機動戦士ガンダムseeddestiny『anotherworld』   作:スペリオン

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カケルはインド洋の死闘を繰り広げた後のミネルバと戦闘する事になったが機体にもミネルバにもかなりの疲労が溜まっていた...シンは満身創痍のインパルスで出撃したがライフルを数回撃っただけで腕が異音を響かせたのだ。カケルは腕の応急処置を行い独り言を言っていた...内容は少し不気味に思えたが...そしてミネルバが近くの基地に到着しクルー達に長期の休暇が与えられると聞き、偵察ついでに街に出掛けた。その頃シンも街に出掛けていた頃だった...


第五章:海

カケルは何も考えずにただひたすらにバイクを飛ばしていた...そして、海が見える崖の所で暫く海風を浴びようと考えバイクを停めた。カケルはヘルメットを外し丁度いいぐらいに冷たい海風を浴び、水平線を見ていた...シンもカケルが居る道を走っていた。カケルが通った時には居なかったが少しはみ出た所にステラが楽しいそうに踊っていた...すると

 

『ボチャン』

 

ステラは海に落ちてしまった...シンは驚きすぐさまステラが落ちた所にバイクを停め海に飛び込んだ。その海に落ちる音をカケルは聞いていてすぐにバイクを跨ぎアクセルを全開に、ギアを弄りすぐに出発した。そして落ちた所に着き腰に装備していた引っ掛けフックをしっかり固定して下の浜辺に降りようとした...その頃海では...

 

ステラ「死ぬのいや!!」

シン「落ち着け、本当に死んじゃうぞ」

 

ステラは余計に暴れていた。シンはその時に頬を引っ掻かれてしまったが怯むことは無かった。そして重力という名の自然の力が働きステラは海に沈んでいった...ステラは海の中でも死に対して恐怖し暴れていた...その時踝を岩で切ってしまった。シンは必死の思いで潜り何とかステラの身体に抱きつき浜辺へと向かった...ステラはその途中安心したのか知らないが、意識が薄れてしまった。浜辺に上がるとそこにはカケルがライターを持って立っていた。

 

カケル「お二人さんはお似合いだな」

シン「カケルさん?」

カケルがたまたま近くを通りかかってな。焚き火の準備をしといてやったから仲間を呼ぶなり好きにするがいい...」

 

カケルは腰に付けたロープを元に崖を登っていった。シンはその姿を見上げて見ていた...シンは自分の服とズボンを抜ぎ焚き火で服を乾かそうとしていた...するとステラが目が覚めたのであった。ステラはシンの方を見上げた...シンは少しウッとなったがすぐに我に返った...

 

シン「だ、大丈夫か?」

ステラ「うん。ありがとう...私、ステラ。君はなんて言うの?」

シン「俺はシン...どうして暴れてたの?」

ステラ「.....」

 

ステラは黙っていた...そしてシンに近づいた。シンは顔を赤く染めていた...そりゃそうだ。ステラも服を乾かしていて下着以外何も付けてなかったからだ...シンはステラの踝を見て切り傷を負ってるのを見つけ自分が持っていたハンカチで踝を縛ってあげた...

 

ステラ「ほっぺたの痛くのない?」

シン「全然大丈夫だよ」

 

シンは笑っていた。2人は自分の服を着て暖を取っていたら明るいライトが照らされた...そこにはアスランが船に乗ってやって来たのであった...その頃カケルは既に基地に戻っていた。サラ達は久しぶりに自分達が買いたいのを買えて満足していた...サラはふとカケルの顔を見るとどこか悲しい顔をしていたのを感じていたが気の成果と思って今は気にかけていなかった...

 

サラ「カケルさんどうでしたか?」

カケル「ダメだった...まぁ少し海風に当たっていたよ。そうだ...」

サラ「どうしたのですか?」

カケル「今度ミネルバを追尾する時の戦艦の名前思いついた。」

整備士「まさか。ウミカゼ?」

カケル「残念。イソカゼでした」

整備士「まさかのそっちだったかw」

 

整備士達は笑っていた。サラは今さっきのは気のせいだと確信していた。その頃シン達はアスラン達と共にミネルバにバギーで戻っていた...その途中スティングとアウルが乗ったバギーとすれ違った...ステラとスティングはお互い気付き両方のバギーはブレーキ音と共に止まった。

 

ステラ「スティング〜」

シン「ステラ?」

スティング「すみません...私の知り合いが...」

アスラン「いやいや...別に」

 

スティングはアスランが着ていた軍服でザフト軍だとすぐに分かったが何も言わなかった...両方はそのままそこで別れシン達はミネルバに戻りステラは連合の船へと帰っていった...そしてステラは記憶操作の装置に乗せられるがその前に抵抗したが...乗せられてしまう。その目には涙が...カケルは何か嫌な予感がしていた...そして再びあのメモ帳が挟んである本を取り出し再び何か書き足した...そこにはキラと書いてある...その後に関係すると考えた物だ。そして再び自分のSEEDについて書かれたファイルを目を通してイソカゼの中に行きそこで眠りについた...そして翌日の事である。ザフトの親しい仲間がミネルバが出撃すると報告していったのである。カケルは全員に出航準備を終えて、イソカゼは出撃した...

 

整備士「イソカゼ異常なし。エンジン正常に動いてます」

カケル「そうか...」

サラ「この船は...」

カケル「俺と整備士達がコツコツと作っておいたのだよ」

サラ「目的は何ですか?」

カケル「ミネルバの追尾だ」

サラ「全員乗っているのですか?」

カケル「勿論だ、傭兵仲間でも不吉な噂が流れていてね。ミネルバを追尾していたら何か分かると思ってね、一応海上戦になると思うから防水コーティングしといてくれ」

サラ「分かりました」

カケル「そしてなるべくエネルギーは節約してな」

サラ「はい」

 

サラは格納庫に行き防水コーティングをしていた...するとミネルバの前にネオが乗る艦隊が現れ何時でも戦闘になろうとしていたのだ...そしてカケル達の前にもあの士官が率いるザフトと連合を離反して結成された組織が...すると士官達はモビルスーツ部隊を出撃させていた...

 

整備士「敵モビルスーツ部隊出撃しました。」

整備士「第一戦闘配備」

カケル「やはりあいつらか...」

整備士「そうですぜ」

カケル「サラは出撃出来るな?」

サラ「はい」

 

カケルとサラはタガーとムラサメアストレイに乗り...カタパルトに接続して...イソカゼの扉が開いた...




ステラとシン...2人の関係はとてもいい関係だが戦争は残酷でそれぞれ真実を知らずに戦うことになる...そしてまさか彼が...カケル達の前にはだかる士官の思惑とは、そしてイソカゼの戦闘能力とはどれ程の物か?そしてここには語られてないカケルの本当のミネルバを追尾する真の目的とは一体何なのか...そしてキラを書き加えた目的は?防水コーティングの精度とはどれほどなのか?次回ご期待下さい(一応)
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