FAIRY TAIL ~~ツバサを持つ者達~~   作:弓狼

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 第4話 ~隠密《ヒドゥン》中編~

 ようやく隠密《ヒドゥン》がはじまりました!

 それでは、どうぞ!




第4話 ~隠密《ヒドゥン》中編~

 

 

 〔unknown side〕

 

 

 

 銅鑼の音が鳴り響いた瞬間、隠密《ヒドゥン》が開始された。

 

 

 

 ーツバサクロニクル 選手待機席ー

 

 

 

 ソニア

  「うわあ…ユウキさん達がいっぱいです…」

 

 

 

 クズリュウ

  「こりゃあ…どれが本人なのか分からねぇな。ユウキならもうすでに探り当てたようだが」

 

 

 

 ソウダ

  「でも偽物が敷き詰められてるから、相手本人を見つけても遠距離魔法は使いづらい…ここは接近戦が一番だな」

 

 

 

 シャオラン

  「まあユウキなら大丈夫でしょう。接近戦は彼女の十八番ですし」

 

 

 

 シャオラン達は出場選手の待機場所から観戦をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ー街中フィールドー

 

 

 

 ユウキ

  「う~ん、よし!だいだい全員の居場所がわかった。いくぞ~‼」

 

 

 

 一方、ユウキは見聞色の覇気で相手の居場所がわかったために、ものすごいスピードでそこへ移動していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〔グレイ side〕

 

 

 

 グレイ

  「舐めやがって!!」

 

 

 

 グレイは今、レイブンの魔導士 ナルプディングと対峙してる。ナルプディングは、グレイの居場所がわかるように狙ってくるのだ。グレイは魔法発動態勢にかまえ、

 

 

 

 

 グレイ 

  「【アイスメイク 大槌兵《ハンマー》】」

 

 

 

 グレイは瞬時に氷のハンマーを形成させ、ナルプディングに当てた。しかし、グレイのポイントが減った。

 

 

 

 ナルプディング

  「グヒヒ……残念ハズレだ、バカ」

 

 

 

 グレイ

  「な!?」

 

 

 

 グレイが当てたのは、ナルプディングの偽物だったために、1ポイント失い別の場所へ転移された。

 

 

 

 ちなみにポイントが変動すると、他の場所へ転移され10秒後リスタートする。制限時間は30分、時間内ならいくらでもポイントが取れる。自分自身の偽物は触れることができる。

 

 

 

 その後も、グレイはナルプディングの攻撃をくらい、グレイは1ポイント失い、ナルプディングが1ポイント獲得した。そのため、フェアリーテイルAは最下位に落ち、レイブンテイルがトップに躍り出た。

 

 

 

 

 

 〔unknown side〕

 

 

 

 『ヤジマさん、この自分や敵の偽物だらけのフィールドから実体を見つけるには、どうすればよいでしょうか?』

 

 

 

 『いろいろ方法があるけどねぇ。例えば、相手の魔力を探るとかねぇ』

 

 

 

 『イヴくんだったら、もっとすごい方法をとるわよ~』

 

 

 

 

 

 ーツバサクロニクル 選手待機席ー

 

 

 

 ソウダ

  「ユウキの場合は、魔力というより他人の意志を感じて探るから、相手の居場所を特定しやすい」

 

 

 

 ソニア

  「でもユウキさん、なんでポイントを取りにいかないのでしょうか?」

 

 

 

 クズリュウ

  「見聞色でタイミング見計らって移動しているんじゃねぇのか。あいつのことだから何か考えがあると思うが」

 

 

 

 シャオラン

  「そうですね……ん?雪?」

 

 

 

 空のラクリマ映像でユウキの様子をそう話していると、晴れているのに突然 街中フィールドに雪が降りだした。

 

 

 

 

 

 

 ー街中フィールドー

 

 

 

 『おぉーと!これは一体!?街の中に雪が降ってきたー!!』

 

 

 

 『イヴくんね~~』

 

 

 

 イヴ

  「寒さに強い人がいたのは、誤算だったよ」

 

 

 

 どうやらイヴの魔法で雪を降らせたようだ。彼は寒さを利用して、人が白い息をはくことでコピーと見分ける策を実行したのだ。誤算というのは、寒さに強い氷の造形魔導士グレイとリオンがいたから。それによって、イヴは相手を吹雪で攻撃し一気に3ポイント獲得した。

 その後、寒さが効かないリオンが追撃した。

 

 

 

 ナルプディング

  「グヒヒ………」

 

 

 

 グレイ

  「くそっ、鬱陶しい」 イライラ

 

 

 

 一方、グレイはナルプディングに狙われ、鬱陶しいと対峙してる。

 

 

 

 誰がトップになるのか、わからない……それほど状況は乱戦を極めているのだ。

 

 

 

 『それにしても、セイバートゥースのルーファス選手とツバサクロニクルのユウキ選手は、全くポイントを取りにきませんね。二人とも未だに誰も倒さず倒されていません』

 

 

 

 

 

 

 

 そのときーーー

 

 

 

 ルーファス

  「私は覚えているのだよ」

 

 

 

 ようやくルーファスが行動をはじめたが、驚くことに彼はいちばん高い建物のテッペンにいたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーフェアリーテイルA 選手待機席ー

 

 

 

 ナツ

  「なにやってんだ、あいつ!?」

 

 

 

 ルーシィ

  「あんな目立つところにいて……」

 

 

 

 エルフマン

  「あれじゃ、どうぞ私を狙ってくださいと言ってるようなものだぞ!?」

 

 

 

 エルザ

  「・・・・・・(一体なにするつもりだ…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーフェアリーテイルB 選手待機席ー

 

 

 

 ガジル

  「ギヒヒ……一体なに考えてんだあいつ」

 

