弓狼です。
第10話 ~妖精と翼の宴 2 ~
妖精と翼の宴が面白くなると思います。
駄文ですが是非、読んでみてください。
それでは、どうぞ!
〔妖精&翼 side〕
ーとある酒場 BAR SUNー
ソウダ
「遅かったじゃねえか、カナデ、オワリ、ニダイ」
オワリ
「いや~わりぃわりぃ、ちょっとワイバーン討伐に手こずって、すっかり遅くなっちまった」
ワハハと大笑いするオワリ、それを見たニダイとカナデはため息をつき、他は呆れていた。
カナデ
「ユウコさん、討伐任務完了しました」
ユウコ
「そう…分かったわ」
マカロフ
「彼女らもユウコ様の仲間ですか?」
ユウコ
「そうよ。カナデ、ニダイ、オワリ、自己紹介しなさい」
ユウコの言葉を聞いて頷き、2人と1匹はフェアリーテイルの前で自己紹介をした。
カナデ
「こんばんは…立華 奏 《タチバナ・カナデ》と言います…よろしくお願いいたします…」
ニダイ
「ワシはニダイじゃーー!!よろしゅう!!」
オワリ
「オレの名は、終里 赤音 《オワリ・アカネ》だ!勝負ならいくらでも受けてたつぜ!!」
自己紹介が終えて、フェアリーテイル全員が今思っていたことは……
フェアリーテイル全員(ナツを除いた)
『なんかナツに似てる…主に人格が……』
オワリの性格がナツに似ていたことだった。
オワリ
「ワタヌキ~~!腹へった~!メシ~~!」
自己紹介終えたオワリは、ダッシュでワタヌキがいるカウンターへ行き、早速ワタヌキに晩御飯を注文した。
ワタヌキ
「帰って早速だね…オワリさん、リクエストは?」
オワリ
「火薬がかかった骨付き肉!!」
ワタヌキ
「わかったよ。カナデさんもニダイさんもリクエストあったら作るけど……?」
ニダイ
「ワシは切ったリンゴをくれんか?」
カナデ
「激辛麻婆豆腐…」
ワタヌキ
「了解、出来たら持ってくるから待っててね」
ニダイとカナデは頷き、彼女と1匹はシャオラン達の所へ行った。
ユウコ
「ワタヌキ~!お酒もう1瓶とおつまみおかわり!」
ドウメキ
「…酒のつまみは塩焼きで……」
黒モコナ
「酒だ~!酒を持ってこい~~!!」
ワタヌキ
「あんたら、散々酒飲んでまだ飲むのかーーー!!つか、いつの間にモコナ(黒)までいるしーー!」
いままで酒を飲んでたユウコ達は、ほろ酔い状態で追加注文で、ワタヌキは怒鳴り上げた声が鳴り響き、近くにいたオワリは大爆笑していたのだった。
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ナツ
「おっしゃー!次はどいつだ、かかって来い!!」
一方、ナツはまだケンカぎみの遊び三昧で暴れてた。
ガジル
「ギヒッ。今度は俺が相手になってやろうか」
ラクサス
「止めとけ……お前とナツじゃ遊びじゃなくなる」
ガジル
「おうおう…ずいぶん丸くなったねぇラクサス」
対してガジルは名乗り出ようとするのをラクサスに止めるが、ガジルはラクサスの頭をペシペシと叩いた。
その時、誰かがラクサス達の前に立っていた。
ソウダ
「ラクサス・ドレアーさんですね」
ラクサスの前に立っていたのはソウダであった。
ラクサス
「お前は、たしか…バトルパートに出ていた奴だったな」
ソウダ
「覚えていただいたとは、私も光栄です」
ラクサス
「その口調はやめてくれ、何か気持ち悪い」
ソウダ
「おっと、これは失敬失敬…では改めまして……」
何かとふざけすぎたと思い、ソウダは軽く咳き込みして口を開いた。
ソウダ
「さっきも自己紹介したが、俺の名はソウダという。俺は、あんたに興味があってな…どっちが雷が上なのか試したいんですよ…先輩…」
ソウダは、ニヤついた顔をしながら、手に紫電を纏い、ラクサスにそう言い放った。
ラクサス
「ほう、そうか……実は俺もお前の雷の魔法が気になっていたところだ」
そう言ったラクサスも手に雷竜の雷を纏い、ソウダの前に対峙した。
ソウダ
「先輩は俺の雷魔法が普通じゃないのは気づいてたんだ」
ラクサス
「お前の魔法がただの造形魔法なら、雷が紫なわけないからな」
ソウダ
「はっ!やっぱあんたとセイバーの…オルガだっけ?どっちの雷が1番か戦いたいもんだな!!」
対峙する2人がそんな話をしていると、
フリード
「貴様ぁ!ラクサスに何てことを!」
いきなり話に割って入って来た、怒りに激昂するフリードだった。ラクサス本人は気にしていないが、フリードはソウダの口や態度を見て我慢できなかったようだ。
フリード
「今我らの誇りが踏みにじられている! ラクサス親衛隊雷神衆集合ー!!」
ユウキ
「あぁ……フリードさん…ちょっと…」
フリード
「なんだぁあ!!」
