イラストが思いのほかてこずっております。
まずは数をこなしていきます。
一応pixivに晒して(投稿)います(;一_一)
今回から作者設定が爆発します。
ポケモンで殺伐とした世界感を書きたくないのです。
それでも構わない人はこのままどうぞ。
前回のあらすじ
人里へ向かったクサナギ。
道中何事もなく、無事に人里にたどり着いた。
人里では謎の人物である、自称親切じいさんを名乗る老人に
人里を案内される。
人里で色んな出会いがあったが、クサナギは寺子屋に行くのであった。
では、本編へどうぞ!
親切おじいさんと別れ、ボクは一度昼食を取るために案内された食事道へ行った。
道中で聞いて、勧められた蕎麦屋はとても美味しかった。
そして今ボクは寺子屋を目指している。
おじいさんの話では、竹の塀に囲まれた建物だったはずなのでそれを目印に探していた。
探し始めて数分して、ちょっと聞き取れないけど子供の元気な声が聞こえてきたので、そっちに行くことにした。
「・・・・あ、細い竹で囲まれた家・・・あそこかな?」
声が聞こえてきた方へ行けば、視界に植木で作った壁を低い竹で囲った、今まで見た家より大きい建物を見つけた。
近づけばさっきより子供の声が大きくなってきている。
どうやら授業中みたいだ。
「・・・・見えない。」
中を覗いて見ようとしたが、植木が邪魔している。ボクの身長より高いから、背伸びしても中を覗けない。
あまり長い間、覗いていても周りから不振がられる。
ここは、こっそり中に侵入することにした。
別にここは寺子屋なのだから、正々堂々と正面から訪問しても問題ない。
でも、問題なのはボクが会わないといけない人物の名前が分かっていないことだ。
学校の関係者の名前を1人でも知らない人がいきなり学校を訪問すれば、不審者扱いされ通報される世の中なのだ。
それはどこの世界でも同じなのいだ。
いきなりジムリーダーに面会に行ったら、トレーナーでもないボクは不審者あつかい。
図鑑を見せれば盗品と思われ、捕まったりとポケモンの世界も甘くはなかった。
もちろん、オーキド博士に連絡させて誤解は解けたのだが結構トラウマになっている。
それに、もしかしたら目的の先生が留守かもしれないのだ。
その確認もしないといけない。
「えーと・・・・あの路地なら誰もいないかな。」
周りでポケモンに変身できる場所を探し、人影がない小さい路地を見つけツタージャの姿に変身した。
一応、周りを注意深く見たので、誰にも見られていないはず。
「タジャ。」(よし。)
では、いざ潜入開始である。
ツタを上手く使い、寺子屋の敷地内にうまく潜入することができた。
建物の中では誰かに見つかってしまう恐れもあったので、外にある草の中を移動していた。体の色で同化しているはずだ。
「さて、今度は皆の将来の夢を聞いてみよう。チルノ達もよく聞いておくように。」
さっきより声がハッキリしてきたので、草むらから覗いてみれば部屋の障子が全開になっており中の様子を窺うことができた。
たくさんの子供が畳の上に座り、身長が高い女の人が黒板の前に立っていた。
子供のなかには羽のようなものが付いてる子もいる。妖怪かな?
「先生、なんで妖怪の私達が人間の子供の夢を聞かないといけないのだー?」
「妖怪だからこそだ。人の成長をお前たちはこれから間近に見ていくのだから、そこから何か感じとってくれれば、先生も嬉しい。」
金髪の子供が先生と言われる人と話している。
あの身長が高く、薄い水色っぽい長い髪が光を反射して銀色に見え、胸も非常に大きい人がボクの目的の人物の可能性が高い。
話をよく聞いておこう。
「では、まず枝里香(エリカ)からいくか。」
「はい、承知しましたわ先生。」
枝里香と呼ばれた女の子が返事して立ち上がった。
黒い髪にコケシの様な髪型、赤いカチューシャ、着物姿・・・あれ?なんでだろう。軽くトラウマが蘇りそう。
と言うか、誰かに似てないかな?
