インフィニット・ストラトスadvanced【Godzilla】新編集版   作:天津毬

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あけましておめでとうございます。
リアル多忙が沈静化したので、投稿致しました。

そんなわけで、今回は前回指摘のあった人物編のまとめ回…というより解説回になります。





まとめ回【人物編】

 

 

 

◆◆IS学園◆◆

 

◆篠ノ之千尋

 ご存知本編主人公。

 今はまだ(・・・・)IS学園の生徒。特自での階級は三尉(少尉)。

 ミレゴジの外皮の一部がディメンションタイドに吸い込まれ、その外皮の一部がIS世界に流れ込み、その先=墨田大火災時の東京・墨田区で死んでいた少年の死体にG細胞が入り込み、細胞レベルで同化したもの。

 ミレゴジのオルガナイザーG1細胞こそが千尋の本体であり、普段見る肉体は歩く死体(リビングデッド)に過ぎない。

 ミレゴジ時代の感性である「死への渇望」と千尋としての感性である「箒への恋慕」が介在しており、それが「箒の為に死んで(生きて)やる」という感性の根源となっている。

 それ故に自分の命を投げ捨ててでも箒を救おうとする。

 箒関連では非常に面倒くさい奴なのだが、それ以外の面では基本的に普通。

 特生自衛隊第1機動団第1機龍隊への配属が決定している。

 6月14日時点では体内のG細胞とヒト細胞のバランスが崩壊し、余命が6ヶ月であると判明してしまっている。

 だがそれに悲観することもなく、「だったら箒の為に燃やし尽くしてしまおう」と開き直ってしまっている。箒に対する愛情や思考に常に箒がいるなど、ある意味束と同類ではある(最も、箒に対する方法も行動も全くベクトルが違うのだが)。

 普段はやんちゃであり、低身長がコンプレックスである等年相応な性格。

 現在は統合機兵運用の為にIS学園にいたが、臨海学校が終わり次第、特生自衛隊に復帰する予定となっている。

■人間関係■

●篠ノ之箒

 墨田大火災時とその後に「生きている」事を受け入れてくれた為に慕っていたが、いつの間にか「命を投げ捨ててでも守りたい存在」へと昇華した。

 …互いに恋慕を抱いてこそいるが、両者の自己犠牲と両者の互いに想いやる意思によって、2人は「噛み合っているようで致命的なまでに根底が噛み合っていない関係」となっている。

 表面だけならただの初心者同士のバカップルなのだが…。

●片桐光

 かつての世界で殺した男と同じ記憶を持っていることから警戒していたが、関わってみると普通に良い奴であった事を知る(そして、千尋が本能と自らの死の為に人を殺し続けて来た事への罪悪感を生むキッカケにもなった)。

●永井頼人

 特自に匿われた際に、色々とソリが合った為仲が良くなった。

 現在は先輩兼八広駐屯地園芸サークルのメンバー。

●四十院神楽

 世界情勢についての情報源兼会話相手。互いに恋慕などは無い。

●織斑一夏

 無関心。

●初代ゴジラ(機龍世界)

 3式機龍の内部に存在するゴジラの骨。

 ただ確かに残留思念めいたモノを感じるらしく、機龍に乗っていると懐かしい感情に陥るのだとか。

 

 

◆篠ノ之箒

 ご存知本編ヒロイン。

 特生自衛隊での階級は三尉(少尉)。

 墨田大火災でサバイバーズギルトを患っており、自身に対する価値観が完全に死んでいる(反面、他人には神経質なまでに気遣いをする事からストイックな性格であると勘違いされがち)。

 柳星張の因子を埋め込まれた存在でもあり、当初はイリスに対して怯えを孕んでいたが、今では「誰かを救えるなら寧ろ好都合じゃないか」と考えて柳星張を完全に受け入れてしまう。それに欲望らしい理由はなく、ただ、『誰かを救えるなら』という善意と強迫観念から来たものである。

