年6月14日時点で、ビスマルクⅡと共にポーランド撤退支援作戦に参加している。

(同型艦)

▪︎フリードリヒ・デア・グロッセ

1番艦。現在はポーランド撤退支援作戦に伴いバルト海に展開している。

▪︎ロスバッハ

2番艦(東ドイツ海軍時代の艦名はカール・マルクス)。

現在はポーランド撤退支援作戦に伴いバルト海に展開している。

▪︎クネルスドルフ

3番艦。現在はポーランド撤退支援作戦に伴いバルト海に展開している。

 

 

⚫︎シャルンホルスト級戦艦

第1次大戦後に建造された戦艦。

第2次世界大戦以降は生き残った2番艦がモナーク機関に貸与されていたが、ウクライナでのギャオス発生を受けドイツ海軍に復帰した。

▪︎シャルンホルスト

1番艦。

1943年に戦没。

▪︎グナイゼナウ

2番艦。

現在はポーランド領シチェチンに停泊中。

 

 

⚫︎グローサークルフュルスト級戦艦

ドイツ海軍の戦艦。史実では建造中止。

ウクライナ戦線瓦解後を見据えて、2017年から「オーデル川防衛計画」の一環として建造が開始された。

460ミリ3連装砲を4基搭載しており、装甲にも対レーザー防御処置が取られている。

現在はポーランド撤退支援作戦に参加している。

(同型艦)

▪︎グローサークルフュルスト

1番艦。現在はポーランド領シュチェチンに停泊中。

▪︎ケーニヒ

2番艦。現在はドイツ領ハンブルクにて艤装作業中。

 

 

⚫︎キングジョージ5世級戦艦

イギリス海軍の戦艦。

先の大戦でドイツ海軍と苛烈極まる激戦を繰り広げ、戦没した2番艦を除いて全艦が戦後も現役であり続けた。

冷戦時代は対ソ連警戒と、巨大不明生物(米国呼称:MUTO)出現に伴う調査・場合によっては殲滅が求められる為に国連・モナーク機関に貸与された。

2016年、ウクライナにギャオスが出現した際に返還され黒海に展開し、対地支援砲撃を敢行した。

2021年6月14日時点ではバルト海、地中海に展開し、各地の支援作戦に全艦が参加している。

(同型艦)

▪︎キングジョージ5世

1番艦。現在はポーランド撤退支援作戦に参加している。

▪︎プリンス・オブ・ウェールズ

2番艦。第2次世界大戦にて戦没。

▪︎デューク・オブ・ヨーク

3番艦。現在は黒海に展開し、欧州主要防衛線であるブルガリアのバルカン山脈防衛線の支援に当たっている。

▪︎アンソン

4番艦。現在は地中海キプロス島近海に展開している。

▪︎ハウ

5番艦。現在はノルウェー沖の北海に展開している。

 

⚫︎ライオン級戦艦

イギリス海軍の戦艦。

史実では全艦が計画段階で建造中止となったが、この世界では史実よりも戦果を挙げたドイツ海軍に対抗するべく、アメリカの支援を受けて全艦が完成・就役している。

(同型艦)

▪︎ライオン

1番艦。現在はポーツマス海軍基地に停泊中。

▪︎テメレーア

2番艦。現在はバルカン山脈防衛線の一角として黒海に展開している。

▪︎コンカラー

3番艦。現在はバルカン山脈防衛線の一角として黒海に展開している。

▪︎サンダラー

4番艦。現在は北海に展開中。

 

⚫︎ヴァンガード級戦艦

イギリス海軍の戦艦。

第2次世界大戦後に建造された、イギリス戦艦の集大成とも言える艦。

充実した対空、レーダー兵装はもちろん、イギリス新戦艦で問題となっていた不具合や欠点を解消すべく意欲的に現場からの改良要求を設計に取り入れた結果、イギリス戦艦史上の最良の戦艦と呼べるものになった。

しかし就役は大戦中に間に合わず戦局に全く寄与することは出来なかった。

その結果早々にモナーク機関に貸与される事となった。

2016年のウクライナにおけるギャオス出現を受けてモナーク機関より返還され、大改装を受けた他、レールガン運用試験艦として姉妹艦の建造が開始された。

2021年6月14日時点では、イギリス近海の警備に就いている。

(同型艦)

▪︎ヴァンガード

1番艦。現在はブリテン島近海の北海に展開している。

▪︎サンダーチャイルド

2番艦。ドイツから貸与されたIS・シュヴァルツァレーゲンのパンツァーカノニーアの試作型を砲塔化し、それの運用艦として現在艤装中。

艦名は「雷震の子」の意味を持つ。

(名前の元ネタはH・G・ウェルズのSF小説『宇宙戦争』に登場する水雷衝角艦《サンダー・チャイルド》)

 

⚫︎レナウン級戦艦

イギリス海軍の戦艦。

▪︎レナウン

1番艦。

 

⚫︎ネルソン級戦艦

イギリス海軍の戦艦。

現在運用されている英国戦艦の中では最も古く、老朽化も激しいため予備役となっている。

航行速度が遅いことと、40.6㎝3連装砲を3基、5インチ単装速射砲6基、ハープーン対艦ミサイル16基という重装備であるため、拠点防衛用の砲艦として運用されている。

また、平時は砲術練習艦としても運用されている。

(同型艦)

▪︎ネルソン

1番艦。現在はドイツ・ポーランド国境、シュチェチンに展開中。

▪︎ロドニー

2番艦。現在はイギリス領テムズ川河口に展開中。

 

 

 

⚫︎リシュリュー級戦艦

フランス海軍の戦艦。

第2次世界大戦以降、度重なる改修と改装を受けた為、洋上火力投射プラットフォームとして機能する他にヘリコプター艦載能力を有している。

2021年6月14日時点ではバルト海や自国周辺海域などに展開している。

(同型艦)

▪︎リシュリュー

1番艦。現在はビスケー湾に展開中。

▪︎ジャン・バール

2番艦。

▪︎クレマンソー

3番艦。現在はバルト海に展開中。

 

⚫︎改リシュリュー級戦艦

フランス海軍の航空戦艦。

史実では建造中止。

先の大戦後、ヘリコプター搭載艦として機能し、冷戦時の潜水艦哨戒任務に多いに貢献した。

2021年6月14日時点では地中海に侵入したであろう巨大不明生物の哨戒活動を行っている。

(同型艦)

▪︎ガスコーニュ

1番艦。現在はギリシャ領クレタ島近海に展開中。

▪︎エクレール

2番艦。現在は英仏海峡ドーバー基地にて、対獣新型誘導弾「プロトン・ミサイル」の搭載作業と、新概念兵器《大鉄球型メーサー投射砲》の艤装作業が行われている。

(艦名の元ネタはゴジラFINALWARSに登場した地球防衛軍フランス方面軍の空中戦艦《エクレール》)

 

 

⚫︎ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦

イタリア海軍の戦艦。

先の大戦後、連合国に一時的に徴収された後に国連軍を経てイタリア海軍に返還された。

イタリア海軍としてはスクラップとして解体したかったのだが、大戦時は当初枢軸側であったことから、空母を建造する余裕を奪うべく冷戦終結までその維持を半ば義務化されていた。

冷戦終結後は解体が行われる手筈だったが、2016年のウクライナにおけるギャオス出現に伴い全艦を急遽現役に復帰。

2021年6月14日時点では地中海およびエーゲ海に展開している。

(同型艦)

▪︎ヴィットリオ・ヴェネト

1番艦。

▪︎リットリオ

2番艦。

▪︎インペロ

3番艦。史実では建造途中で解体。

▪︎ローマ

4番艦。第2次世界大戦にて戦没。

 

 

⚫︎プラティパスⅢ級戦艦

オーストラリア海軍の航空戦艦。

戦術機の運用及び単独支援を想定して2018年から建造された。

2021年6月14日時点では、カーペンタリア湾に展開中。

(同型艦)

▪︎プラティパスⅢ

1番艦。

 

 

⚫︎ガングート級戦艦

ロリシカ海軍の戦艦。

1番艦は第1次世界大戦時に完成したものであり、現役戦艦の中では世界最古の艦艇。

ロシア革命後、亡命白系ロシア人(旧ロシア帝国臣民)と共にカナダへ亡命した後、紆余曲折を経てロリシカ独立戦争に参加。

ロリシカ独立後は対バルゴン戦の第一線に立つと共に、新たな新規姉妹艦がアメリカで建造され、3隻体制でロリシカ防衛に当たっている。

現在はカムチャッカ半島防衛の為にオホーツク海に展開している。

(同型艦)