「わたくしは家の華道を継ぎ、自然を愛することが夢ですわ。」
「そうだな、枝里香の生花は私も好きだぞ。」
「うん、私も好きだよ。優しい感じがするの。」
「ありがとうございます、先生、大ちゃん。大ちゃんは、またわたくしの家に遊びに来てください。」
枝里香ちゃんと大ちゃんと呼ばれた透明な鳥の様な羽を持った女の子が仲良さように笑い合っている。
ほほえましい。
「じゃ、次はぼくだね。」
「そうだな、土筆(ツクシ)の夢はなんだ?」
今度は土筆と呼ばれた男の子?かな、立ち上がっていた。
中性的な顔と声、髪はちょっと薄い紫だ。
・・・・この子もどこかで見たことある気がする。
「ぼくは幻想郷にいる虫について研究することだよ。そして将来は虫博士ってみんなに呼ばれるのが夢なんだ。」
「目標が決まっていることはいいことだが、寺子屋に虫は持ち込むなよ。また授業がつぶれかねんぞ。」
「土筆だったらなれるよ!だって虫たちからも好かれているもん!僕も応援するよ!」
「ありがと、リグル!また一緒に昆虫採取やろうね!」
リグルと呼ばれた子は、部屋なのにマントを付けている。頭には触覚のようなモノもある。
妖怪かな?性別は、顔と話し方が中性なのでわからない。虫が好きなら男の子かな?
「次はわたくしがいきます!」
「お、元気があるな津々慈(ツツジ)。いいぞ、お前の夢は何だ?」
土筆くんの次は元気に声を上げた女の子だった。
特徴的なのは広くでているおでこと、後ろで結んでいる大きなリボンとツインテールだ。
あれ?本気でこれまで出てきた子供達はどこかで見たことがあるけど・・・まさか、だよね・・・・
「はい!わたくしの夢は慧音先生のように立派な先生になって、一緒に授業をやることです!」
「・・・嬉しいこと言ってくれるな。」
「当然です!」
津々慈ちゃんに慧音先生と呼ばれた女の人は、照れ臭そうに頬を指でかいていた。
若干、顔が赤くなっている。
「ツツジには無理よ!なんてたって、最強のあたいより頭弱いもの!」
「なんですってチルノ!あなた、こないだのテストでわたくしに負けたじゃない!」
「なにをー!ツツジだってあたいが出した問題とけなかったじゃんか!」
「あれは問題といえないわ!何よ、答えは『最強であるあたいが一番』って!」
「なんだと頭デッカチツツジ!」
「おバカチルノ!」
「「ぐぬぬぬぬ・・・」」
津々慈ちゃんと仲良く喧嘩しているのはチルノという名前のようだ。
青い髪に背中には氷で作られていそうな綺麗な羽がある。・・・氷タイプ?
「君たち、落ち着きたまえ!先生が困っているじゃないか!」
2人の睨めっこに入ってきたのは、緑色の髪を持った男の子だった。
あれ?この声聞いたことがある、絶対ある・・・
「だって、チルノが・・・」
「ツツジが・・・」
「喧嘩は止めたまえ、皆に迷惑が掛かる。それでは教室の空気がかすんでしまう。そんな所で2人は皆と一緒にいたくないだろう?」
「「・・・・うん。」」
「分かってくれて嬉しいよ。」
なんか1人だけ非常に大人びている、というより落ち着きすぎている。
「ありがとう、典都(デント)。よく2人を止めてくれた。」
「いえ、折角これまで築いてきた僕たちの美しくて香しいフレーバーが台無しなっては、勿体ないですから。」
「そ、そうか・・・」
先生も心なしか呆れている・・・・
「本当によくやるわね、典都。あの2人はあれで仲良いからほっとおけばいいじゃない?」
「何を言っているんだいミスティ、僕たちは2人で将来に喫茶店を開こうとした仲じゃないか!冷たいこと言わないで友達なら止めてやろうじゃないか!」
典都くんに話しかけてきたミスティと呼ばれた子は、背中から鳥のような羽を出している。飛行タイプ?
