機動戦士ガンダムseeddestiny『anotherworld』 作:スペリオン
サラは自分の物を整理しながら宇宙に持って上げるものを選考していたが、ステラは私物がほとんど無くて外を見て時間を持て余していたのだ...星々は美しく輝いていて自分がこんな満天の星空を見たことがあるのだろうかと自分自身に聞いていてふとポケットの中からシン・サラ両方のネックレスを取り出して首に掛けていた。
ステラ「サラはもう終わったの?」
サラ「まだだけど...」
ステラ「これって持って上がれるの?」
サラ「ネックレスぐらいなら普通に持って来れると思うけど...どうしたの?」
ステラ「少し聞きたくて...」
サラは再び自分の荷物の整理へとかかった。ステラは部屋から出て基地の上にある展望台へと向かって星々を眺めているとサラも準備を終えて上がってきたのだ...サラはステラの前には立とうとせずに後ろの背景を眺めているとカケル本人も上がってきたがその顔は少し真剣な顔付きだった...
カケル「お前らは宇宙に上がると言ったな...」
サラ「はい...そうですが...」
カケル「宇宙服って自分専用のあるのか?」
ステラ「私のヘルメット無い」
サラ「私はすべて揃ってます」
カケル「そうか...まぁヘルメットは整備士の1人の趣味で全てあるからまぁ借りるぐらいなら出来るだろう。それで準備は出来たか?」
ステラ「出来たよ〜」
サラ「私も終わりました」
カケル「それなら早めに仮眠とっておけ、明日は案外早いぞ」
サラ「はい」
カケルは基地へと戻っていってステラとサラは後を追うように戻っていった...そしてその日の日付が変わるか変わらないかの時刻に傭兵と1人の整備士がカケルの部屋に訪ねてきた。カケルはマスドライバー等の手配もしていてその時間帯起きていたのであるが整備士は少し恥ずかしそうだったのも感じられるしそれは緊張しているのか?と思えるほどだった...傭兵は整備士の背中を『ポンッ』と一叩き軽くして上げた。すると整備士は声が少し震えながら言った
整備士「カケルさん...タガーに乗ってもいいですか?」
カケル「どうしたんだ...しかもいきなり」
傭兵「サラのタガー修復可能だろ?」
カケル「整備士達なら出来るけど」
傭兵「地上に残る部隊も俺のソードカラミティだけじゃ心配なんだよ」
カケル「それじゃドレッドノート置いとこうか?」
その声は冗談交じりで言ったもので傭兵も冗談だと分かりきっていたのだ...
傭兵「ドレッドノートは一部のパイロットにしか動かせないし何だか連れていった方が得策と思ってね...イイだろ?コイツもエースパイロットだ」
カケル「それなら全く問題ないよ、逆に言えばタガーを修復するだけして飾っていたらただの鉄の塊だ...MSは動いて人のためになる事をしてこそ真の価値が発揮される...だが一応シュミレーターをやっていてくれ」
整備士「はい」
整備士は威勢のいい声を上げて敬礼し部屋から出ていったのであった...傭兵も
傭兵「ありがとう」
と言って部屋を後にするのであった...カケルはイソカゼにデュートリオンビームを送電するための機材も積み込んで整備士と共に少し無理をしながらも許容範囲に設置して起動できて送電できるかもチェックしてコレで全員仮眠を取ることにしたのだ...その翌日の朝...それは晴れていて海も穏やかで出航日和だった。カケル達は全員乗り込んで宇宙に上がるメンバーが全員いるのか一人一人確認して全員いる事を確認したのだ...そして地上に残るメンバーは手を振りながらイソカゼが出るのを見送った...そしてイソカゼが完全に見えなくなるとサラが乗っていたタガーの修復作業に取り掛かったのだ...その頃イソカゼは甲板にステラが出ていて宇宙に上がれば見れなくなる海を満喫していてサラも出てきて同じように満喫していた...すると...
ステラ「サラ?」
サラ「ハイ?」
ステラ「カケルって何でサラに新しい機体をあげようと思ったのかな?」
サラ「?」
ステラ「だってカケルはわざとタガーを整備士に譲ってサラに新しい機体を...」
サラ「私の新しい機体か...」
ステラ「私の予想だけどね」
サラ「そうなんだ。でも楽しみだわ」
サラは少し微笑んでいて整備士がサラ達にもうすぐにオーブに着くと報告して整備士と共にサラ達も艦の中に入っていくのであった...そしてオーブへと着きそこで色々なチェックを受けてマスドライバーにセットされて...艦の中に警告音が鳴り響いて整備士は息を呑んだ...そしてイソカゼはスピードを上げて飛んだ...そして大気圏を抜けて宇宙へと余裕で上がって無重力が艦の中にも影響が出た...宇宙に居た整備士達は地球にずっといた整備士に無重力間での動き方を教えつつ援護した。サラも初めてだったのでステラに手を掴んでもらいながらやっと操舵室に向かった...そこにはカケルが居たが副艦長はいなかったことからサラは地球に残ったのだなと考えていた...サラは前に広がっている美しい星々に思わず息を一瞬するのを忘れるほどだった...そしてイソカゼはスピードを最速に上げて慣性の法則を使いロケットを停止させ動くのであった...初めて見る光景に少し戸惑っているのをステラはサラの手を引っ張り案内していた
ステラ「シンはどこにいるのかな?」
サラ「分からない...とっても綺麗」
ステラ「でしょ?」
サラ「ステラの言う通りだったね」
そして暫く飛んでいるとザフトがあるプラントのコロニーが見えてきた...ここからもステラは初体験でどんな事があるのか楽しみであった...そしてカケルは少し微笑んでいるというような不思議な顔付きだった。すると入校の手続きを済ましてプラントの軍事港に入っていくのだ...星々は美しく輝く...海も静かに波打っていつも通りだった...
サラは一部の整備士は宇宙初体験であったがカケルはヤキン・ドゥーエ攻防戦で宇宙に行っておりそこで愛機のタガーを失っているのだ!!そして普通の宇宙港では無くてどうして軍事港に入ったのか?そしてカケルはどんな思惑がありステラが言っていたサラの新しい機体とは一体何か...どうぞ次回ご期待下さったら私は喜ばしいです。