▪︎ガングート

1番艦。

現在はオホーツク海に展開中。

▪︎チェルスキー

2番艦。EP-16にて樺太漸減作戦に参加し、コルイマと共に艦砲射撃を実施。

EP-35にて、エリザよりペトロパブロフスク・カムチャツキーで整備中である事が言及されている。

▪︎コルイマ

3番艦。EP-16にて樺太漸減作戦に参加し、チェルスキーと共に艦砲射撃を実施。

バルゴン大型種からのレーザー照射を受け第2砲塔を破壊された。

EP-35にて、エリザよりペトロパブロフスク・カムチャツキーで整備中である事が言及されている。

 

 

 

⚫︎アルミランテ・ラトーレ

チリ海軍の戦艦。

第2次世界大戦後にイギリスから売却された戦艦であり、現在は南米共同体太平洋方面軍艦隊旗艦。

 

 

⚫︎ハラルド・ハールファレ

ノルウェー海軍の戦艦。

第2次世界大戦時、ノルウェー本土奪還の為にイギリスより提供されたポケット戦艦であり、記念艦としてスタバンゲルに係留されていたが、ギャオス出現により現役に復帰。

北欧理事海軍の旗艦を務めている。

 

 

⚫︎イルマリネン級戦艦

フィンランド海軍の戦艦。

小型の船体に254mm連装砲塔を搭載した、一般には海防戦艦と呼ばれる沿岸警備用の艦艇。

そのため航続距離が短い。

厳冬期に海面が凍り付くバルト海での活動を想定しており、砕氷能力を有している。

1933年に就役し、冷戦期も対ソ戦力として活躍した本級は現在、ダンケルク作戦発動に伴い、フィンランドから国民を脱出させている船団の護衛に就いている。

(同型艦)

▪︎イルマリネン

1番艦。

2021年6月14日時点では、スウェーデン領ゴットランド島に向け避難民移送船団護衛に就いている。

▪︎ヴァイナモイネン

2番艦。

 

 

⚫︎ミナス・ジェライス級戦艦

ブラジル海軍の戦艦。

1913年から現役であり、世界大戦や冷戦を経て記念艦かなっていたが、国連からの要請で急遽現役に復帰。

南米共同体海軍の艦艇として国連指揮下のもと活動している。

▪︎ミナス・ジェライス

1番艦。

2021年6月14日時点では国連指揮下に組み込まれ、リオデジャネイロ沖に展開中。

▪︎サン・パウロ

2番艦。

1951年に大西洋上で巨大不明生物の襲撃を受け轟沈。

 

 

⚫︎トンブリ級戦艦

タイ海軍の戦艦。

1938年に就役した海防戦艦であり、2000トンという駆逐艦レベル船体に重巡洋艦の主砲である203mm連装砲を搭載していた。

造船元は日本の川崎重工。これは当時列強各国によって植民地化されていた東南アジアで数少ない独立国だったタイが列強各国に対抗するべく日本の協力を受けていたこという事情が絡んでいる。

現在は記念艦となっていたが、巨大不明生物の大量発生を受け現役に復帰している。

(同型艦)

▪︎トンブリ

1番艦。

6月14日時点では、タイ領サッタヒープ海軍基地に停泊中。

▪︎スリ・アユタヤ

2番艦。

6月14日時点では、タイ領ソンクラー海軍基地に停泊中。

 

 

 

⚫︎コロラド級戦艦

1917年海軍整備計画に基づき日本帝国海軍の長門型戦艦に対抗して建造されたアメリカ海軍の戦艦。

戦後はモナーク機関に貸与される形で国連に移籍し、巨大不明生物の存在露呈後は国連海軍の戦艦として活動している。

▪︎コロラド

1番艦。

6月14日時点ではパキスタン領カラチ沖のアラビア海に展開している。

▪︎メリーランド

2番艦。

6月14日時点ではスペイン領カナリア諸島近海に展開している。

▪︎ウェストバージニア

3番艦。

6月14日時点ではアラフラ海トレス海峡諸島近海に展開している。

 

 

⚫︎ノースカロライナ級戦艦

アメリカ海軍がワシントン軍縮条約後に建造した戦艦。

戦後はモナーク機関に貸与される形で国連に移籍し、巨大不明生物の存在露呈後は国連海軍艦として活動している。

▪︎ノースカロライナ

1番艦。

6月14日時点ではビスマルク諸島ニューブリテン島近海に展開している。

▪︎ワシントン

2番艦。

6月14日時点では韓国領仁川沖を目指し、対馬海峡を航行している。

 

 

⚫︎サウスダコタ級戦艦

1942年に就役したアメリカ海軍の戦艦。

戦後はモナーク機関に貸与される形で国連に移籍し、巨大不明生物の存在露呈後は国連海軍艦として活躍している。

▪︎サウスダコタ

1番艦。

6月14日時点ではペルシャ湾ホルムズ海峡に展している。

▪︎インディアナ

2番艦。

6月14日時点ではイスラエル沖の地中海に展開している。

▪︎マサチューセッツ

3番艦。

6月14日時点ではアメリカ領マイアミ沖に展開している。

▪︎アラバマ

4番艦。

6月14日時点ではジブチ共和国に配備されている。

 

 

 

⚫︎ニューヨーク級戦艦

国連軍の戦艦(砲術練習艦)。

第1次・第2次世界大戦でも活躍したアメリカ海軍で最初の超弩級戦艦だったが、保存状態が悪く、腐食による浸水も発生しやすいために、ほぼ消滅した戦艦の運用ノウハウを教育する練習艦として再就役した。

(同型艦)

▪︎ニューヨーク

1番艦。

ビキニ環礁での水爆実験に提供され、1948年7月に標的目標として沈没処分にされた。

▪︎テキサス

2番艦。

サン・ジャシントで記念艦として保存されていたが、巨大不明生物の出現多発と戦艦の運用ノウハウ低下を受け、砲術練習艦として再度就役した。

 

 

 

 

 

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●空母

 

⚫︎ニミッツ級空母

アメリカ海軍の正規空母。

‪世界で初めて量産された原子力空母であり、1番艦の起工から10番艦の就役まで実に40年以上の期間に渡って順次に改正されつつ全10隻が建造された。世界最大級の軍艦としても知られる。‬

途中で工法や設計の変更が行われたことから、小分類として4~8番艦をセオドア・ルーズベルト級、9・10番艦をロナルド・レーガン級と呼ぶこともある。

巨大不明生物出現に伴い、飛行甲板の強化、カタパルト配置の変更、格納庫及びエレベータ形状の刷新、耐熱耐レーザー防御システムの実装、防御兵器を簡略化しつつレーザー砲への強化などの改修を施された。

(同型艦)

▪︎ニミッツ

1番艦。

▪︎ドワイト・D・アイゼンハワー

2番艦。

▪︎カール・ヴィンソン

3番艦。

▪︎セオドア・ルーズベルト

4番艦。

▪︎エイブラハム・リンカーン

5番艦。

▪︎ジョージ・ワシントン

6番艦。描写されてはいなかったが、EP-17のラドン飛来(ニューヨーク攻防戦)時にノーフォーク基地から緊急出撃していた。

▪︎ジョン・C・ステニス

7番艦。

▪︎ハリー・S・トルーマン

8番艦。

▪︎ロナルド・レーガン

9番艦。第7艦隊(太平洋艦隊)所属、2021年6月14日時点では神奈川県横須賀基地に配属されている。

▪︎ジョージ・H・W・ブッシュ

10番艦。

 

⚫︎ジェラルド・R・フォード級空母

米国海軍の原子力超大型正規戦術航空母艦。

高いステルス性と強力な個艦防御兵装、米軍初となる電磁カタパルトを採用した(現時点での)最新鋭航空母艦。

2016年の巨大不明生物出現後、2番艦以降を全て設計変更し、飛行甲板の強化、カタパルト配置の変更、格納庫及びエレベータ形状の刷新、耐熱耐レーザー防御システムの実装。

防御兵器を簡略化しつつレーザー砲への強化などの改修を施され、戦術機1個大隊強(約40機)の戦力投射が可能な本格戦術機母艦となっている。

飛行甲板上に12基のエレベーターがあり、戦術機1個中隊(12機)の迅速な展開が可能となっている。

(同型艦)