とてもよく通る声を出している。
「なに言ってるの!?私がやっているのは屋・台!あたなは喫・茶!全然違うじゃない!」
「何言ってるんだい?お客様を笑顔にするといった素晴らしい共通点があるじゃないか!君の透き通った声はきっとボクが開く喫茶店に似合うはずなんだ!」
「だ、だから、なんで私があなたの喫茶店で一緒に働くことが決まっているのよ!」
「君となら素晴らしいハーモニーが生まれるはずだ!」
「聞きなさいよ!?」
「・・・えーと、典都の夢は喫茶店だそうだ。分かったな皆?」
・・・気にしないふりしてきたけど、間違いない。
ここにいる子供の何人かはポケモン世界の住人、とくにジムリーダーによく似ている。
中にはポケモンの世界で実際に会ったことがある人もいたので、間違うはずもない。名前もそのままだし。
ていうか、デントのような性格の人間が同じ世界に2人もいてたまるか!
この後、しばらく他の子供達と夢が発表されたけど、多いので覚えきれなかった。
「チルノ達は人と違って、長く生きていくだろう。その中で人という寿命が短い種族との触れ合いはとても大切なことになるはずだ。私がそうだったように・・・」
生徒の皆は慧音先生の話を真剣に聞いている。本人の実際の経験からなのか、話しに感情がこもっている。
ボクですら、いつのまにか慧音先生の話に聞き入っていた。
「今は分からなくても良い、だがいつか分かる時が必ず来る。それは必ずチルノ達だけでなく、人である君たちの力ともなるはずだ。君たちの関係はきっと、幻想郷の将来にきっと強い輝きとなり、照らしてくれると先生は思っている。」
・・・なんとなく、言っている意味は分かるボクは、誰かに光を与えるような存在になれているだろうか?
「・・・長くなってすまない、これで今日の授業はおしまいだ。今の話は心の中のすみにでも置いといてくれ。・・・・では、号令!」
「きりーつ!礼!」
「「「ありがとうございました!」」」
津々慈ちゃんの号令で生徒は一斉に立ち上がり、慧音先生にお礼を言って帰って言った。
家の手伝いをしたり、遊んだりするみたいで色々皆で話している。
「あ、先生、ちょっといいですか?」
「ん?どうしたリグル、何か質問か?」
リグルくんが最後に慧音先生と何か話している。授業の質問かな?
少しして、リグルくんも他の皆の後を追って教室を出て行った。
どうしたものかな。慧音先生は授業の後で疲れているかもしれないから、少し間を開けて来たほうがいいのかな?
「・・・隠れてないで出てきたらどうだー?」
「!?」
ボクが考えにふけっていると突然に慧音先生が教室からこちらを向き、少し大声で話しかけてきた。
幻想郷の人には察知能力がデフォで付いているのかな?
「そう警戒しないでくれー、リグルから聞いたけどそこの草むらに隠れているのだろー?」
どうやら、さきほどのリグルくんとのやり取りはボクのことだったらしい。
でも、どうしてボクの居場所がばれたのだろうか?
「・・・こっちには危害を加える気はない。授業が終わるまで待っていたことから、君が優しいことは分かる。だから、出て来てくれないか?」
どうやら本当に敵意はないようだ、声もさっきの授業と同じで優しそうな声だ。
大丈夫そうなので、ボクは大人しく姿を見せることにした。
「・・・・タジャ。」(どうも。)
「・・・・・・・」
ボクの姿を見た慧音先生は目をおおきく見開いていた。どうやら、とても驚いているみたい。
なぜ、そこまで驚いたのかボクは分からなかった。
「あの子と同じで妖気も感じない、人ならざる姿で大きな葉の尾・・まさか・・・・」
?小さい声で聞き取れない。何か確認するかのようにブツブツ言ってる。
何か気に障ったのかな、ちょっと警戒することにした。
「!?すまない、警戒させるつもりではなかったんだ。この通りだ、警戒を解いてくれ。」
慧音先生は帽子とって、深く頭を下げてきた。
そこまでされたら、信用しないわけにはいかない。
「・・タジャ。」(いいよ。)
「・・・言葉は分からないが、警戒は解いてくれたみたいだな。ありがとう。」
「タジャタジャ。」(こっちも悪かったよ。)
「・・・ふふ。何かあの子と話しているみたいだ。」
あの子?誰の事をいってるのかな?