 上記のように精神が病んではいるが、その病んでいる部分を『他人に心配をかけまい』と抱え込んでしまうだけであり、普段は原作通りツンデレに加えて他人想いな性格。

 千尋同様に臨海学校が終わり次第特生自衛隊に復帰予定だが、箒には特自管理下の元で要人保護プログラムを用いて民間に戻るという選択肢も存在する。

■人間関係■

●篠ノ之千尋

 かつて墨田大火災で助けられた命であり、数少ない家族として慕っていたがいつの間にか「命を捧げてでも生きていて欲しい存在」に昇華した。だからこそ(柳星張の因子によって刷り込まれた人類同様に)、『人であることを捨ててでも守らなくてはならない存在』と認識してしまっている。

 表面だけならただの初心者同士のバカップルなのだが…。

●柳星張

 当初は柳星張が(意識体しか残っていない事とギャオス殲滅手段として)箒を嫌々ながら取り込むつもりであったが、情が移った事と、今では精神が変異し始めた箒が進んでイリス化しようとしている事から、本気で箒を救おうと侵蝕を押し留める方針に移行した。

●篠ノ之雪子

 今でこそ叔母さんというポジションになってしまっているが、実は箒の実母。

 そして箒もそれを知っているからこそ雪子を愛していたのだが、要人保護プログラムによって別離させられてしまい、箒が束を憎悪する要因にもなった。

●篠ノ之泰平

 箒の実父。冤罪で逮捕されてしまった後に獄中で自殺していたという。

 これによって箒と雪子は篠ノ之神社の元へ身を寄せる事となり、同時に箒が女尊男卑主義者を忌み嫌う要因となった。

●片桐光

 上司兼保護者という認識。

 同時に、別離させられてしまった実母である雪子を重ねている節がある。

●織斑一夏

 もはや情勢にもまれて眼中にない。

●‪篠ノ之 柳韻‬

 箒の義父であり、束の実父。妻は諸事情で亡くなったらしい。

●篠ノ之束

 …誰ですか?私はそんな人知りません(意訳:お前だけは、絶対に死んでもイヤ)。

 

 

◆セシリア・オルコット

 第2学園隊やVTシステム戦、IS学園防衛戦を経て原作の高飛車っぷりは息を潜めている。

 6月14日現在では、臨海学校に行くより前にイギリス本国に召集・本土防衛師団に編入される事が決定している。

■人間関係■

●四十院神楽

 名家出身者同士であることもあり、よく話をする他に料理を作り合うなど、親友と呼べる関係にまで至った。

 その為、非常に別れを悔やんでいる。

●更識簪

 整備能力とプログラミング技術の高さに感嘆を覚え、裏で色々整備技術の教師的存在であったらしい。

 

 

◆凰鈴音

 中国共産党特別武装隊のメンバーとして調教された為、原作のような激しい性格も全て演技となっている。

 同組織の西側系派閥に袖替えする。

 ちなみに非処j(龍砲の着弾音)

■人間関係■

●孫華輦

 新たに鞍替えした香港派の上司。

 ある意味、新たに縋ることの出来る存在。

●織斑一夏

 自分達の政争に巻き込みたくなかった為、別れを決意する。

●劉学音

 鈴の実親。

●‪凰乱音‬

 ‪顔も知らない遠縁の従姉妹。‬

‪●楊 麗々‬

 中国代表候補生管理官(北京派)。対立関係にある。

 

 

◆シャルロット・デュノア

 スパイ騒動の後にフランス国籍を破棄。現在は日本に亡命し、日本国籍を取得を目指して仮国籍の中、国連軍に従事する形で頑張っている模様。

 6月14日時点では高速切替(ラピッドスイッチ)の能力を買われて国連軍のとある開発計画に参加している。

■人間関係■

●更識楯無

 自分に日本への亡命を提案し匿ってさえいてくれる、ある意味救世主。レズレズしい事をよくされるが、それを除けば面倒見の良い姉という印象。

●更識簪

 6月14日現在参加中の計画に参加して来た同年代である為、親近感を抱いている。

●デュノア夫妻

 実父と義母。

 それ以上に対した印象は抱いていない。

●織斑一夏

 特に何も。

 

 

◆ラウラ・ボーデヴィッヒ

 黒兎隊の部隊長。

 だがVTシステム=オルガに取り込まれた際に継戦能力を維持するべく、チョーカー(首輪)に内蔵されていた圧力注射による戦術薬物を過剰投与されており……。

 ただ一つ言える事は、本編からは退場(ただし死亡でも廃人化でもない)してしまう事だろうか…。

 (メタい事を言うと、作者の不手際でラウラアンチめいた事になってしまった上にここまでヘイト買ってしまったラウラをどうにかして幸せにするにはこうするしか思いつかなかったからでもある)