▪︎ジェラルド・R・フォード

1番艦。本艦のみ計画通り航空母艦として建造され、その後戦術機母艦へ改装された。

▪︎ジョン・F・ケネディ

2番艦。東南アジア洋上基地「ヤンキー・ステーション」に配備されている。

▪︎エンタープライズ

3番艦。

▪︎サラトガ

4番艦。ゴジラ捜索の予備戦力として硫黄島にて待機中。

▪︎コンステレーション

5番艦。

▪︎マティアス・ジャクソン

6番艦。

 

 

⚫︎いずも型護衛艦

海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦。

‪先行して建造・配備されたひゅうが型をもとに、琵琶湖にてモスボール保存されていた旧紀伊型戦艦3番艦4番艦の船体を改装した為、現実世界のいずも型よりも大型化している。

航空運用機能や多用途性を強化しており、兵装はひゅうが型と比べて簡易な物となり、よりヘリ空母に近づいた設計となっているが、対巨大不明生物戦を想定して、ドイツより5インチ超電磁単装砲を2基搭載している。

前級のひゅうが型と比較していずも型は艦そのものの戦闘能力は低く抑えられており、ヘリコプターの運用に重点を置いた艦である。多機能レーダーやソナーは簡略化されており、武装も20mmCIWSおよび5インチ超電磁単装砲など最低限の自衛火器および支援火器を除いては搭載せず、対潜用の魚雷すらない。本艦は艦隊中核のプラットフォームに徹する運用が想定されており、防空能力の高い護衛艦を伴った艦隊として運用することを前提としている。

だがその代償に、指揮・統制能力を強化している。また、同甲板には大画面モニターを複数そなえた多目的室が設けられており、統合任務部隊司令部(幕僚等100名規模)を設置できる。プレスセンター等としても使用できるように床下配線スペースがあり、非常用の医療区画としても使用できるように手術灯や簡易手術台となる机なども装備されている他、戦術データ・リンクに至ってはひゅうが型を凌駕しており、アメリカ軍の静止軌道衛星とも通信可能なだけの指揮・通信システムも保有している。

また船体自体が巨大化した為、ヘリコプターの駐機スペースが5つに増加した他ハンガー内の格納機数、設備等も充実したものとなった。

2021年6月14日時点では急ピッチで戦術機運用に対応した仕様に改装する作業が行われている。

(同型艦)

▪︎いずも

1番艦。横須賀基地にて戦術機運用に対応した仕様への改装作業が実施されている。

▪︎かが

2番艦。呉基地にて戦術機運用に対応した仕様への改装作業を実施中。以前STOL仕様への改装が行われていた為7月までには作業が完了する見込みである。

 

⚫︎ひゅうが型護衛艦

海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦。

‪高度な指揮統制能力と合わせて、対潜・対空ミサイルを発射できる垂直発射システムと新開発のC4ISTARシステムにより艦自身が強力な対潜・対空戦闘能力を備えており、航空機運用に特化した航空母艦ではなく、自前の装備で対潜戦などを行える護衛艦としての機能も重要視されている。‬

‪また広大な全通甲板と大きな船体容積によって、多数のヘリコプターを同時運用する能力を備えている。これにより、従来のヘリコプター搭載護衛艦よりも優れたゾーン対潜戦能力を実現するとともに、輸送ヘリコプターや救難ヘリコプターにも対応できることから、災害派遣や国際平和活動など戦争以外の軍事作戦、水陸両用作戦の支援など多彩な任務に対応可能となっている。‬

これらの点から、2021年6月14日時点では日本海にて巨大不明生物の哨戒任務に着いており、場合によっては殲滅が求められる為に、D-03誘導弾/魚雷を装備している。

(同型艦)

▪︎ひゅうが

1番艦。京都府舞鶴基地所属であり、現在日本海に展開中。

▪︎いせ

2番艦。長崎県佐世保基地所属であり、現在対馬海峡に展開中。

 

 

⚫︎クイーン・エリザベス級空母

 

【挿絵表示】

 

イギリス海軍の正規空母。

‪当初計画によると、F-35B艦上戦闘機と艦載ヘリコプターをあわせて最大48機の搭載を予定していたが、上記のようにF-35はB型からC型、再度B型に変更されている。艦載ヘリコプターは哨戒型と早期警戒型のマーリン HM.2や攻撃型のアパッチ AH Mk 1を予定しているが、V-22の搭載と運用も視野にいれて設計されている。‬

また3番艦・4番艦は2016年のウクライナにおけるギャオス出現を受けて、戦術機運用を視野に入れて1個中隊+2個小隊(18機)を艦載可能となるよう再設計された為に大型化している。

1番艦・2番艦の合計搭載機数は約40機、20機を格納庫に収容可能であり後に戦術機母艦に改装されたが、艦体規模の制限から戦術機を2個小隊(6機)しか運用出来ずにいた。

3番艦・4番艦は約60機を搭載可能、30機を格納庫に収容可能となっている。

STOVL空母とされていることから、滑走エリアはインヴィンシブル級と同様、首尾線と平行に設定されており、その先端部、飛行甲板の左舷前部には13度の傾斜をもつスキージャンプ勾配が設けられている。

艦載機であるF-35Bはアフターバーナー、戦術機タイフーンⅡは跳躍ユニットを備え、排気が高温になることから、スキージャンプから160メートルの位置にブラスト・デフレクターが設けられている。

(同型艦)

▪︎クイーン・エリザベス

1番艦。2021年6月14日時点ではイギリス海軍マンセル要塞に配備されている。

▪︎デューク・オブ・エディンバラ

2番艦。建造途上で戦術機運用を前提とした設計に直された為中途半端に大型化しているが、充分な運用に至る程では無かった。

2021年6月14日時点ではバルト海に展開し、ポーランド撤退支援作戦に参加している。

▪︎プリンス・オブ・ウェールズ

3番艦。本艦以降、戦術機運用を前提として計画的に大型化している。

2021年6月14日時点ではブルガリア領ブルガス湾に展開し、バルカン山脈防衛線の支援に尽力している。

▪︎アーク・ロイヤル

4番艦。EP-20にて欧州連合極東派遣軍艦隊を率いてベーリング海を移動中にスピット・エビラの襲撃を受けるも窮地を脱した。

2021年6月14日時点では東京湾中央防波堤地区に設けられた臨時港に寄港している。

 

⚫︎インヴィンシブル級空母

イギリス海軍の近代軽空母。

スキージャンプ型発艦方式を採用しており、全通飛行甲板の左舷側が滑走レーンとされている。

艦首尾線にほぼ平行ではあるが、当初は艦首にシーダート発射機が設けられていたことから、これを避けるため、わずかに左側に寄せられている。ヘリコプターの発着スポットが6ヶ所、滑走レーンには4ヶ所のスタート・ポイントが設定された。

巨大不明生物出現後は改装戦術機母艦となりが、2万2000t級の小型空母であり、船体が小さいために1個戦術機小隊の運用が限界と全面改修は見送られ、限定的な戦術機運用設備の設置と対巨大不明生物戦仕様への変更のみが施された。

(同型艦)

▪︎インヴィンシブル

1番艦。2021年6月14日時点ではイギリス海軍マンセル要塞に配備されている。

▪︎インディファディカブル

2番艦。2021年6月14日時点ではブルガリア領ブルガス湾に展開し、バルカン山脈防衛線の支援に回っている。

▪︎イーグル

3番艦。2021年6月14日時点ではキプロス島近海に展開している。

 

⚫︎支援航空母艦アーガス

イギリス海軍の航空支援艦。

‪艦尾甲板には、広大なヘリコプター甲板が存在しており、‬

ハンガーにはシーハリアー8機とシーキング3機を収容可能(これに加えてヘリコプター甲板上にヘリコプター3機を露天駐機できる)。

また本艦は、病院船としての機能も重視して改造されており、当初は100床の病床を備えていた。その後、2001年の改修で手術室4室、集中治療室20床、一般病床90床に増強された。

 

 

⚫︎シャルル・ド・ゴール級空母

フランス海軍の正規空母。

‪同海軍初の原子力水上艦かつアメリカ海軍以外では唯一の原子力空母でもある。‬

ヨーロッパの海軍では数少ないの正規空母であり、アメリカ海軍の空母と同じように蒸気カタパルトを備えている。デザインは正規空母としてはじめてステルス性を考慮したものとなり、エンクローズ型艦首から艦尾に渡って飛行甲板が設置され、カタパルトは艦首側とアングルド・デッキ側にそれぞれ1条ずつ設置された。

また格納庫内に艦載機約40機を収容可能となっている。

(同型艦)

▪︎シャルル・ド・ゴール

1番艦。

▪︎ジャン・ソヴァニャルグ

2番艦。

▪︎フィリップ・ペタン

3番艦。

 