「・・・?」
「ああ、こっちのことだ、気にしないでくれ。・・・すまないが、上がってくれないか?少しお前を出迎えたい。」
突然、家に上がってくるように言われた。普通は行かないけど、何故か行かないといけない気がしたから上がらせて貰うことにした。
「タジャ。」(お邪魔します。)
ボクは慧音先生から目を離さず縁側に近づき、石の台でツルで足に付いた土を払い、中に入った。
「遠慮しないでくれ、こっちだ。」
慧音先生は先ほどまで使われいた教室の障子を閉め、縁側の奥に歩き始めた。
案内されたのは、たぶん客間と思われる部屋だった。机と座布団くらいしかない。
「御もてなしの前に1つだけ聞きたいことがあるんだが、いいか?」
「タジャタジャ。」(ボクに分かる範囲なら。)
肯定の意味も込めて右手を挙げて頷いた。
「ありがとう。聞きたい事というのは・・・・」
慧音先生は客間に案内する途中に他の部屋で取ってきた何かをボクに差し出した。
「この絵に描かれている生き物はキミで間違いないか?」
「・・・タッ!?」(えっ!?)
ボクは思わず息をのんだ。
1枚の紙に描かれていたのは、筆で達筆に描かれているポケモンのツタージャの姿だった。
もちろん、これがボクという保証もないがやっぱり驚いてしまった。
「・・・その反応から、キミ自身かは分からないが同じ種族みたいだな。」
慧音先生はもう1枚の紙を取りだし、またボクの目の前に置いた。
「なら、この女性は知っているか?」
「・・・・・・」
言葉が出てこない。
もう1枚に描かれていた女の人は、さっきのツタージャと絵の雰囲気が違う感じだけど、見覚えがあった。
長い髪に少し大人びているが、どこかまだ少女を思わせる顔つき。
目も当時はもっと鋭いイメージがあったけど、この絵に描かれている彼女の目は優しそうだ。
服装が違うけど間違いないこの人は、ボクがまだタマゴの能力に慣れていない時に会った女の子だ。
来ている服がボロボロで精神に余裕がなかったあの子だ。
「・・・見覚えがあるのか?」
「・・・」コク
頷くことしか出来なかった。当たり前のことだ。
幽香の時にもしかしたら、過去にこの世界に来たかもしれないと言ったが、半分は冗談だったのだ。
さすがにボクやサトシでも、自力で世界の境界を超えることは出来ない。それこそ、創造神や時空神の力が必要だろう。
「なら、妹紅に・・・この絵の女性にタマゴを渡さなかったか?」
「・・・タジャ。」(渡した。)
これにも頷きながら返事をした。
「そうか。そうか、キミが・・・妹紅を・・・・」
そういうと突然、慧音先生は正座して両手を前に会わせ、深く頭を下げた。土下座だ。
2人しかいない部屋に静寂が訪れた。まだ、日も高く外では人たちが仕事や家事をやっているはずなのに、この部屋だけ別の空間のようだ。
いきなりそんな行動されても、ボクは頭が混乱するばかりである。
「ありがとう。キミのお蔭で、妹紅は変わることが出来た。」
「・・・タジャ?」(どういうこと?)
