機動戦士ガンダムseeddestiny『anotherworld』 作:スペリオン
前回はステラは討たれてしまった...そうフリーダムの一撃によって...シンは自分が想いを寄せていた人を目の前で失ってしまったのだ。そしてとある湖にステラの亡骸を...その頃カケルはイソカゼから出撃していてシンが居た湖の中に既に居たのだ...カケルはステラを回収し禁忌の事を行ったがイソカゼのクルーは全員疲労困憊で仮眠をとっていた。サラはステラの御目付け役であり生き返ったことに信じられなかった...
ステラは少し医務室を眺めていた...しかし何処からも海は見えずに動こうとしたがサラが心配して止めさせてしまったがサラの手にはシンと自分のネックレスを持っていてステラの首に掛けてあげたのだった。ステラはデストロイの事を思い出して震えていた...声に出そうと思ったが恐怖が勝ってしまい何も声が出なかった...
サラ「ステラ?」
サラの声は心配してそうだった...カケルはその場にいたが何も語ろうとしなくて、それはステラがこれ以上苦しまないようにと考えたものだった...
ステラ「…………」
サラ「ステラちゃん?大丈夫?」
ステラ「うっうん...」
サラ「私に何でも言ってよ...独りで怖がってても何もしてあげられないわ」
ステラ「私...もう嫌.....怖かった.......」
サラ「もう大丈夫よ。だって私とカケルさんがいるんだもん」
ステラはサラの方の顔を見た...サラはステラの目には少し涙が溜まっていてステラはサラの腕を両手で掴んだ...サラはカケルがもういない事に気が付きステラはそっと抱いてあげた...ステラは等々と泣き出してしまった。サラはステラが失った時の自分と照らし合わせながらステラの背中を撫でてあげてステラはサラの暖かみがまるで親の様に感じていた...すると医務室担当の医者が...
医者「ステラ体の調子は良いか?」
ステラ「うん。」
医者「それは良かった...カケルは今少し用事があってここには居ないが伝言で外に出てもいいって」
ステラ・サラ「ホント!?」
医者「そ、そうだけど。ステラ食欲ある?」
ステラ「あるよ」
医者「それは良かった」
医者は2人に問い詰められ少し焦っていたが冷静を装っていた...そして医者はステラに付けていた点滴など色々な装置を取り外した...サラはベッドの淵に座っていて...サラの手を借りながら立ち上がった。少し足元がフラフラしていたが何とか立ち上がれた...サラはステラに何か掛物をかけてあげて肩を貸してあげた...
サラ「ステラ大丈夫?」
ステラ「うん。ステラと一緒なら...シンはどうなってるの?」
サラ「ごめんね。私には分からないの」
ステラ「そうなんだ...」
2人は仲良く廊下を歩いていると何故か格納庫にたどり着いてしまった...サラは何か申し訳無さそうだったがステラは辺りを見渡していてサラのタガーの前に2人は移動した...ステラはコックピットの中をじっと眺めていると...
サラ「どうしたの?」
ステラ「サラのタガーって2人乗れるの?」
サラ「さ、さ、さぁ?」
整備士「サラのタガーなら少しコックピット辺りも弄ったから2人でも乗れるよ」
サラ「タガーの原型...」
整備士「でも基本パーツはタガーだからな。一応原型は留めてるぜ」
ステラは勝手に乗り込んでいて、サラは驚いていたが...整備士は何かをノリを感じ取りサラの背中を押し2人をコックピットの中に入れてしまったのだ...するとステラはタガーの起動スイッチを押してしまった...整備士はすぐに退去して安全を確認した...
サラ「どうしたの?」
ステラ「私海が見たい」
サラ「甲板で見れば...」
ステラ「海岸に行きたいの」
サラ「分かった。近くの...」
サラが次の言葉を言おうとした時だった...
『ドックン...ドックン』
この音は2人の耳に聞こえていた...イソカゼは既に自分たちの基地の近くに戻っていた。ステラはサラの顔を見てサラはステラの顔を見て2人はこの音について考えたが、すぐに海に興味が移ってしまった...すると操艦室からの通信が分かった
カケル「サラ?お前出るのだな?」
サラ「はい。」
ステラ「私が海に行きたいと行ったの」
カケル「そうか...だが少し出撃待ってくれないか?」
サラ「どうしてですか?」
カケル「お前のタガーでも戻ってこれる範囲にまだ達していない...だから待っててくれ」
サラ「ステラ待てる?」
ステラ「待てる」
カケル「それは有難い。一応タガーは移動しておくからコクピットハッチ閉めておいてくれ」
サラ「はい」
タガーは動き出しカタパルトに接続されそこで暫く待っていて...そして数十分後電子盤が『Clean』と言う文字を浮かばしたサラは思っきし出撃して...タガーは空を飛んでた...ステラは画面のモニター越しに辺りを見ていた。それもそうだステラの乗っていたガイアは変形しないとなかなか飛べなかったからだ...
ステラ「サラのタガーって空飛べるのね」
サラ「まぁこのタガーになってからの話だけど」
ステラ「そうなんだ...何だかサラの近くにいるととっても居心地がいい...でもシンには敵わないけど」
サラ「そうなんだ...」
2人は仲良く話しているととある海岸に着き、サラはコックピットハッチを開いた...ステラはすぐに糸を使い砂浜へと足を付けて周り出した...サラも降り立って海をぼんやり眺めていて何かを思い出してるようだった...そしてステラはサラの方を見ていた...
ステラ「サラ?」
サラ「どうしたの?」
ステラ「何かぼんやりと...」
サラ「海風が気持ちいと思っててね」
ステラ「そうわね...とっても気持ちわ」
サラ「少しだったけどもう戻る?」
ステラ「うん」
2人はタガーに乗り込み基地へと戻っていった...その頃カケルはインパルスがフリーダムを撃つところを見ていて仲間の傭兵と共に議論していたのだ...
傭兵「遂にインパルスはフリーダムを撃ったな」
カケル「そうだな...まぁムラサメアストレイをマイナーチェンジしといて良かったわ」
傭兵「そうか...」
カケル「まぁフリーダムのキラ君はまぁ最強のモビルスーツでも手に入れる...それでお前は宇宙に来るつもりあるか?」
傭兵「無いよ。と言うか機体が重力圏様だし」
カケル「そうか...まぁ俺も上がるつもりは無いが戦いが宇宙に上がれば行くつもりだ」
傭兵「まさか戦争に」
カケル「加入はするつもりないが...ディスティニーガンダムが欲しくてね...ついでにインパルスディスティニーを貰いつもりだ」
傭兵「さっさと上がっておけよ」
カケル「既に作ってもらってる」
傭兵「俺の読みが当たった。アイス奢ってくれ」
カケル「んな理由あるか」
傭兵「そうだな」
するとサラ達が戻ってきてタガーを補給させて固定した...サラとステラは2人はサラの部屋へと向かっていた...カケルは傭兵に色々な近況報告をしてもらったが大したことでは無かった...カモメが、基地の近くを飛んでいた...そう羽を大きく羽ばたかせて...その頃不穏な影が動き始めてるのだった...
ステラはサラと仲が良くて二人共海にそれぞれの思いがあった...そして心臓の音の正体とは一体何なのか。何かを護るために聞こえてくる音なのか...それは錯覚なのか、しかしどうしてサラとステラしかこの音は聞こえていなかったのか...それは気になるところだ。そして士官共は諦めては居なかった...