⚫︎空母ジャンヌダルク

フランス海軍のヘリコプター空母。

一度は退役したが、巨大不明生物出現の混乱により、現役に復帰した。

 

 

⚫︎軽空母カブール

イタリア海軍の軽空母。

‪左舷側の前端には12度の傾斜をもつスキージャンプが設置されている。スキージャンプ後方から艦尾にかけての平坦部分184m×14mの空間が、固定翼機の滑走レーン及びヘリコプターの発着用とされている。‬

12機のヘリコプターか8機のV/STOL機を搭載可能であり、飛行甲板には8機が待機可能である。

また本艦は、軽空母だけでなく、揚陸艦としての機能も有しており、標準状態で325名の海兵隊の乗艦が想定されているほか、航空機の代わりに24両のアリエテ主力戦車、あるいは100両の軽車両、あるいは50両の水陸両用装甲兵員輸送車などが搭載可能となっている。

 

⚫︎軽空母ジュゼッペ・ガリバルディ

イタリア海軍の軽空母。

スキージャンプ式の発艦法を採用しており、スキージャンプ勾配後方の平坦な部分には、6つのヘリコプター発着スポットが設定されている。

2016年現在は固定翼機運用を後継艦のカブールに移した為、固定翼機運用は終了しており、ヘリコプターおよび戦術機の運用を主としている。

 

 

⚫︎軽空母プリンシペ・デ・アストゥリアス

スペイン海軍の軽空母。

V/STOL機およびヘリコプターの運用に長けており、最大で37機の機体を運用可能としている。

 

 

⚫︎アドミラル・クズネツォフ級航空巡洋艦

ロシア海軍の空母。

史実では1番艦のみだが、この世界では3隻就役している。

‪CTOL方式の艦上機をスキージャンプで発艦させる短距離離陸・拘束着艦(STOBAR)方式での航空機運用を行っている。‬

また本艦の特徴が、極めて充実した個艦戦闘能力であり、重航空巡洋艦(TAvKR)という艦種呼称の所以ともなっている。その中核となるのが、飛行甲板前部のVLSに収容されたP-700「グラニート」艦対艦ミサイルであり、衛星データリンクと連動することで、極めて強力な対艦火力を発揮することが可能。しかしこれを発射する際には艦上機の発着が困難となる問題がある。

(同型艦)

▪︎アドミラル・クズネツォフ

1番艦。

▪︎アドミラル・アリストフ

2番艦。

▪︎アドミラル・ツァネフ

3番艦。

▪︎ヴァリヤーグ

4番艦。中国海軍に売却。

 

 

⚫︎遼寧級航空母艦

ロシア海軍の空母ヴァリヤーグをウクライナ経由で購入、改装した中国海軍の艦。

2021年6月14日時点では黄海に展開中とのこと。

 

⚫︎山東級(001A型)航空母艦

‪短距離離陸拘束着艦方式を採用した全通甲板を持つ。‬

遼寧では対艦ミサイルの区画だった飛行甲板前部を格納スペースとすることで、遼寧より約10機の追加格納庫が可能となっている。

2021年6月14日時点では大連攻防戦に参加している。

(同型艦)

▪︎山東

1番艦。大連近海に展開中。

 

⚫︎基辅(キエフ)級航空巡洋艦

ロシア海軍より中国に売却された近代軽空母を改装した中国海軍の艦。

‪艦の前方には通常の巡洋艦と同様に兵装を搭載、中央部に上部構造物を配し、後甲板をヘリコプター甲板としていた。これに対し、本級では上部構造物は右舷側に寄せたアイランド型とされ、上甲板は前後全通型であるが、前甲板は艦対艦ミサイルの巨大な発射筒などで占められており、飛行甲板は左舷前方に張り出したアングルド・デッキ式となっている。‬

‪それぞれテーマパークの目玉として保管されていたが、中国戦線の戦況悪化に伴い現役に復帰させた。‬

(同型艦)

▪︎基辅(キエフ)

1番艦。天津市にてホテルに改装されていた為、現在黄海洋上の浮きドックにて現役復帰の為の改修を受けている。

▪︎明斯克(ミンスク)

2番艦。南通市の空母公園より接収後、黄海に展開中。

 

 

⚫︎空母サン・パウロ

ブラジル海軍の正規空母。

南米共同体大西洋方面軍艦隊旗艦を務めている。

現在はニテロイ級フリゲート艦「コンスティトゥイサン」と共にリオグランデ海膨直上に建設中のメガフロート、リオグランデ・フロートの警備任務に就いている。

 

⚫︎空母ベインティシンコ・デ・マヨ

アルゼンチン海軍の空母。

1997年に退役する形でモナーク機関に貸与されたが、世界中での巨大不明生物出現により返還を要請。

アメリカで近代化改修を受けた後にアルゼンチン海軍に返還された。

だが政治的事情により、所属こそアルゼンチンではあるが、国連の指揮系統に組み込まれている。

現在はロス・エスタードス島プエルト・パリー海軍基地に停泊している。

 

 

⚫︎キティーホーク級航空母艦

アメリカ海軍から退役後に国連軍へ提供された旧式航空母艦。

(同型艦)

▪︎UNSキティホーク

1番艦。

▪︎UNSコンステレーション

2番艦。EP-19にて日米共同のIS学園警邏哨戒行動に参加。

 

⚫︎NN航空母艦エンタープライズ

アメリカ海軍のIS運用母艦。だが、国連軍設立に伴い同組織に転属させられた。

(同型艦)

▪︎UNSエンタープライズ

1番艦。EP-17のラドン迎撃戦に参加。IS「銀の福音」中隊の母艦として機能した。

これ以降はアメリカ・イスラエル共同統合機兵開発実験団「ビルサルド」に接収された。

 

⚫︎フォレスタル級航空母艦

アメリカ海軍から退役後、国連軍に提供された旧式航空母艦。

(同型艦)

▪︎UNSフォレスタル

1番艦。

▪︎UNSサラトガ

2番艦。

▪︎UNSレンジャー

3番艦。

▪︎UNSインディペンデンス

4番艦。

 

 

⚫︎空母ホーネット

亡国機業(ファントムタスク)が所有する原子力空母。

亡国機業が南太平洋の移動式活動拠点としており、ジェット戦闘機やISが搭載されている他、プレイルームも完備されていた。

EP-05にて、ビキニ環礁近海を航行中のところをゴジラに襲撃され爆沈した。

 

 

 

 

 

 

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●巡洋艦

⚫︎タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦

アメリカ海軍のミサイル巡洋艦。

現在6番艦以降の全22隻が米海軍所属である。

5番艦以前の初期型である「タイコンデロガ」、「ヨークタウン」、「ヴィンセンス」、「ヴァリー・フォージ」、「トーマス・S・ゲイツ」の5隻は国連軍に提供されている。

(同型艦)

▪︎UNSタイコンデロガ

1番艦。

▪︎UNSヨークタウン

2番艦。EP-16の樺太漸減作戦に参加。

バルゴン大型種のレーザー照射を受け爆沈した。

▪︎UNSヴィンセンス

3番艦。

▪︎UNSヴァリー・フォージ

4番艦。

▪︎UNSトーマス・S・ゲイツ

5番艦。

 

 

⚫︎しらね型護衛艦

第1世代ヘリコプター搭載護衛艦の後継艦。

はるな型と同様全通甲板を有する長船首楼型という船型だが、電子装備の充実に伴い艦橋構造物と船体が大型化した。

船体の後方3分の1を占めるヘリコプター甲板の横幅を確保し、なおかつ旗艦機能を持たせるために必要な艦内容積に加えて、指揮統制能力の強化が図られている。 また静止軌道衛星との通信も可能であることから本型は「海上自衛隊初のシステム艦」とも称された。 本来ならば史実通り後継艦のいずも型就役に伴い退役予定であったが、巨大不明生物の出現により現役のままとなっている。 現在はそれぞれの母港で対巨大不明生物用の艤装に換装されている。

(同型艦)

▪︎しらね

1番艦。EP-20にて日米共同のIS学園警邏哨戒行動に参加した。

2021年6月14日時点では、76mm単装砲2基を独製5インチ超電磁投射単装砲に換装されている。

▪︎くらま

2番艦。

2021年6月14日時点では、76mm単装砲2基を独製5インチ超電磁投射単装砲に換装されている。

 

