FAIRY TAIL ~~ツバサを持つ者達~~   作:弓狼

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 第5話 ~隠密《ヒドゥン》後編~

 ユウキの快進撃が見られます。


 それでは、どうぞ!



第5話 ~隠密《ヒドゥン》後編~

 

 

 

 〔unknown side〕

 

 

 

 ー街中フィールドー

 

 

 

 

 

 ユウキ

  「見つけた!」

 

 

 

 ユウキは一番近かったリオンを見つける。リオンはユウキに気づいて

 

 

 

 ユウキ

  「【天魔剣術・リニアー】」

 

 

 

 細剣をリオンに向けて、峰打ちでものすごい加速度を上げ突進した。

 

 

 

 リオン

  「何!?」

 

 

 

 リオンは突進してくるユウキに気づいたが、避ける暇もなく攻撃をくらい、

 

 

 

 

 リオン

  「ぐはっ」

 

 

 

 突き飛ばされてしまった。

 

 

 

 ユウキ

  「よし、次~」

 

 

 

 ポイントを獲得したユウキは、一番近い選手のもとへ移動していった。

 

 

 

 ユウキ

  「いたいた」

 

 

 

 ユウキのターゲットは、リオンの次に近かったイヴであった。

 

 

 

 イヴ

  「!!」

 

 

 

 イヴは近づいてくるユウキに気づき、攻撃態勢にかまえた。しかし、いつの間にかユウキがいなくなった。

 

 

 

 イヴ

  「!?……どこへいった!?」

 

 

 

 イヴはユウキを探すが、どこもいなかった。

 

 

 

 ユウキ 

  「ここだよ」

 

 

 

 イヴ

  「!!!」

 

 

 

 イヴはユウキの声に反応し、顔を見上げた。ユウキは太陽の光に紛れてイヴの真上から攻撃を仕掛けた。

 

 

 

 ユウキ

  「【あやしい風】」

 

 

 

 イヴ

  「【雪魔法 暴風雪《ブリザード》】」

 

 

 

 ユウキが腕を払う動作で生じる紫の風 と イヴが繰り出した吹雪が空中で激しく衝突した。

 

 

 

 イヴ

  「ぐああ!」

 

 

 

 だが、すぐに魔法の均衡は崩れ、ユウキのあやしい風が吹雪に打ち勝ちイヴに命中しイヴは倒れた。ユウキはポイントを獲得し、悔しそうな表情をしてるイヴはどこかへ転移した。

 

 

 

 そのあとベスが奇襲を仕掛けたが、すぐ返り討ちにして撃沈させた。

 

 

 

 ユウキ

  「4人目撃破っと!さ~てと次は…ん?」

 

 

 

 次はどこ行こうと見聞色で探っていたら、近くで交戦しようとする二人の気配を感じた。

 

 

 

 ユウキ

  「……なんか…嫌な感じ……」

 

 

 

 何か行き詰まるように感じたユウキは、その気配のもとへ駆け出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〔グレイ side〕

 

 

 

 

 その頃グレイは街中でイェーガーを見つけ、すぐポイントを取りにいこうとしたが、

 

 

 

 ナルプディング

  「またポイントもらうぜぇ」

 

 

 

 グレイ

  「なっ!?」

 

 

 

         

 グレイの目の前にまたナルプディングが不気味な笑みをしながら、こっちに迫ってきた。グレイはナルプディングが邪魔ばかりしてくるせいで、自分の実力をうまく引き出せなかったのだ。

 

 

 

 グレイ

  「くそっ」

 

 

 

 『また狙われる!』とそう思った瞬間、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ???

  「【武装色硬化・閃打】」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドゴォォォォン!!!!

 

 

 

 ナルプディング

  「ぐぎゃぁぁ」

 

 

 

 グレイ

  「!!!」

 

 

 

 突然何者かがナルプディングの上から殴り、ナルプディングはクレーターができるほど地面に叩きつけられたのだ。グレイはそれを見て驚いた。それをやったのは、なんとユウキであり殴った拳には何故か黒く変色してた。

 

 

 

 ユウキ

  「ボクのポイント狩りを邪魔しないでくれないかな~。あと、ボクは君みたいな いじめっ子は、大っ嫌いなんだ」

 

 

 

 ユウキはとてもご機嫌ななめであり、ナルプディングを少し軽蔑するような目をしながら言った。

 

 

 

 

 それを見た他のチームや主催者・観客たちは声がでないほど唖然していた。そしてすぐに歓声の声があがった。

 

 

 

 

