東方不老伝 〜呪いを解く物語〜   作:ゼノマル

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作者ははっきり言って小説の才能はありません。絵描き、オリキャラが専門です (上手いとはいってません)
なので、たまに挿絵が入る時もあります
それでは、どうぞ〜


両親

勢い良く基地から出てってから俺はあまり使われていないビルの屋上で寝転んでいた。

 

いわゆる、お気に入りの場所と言うやつだ。

 

ここのビルはかなりの高さで、都市の横にある大きな山が見える。

夕方になると、その山に夕日が沈んでいくのだ。その景色が綺麗で、それ以降俺は景色を眺めるのが好きになった。

 

 

此処は誰にも教えていない、千景にも。

だからゆっくりとしていられる数少ない場所だ。

 

 

まだ訓練の疲れが残っていたのか、眠気が襲ってくる。俺はそれに逆らわず、瞼を閉じた....

 

 

 

「あら、こんなとこにいたの」

 

 

 

閉じたけど、眠れなかった....

 

 

 

 

 

 

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「何しに来たの....ってかなんで此処にいるってわかったの」

 

「蛍の行動パターンなんて計算したら出てくるわよ」

 

「いつから俺のプライバシーは暗算で出るようになったんだよ....」

 

「私が生まれてからよ」

 

「はぁ....」

 

 

永琳の頭の中にある良く分からない方程式によって、秘密の場所という子供の夢は儚く散っていった。

 

人の夢と書いて儚いとは、良く言ったものだ

 

 

「そう落ち込まないの、ナデナデしてあげるから」

 

「っ!/// やめろよっ!子供扱いすんなっ!....じゃなくて、何しに来たの!?」

 

「あらあら、やっぱりまだ子供なのね~フフッ」

 

 

このアマ....やっぱり腹立つ

 

 

 

「ねぇ、なんで真面目に訓練しないの?」

 

「....それが聞きたかったの?」

 

「えぇ、この質問が用事よ」

 

 

なんだ、そんなことか....

 

 

「めんどくさいからだよ」

 

「....本当に?」

 

「それ以外にないって、大体永琳が無理やr「やっぱり、両親の事?」....」

 

「そりゃあ、貴方の両親は二人とも外の調査に行った時に妖怪に襲われてそのまま帰ってくることはなかったわ....」

 

 

そう、俺の両親は二人とも軍に入っていたらしい。死んでしまったのは俺が4、5歳くらいの時だからあまり覚えてはいない。

 

 

「でも、軍に入れたのは少し身体を鍛える為よ。調査なんかには行かなくて良いからね、蛍」

 

「大丈夫だよ....それとは関係ないから」

 

「そう?それなら良いのだけれどね」

 

 

そう言うと、永琳は俺の手を掴む

 

 

「え?」

 

「ん?どうしたのかしら?」

 

「え?用事はもう済んだんじゃあ....」

 

「えぇ終わったわよ。だから帰るのよ、薬の実験もしなきゃいけないし」

 

「えぇ!!やだよ!」

 

「もう、薬を嫌がるなんてやっぱり子供ねぇ」

 

「永琳の薬は良薬じゃないだろ!」

 

「大丈夫よ、恐らく」

 

 

永琳に無理矢理抱っこされる。

 

 

「ぎゃぁあ!やめてぇ!実験台とか嫌だァ!」

 

 

そんな俺の声はビルの中を虚しく反響していった。とても切ない。

 

 

帰ったら、ぐっすり寝て夢の世界へ逃げてやろう....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ね、眠れない....」

 

「あら、睡眠不足用の薬と間違えちゃって眠気覚しの薬を飲んじゃったみたいね」

 

「うそぉ....」

 

「じゃあ、薬の効果が切れるまで実験に付き合ってね♪」

 

「この....アマぁ....」

 

 

 

 

安らぎなんてなかった




難しい!
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