⚫︎あいづ型護衛艦

‪海上自衛隊の汎用護衛艦。‬

イージスシステムの中核たるAN/SPY-1フェーズドアレイレーダーの意匠もそれら通りに備わる。一方、VLSを持っていないため、各種誘導弾は台湾海軍やスペイン海軍の一部艦艇にみられるように、通称アスロックランチャーとも呼ばれるMk112八連装発射機(Mk 16 GMLS)に混載される。SH-60シーホークなどのヘリコプターだけでなく、特殊潜航艇「さつま」も3隻搭載できる。

巨大不明生物出現後は耐熱耐レーザー防御システムが導入された。

ちなみに本級は実存しない架空艦(出典はゴジラ・モスラ・キングギドラ大海獣総攻撃の防衛海軍《巡洋艦あいづ》)。

(同型艦)

▪︎あいづ

1番艦。EP-16にて立花一佐が噂されてくしゃみする形で一瞬だけ登場。

2021年6月14日時点ではゴジラ捜索の為に相模トラフに展開中。

▪︎あこう

2番艦。

2021年6月14日時点ではゴジラ捜索の為に紀伊半島沖に展開中。

▪︎わかな

3番艦。

孫の手島沖合で消息を絶った原潜・シードラゴンの捜索に派遣されている。

 

 

⚫︎改アドミラル・ヒッパー級巡洋艦

ドイツ海軍の巡洋艦。

ビスマルクやH39戦艦と同様に第2次世界大戦を生き延びた艦艇であり、アメリカに接収された後に国連・モナーク機関に受け渡された。

2016年のギャオス出現後にはドイツ海軍に返還された。

装甲には耐熱耐レーザー・対振動波防御が施されている他、主砲はIS・シュヴァルツァレーゲンで運用実績を得たパンツァーカノニーアのシステムを部分的に取り込み、火薬併用レールガンと化している。

(同型艦)

▪︎アドミラル・ヒッパー

1番艦。6月14日時点では予備戦力としてオランダ領ボーンホルム島沖のバルト海に展開中。

▪︎ザイドリッツ

4番艦。

6月14日時点ではポーランド撤退支援作戦に参加している。

▪︎リュッツォウ

5番艦。

 

⚫︎ミュンヘン級巡洋艦

ドイツ連邦海軍の砲術巡洋艦。

2016年のオーデル川防衛整備計画に基づき建造された。

(同型艦)

▪︎ミュンヘン

▪︎ライプツィヒ

▪︎ニュルンベルク

▪︎ドレスデン

▪︎ケルン

▪︎ドルトムント

▪︎ハノーファー

▪︎シュトゥットガルト

 

 

⚫︎ガランド級巡洋艦

ドイツ連邦海軍の巡洋艦。

2016年以降、オーデル川防衛整備計画に基づき建造された。

現在はドイツ・ポーランド国境のシュチェチン湖に展開している。

(同型艦)

▪︎ガランド

▪︎メルダース

▪︎ヴィルケ

▪︎ラル

 

⚫︎テムズ級汎用巡洋艦

イギリス海軍の汎用巡洋艦。

22隻が建造された。

(同型艦)

テムズ

セヴァーン

バン

テイ

ツイード

リー

モール

エイヴォン

マージー

フリート

ウェストボーン

トレント

チャーン

ワンドル

クライド

ダレント

テスト

スペイ

ビューリー

ライミントン

ネス

オルヌ

 

⚫︎ライン級汎用巡洋艦

ドイツ連邦海軍の巡洋艦。

アメリカおよびイギリス支援のもと、現在16隻が建造されている。(同型艦)

ライン

エルベ

モーゼル

マイン

オーデル

ネッカー

ヴォーザー

イーザル

シュプレー

ハーフェル

ザルツァハ

ヴァルノウ

アルトミュール

ローダッハ

エーガー

ヴェルニッツ

 

⚫︎シュフラン級巡洋艦

フランス海軍の巡洋艦。

▪︎シュフラン

 

⚫︎デュケーヌ級巡洋艦

フランス海軍の巡洋艦。

▪︎デュケーヌ

▪︎トゥールヴィル

 

⚫︎ラ・ガリソニエール級巡洋艦

フランス海軍の巡洋艦。

▪︎グロワール

▪︎モンカルム

▪︎ジョルジュ・レイグ

 

 

⚫︎タコマ級戦闘巡洋艦

アメリカ海軍の巡洋艦。

対獣非原子力永久機関搭載型巡洋艦建造構想に合わせて建造された新型巡洋艦であり、アメリカ海軍初のレールガン実装型実戦艦となっている。

だが建造が遅れており、2番艦以降は建造中となっている。

装備

・155mm単装レールガン2基

・VLS発射基90セル

・127mm単装速射砲1基

・4連装ハープーン発射基2基

・CIWS 2基

・RAM 2基

・レーザーターレット1基

(同型艦)

▪︎タコマ

1番艦。

▪︎インディアナポリスⅡ

2番艦。サンフランシスコ海軍造船所にて建造中。7月上旬には就役可能の見通し。

▪︎カムデン

3番艦。建造中。

▪︎コーパスクリスティ

4番艦。建造中。

▪︎ニューアーク

5番艦。建造中。

▪︎ユリーカ

6番艦。建造中。

 

 

⚫︎スラヴァ級巡洋艦

ロシア海軍のミサイル巡洋艦。

(同型艦)

▪︎スラヴァ

1番艦。

▪︎アドミラル・フロタ・ロボフ

2番艦。

 

 

⚫︎アトラーント(スラヴァ)級巡洋艦

ウクライナ海軍の巡洋艦。

建造途中で放棄されていた旧ソ連海軍のスラヴァ級ウクライナを完成させたもの。

(同型艦)

▪︎ウクライナ

1番艦。

 

⚫︎キーロフ級原子力重ロケット巡洋艦

ロシア海軍の巡洋艦。

史実では5番艦以降は建造中止。

(同型艦)

▪︎キーロフ

1番艦。

▪︎ジダーノフ

2番艦。

▪︎カリーニン

3番艦。

▪︎ユーリ・アンドロポフ

4番艦。

▪︎ジェルジンスキー

5番艦。

▪︎ロシア

6番艦。

▪︎ジダーノフ

7番艦。

▪︎スヴェルドロフ

8番艦。EP-35にてウラジオストクからの避難民を載せて、北方領土へ向かう中継として青森県大湊基地に寄港した。

▪︎ジェレスニャコフ

9番艦。

 

⚫︎ベインティシンコ・デ・マヨ級巡洋艦

アルゼンチン海軍の巡洋艦(旧ヘネラル・ガルバルディ級重巡洋艦)。

1961年にモナーク機関に貸与される形で除籍されたが、世界各地での巨大不明生物出現によりアメリカで近代化改修が施された後、形式上はアルゼンチン海軍に返還された。

だが2001年の債務不履行以降、不信感を募らせていた諸外国からの要請、そして南米での人類間闘争を回避したいアメリカの圧力もあり、事実上、アメリカ・国連軍の管理下にある。

現在は南米共同体大西洋方面軍第2艦隊に属している。

(同型艦)

▪︎ベインティシンコ・デ・マヨ

1番艦。現在はプエルト・ベルグラノ海軍基地に停泊中。

▪︎アルミランテ・ブラウン

2番艦。現在はロス・エスタードス島プエルト・パリー海軍基地に停泊中。

 

 

 

⚫︎改タイガー級ヘリコプター巡洋艦

イギリス軍の巡洋艦。

退役したイギリス海軍のヘリコプター搭載巡洋艦を国連・モナーク機関に提供した艦で、巨大不明生物の本格的出現後にはイギリスに返還された。

(同型艦)

▪︎タイガー

1番艦。2021年6月14日時点ではイギリス領ドーバー基地に展開している。

▪︎ライオン

2番艦。2021年6月14日時点ではドイツ領キール基地に展開している。

▪︎ブレーク

3番艦。2021年6月14日時点ではエーゲ海に展開している。

 

⚫︎サリー級巡洋艦

イギリス海軍の巡洋艦。

史実では全艦建造中止となった重巡洋艦。

(同型艦)

▪︎サリー

1番艦。

▪︎ノーサンバーランド

2番艦。

 

⚫︎タウン級巡洋艦

イギリス海軍の記念巡洋艦。

現在は第2次世界大戦を生き延び、記念艦となったベルファストのみが現存している。

▪︎ベルファスト

現在はイギリス領ロンドン・テムズ川に停泊している。

 

 

⚫︎はるな級巡洋艦

国連軍の巡洋艦。

元は海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦であり、退役後解体予定だった本艦を国連が買い取った形となる。

国連軍配属後も本来の用途である対潜哨戒艦として活躍している。

2021年6月14日時点では極東方面軍に配備され、日本政府からの支援要請を受けてゴジラ捜索に参加している。

(同型艦)