 『…な……なんという強さだ~!この短時間の間に4ポイントも獲得し、ユウキたん2位まであがった。誰がこの無双劇を止められるか!でも私はユウキたんを応援した~い!!』

 

 

 

 『あんた、キャラ変わってるよ……しかも いつの間にか彼女をたん付けで呼んでるし…』

 

 

 

 『~~~~~~~~~!!!!』

 

 

 

 

 目をハートの形でキャラ変わりした司会者にヤジマさんは呆れて、スペシャルゲストのジェニーと観客は思わず吹き出し笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 ユウキ

  「さて、グレイさん、あなたからもポイントを頂きます!!」

 

 

 

 さっきまで機嫌悪かったユウキは、ケロリと楽しげな笑顔になりグレイに勝負を挑んだ。

 

 

 

 グレイ

  「切り替え早いなおい!!」

 

 

 

 グレイは、急に 楽しげな表情に変わったユウキに思わずツッコんでしまった。

 

 

 

 グレイ

  「だが、こっちだって負けられねぇ!お前からポイント奪ってやる!!全力で来い‼」

 

 

 

 グレイは魔法の発動態勢にかまえ、ユウキとの勝負を受けた。

 

 

 

 ユウキ

  「そうこなくっちゃ」

 

 

 

 グレイ と ユウキは互いにライバルと戦うような好奇心を踊らせながら対峙していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〔ツバサクロニクル side〕

 

 

 

 

 ーツバサクロニクル 選手待機席ー

 

 

 

 ユウキとグレイの勝負している頃、シャオラン達は……

 

 

 

 ソウダ

  「ユウキのやつ、ナル何とかに武装色で殴るのはやりすぎなんじゃないか」

 

 

 

 クズリュウ

  「あの野郎がフェアリーテイルばかり狙ってたからなぁ、それを見てムカついたんだろ。」

 

 

 

 武装色で殴られたナルプディングに多少同情するソウダだった。

 

 

 

 

 ソニア

  「私が出てたらあの人を串刺しにするぐらい楽勝ですのに」

 

 

 

 クズリュウ・ソウダ

  「「鬼か、お前は!?」」

 

 

 

 ソニアの串刺しにするという恐ろしい発言にクズリュウとソウダはツッコんだ。

 

 

 

 ソニア

  「ちょっとした冗談です」

 

 

 

 シャオラン

  「今の冗談…笑えないから……」

 

 

 

 ソニアなら簡単に串刺しにしそうだから怖い。もし、大会中にそんなことしたら出場停止どころじゃすまない。ユウキが出場して良かった、と思う3人だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 〔unknown side〕

 

 

 

 

 

 ー街中フィールドー

 

 

 

 グレイ

  「【アイスメイク 槍騎兵《ランス》】」

 

 

 

 ユウキ

  「【天魔剣術・飛斬】」

 

 

 

 氷の槍と紫風の斬撃が衝突した。今、二人は互いに攻防をくりひろげていた。

 

 

 

 ユウキ

  「【天魔剣術・リニアー】」

 

 

 

 衝突したその隙にグレイの前まで近づき、紫風を纏った細剣をグレイに向けて突きだした。

 

 

 

 グレイ

  「危ねっ!?」

 

 

 

 グレイは慌てて回避するが、その一瞬をユウキは見逃さずにそのまま身体ごと回転させグレイに追撃を喰らわした。

 

 

 

 グレイ

  「ぐわっ!!」

 

 

 

 追撃を受けてしまったグレイは、建物の壁までふき飛ばされた。

 

 

 

 ユウキ

  「これで5人目撃破!」

 

 

 

 グレイとの勝負はユウキの勝利で終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 この後もユウキのポイント狩りは止まらなかった。しかし、ルーファスは記憶の造形魔法で一気にポイントを稼いでいたこと と 残り時間の少ないため、ユウキはなかなかトップまではなれなかった。

 

 

 

 

 一方、グレイとジュビアは、ナルプディングが再び狙われた原因で、あまりポイントが取れずに終わった。

 

 

 

 

 

 『ここで~、終了~!!』

 

 

 

 終了のアナウンスが流れ、隠密《ヒドゥン》の結果と総合順位が発表された。

 

 

 

  ーー隠密《ヒドゥン》ポイント結果ーー

 

 1位 ルーファス・ロア   13ポイント 

 

 2位 コンノ・ユウキ    11ポイント

 

 3位 ナルプディング     8ポイント

 

 4位 リオン・バスティア   5ポイント

 