 

 

 ミラジェーン

  「何か仕掛けてくるのは間違いなさそうね」

 

 

 

 ラクサス

  「・・・・・・」

 

 

 

 フェアリーテイル側は、ルーファスの行動に驚愕するナツ達と 何かくると予想していたガジル達だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ー街中フィールドー

 

 

 

 ルーファス

  「私は覚えている……1人1人の行動…足跡…魔力の質…」

 

 

 

 ルーファスは、余裕があるように1人で何か呟いていた。そして、両方の人差し指と中指をたてて頭にかざし、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユウキ

  「………きた!」

 

 

 

 その時、ユウキはそう呟きどこかへ移動した。今のユウキの順位はよくないところにあった。

 

 

 

 ルーファス

  「覚えている………覚えているのだ……【メモリーメイク】」

 

 

 

 

 ルーファスの後ろに魔方陣が現れ、頭上に何かの光が覆われて辺りが暗くなった。

 

 

 

 

 ルーファス

  「【星降ル夜二】」

 

 

 

 その瞬間、電気に近いものが8つに分かれ放った。

 

 

 

 グレイ

  「ぐあぁっ!!」   ズドォン

 

 

 

 イヴ

  「うっ!!」     ズドォン

 

 

 

 ベス

  「うあっ!!」    ズドォン

 

 

 

 イェーガー

  「ギャアァァ!!」  ズドォン

 

 

 

 ジュビア 

  「きゃああ!!」   ズドォン

 

 

 

 リオン

  「ぐおっ!!」    ズドォン

 

 

 

 ルーファスが放った光の矢はそれぞれの選手に直撃した。

  

 

 

 

 ナルプディング

  「フン、調子こいてんじゃねぇ!」 ヒョイ 

 

 

 

 ナルプディングは、ルーファスの魔法を回避しすぐにルーファスに攻撃を仕掛けるが、それはコピーの偽物だった。

 

 

 

 ルーファス

  「残念」

 

 

 

 ナルプディングは空中に投げだされ、ルーファスの追撃にくらいポイントを失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『い…一瞬で…ぜ……全滅!これがルーファス!!セイバートゥースだ~~!!!!』

 

 

 

 

 ワアァァァアァァアァァ!!!!

 ワアァァァアァァアァァ!!!!

 

 

 

 会場は一気に歓声を上げ盛り上がった。

 

 

 

 「主催者の皆さん、この競技は面白くない。なぜなら私には隠れる必要がないのだから。私を見つけたとしても攻撃は当たらない。《そこにあるのは私がいた》という記憶だけだ」

 

 

 

 ルーファスは、主催者たちに向かってそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、誰も気づかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

 

                  ・・・・・

 もし、全滅しているならルーファスは8ポイント

          ・・・・・

獲得するはずなのに、7ポイントしか獲得されていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 つまり、ルーファスの魔法をかわした者が他にいたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーフェアリーテイル 選手待機席ー

 

 

 

 ルーシィ

  「……これが…………セイバートゥース…」

 

 

 

 エルフマン

  「…なんだよ今のは……あんな魔法見たねえ」

 

 

 

 エルザ

  「・・・?」

 

 

 

 これがセイバーの実力だと感心しているルーシィとエルフマンだったが、ルーシィの隣にいたエルザは何か異変に気づいた。

 

 

 

 

 エルザ

  「おかしい…ユウキという選手のポイントが変わってない」

 

 

 

 攻撃を受けたら1ポイント減るだが、ユウキのポイントは変わらないままだった。

 

 

 

 『!?ちょ、ちょっと待ってください!なんと1人だけ、ルーファスの攻撃をかわしている者がいた~!!』

 

 

 

 そうアナウンスが流れた瞬間、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユウキ

  「【天魔剣術・夜明歌《オーバード》・クー・ドロア】」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ズドオォォォォォォン

 

 

 

 ルーファス

  「がはっ!?」

 

 

 

 『「「「「「………えっ!!?」」」」」』

 

 

 

 突然 ルーファスの背後から魔力を纏った鋭い紫風の衝撃波がかなり速度で迫ってきた。気づいた時にはもう遅くルーファスに直撃し、主催者や観客、選手たちは目を見開いて唖然・驚愕していた。

 

 

 

 ユウキ

  「確かにこの競技つまんないね。だってだ~れもボクを見つけてくれないからさぁ」

 

 

 

 ルーファス

  「なっ!」

 

 

 

 ルーファスは足を踏み外し落ちながらも、攻撃したユウキを見て驚愕した。なんとルーファスの位置からかなり離れたところに、右手に細剣を持っているユウキは紫風の結界のようなものに包まれている状態のまま、空中に浮かんでいたのだ。

 

 

 

 ルーファス

  「…この私が……記憶出来ないだと!?」

 

 

 

 ユウキ

  「フフン、油断大敵だよ~♪」

 

 

 

 ユウキは楽しげな笑顔で言って、ルーファスは他の場所へ転移した。

 

 

 

 『おおっと!ここでルーファスが倒されたぁぁぁ!ユウキ選手ようやくポイントを獲得した!!』

 

 

 

 

 ユウキ

  「よし、ポイント狩りはじめよっか~♪」

 

 

 

 ユウキは建物に着地し、ポイント取りに建物から建物へ移動していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここから、ユウキの無双劇がはじまった。

 

 

 

 




 技 紹介

 天魔剣術・・・ユウキの細剣に天空の滅悪魔法を纏わせた剣術

 【夜明歌《オーバード》・クー・ドロア】
   衝撃波をダンガンのように放つ鋭い突き 
    ワンピース ブルックの技より


 次回、第5話 ~隠密《ヒドゥン》後編~
 
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