▪︎UNSはるな

1番艦。現在はゴジラ捜索の為、紀伊半島沖に展開中。

▪︎UNSひえい

2番艦。現在はゴジラ捜索の為、相模トラフ直上に展開中。

 

 

 

 

 

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●駆逐艦

 

⚫︎こんごう型護衛艦

海上自衛隊のミサイル護衛艦。

自衛隊初のイージス艦でもあり、当時アメリカ海軍以外が初めて保有したイージス艦でもある。

現在は対巨大不明生物戦を想定して、トマホーク巡航ミサイルの試験運用を行なっている他、D-03誘導弾/魚雷とフルメタルミサイルを搭載している。

(同型艦)

▪︎こんごう

1番艦。

▪︎きりしま

2番艦。6月14日時点では相模トラフにてゴジラ捜索に参加している。

▪︎みょうこう

3番艦。

▪︎ちょうかい

4番艦。

 

⚫︎あたご型護衛艦

海上自衛隊のミサイル護衛艦。

こんごう型の後継でもあるイージス艦。

(同型艦)

▪︎あたご

1番艦。

▪︎あしがら

2番艦。

 

⚫︎まや型護衛艦

海上自衛隊のミサイル護衛艦。

あたご型の後継でもあるイージス艦。

(同型艦)

▪︎まや

1番艦。

▪︎たかお

2番艦。

 

⚫︎あきづき型護衛艦

海上自衛隊の汎用護衛艦。

イージスシステムのダウングレード版を搭載しており、準イージス艦とも呼ばれている。

(同型艦)

▪︎あきづき

1番艦。

▪︎てるづき

2番艦。6月14日時点では相模トラフにてゴジラ捜索に参加している。

▪︎すずつき

3番艦。

▪︎ふゆづき

4番艦。

 

⚫︎あさひ型護衛艦

海上自衛隊の汎用護衛艦。

あきづき型の後継艦でもある。

(同型艦)

▪︎あさひ

1番艦。

▪︎しらぬい

2番艦。

 

⚫︎はたかぜ型護衛艦

海上自衛隊のミサイル護衛艦。

(同型艦)

▪︎はたかぜ

1番艦。

▪︎しまかぜ

2番艦。EP-34にてIS学園沖合南西38キロ洋上にてズムウォルト級駆逐艦と共に同学園を目指すゴジラを探知した。

 

 

⚫︎アーレイバーク級駆逐艦

アメリカ海軍の駆逐艦。

世界初のイージス駆逐艦でもある。

本級は現在76隻全艦が稼動状態にあり、世界各地での軍事作戦に参加している。

EP-16の樺太漸減作戦やEP-19のIS学園警戒任務のため日米臨時編成軍の一員として警戒任務に就くなど、幅広く作戦に参加している。

 

⚫︎ズムウォルト級駆逐艦

アメリカ海軍の駆逐艦。

アーレイバーク級の後継艦となるはずだったが、原子力空母を遥かに上回るコストに加えて設計面での欠陥が多く、3隻で打ち切られた。

EP-34にて、3番艦「キング」がはたかぜ型護衛艦しまかぜと共に、日本を目指すゴジラを探知した。

 

 

⚫︎リデル級駆逐艦

ロシア海軍の原子力搭載型次世代駆逐艦。

 

⚫︎ウダロイ級駆逐艦

ロシア海軍の対潜駆逐艦。

 

⚫︎ネウトラシムイ級駆逐艦

ロシア海軍の防空駆逐艦。

 

 

⚫︎デアリング級(45型)駆逐艦

イギリス海軍のミサイル駆逐艦。

EP-20にて、欧州連合極東派遣軍に参加していた4番艦【ドラゴン】がスピットエビラに対して対艦ミサイル攻撃を敢行していた。

 

 

⚫︎ホバート級駆逐艦

オーストリア海軍のミサイル駆逐艦。

イージスシステムを搭載したイージス艦でもある。

 

 

⚫︎記念駆逐艦ブリスカヴィカ

ポーランド海軍の駆逐艦。

元は1937年に就役したグロム級駆逐艦2番艦。

第2次世界大戦後、記念艦として港湾都市グダニスクに記念艦として係留されていたが、巨大不明生物の侵攻によって首都ワルシャワが陥落した事で、ポーランド政府首脳や民間人らをポーランドから脱出させる手段のひとつとして現役復帰。

6月14日時点ではイギリス領テムズ川河口に展開しており、ポーランド亡命臨時政府が置かれている。

 

 

⚫︎あぶくま級駆逐艦

国連軍の駆逐艦。

元は海上自衛隊の護衛艦だったが、退役に伴い国連軍に提供された。

極東方面軍に派遣されており、現在は北九州に展開している。

 

 

 

 

 

 

 

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●フリゲート艦

 

 

⚫︎MEKO型フリゲート艦

ナイジェリア海軍のフリゲート艦。

フリゲートとしては世界最大の艦であり、またアフリカ諸国最強の水上戦闘艦と称された。

(同型艦)

▪︎アラドゥ

1番艦。

6月14日時点ではギニア湾に展開。

 

 

⚫︎U130︎フリゲート艦

ウクライナ海軍のフリゲート艦。

クリミア危機やギャオス出現など、様々な事態を潜り抜けてきたウクライナ海軍の象徴でもある。

ウクライナ海軍第2艦隊旗艦を務めている。

(同型艦)

▪︎U130ヘトマン・サハイダチヌイ

ウクライナ海軍第2艦隊旗艦。

6月14日現在では黒海に展開し、イギリス海軍と共にバルカン山脈防衛線の一翼を担っている。

 

 

⚫︎コニ型フリゲート艦

ブルガリア海軍のフリゲート艦。

 

⚫︎ウィーリンゲン級フリゲート艦

ブルガリア海軍のフリゲート艦。

 

 

 

 

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●コルベット艦

 

 

⚫︎タランタル級コルベット艦

ブルガリア海軍のコルベット艦。

 

 

⚫︎U209コルベット艦

ウクライナ海軍のコルベット艦。

(同型艦)

▪︎テルノーピリ

ウクライナ海軍第2艦隊所属。

6月14日時点ではフリゲート艦「ヘトマン・サハイダチヌイ」と共に黒海に展開。

 

 

⚫︎エリンミ級コルベット艦

ナイジェリア海軍のコルベット艦。

(同型艦)

▪︎エリンミ

1番艦。

▪︎エニャミリ

2番艦。

 

 

 

 

 

 

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●揚陸艦

 

⚫︎アメリカ級強襲揚陸艦

‪アメリカ海軍の最新鋭揚陸艦。‬

ワスプ級の最終艦をもとに、航空運用機能を増強して開発され、飛行甲板にはヘリコプター発着スポットが9ヶ所、エレベーターはデッキサイド式で2基(それぞれ力量34トン)が設けられている。

従来から海兵隊で運用されていたV/STOL攻撃機のハリアー II、その後継機のF-35B、ティルトローター輸送機のMV-22B、大型輸送ヘリコプターのCH-53E/Kをはじめとして、UH-1Y汎用ヘリコプター、MH-60S多用途支援ヘリコプター、AH-1W/Z攻撃ヘリコプターの航空機の他、MF-22戦術機ラプター等の搭載が可能となっている。

搭載機数としては、制海艦運用の場合は固定翼機を中心に最大20機前後、通常はV/STOL機6機、MV-22B 12機を中心に各種回転翼機を加えて合計約30機、戦術機運用の場合は1個飛行中隊12機の搭載が想定されている。

加えてウェルドックにはLCAC-1級エア・クッション型揚陸艇を搭載可能であり、大型化による高価と引き換えに、正規空母並みの航空機運用能力に加えて、LCACを用いた揚陸能力を持たせるために50,000トン超の大型艦となった。

最終的には12隻の配備が予定されている。

(同型艦)

▪︎アメリカ

1番艦。現在はインド洋ディエゴガルシア基地に配備されている。

▪︎トリポリ

2番艦。現在は地中海に展開している。

▪︎ブーゲンビル

3番艦。現在はペルシャ湾カタール近海に展開している。

▪︎ペリリュー

4番艦。現在は長崎県佐世保基地に寄港している。

▪︎ベロー・ウッド

5番艦。現在はシンガポールに寄港中。

▪︎サイパン

6番艦。現在は大西洋バミューダ島北30キロの海域に展開中。

▪︎オキナワ

7番艦。現在は青森県大湊基地に展開中。

▪︎グアム

8番艦。現在はミクロネシア連邦領キャンプ・イレイズドに配備されている。

▪︎ノルマンディー

9番艦。建造中。

▪︎ニューオーリンズ

10番艦。建造中。

▪︎タラワ

11番艦。建造中。

▪︎ガダルカナル

12番艦。建造中。

 