■人間関係■

●織斑千冬

 自らをドン底から救い上げてくれた、ラウラにとっての救世主であり神。

●織斑一夏

 千冬を貶め堕落させた存在という認識。

●黒兎隊メンバー

 自分の手駒という認識。

●篠ノ之千尋

 自分が倒す予定だった一夏を横取りした卑怯者という認識。

 

 

◆更識楯無

 IS学園生徒会長。

 ロシア代表資格をロシア政府より一方的に返還要求という名の剥奪をされているため、専用機は喪失している。

■人間関係■

●更識簪

 可愛い妹。

●シャルロット・デュノア

 かんちゃんが構ってくれないの…だから代わりに癒して〜!

●布仏虚

 従者。

 

 

◆更識簪

 原作通り白式を一夏に奪われた(簪の主観)為に弐式の開発と、それをベースとした統合機兵・颱弐式およびマルチロックオンシステムの開発に携わる。

 6月14日時点ではワケ有って国連軍のとある開発計画に携わっている。

■人間関係■

●更識楯無

 私の姉、以上。

●セシリア・オルコット

 タッグトーナメントで組んだりしたけど…別れちゃうのが辛い…。

●シャルロット・デュノア

 なんで貴女が⁈…え?日本国籍取得を目指してる途中?今は仮国籍?あ……そういうことか…。

 とりあえずよろしく。

●布仏本音

 従者。

●織斑一夏

 今はもうどうでもいい。好きにしたら?

 

 

◆織斑一夏

 6月14日時点での状態を要約すると、「俺は、正気に戻った!」状態。

 モンドグロッソ誘拐時に犯人側によって破損させられ脳死状態となった為に脳を束による人造義脳で補完される形で再生したのだが、結果はタッグトーナメント以前のようにとんでもない性格となってしまう。

 現在は人造義脳の故障とその存在が脳の機能代償を誘発させ、モンドグロッソ以前の性格に回復。

 しかし後の祭りとなっており、周囲に振り撒いた不信と認識の齟齬から孤立してしまう。

■人間関係■

●織斑千冬

 姉であり、自分の非を指摘する共に味方で居てくれる存在となった。

 …しかしそれが孤立を強めてしまった一夏を禁断の親近愛に目覚めさせつつある事を彼女は知らない。

●篠ノ之箒

 ファースト幼馴染であるが、墜落事故時の対応・バリア破壊時の被害・鏡ナギの怪我に対する反応等、振り撒いてしまった不信により避けられている。

 だがそれとは別に避けている理由があるらしく…?

●凰鈴音

 セカンド幼馴染であり、鈴自身も一夏を拠り所としていたが彼女自身の諸事情で一夏と別れることとなってしまい、これが一夏の孤立を強めた。

●セシリア・オルコット

 墜落事故やバリア破壊など積み重なる不信によって避けられている。

●シャルロット・デュノア

 仲こそ良かったものの、フラグ建設以前にドナドナされた挙句退学した為別離。

●ラウラ・ボーデヴィッヒ

 千冬を巡ってのライバルであり、フラグすら建っていなかった上に諸事情により関係構築すら不可能となった。

●更識楯無

 関係構築にすら至っていない。

●更識簪

 白式の怨み+墜落事故などの不信で関係構築不可能。

 加えて今は本人が無関心という()

 

◆鷹月静音

 生真面目な性格であるが、その一方でジョークが満載された本を好む。

 父親が自衛官であることから軍事関連の知識が一般人と比較して豊富である他、技能面でも稚拙さこそあれど人並み以上に腕前を発揮する。

 また、父子家庭(母親は白騎士事件で死去)だった影響か若干ファザコンである(ちなみに父親に対して近親愛願望を持っている節がある)。

 6月14日時点では将来について真剣に考え始めており、IS学園防衛戦を経た為に、将来は防衛大学を経て陸上自衛隊・衛生科(衛生兵)への所属を決めており独学と身近な医療関係者からの指導を受け始めている。