フリードの肩にちょんちょんとつついて、気まずそうに話しかけるユウキ。フリードは、それを不機嫌そうに反応する。
ユウキ
「他の雷神衆の皆…あっちで酔い潰れてますよ」
ユウキが指差した方へ見ると、雷神衆のビッグスローとエバーグリーンはカナによって酔い潰されていた。それを見たフリードは、驚愕してすぐガックシと膝をついて落ち込んでしまった。
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ワタヌキ
「え~と……カナさん。いくら酒が強いからってさすがにこれ以上飲んだら、身体壊しますよ!?」
カナ
「アハハハハ。大丈夫だよ、私はいつもこのぐらい飲んでも平気だから……ヒック」
周りには無数の酒瓶が転がっており、相当飲んでいるカナを見たワタヌキは呆れていた。
ワタヌキ
「ユウコさんも…もうかなり酒飲んだんだから、ここまでにしましょう」
ユウコ
「ええ~いいじゃないの~。私はもっと飲みたいから酒もう5瓶ね~♪」
ワタヌキ
「ユウコさーーん!あんたまだ飲む気ですか!また明日二日酔いになっても知りませんよーー!!」
カナ
「へぇ~聖十さん、なかなか良い飲みっぷりじゃない~。なんなら私と飲み比べしてみない?」
ユウコ
「あら、いいじゃない♪その勝負受けてたつわ♪」
黒モコナ
「おっしゃー、俺も参加するぜー!!」
マル
「主さまがんばれ~!」
モロ
「主さまがんばれ~!」
クズリュウ
「お!面白れぇな、俺も入れてくれ。ドウメキもどうだ?」
ドウメキ
「いや、俺は結構だ」
オワリ
「おれっちもやる!」
ハチマン
「いや、オワリもやめとけ」
オワリ
「いやだ!やる!」
飲み比べと聞いて、黒モコナ、クズリュウ、オワリも名乗り上げて来た。ドウメキもクズリュウに誘われたが、断ったようだ。
カナ
「オーケー!まとめてかかって来い!!」
ルーシィ
「ちょっと!貴方達本気なの!?」
ウォーレン
「カナ相手に飲み比べするのは、無謀だぞ!?」
マカオ
「そうだお前ら、やめとけよ!」
ワカバ
「見ての通りこの女はバケモンだぞ!」
カナの酒の強さを知ってるルーシィ達は止めるが、ユウコ達はカナの両隣にある席に座る。
ワタヌキ
「ああ~もう知らない……シャオラン…ちょっと液キャベ買ってくる」
シャオラン
「あはは…いってらっしゃい」
マル&モロ
「「ワタヌキいってらっしゃい」」
もう観念したワタヌキは、明日の二日酔いの備えにと買い物に出かけた。シャオランは苦笑で見送り、マル&モロはいつも通りだった。
???
「お……飲み比べですかい。魂が震えるねぇ~俺も混ぜてくれねぇか?」
クズリュウ
「ん?何者だ、お前?」
???
「ただの通りすがりよ。いいだろう?」
カナ
「いいよ。どうせ勝つのは私だからね!」
こうして、カナ、ユウコ、黒モコナ、クズリュウ、オワリ、通りすがりの男性による飲み比べが始まった。
オワリ
「もうダメ……グーZzzz」バタッ
クズリュウ
「はやっ!酒1瓶でもう酔い潰れたのか!?」
シャオラン
「オワリさん…そんなに酒に強くありませんから。あと、酔い潰れたというより寝てますね……」
マカオ
「なら、参加するなよ……」
酒1瓶で 【オワリ down】
その後、残りの者達はものすごいペースで酒を飲んでいき、空になった酒瓶を次々と転がっていくのだった。
30分後………
カナ
「…な…なかなかやるじゃないのあんたら……」
黒モコナ
「ふぅ~、まだまだいけるぜ♪」
ユウコ
「アハハハ♪どんどん飲むわよ~♪」
クズリュウ
「…あ…酒が切れた…お~い、酒まだか~」
???
「魂が震えるぜぇ!ねえちゃんら…俺も酒追加だ!」
ものすごい上機嫌で酒を飲んでいく黒モコナとユウコ、その2人のペースに崩さずに負けずについていくカナ。
男性とクズリュウは、酒が切れたので追加注文するほどのハイペースに飲んでいた。
1時間後………
黒モコナ
「どしたどしたぁ!さっきの勢いはどうしたーー!もっとガンガン飲めーー!!」
???
「お?お前、なかなかワイルドじゃねえか…ヒック」
カナ
「…う……ちょ…ちょっと……」
ユウコ
「あら♪どうしたの?ペース落ちてるわよ!ほらほら飲んで飲んでぇ♪」
クズリュウ
「……………」
落ちるどころか逆にペースを上げて酒を飲んでいく黒モコナとユウコ。彼女と1匹はあれだけ飲んでも頬を赤くなるだけで、酔い潰れる気配はなかった。一方カナは、もう限界に近づいてきたかペースがだんだん落ちていく。酒をジュースみたいに飲み続ける黒モコナが男性に酒を注ぎ込んでいく。クズリュウはペースは落ちるも酒を飲み続けいた。
2時間後………
カナ
「…う…も…もうダメ…」バタッ
???