⚫︎ワスプ級強襲揚陸艦

‪アメリカ海軍の揚陸艦。‬

AH-1W/Z攻撃ヘリコプター、UH-1N/Y汎用ヘリコプター、CH-46・CH-53Eなど大型輸送ヘリコプター等最大42機か、ヘリコプター最大30機およびAV-8B V/STOL攻撃機6-8機を等の航空機を搭載可能。

なお、制海艦任務にあたる場合は、V/STOL機を最大20機と哨戒ヘリコプター6機を組み合わせて搭載し、戦術機運用においては2個飛行小隊8機の搭載が可能となっている。

船体内後部にはウェルドック(長さ81m×幅15.2m)を備えており、LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇3隻、あるいは機動揚陸艇(LCM)12隻を収容・運用することができる。

医療設備として病床60床(うち集中治療室14床)、手術室4室も備えており、また、医療区画に隣接した海兵隊居住区を一般病床として転用した場合、さらに200床を確保することができる。

(同型艦)

▪︎ワスプ

1番艦。

▪︎エセックス

2番艦。

▪︎キアサージ

3番艦。

▪︎ボクサー

4番艦。

▪︎バターン

5番艦。

▪︎ボノム・リシャール

6番艦。

▪︎イオー・ジマ

7番艦。

▪︎マキン・アイランド

8番艦。

 

⚫︎ブルー・リッジ級揚陸指揮艦

アメリカ海軍の揚陸指揮艦。

‪艦隊の指揮を執るための専用艦。‬

軍における指揮・統制および通信の確保は重要であり、特に水上艦船のほか、陸上部隊・航空部隊が交錯する揚陸戦においては、特にその確保が求められる。アメリカ海軍は、戦艦・巡洋艦・航空母艦・輸送艦などの大型艦に司令部人員を搭乗させ、指揮にあたらせてきたが、特に多くの司令部要員を必要とする揚陸戦の指揮艦については、戦闘艦艇の限られた司令部区画では手狭であるため、第二次世界大戦以降は輸送艦改造の指揮艦を用いてきた。

1960年代においてアメリカ海軍が使用していた揚陸指揮艦は第二次大戦中に建造されたものであり、旧式化が進み、それらを更新するために本級が建造された。

本級の特徴として、艦の中央に船橋があり、前甲板・後甲板とも原則としてフラットであることが挙げられる。これは、電波障害の原因になる構造物を極力排したもので、甲板上には各種通信アンテナが設置されている。速力も20ノット以上が求められ、最大23ノットと、従前の揚陸指揮艦より高速化された。

この為武装は軽微であるが、充実した指揮・通信設備を搭載しており、艦齢延長工事により少なくとも2039年までは本級が運用される予定となっている。

(同型艦)

▪︎ブルー・リッジ

1番艦。第7艦隊(西太平洋艦隊)旗艦であり、神奈川県横須賀基地を母港としている。

▪︎マウント・ホイットニー

2番艦。第6艦隊(地中海艦隊)旗艦であり、イタリア・ガエッタ基地を母港としている。

 

 

⚫︎イオー・ジマ級強襲揚陸艦

国連軍の強襲揚陸艦。

1961年から1970年にかけて就役した古戦場の名を冠する揚陸艦。

東西冷戦を経て老朽化した本艦は1992年に退役したのち解体を待つべく暫定的にモスボール保存処置が施されていたが、ロリシカの巨大不明生物出現に際し急遽復役。

近代化改装を経て、アメリカ海軍から国連軍に転属され、水上部隊旗艦を務めていた。

(同型艦)

▪︎UNSイオー・ジマ

1番艦。

▪︎UNSオキナワ

2番艦。現在は在日国連軍所属。

EP-40〜EP-43において館山湾に展開し、在日国連軍司令艦として機能した。

▪︎UNSガダルカナル

3番艦。

▪︎UNSグアム

4番艦。

▪︎UNSトリポリ

5番艦。

▪︎UNSニューオーリンズ

6番艦。

▪︎UNSインチョン

7番艦。

 

⚫︎タラワ級強襲揚陸艦

国連軍の強襲揚陸艦。

イオージマ級の後継である強襲揚陸艦で、2015年にアメリカ海軍より退役した全5隻が国連軍に提供された。

(同型艦)

▪︎UNSタラワ

1番艦。

▪︎UNSサイパン

2番艦。

▪︎UNSベロー・ウッド

3番艦。

▪︎UNSナッソー

4番艦。

▪︎UNSペリリュー

5番艦。

 

 

⚫︎おおすみ型輸送艦

海上自衛隊が保有する輸送艦。海外では戦車揚陸艦やドック型揚陸艦に分類される。

‪艦内後部ウェルドックには2隻の輸送用ホバークラフトを搭載しており、巨大な船体と見通しの良い全通飛行甲板のおかげでヘリコプターの発着も容易であることから、高い輸送および揚陸能力を持つ。‬

‪陸上自衛隊の部隊であれば330名の1個普通科中隊戦闘群と装備品を搭載でき、民間人輸送時には約1,000名の乗艦が可能。また優れた医療機能も備えている。‬

(同型艦)

▪︎おおすみ

1番艦。

▪︎しもきた

2番艦。陸上自衛隊水陸機動団の揚陸母艦としても機能する。

▪︎くにさき

3番艦。

 

 

⚫︎グラーフ・ツェッペリンⅡ級揚陸母艦

ドイツ連邦海軍の揚陸艦。

MHD-200多目的母艦をもとに、2016年のウクライナにおけるギャオス出現以降の軍拡に建造された艦であり、全長406.6 m、積載重量516,895トンという破格の巨大さと積載量を誇る。

単純計算でレオパルド2主力戦車4325台分を収容可能(ただし弾薬等は含まないものとする)、また一般人に至っては8200人を収容・可能とするという、高い輸送性を持つ。

他にもウェルドッグにホバークラフトを艦載している他に、全通甲板に多数の輸送ヘリコプターを艦載可能である為に高い揚陸性も持つ。

また、5インチ超電磁投射単装砲を4基搭載するなど自衛能力および支援攻撃能力も兼ね備えている。

(同型艦)

▪︎グラーフ・ツェッペリンⅡ

1番艦。ポーランド撤退支援作戦に参加しており、バルト海に展開中。

▪︎ベルンハルト・ロッゲ

2番艦。ポーランド撤退支援作戦に参加しており、バルト海に展開中。

▪︎ラインハルト・シェーア

3番艦。ポーランド撤退支援作戦に参加しており、バルト海に展開中。

▪︎フェリクス・ルックナー

4番艦。ダンケルク作戦に伴うドイツ国民の国外疎開任務に就いており、現在は日本領横浜市に寄港している。

 

 

⚫︎アルビオン級揚陸艦

イギリス海軍のドック型揚陸艦。

イギリス海軍において初めて統合された電気推進システムを持ち、その結果機関部要員がそれまでの3分の2に減少し、艦全体では40%の要員削減が達成された。艦首にはバルバス・バウが付されている。

指揮統制システムとして、イギリス海軍で標準的なCSS(Command Support System)を備えている。本級搭載のシステムではワークステーション72基を備えている。

車両甲板は、駐車レーンとして使った場合には550メートル分に相当しており、チャレンジャー2主力戦車であれば6両、軽車両であれば2トントラック16両、小型トラック36両、糧食30トンに相当する。ウェルドックには、戦車輸送可能な揚陸艇LCU Mk.10を4隻、人員あるいは軽車両を輸送する揚陸艇LCVP Mk.5を4隻搭載できる。またアメリカ海軍のLCAC-1級エア・クッション型揚陸艇を受け入れることもでき、この場合は2隻を収容できる。艦尾門扉は17.2メートル幅がある[1]。 艦尾甲板は、CH-47の運用にも対応できるヘリコプター甲板とされており、長さ64メートル、2個の発着スポットが設定されている。ただしハンガーは備えていない。

(同型艦)

▪︎アルビオン

1番艦。

▪︎ブルワーク

2番艦。

 

 

⚫︎ミストラル級揚陸艦

フランス海軍の強襲揚陸艦。

‪マルチハザード化およびグローバル化に伴う任務の多様化に対応して、水陸両用作戦以外にも人道援助など戦争以外の軍事作戦も考慮した多目的母艦。‬

自衛のための最小限の兵装のみを有している。小型艇対策に、30mm機銃を2門、M2 12.7mm機銃を4挺装備。また、対空兵装としてミストラル近接防空ミサイル用のシンバッド連装発射機を2基搭載している。