■人間関係■

●四十院神楽

 友人であり、鷹月が初めて(医療的に)救った人間。

 この時の対応が彼女の将来を固める事となった為、ある意味神楽は重要人物である。

●鷹月仁

 父親。自衛官である為に会う事が叶う時間は短いが娘ことを第一に考えているらしく、それ故に静音も彼を慕っている。

 …なお鷹月の恋愛対象でもあるらしく、このまま行くと近親姦の可能性も…()

●鷹月愛子

 母親。乗り合わせていた航空機が白騎士事件のミサイル攻撃に巻き込まれ、千葉県銚子市沖50キロの海域に墜落。

 亡くなったと思われる(遺体未発見)。

 

◆四十院神楽

 原作のおっとりした雰囲気ではなく、こちらでは冷淡な性格となっている。

 特生自衛隊(旧特務自衛隊)創設に携わった旧い名家の出身。

 その為彼女が物心着いた頃には既に国防に携わる未来が固定されていた。

 別段彼女自身、特に抵抗も感じておらずやりたい事も無かった為にそれを受け入れているが、最近は遅めの反抗期に突入した所為か趣味と呼べるものを探している。

 ちなみに、恋愛対象は「年上(25〜40歳)のイケオジ(公務員・特に国防関係が望ましい)」という中々コアな内容であり、同年代の異性は恋愛対象としては眼中にない。

 また、EP-39では鉄骨に潰されて(後々切断するしかない)腕を自分から切断するなど度を越した合理主義な面もある。

 6月14日時点では切断した腕に簡易義手を装着する作業に掛かっている。

■人間関係■

●セシリア・オルコット

 名家の出身同士気の合う良い親友となったが、セシリアがイギリスに緊急招集されてしまう事態となった為に別れを寂しく感じている。

 ちなみにセシリアには料理の教授(カレーライスやローストビーフの味付けなど)をしていたらしく、これがセシリアの殺人兵器級の料理改善となったのだとか。

●鷹月静音

 友人。

 神楽が自力で腕を切断した際に彼女が止血してくれなかった場合、神楽は失血死していた可能性がある為命の恩人と言える。

●鏡ナギ

 友人。

●篠ノ之箒

 友人であり、剣道仲間。

●轡木誠

 上司であり、初恋の相手でもある(24歳差の恋愛対象)。

 

◆鏡ナギ

 IS学園の生徒。

 一夏によるシールド破壊事件時の二次災害により重傷を負っており、現在は松葉杖生活を余儀なくされている。

 6月14日時点では工業と医療の融合と言われる生体義手の技師を目指す事を決めている。

 

◆立花葵

 新聞部の部員。

 海上自衛官の父親、外務省職員の母親、大手放送局リポーターの姉を持つ。

 その為鷹月同様に軍事関連知識に詳しい他、情報収集能力に長けている。

■人間関係■

●鷹月静音

 友人であり、軍事関連知識仲間。

●四十院神楽

 友人。

●鏡ナギ

 友人。

 

◆布仏本音

 簪の従者。

 …本編ではあまり触れられていないが、日常面ではのほほんとした雰囲気で場を和ませてくれる。

 

◆城内照美

 原作にてセリフのみ登場した「千冬に憧れて北九州から来た」娘。

 6月14日時点では九州への全島疎開令発令に伴い、奈良県北葛城郡に疎開する家族を心配している。

 

◆黛薫子

 新聞部の編集長。

 6月14日時点では立花達と協力して【ラジオ放送部】設立を目論んでいる。

 

◆織斑千冬

 一夏の姉であり世界最強のIS乗りにしてIS学園1年1組担任教師。

 世界最強という立場に縛られているのを良い事にIS委員会から一夏を間接的な人質とされた上で黒い仕事をさせられていた(もちろん本人は全く納得出来ていなかった)。

 だが最近は吹っ切れた様子で、彼女なりに頑張り始めた模様。

 それと同時に束の行動に疑念を抱き、警戒をし始めた。

 

 

 

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◆◆日本国◆◆

 

◉内閣府

 

◆矢口蘭堂

 内閣官房副長官。

 日本国内で発生している異常事態が巨大不明生物によるモノである可能性を考慮する他ネットなどからの情報収集を行うなど、従来の閣僚とは一線を画す対策法を取る。

 所属政党は保守第1党。

 