 5位 イヴ・ティルム     4ポイント

 

 6位 ベス・バンダーウッド  1ポイント

 

 7位 イェーガー       0ポイント

 

 8位 ジュビア・ロクサー  -2ポイント

 

 9位 グレイ・フルバスター -5ポイント

 

 

 

 

 よって、

 

    ーー1日目 途中結果ーー

 

 1位【剣咬の虎】    10ポイント

 

 2位【年代記の翼】    8ポイント

 

 3位【大鴉の尻尾】    6ポイント

 

 4位【蛇姫の鱗】     5ポイント

 

 5位【青い天馬】     4ポイント

 

 6位【人魚の踵】     3ポイント

 

 7位【四つ首の猟犬】   2ポイント

 

 8位【妖精の尻尾 B】  1ポイント

 

 9位【妖精の尻尾 A】  0ポイント

 

 

 

 という結果で終わった。

 

 

 

 『やはり、1位は予想通りセイバートゥースでしたね』

 

 

 

 『だが、ユウキくんもかなりの活躍だったねぇ』

 

 

 

 『そうそう!あれは凄かったわ~』

 

 

 

 

 どうやら、ユウキの快進撃を見たことで周りから注目されていたようだ。一方、1位を取ったルーファスはユウキに裏をかかれたことを根にもっているようで、何か満足してない顔をしていた。

 

 

 

 『今大会のダークホースはツバサクロニクルなのでしょうか、ヤジマさん』

 

 

 

 『うむ、これは波乱が起こりそうだねぇ』

 

 

 

 『私も気になってきたわ~』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〔ツバサクロニクル side〕

 

 

 

 ーツバサクロニクル 選手待機席ー

 

 

 

 ユウキ

  「みんなゴメン、1位なれなかったよ~」

 

 

 

 ユウキは1位取れなかったことで少し落ち込んで、シャオラン達に謝った。

 

 

 

 クズリュウ

  「いや、2位でも上出来の結果だ」

 

 

 

 シャオラン

  「そうだよ。ユウキ頑張ったから自信持って下さい。あとお疲れ様」

 

 

 

 ユウキ

  「!!……うん!」

 

 

 

 幼なじみであるクズリュウとシャオランの言葉に、ユウキはいつも通りの雰囲気に戻って3人で話してた。

 

 

 

 ソニア・ソウダ

  「・・・・・・」

 

 

 

 ユウキ

  「?…ソニア、ソウダ、どうかしたの?」

 

 

 

 ユウキは、何か上の空だった二人に話しかけた。

 

 

 

 ソニア

  「…あ、ユウキさんお疲れ様です」

 

 

 

 ソウダ

  「お疲れ。ただ……フェアリーテイルが大変なことになってるぞ…」

 

 

 

 そう言われ3人ともフェアリーテイルのほうを見てみると、最下位を占領したフェアリーテイルに観客から嘲笑と罵倒が飛び散っていた。だが、ナツ達はそれを気にしないことにしたのだった。

 

 

 

 

 シャオラン

  「大丈夫だと思いますよ。俺たちの知っているフェアリーテイルはそんなに弱くないです!」

 

 

 

 

 シャオランの言った言葉に頷いた四人、彼らは憧れてたフェアリーテイルを見守っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〔グレイ side〕

 

 

 

 グレイはナツ達に見つからないように競技が終わってさっさとその場から離れ今、誰もいない通路にいた。

 

 

 

 グレイ

  「………くそっ!!」 ドン!!

 

 

 

 あまりの悔しさに拳を壁に叩きつけた。

 

 

 

 グレイ

  「…レイブンテイル………記憶の造形魔導士……そしてツバサクロニクル……」

 

 

 

 あまりにも敵が多かった。だが、ここで簡単に引き下がるわけにはいかない、とそう思ったグレイだった。

 

 

 

 グレイ

  「……この借りは必ず返す!!」

 

 

 

 グレイは、リベンジするとそう決意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、この後バトルパートが始まるのだった。

 

 

 




 技 紹介

【天魔剣術・リニアー】
  紫風を纏った細剣を一直線に突進する剣術
      〈SAOソードスキルより〉

【あやしい風】
  紫風を発生させ、相手にぶつける
      〈ポケットモンスターより〉

【武装色硬化・閃打】
  武装色で纏わせた片手拳による単打を繰り出す体術
      〈SAO体術スキルより〉






 やっと隠密《ヒドゥン》が終わりました。
 次はバトルパートにはいります‼

次回、
第6話 ~1日目バトルパート 前編~
 
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