「ゴクゴク…ぷふぁ!なんだ姉ちゃん?もう終わりか?」
ユウコ
「ええ~!つ~ま~ん~な~い~!もっと飲もうよ~!」
黒モコナ
「そうだー!まだまだこれからだぜ!!」
クズリュウ
「…すまん…俺も落ちるわ…グーZzzz」ガクッ
限界を口したカナは、目を回しながら床に倒れた。クズリュウも限界がきたと言い残し、カウンターテーブルに顔を伏せて寝てしまった。そんな2人を見て、子供のように駄々こねるユウコに、ハイテンションを通り越して うが~!と怒りる黒モコナ、そして高笑う男性だった。
マカオ・ワカバ
「「ウソだろぉぉお!!」」
カナが倒れる光景を見たとはマカオとワカバは、驚愕の声を上げた。他のメンバーも、カナが倒れるなんて思わなかったとびっくりした顔をしていた。
???
「ヒック…飲み比べで俺と互角とは、やるじゃねえか聖十の姉ちゃんに黒まんじゅう……」
ユウコ
「あら、有難うね……クワトロケルベロスのバッカス…」
バッカス
「お!俺を知ってるとは……こりゃ光栄なこった…」
エルザ
「ん?バッカス?」
バッカスと聞いて、エルザがユウコ達の所にやって来た。
バッカス
「よお…エルザじゃねえか…相変わらずいい女だねぇ…」
エルザ
「お前は相変わらず酒臭いな」
バッカス
「おうおう…こりゃ手厳しいこった…」
エルザ
「お前は大魔闘演武には参加していないようだが?」
バッカス
「今回は若いもんに任せておこうと思ったんだけどよぉ…ウォークライのザマを見ちゃ黙ってられねぇ…リザーブ枠を使って参加することにしたんだぁ…ヒック…」
バッカス
「わりぃな…聖十の姉ちゃん、黒まんじゅう…飲み比べの続きはまた今度やろうや…」
ユウコと黒モコナにそう言ってバッカスは席から立ち上がり、ふらふらと出口へと歩いていく。
バッカス
「明日以降戦うことがあったら、いつかの決着をつけようぜぇ…あと、聖十の姉ちゃんのギルドにも戦ってみてぇなあ……魂はいつでも~、ワイルド~」
エルザ
「…ふ…ふぉー…」
バッカス
「ノリ悪いよぉエルちゃぁん…ヒック」
バッカスは高笑いながら、酒場から去って行った。
ルーシィ
「…な…なんなの…あの男…」
エルザ
「クワトロケルベロスのS級にあたる男…奴とは仕事先でぶつかることが多くてな。その強さはよく知っている…酔いの鷹、酔・劈掛掌のバッカス。何度か戦ったことがあるが決着はつかなかった」
ルーシィ
「え…エルザと互角……?」
ナツ
「なーに昔の話だろ?今のエルザが負けるわけねぇ」
グレイ
「エルザが戦う前提なのか?」
ナツ
「俺がやってもいいけどな!」
エルザ達(ナツとグレイがお互いの顔を引っ張ってる状態)はそんな会話をして、それを聞いたシャオランは何かと考えていた。
シャオラン
「酔・劈掛掌のバッカス…魔法と体術をスタイルとした魔導士か…」
オワリ
「へえ~。そりゃ戦ってみてぇなソイツ」
ユウキ
「オワリ、いつの間に……」
この後、ワタヌキが帰ってきた。顔真っ赤になって寝ていたユウコと黒モコナを見てワタヌキは肩を落とし、シャオラン達は苦笑しながら合掌していた。妖精と翼の宴は、まだ続いたのだった。
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〔シャルル&ポーリュシカ side〕
ー医務室ー
その頃、医務室では、レイブンによって魔力欠乏症になったウェンディは、今眠っているのだった。
その横で座っているシャルルとポーリュシカは何かしらの予知について深刻そうな雰囲気で包まれていた。
ポーリュシカ
「……それで…一体何をみたんだい?」
シャルル
「それが…いつものことだけど断片的で……白い騎士…巨大な魔方陣……」
ポーリュシカ
「他には?」
シャルル
「信じられないような光景だけど…崩壊する城…そして…その中で何かを歌っている…ルーシィ…それから……
・・・・・・・・・・・・
赤いコウモリの印をもった謎の兵士…」
シャルルが見た不可解な予知に、2人は何かとんでもないことが起こりそうな予感をしていた。
そして、大魔闘演舞2日目に突入するのだった。
大魔闘演舞2日目はどうなるか…
そして…シャルルが見た未来予知とは…
次回
第11話 ~戦車《チャリオット》~