 

 

◉陸上自衛隊

◆袖原泰司

 一等陸佐(大佐)。

 防衛省統合幕僚監部防衛計画部防衛課長。同「厄介者」。

 光とは防衛大学時代の同期であり、対巨大不明生物作戦の関係上よく連絡を取る。

 

◆鷹月仁

 一等陸尉(大尉)。

 陸上自衛隊第1師団第1戦術機連隊隷下第3戦術機小隊 ” ブレード隊 " 小隊長。

 静音の父親でもある。

 またEP-39にて、静音の回想という形で過去に脚を欠損した人間へパラコードを用いての止血処理を施していることが言及されている事からサバイバル知識や医療スキルも高いと思われる。

 

◆如月スミレ

 三等陸尉(少尉)。

 仁の部下であり、かつてはIS乗りを目指していたが、訓練中の事故から戦術機パイロット(衛士)に転属した。

 

 

◉海上自衛隊

◆神宮司八郎

 海将補(少将)。やまと型護衛艦「やまと」艦長であり、第11護衛隊司令官。

 常に落ち着いた性格をしているらしく、EP-42〜43における対ゴジラ戦にて取り乱した様子を見せていない。

 

◆長田雄一

 一佐。こんごう型ミサイル護衛艦「みょうこう」艦長。

 

 

◉特務自衛隊(特生自衛隊)

 

◆片桐光

 特務自衛隊(特生自衛隊)の1等特佐(大佐に相当)。

 千尋と箒の上司であり、保護者でもある。

 どうやら《こちら側の世界》出身でありながら千尋同様に【あちら側の世界】を知っているらしいが詳細は不明(ゴジラファンなら片桐の名前でなんとなく分かるかも知れない……)。

 特自創設と暗部に関わりのある名家の出身らしく、10代から暗部にて教導を受けていたらしく身体能力が非常に高い。

 現在はその立場上指揮官の座にいるが、本人曰く「やはり指揮官には向いていない」らしい。

 事実、IS学園防衛戦時に千尋と箒を見捨てるべき所ですぐさま判断を下せず葛藤するなど感情が合理的判断を阻害してしまう一面があった。

 ちなみに年齢は26歳で花の独身…。

■人間関係■

●篠ノ之千尋

 保護対象兼部下。ある意味因縁持ち(詳しくは映画『ゴジラ2000ミレニアム』の片桐を参照)。

 墨田大火災の現場で保護した際は噛み付いてくる千尋に呆れ返っていたが、今では千尋と箒の関係を見ながら「さっさと結婚しろ」と感じているらしい。

●篠ノ之箒

 保護対象兼部下。

 墨田大火災の現場で千尋と共に保護した。

●久宇舞弥

 保護対象兼部下。

 暗部研修時代に拾った人材(脱北した拉致被害者)でもある。

●永井頼人

 保護対象兼部下。

 千尋同様、墨田大火災の現場で発見・保護したらしい。

●更識楯無

 名家繋がりの縁。

●四十院神楽

 名家繋がりの縁。

●轡木十蔵

 名家繋がりの縁。

●轡木誠

 名家繋がりの縁であり、上司でもある。

●袖原泰司

 防衛大学時代の同級生。

●朝倉美都

 親友であり、暗部研修時代に殺害を命じられた相手にして、生きていて欲しいと願い海外に逃がした人物。

 10年が経過した今でもその想いは変わらず、IS学園防衛戦時の第1シャフトで対峙し敵であると宣言されても尚殺せずにいた。

 

 

◆轡木誠

 特務自衛隊(特生自衛隊)の特将(中将に相当)。

 原作の轡木十蔵の肉親であり、八広駐屯地の司令代理でもある。

 特自創設に関わった旧い名家に生まれらしい(現在は没落している)。

 ちなみに鉄ヲタでもあり、休日はカメラとカップラーメンを手に鉄道路線沿いに陣取っているらしい(最近だと大阪府八尾市の近鉄高安車庫に出没)。

 好きな電車は東武1720系デラックスロマンスカー並びに近鉄21000系アーバンライナーとのこと。

 あと童貞d(銃声)。

■人間関係■

●片桐光

 名家繋がりの縁。

●轡木十蔵

 血縁者。

●四十院神楽

 名家繋がりの縁。何故か惚れられて困っているとかなんとか。

●矢口蘭堂

 鉄道ヲタク仲間。

 