「この女性、妹紅から聞いた話だが、キミと出会う頃の妹紅は荒れていたそうだ。私も理由はそれとなく聞いているから分かっているが、その時の妹紅は周りが敵ばかりだったのだろう。妹紅が人を心から信じえない人間になっていたかもしてない。それは、とても寂しく悲しいことだ。人間に否定される側の気持ちは、私も一応分かっているつもりだ。」
「・・・・・」
「だが、キミとの出会い。そして、その後にタマゴから生まれた、あの子との出会いが妹紅を変えてくれたそうだ。守るべき者の為に妹紅は必至に生き抜いた。今も頑張っている。そんな妹紅を周りの人達も理解している。あの子は笑顔で日々を過ごしている。これはキミのお蔭なのだ。」
「・・・・・」
「この話は私が妹紅から聞いて、いつかその恩人にお礼を言いたいと思っていたのだ。だから、言わせてくれ。・・・・妹紅と出会ってくれて、本当にありがとう。」
「・・・タジャ。」(そっか。)
慧音先生は一度も頭を上げずにボクに事情を話してくれた。詳しい話はなかったけど、慧音先生がこの女の子、妹紅ちゃんをとても大事に思っていることは分かった。
妹紅ちゃんの目の前から消えるようにして別れてしまったので、あの後の事が気になっていたのだ。
どうやら、妹紅ちゃんは笑顔で日々を過ごしているようだ。
これはボクにとって、とても嬉しい事だった。ボクも誰かの光となって、道しるべとなることが夢でもあったからだ。
「タジャタジャ、タージャ。タジャ。」(分かったから、頭を上げてよ。これじゃ話ができない。)
「・・・・・・」
ポケモンの言葉が分からないはずなのに、慧音先生は頭を上げた。心が通じたのかな。
「タジャ、タジャタジャ。タージャ。」(話を聞けて、ボクも嬉しかった。ありがとう。)
ボクは精一杯、感謝の気持ちを伝える為に笑顔を作って慧音先生に答えた。
「・・・そうか、キミも嬉しいのか・・・そっか。そうか・・・私もだ。」
気持ちが通じたようで慧音先生も笑顔になった。
その顔はとても綺麗な顔だった。
「ぜひ、妹紅に会ってくれ。きっと妹紅も嬉しがる。」
「タジャ。」(そうする。)
ボクも会いたい。そう思っていた。
ガラガラ
「けいねーー、いるのーーー?」
玄関から扉を開け、慧音先生を呼ぶ声が聞こえた。
「・・・クス。噂をしたら何とやらだ。どうやら、神様は嬉しいサプライズを用意してくれたようだ。」
先生の様子からして、声の主が想像できた。
いやー、まさか。タイミング良すぎじゃないかな?
「ああー、客間にいるぞー!妹紅もチャモウもこっちへ来てくれー!会わせたい人がいるんだー!」
「・・?なんだか分からないけど、分かったわー!今そっちに行くー!」
「ふふ。きっと妹紅は驚くぞ。」
いえ、驚くことになるのはボクも同意するけど、急すぎない?
ボクはまだ、心の準備できていないよ。
ボクが内心、アワアワしている内に足音が大きくなっていく。そして・・・
「どうしたの慧音?何かあった・・の・・・・・」
ドサッ!と音を立て、持っていた駕籠を床に落とすのは、絵に描かれていた女の子、妹紅ちゃんだった。
あの頃と違って赤いもんぺを着て、白いシャツを着ているが、顔も髪、体つきさえも当時と変わらないことに内心驚いた。
そして、それと同じくらい驚いていることがある。その元凶は妹紅ちゃんの隣にいる。
「チャモ?」(あなた誰?)
※ポケモン同士なので言葉は分かっています。byDes
ポケモン好きな人はこの鳴き声で分かるだろうけど、あえて言うとポケモンのアチャモが首を傾げてそこにいた。
ボクもルビーではお世話になりました。進化系かっこいいです。可愛いです。
しかし、ボクはキモリ派だったりする。
「どうだ、妹紅?驚いたか?」
慧音先生が正座しながら妹紅ちゃんの方に振り向いて話している。
「・・・・・・」フルフル(震)
「?おい、どうした妹紅?」
「チャモ?」(姉ちゃん?)