上甲板(第1甲板)は全通した飛行甲板とされており、またその直下の艦後半部には2甲板分の高さ(第2・3甲板)でハンガーが設けられている。これらを連絡するエレベータとしては、アイランド後方の右舷寄りと艦尾に各1基のエレベーターが設置されている。前方のエレベータはインボード式で、後方のエレベータもインボード式であるが、艦尾側に張り出していることから半ばデッキサイド式となっている。

飛行甲板は面積5,200m2を確保しており、6ヶ所のヘリコプター発着スポットが設定されている。ハンガーは面積1,800m2で、最大16機程度の中型・大型ヘリコプターが収容できる。

(同型艦)

▪︎ミストラル

1番艦。

▪︎トネール

2番艦。

▪︎ディクスミュード

3番艦。

 

 

⚫︎イワン・ロゴフ級揚陸艦

ロシア海軍の強襲揚陸艦。

1個歩兵大隊(1000人)の装備や兵員の輸送が可能である。

2021年6月14日時点ではロシア国内からの避難民移送に活用されている。

(同型艦)

▪︎イワン・ロゴフ

1番艦。

▪︎アレクサンドル・ニコラーエフ

2番艦。

▪︎ミトロファン・モスカレンコ

3番艦。

 

 

⚫︎キャンベラ級揚陸艦

オーストリア海軍の揚陸艦。

全通した飛行甲板と大型のウェルドックを備えている。2隻が建造されており、オーストラリア海軍史上最大の軍艦である。

(同型艦)

▪︎キャンベラ

1番艦。

▪︎アデレード

2番艦。

 

 

⚫︎マカッサル級揚陸艦

インドネシア海軍の揚陸艦。

(同型艦)

▪︎マカッサル

1番艦。

▪︎スラバヤ

2番艦。

▪︎バンジャーマシン

3番艦。

▪︎バンダーチェ

4番艦。

▪︎スマラン

5番艦。

 

 

⚫︎ポルノクヌイA型揚陸艦

ブルガリア海軍の揚陸艦。

▪︎シリウス

▪︎アンタレス

 

⚫︎ヴィドラ型

ブルガリア海軍の揚陸艦。

 

⚫︎フーレンドルフ級輸送艦

欧州連合共通規格の輸送艦。

‪ホヴァルツヴェルケ=ドイツ造船‬やBAEシステムズ・サーフェス・シップスなどの欧州造船企業の他に米国造船企業も建造に携わっており、24隻の同型艦が建造された。

▪︎フーレンドルフ

▪︎ナッサウ

▪︎リビングストン

▪︎マッセルバラ

▪︎ポメラニア

▪︎スロベニア

▪︎ラベンナ

▪︎ゾロトゥルン

▪︎ボヘミア 

▪︎モラバ

▪︎シロンスク 

▪︎スウォンジー

▪︎レバーバーグ

▪︎ヒュータウン

▪︎インヴァネス

▪︎ドーノック

▪︎サンダーランド

▪︎クールラント

▪︎ル・マレー

▪︎クラビー

▪︎ポドラシェ

▪︎ザールラント

▪︎クネルスドルフ

▪︎クックスハーフェン

 

 

 

⚫︎ウェーブピアサー型輸送艦【ウサギ丸】

束の輸送艦。

朝倉達に奪取され、【大戸島】に改名された。

艦橋には艦の航行を制御している倉田自作のスーパーコンピュータが存在している。

 

 

 

 

 

 

 

 

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●潜水艦

 

⚫︎オハイオ級潜水艦

アメリカ海軍の原子力潜水艦。

西側諸国最大の潜水艦であり、現在17隻全艦が稼働中である。

 

⚫︎スコーピオン級原子力潜水艦

アメリカ海軍の原子力潜水艦。

EP-30にて、2番艦シードラゴンが孫の手島沖合で消息を絶った事をスコールが言及している(おそらくだがゴジラに撃沈された)。

 

 

⚫︎そうりゅう型潜水艦

海上自衛隊の潜水艦。

7番艦《じんりゅう》にドイツ海軍が機龍のデータの見返りとして日本に提供した「ローレライ・システム」を搭載。実験艦として大規模改装が施している。

前部甲板に533mm旋回式魚雷発射砲を2基、後部甲板に‪放射能遮蔽‬特殊潜航艇「さつま」を2隻搭載可能なサイズにまで大型化している。

 

 

⚫︎タイフーン級潜水艦

ロシア製の原子力潜水艦。

東側最大にして世界最大の潜水艦。

大半が退役しており、現存する3隻のうち2隻もロリシカ独立戦争時にロリシカ軍に強奪されている。

現在は原子力機関からNNリアクターに換装されている他、核ミサイルを格納していたサイロを戦術機ハンガーに改装した潜水揚陸母艦となっている。

(同型艦)

▪︎ドミートリー・ドンスコイ

1番艦。唯一ロシア海軍に残ったタイフーン級潜水艦。

現在ムルマンスクを拠点とする北洋艦隊に配備されている。

▪︎パレオロゴス

4番艦(旧称セヴァストーポリ)。

ロリシカ海軍によって潜水揚陸母艦として運用されている。

艦名であるパレオロゴスはロシア語で「独立」を意味する。

▪︎クラースヌィ・アーヴグストゥ

6番艦(旧称セヴェルスターリ)。

ロリシカ海軍によって潜水揚陸母艦として運用されている。

艦名であるクラースヌィ・アーヴグストゥはロシア語で「赤い8月」を意味する。

(名前の元ネタはアメリカ映画『レッド・オクトーバー』の架空のタイフーン級潜水艦《レッド・オクトーバー》)。

 

 

⚫︎ラビット級ステルス無人潜水艦

束所有の潜水艦。

EP-20にて6番艦ラビット6号が欧州連合極東派遣軍をスピット・エビラに襲わせるべく、艦隊の進路上に同生物が興奮するレッチラクトン(黄色い汁)を散布した。

 

⚫︎グローリー丸

束所有の艦艇。

モスラおよびバトラの襲撃によって壊滅させられたレッチ島からの脱出に使用した艦艇。

高速艇と潜水艦の機能を併せ持つ。

 

 

 

 

 

 

‪◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇‬

 

◆宇宙兵器◆

 

‪●再突入駆逐艦‬

‪輸送機や軌道降下作戦時の母機として用いられる再使用型宇宙往還機。全長約60m。‬

‪平時は非武装だが、状況に応じて機体上部に兵装オプションを搭載可能。打ち上げにはロケットブースターや電磁カタパルトが用いられる。‬

‪また同部分には戦術機および統合機兵等の格納カーゴも搭載可能である。‬

‪…元々はアメリカが1980年代に開発した、ソ連領の核兵器配備基地に対して質量弾の軌道爆撃ないしレーザーの精密狙撃による核兵器の誘爆を用いた先制攻撃を実施する為の兵器であった。‬

‪西側諸国にて、国際規格で運用されている。‬

‪EP-08にてJAXA所有の「ゆうなぎ」、EP-15にてECST所有の「ファルケンベルク」・「シュルトヴェンベルグ」・「アンガーミュンデ」が登場している。‬

 

‪●神の杖(Rods from God)‬

‪核兵器に代わる戦略兵器として計画されている衛星兵器で、タングステンやチタン、ウランからなる重量100kgの金属棒に小型推進ロケットを取り付け、高度1,000kmの低軌道上に配備された宇宙プラットホームから発射し、地上へ投下するというもの。‬

‪一種の運動エネルギー弾であると言える。落下中の速度は約マッハ9.5にも達し、激突による破壊力は核爆弾に匹敵するだけではなく、地下数百メートルにある目標を破壊可能。‬

‪オーストリア東海岸を制圧した昆虫型巨大不明生物殲滅戦に投入された。‬

 

⚫︎ソルズ

ファイアミラーを搭載した衛星兵器。

太陽光を高度に収束させ、更にファイアミラーで1万倍に増幅させることで、クリーンで強力な大規模破壊兵器となる。

元々は大気圏外から各地の集光施設に太陽光エネルギーを供給する太陽光集積システムを搭載した大型人工衛星。

 

●フラーレン軌道衛星基地群

閉殻空洞状に地球中間軌道に展開する衛星基地で構成される、航空宇宙軍衛星基地群の総称。

バンカー01からバンカー56の衛星基地によって構成されている。


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