 

◆永井頼人

 特務自衛隊(特生自衛隊)の一尉。自称「健康優良児男子」。

 墨田大火災跡地で保護された。その際には陸上自衛隊のBDUを身に付けており、「夜見島にいた」等の供述があったが詳細は不明。

 そのまま身柄を保護される形で特自に入隊。現在は特生自衛隊(旧特務自衛隊)実働大隊に所属しており、試作メーサーライフルの他、小型艇の操縦も得意としている。

 余談だが、八広駐屯地では環境実験部にも所属しており、駐屯地内でG元素の土壌汚染状況の確認という建前で植物を育てている模様。

 

 

◆久宇舞弥

 特務自衛隊(特生自衛隊)の三尉。

 脱北者であり、拉致被害者の一人でもある。

 暗部時代の光に保護されており、そのまま身柄保護も兼ねて特自に所属した。

 ISの操縦はもちろん、MA-10J凄鉄などの戦術攻撃機の操縦も得意としている。

 

 

◆権藤吾郎

 特務自衛隊(特生自衛隊)の一佐。

 

 

◆山本晃

 特務自衛隊(特生自衛隊)の三尉。

 整備課に所属しており、千尋たちとは機体整備でよく関わっている。

 なお、整備士だからといって戦闘能力が低いわけではなく、EP-11のバルゴン戦にて、近接戦でバルゴン小型種をMINIMI軽機関銃で倒すなど、戦闘能力は高い。

 

 

◆三村拓海

 特務自衛隊(特生自衛隊)の三佐。

 第1機動団第2メーサー群に所属している。

 EP-10におけるロリシカ派兵にも参加していた他、EP-40における千尋と箒のIS学園脱出支援などを担っていた。

 

 

◉情報庁

 

◆巻紙礼子(オータム)

 防衛省情報本部所属の自衛官。

 コードネームはオータムであり、亡国機業に潜入していたが各国諜報機関合同の殲滅作戦終了後にその名前は捨て、今は情報処理という後方任務に就いている。

 

 

 

 

 

 

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◆◆アメリカ◆◆

 

◆カヨコ=アン=パタースン

 アメリカ大統領特使。

 日系3世であり、アジア系でありながらアメリカ上院議員という手腕を持つパタースン家の長女。

 基本的にアメリカの利益を優先するが、同時に自分達と相手側の双方がWin_Winな関係であることを求めるなど、ハッピーエンド主義者な節がある。

 祖母が長崎原爆で被曝しており、その孫にあたる彼女は被曝3世である為アメリカ人でありながら核に対しては否定的であり、核関連で主流派の人間と度々衝突することもあったという。

■人間関係■

●矢口蘭堂

 ゴジラ関連でよく関わることや、第2の祖国とも言える国の政治家であることからアメリカ政府という公的なポジションだけではなく、私的なポジションでも何らかの感情を抱いている。

●ゲンジ=アン=パタースン

 カヨコの父。

 父親であるヒデアキの戦績から、アメリカ上院議員に上り詰めている。親のコネではあるが、政治家としてのその手腕も確かなものである。

●ヒデアキ=アン=パタースン

 カヨコの祖父。

 第2次世界大戦時にアメリカ軍第442連隊戦闘団(日系人部隊)の兵士としてイタリアにてナチス・ドイツ軍と激戦を繰り広げた英雄でもある。

●モトコ=アン=パタースン

 カヨコの祖母。旧姓は「阿玉(あだま)」で、長崎の原爆によって家族は全員死去。

進駐軍としてやって来たヒデアキに惹かれ渡米した。

 被曝者でもあり、カヨコが幼い頃に原爆症に伴う急性白血病で亡くなっている。

 

 

◆ナターシャ・ファイルス

 アメリカ海軍戦術機大隊所属の兵士。

銀の福音量産化によりお払い箱となった為に戦術機部隊に転属した。

 現在はキャンプ・イレイズドを母港とする空母ユナイテッド・ステイツ艦載戦術機大隊第2中隊の指揮官を務めている。

 