1人と1匹は顔を俯かせて、黙って震えている妹紅ちゃんを心配している。
このパターンの後の展開は予想出来るから、ワザの準備をしておこう。
「あ・・あ・・・あ・」
「「あ?/チャ?」」
「あなた、今まで一体どこにいたのよーーーー!!」
「タジャ!」(まもる!)
妹紅ちゃんが大声を出しながら、炎のパンチを繰り出してきた。
それをボクはポケモンのワザ、『まもる』でガードした。
以前、数日とはいえ一緒に暮らしたことがあったので、彼女が怒ったら炎を出すことを知っていた。
「ぐっ!」
「妹紅!?」
「アチャッ!?」
2人?はそんなボクたちのやり取りに驚いている。
妹紅ちゃんは拳を痛めたと思うけど、彼女の能力からして大丈夫なはずだ。
まもるの障壁が消え、妹紅ちゃんは唖然とする外野を気にせずにボクを両手で掴んで持ち上げた。
「どれだけ・・どれだけ、私が探したと思っているの・・・」
消えそうになる声を辛うじて、絞り出したようだ。
ボクはそんな妹紅ちゃんを黙って見守ることしか出来ない。
え?最初から見守れ?だってアレ、炎タイプのワザに匹敵するもん。痛いし、ひんしになるよ。
「も、妹紅、い、怒るのも当然だが、ここは落ち着いて話を・・・!?」
妹紅ちゃんを宥めようと立ち上がった先生だったけど、妹紅ちゃんの顔を見て再び固まった。
アチャモも今まで見たことない相棒の顔と唖然としたままになっている。
「お礼くらい、言わせて、消えなさいよぉ・・・ばかぁ・・・・」
妹紅ちゃんは目に大粒の涙をためて、泣くのを我慢していた。
ボクはあの時みたいに、ツルで妹紅ちゃんの頭を撫でた。
「・・・タジャ。」(大丈夫だよ。)
「っ!?」
その後しばらく妹紅ちゃんは大きな声をだして泣き出した。
それは、妹紅ちゃんと初めて会った時と同じくらい大きな声で・・・
あるぇー?おかしいぞぉー?
ほのぼの日常を書くつもりが、なんだかシリアス展開になっている?
ま、まあ、気にせず後書き行きます。
ついに幽香以来の東方キャラ登場となります。
そして、クサナギいがいのポケモンも登場となりました!
いやー長かったきがするぅー!
そんなわけで、ここでキャラについて説明と補足になります。
一応、あとの登場人物紹介02で詳細を書こうとおもっていますので、ざっくりいきます。
まず、モブ生徒ですがこれに説明はいりませんね。
ポケモン好きなら知っている各地方のジムリーダーの名前に漢字を適当に当てています。あなたの好きなジムリーダーはいたでしょうか?
自分はカミツレとナタネが好きです。
ちなみにメディスンですが、チルノ達との遊びの後に九十九ガールと行動を共にしています。決して、忘れていたわけではありませんよ?
そして、妹紅と慧音についてです。
慧音は身長は高く設定します。むしろ、作者が書くお姉さんキャラは総じて背が高いと覚悟してください。胸はもちろん、牛並?といきませんが大きいです。
妹紅はちょっとひねって、身長を慧音より低くしています。昔の人だから、身長低くてもイケる!と思い、実行しました。
2人の身長差のイラスト描きたい(遠い目)
最後にアチャモについてです!
これが自分的に悩みに悩んだ結果となります。
妹紅の手持ちとしては、ヤヤコマと最後まで脳内バトルしていました。
でも、妹紅と一緒にタケノコ堀できると思い、アチャモに決定しました。
アンケートで実施していた他の手持ちですが、輝夜以外決まっています。
以上がざっくりしたキャラ説明と補足でした。
これから、イラストと並行して頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします。
では、また次回!