◆イーリス・コーリング

 アメリカ海軍太平洋方面軍キャンプ・イレイズド所属の兵士。

 ナターシャとは知り合いだが、ナターシャが気に入ったというヘックスとキャットファイトを繰り広げている。

 ちなみにガチレズ。

 

◆カレン・カレリア

 アメリカ陸軍第66部隊「名も無き兵たち(アンネイムド)」隊長。

 冷静沈着だが、移民・難民を中心とした外国人部隊を取りまとめているせいか民族を超えて分かり合おうとする心の広さがある。

 

◆スコール・ミューゼル

 アメリカ情報軍所属の兵士。

 以前はCIAに属し亡国機業に潜入・実働部隊「モノクローム・アバター」を率いていたが、内部制圧作戦の指示と共に亡国機業の消滅させた事とNSAおよびCIAの統合化・情報軍への再編により鞍替えした。

 

◆ダリル・ケイシー

 アメリカ海兵隊所属の兵士。

 元アメリカ代表候補生であるが、IS学園の壊滅以前に本国へ強制召喚され、海兵隊機械化歩兵部隊に配属された。

 現在はアメリカ中央軍(中東地域における統合軍)中央海兵隊に配属されている。

 

 

 

 

 

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◆◆中華人民共和国◆◆

 

◆孫華輦

 中国共産党特別武装隊香港派の人間。

 現行の巨大不明生物への対応では国民が絶滅する可能性があるという危機感から、国民を逃すべく革命を画策している。

 他にも東南アジア諸国との関係改善や人民解放軍合作派と共にアメリカや台湾など西側との関係を構築するべく奔走している。

 

‪◆楊 麗々‬

 中国代表候補生管理官(北京派)。

 現在は北京派残党と共に駐日中国大使館に退避している。

 

◆賀弘文

 中国共産党特別武装隊北京派。

 鈴の処女を部下に奪わせた挙句精神的に追い詰めた外道。

 

◆王愛徳

 中国共産党特別武装隊北京派の親ロシア派。

 現在の中国の実権を握っており、巨大不明生物による被害も合作派と国粋派の内戦も全て対岸の火事、と駐日中国大使館から静観を決め込んでいる。

 

◆劉学音

 鈴の実親。

 

 

 

 

 

 

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◆◆欧州連合(EU、ユーロ・ロシア)◆◆

 

⚫︎クロエ・アドルガッサー

 欧州連合ドイツ陸軍第1装甲師団所属の決戦迎撃兵器LZ-02(独製メカゴジラ2号機)操縦士。

 ラウラの姉であるクロエ・クロニクルその人だが、それはコードネームであり本名ではない。

 妹を天災の魔の手から解き放つ為とはいえ半ば◾︎◾︎にしてしまった罪悪感から、激戦地に赴く事を希望することが多いという。

 ちなみに、彼女自身も人工生命体(ホムンクルス)である。

 また他にも、ワールドパージの能力を応用したT計画など多くの計画に携わっている。

 

⚫︎デーゲンハルト・ボクスベルク

 欧州連合ドイツ陸軍第1装甲師団所属の決戦迎撃兵器LZ-01(独製メカゴジラ1号機)操縦士。

 

⚫︎クラリッサ・ハルフォーフ

 欧州連合ドイツ陸軍第1装甲師団混成機械化連隊第3大隊第2中隊指揮官。

 黒兎隊副官だったが、ラウラの離脱により指揮官に昇格した。

 

⚫︎ユリア・ホーゼンフェルト

 欧州連合ドイツ陸軍第666戦術機中隊指揮官の大尉。

 ウクライナ派兵経験があり、EF-2020ヴァイツァヒンメル開発にも携わっている。

 EP-15で極東派遣軍に参加しており、第2次日本本土防衛戦時は大使館防衛に参加していた。

 臨時IS学園にて2週間の講義を行った後に部隊を引き連れて帰還することがきまっている。

 

⚫︎エミーリア・カレル

 欧州連合ドイツ陸軍第666戦術機中隊副官の中尉。

 母親がドイツ政府に関わっており、政治に関する情報収集ならびに交渉を得意とする。

 極東派遣軍として参加し、EP-42にて国連軍に交渉するなどの行動を起こしている。

 

⚫︎クラウス・エルツェンガー

 欧州連合ドイツ陸軍第666戦術機中隊次席指揮官の中尉。

 部隊の1/3が極東派遣軍となった後に暫定的に指揮権を引き継いでいた。

 

⚫︎コリーナ・イリオポウロス

 欧州連合ギリシャ海軍第1航空機動団所属の兵士。

 実はギリシャ代表候補生のフォルテ・サファイア(事実上の偽名だが、本人曰く芸名)。

 

⚫︎ベルベット・ヘル

 欧州連合ギリシャ陸軍所属の兵士。

 元はギリシャ代表候補生。

 

⚫︎アリーシャ・ジョセスターフ

 欧州連合イタリア空軍のエース。

 元はイタリアの代表操縦者。第2回モンド・グロッソ大会優勝者。

 現在は軽空母カヴールを活動拠点にダンケルク作戦に参加している。

 

⚫︎‪ロランツィーネ・ローランディフィルネィ‬

 ‪欧州連合オランダ陸軍の兵士。‬

 ‪元はオランダ代表候補生でガチレズ(ただしこれは本人が性同一性障害である事も加わっている)。‬

 ‪これまで99人の恋人がいた(過去形)そうな。‬

 現在はドイツ・オランダ合同師団に所属しており、ポーランド撤退戦に参加している。

 

⚫︎ログナー・カリニーチェ

 元はロシアの元代表操縦者で、かつて楯無にロシア代表の座を奪われたが、今では微々たるモノと語っている。

 現在はロシア軍ユーロ協調派海軍のアドミラル・クズネツォフ級航空母艦【アドミラル・アリストフ】艦載航空隊に所属している。

 

⚫︎クーリェ・ヘククシェフカ

 ユーロ・ロシア海軍艦載航空隊所属の兵士。元はロシア予備代表候補生。

 現在はロシア軍ユーロ協調派海軍旗艦のリデル級駆逐艦【アドミラル・アレクセイ・オルロフ】に乗艦し、アイルランドに向かっている。

 

 

 

 

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◆◆その他◆◆

 

 

◆篠ノ之束

 全ての元凶であり、同時に彼女が居なければ滅び真っ逆さまの世界となっていたであろう、人類にとっての必要悪でもある。

■人間関係■

●篠ノ之箒

 箒を愛しているように見えるが、正直なところ箒を愛しているかさえ疑わしい。

 …というのも、箒を悉く不幸に蔑めていることがあまりに多過ぎるからである。

 これが単に「自分の後悔を箒に覆させることで自己満足を得ている」だけなのか、「自分の歩めなかった道を歩んでいる妹を見て喜びたい」代償行為なのか、「可哀想な妹に姉として優しくしてあげることで自分に酔いたい」箒の辛さに気付いておらず正義と正しさと優しさを示して語ることで得られる愉悦を無自覚の内に求めているだけなのか。

 …どちらにせよ歪んでいる事は変わらない。

●織斑一夏

 束としては一夏の事も親友の弟としているらしい。

 その憐憫は確かなものだが、それは束にとっての「理想の一夏(主人公)」を束の主観で押し付けてしまうだけという結果だった。

 …現に、一夏は人工義脳による補完システムの故障が起きるまで、何処と無く束を連想させる振る舞いをしていた。

 現在も辛うじて一夏は繋がりを維持してくれているが、真相知れば拒絶される未来は目に見えている。

●織斑千冬

 束曰く、親友。

●クロエ・クロニクル

 少なくとも束自身は助手であると考えていたらしい。

●篠ノ之千尋

 束本人は箒を奪い、一夏の活躍の場を奪った為に目の敵にしている。

 (しかし皮肉にも、束本人がプロローグにてワームホール装置を稼働させなければ千尋はそもそもこの世界に存在していない)

 

 

 

 

 

 

 





今回はここまでになります。
新年一発目がこんなのですみません…(´・ω・`)

本編の方も執筆中ですので、学期末テストが終わり次第投稿すると思います。
…また、やるやる詐欺をしてしまったFate/「」についても執筆中ですので、期待せずにお待ち下さい…。

こんな自分ですが、今年もよろしくお願い致します…。



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