原点にして頂点とか無理だから ~ジャンボの日記~ 作:浮火兎
5月5日 晴れ
シンクはわかりづらい性格をしている。
皆からはクールとか言われてるけど、そんなことはない。
実は喜怒哀楽の激しい性格だと僕は知っている。
表面に出ないのと、心の中で思うだけなのがいけないんだよ。
会話もどうしてか他人行儀な感じになるけど、別に人嫌いという訳ではない。
ブルーと一緒の旅は顔に出ないだけで楽しそうだったし。
それでも、やっぱり僕と一緒の時が一番生き生きしていると思う。
うれしい反面、ちょっと心配でもある。
この前指摘したら「かわりにジャンボの社交性が高いから、私らは釣り合いが取れてるよな」とか言うし。
意味、伝わってる? 適当に流したでしょ?
今度困ってても僕助けないからね!
とりあえず、お団子はすべていただくことにした。
ごちそうさまでした。美味しかった。へへんだ。
そういえば、餡子の粒が歯に挟まって気になった。
今度ジョーイさんに相談してみよう。
5月6日 曇り
昨日はシンクが発掘している暇に日記を書いてしまった。
今日書くことは昨日のことだけど、凄く残しておきたい出来事だったので書いちゃう。
ピッピとお友達になったんだ。一人仲良くなったら芋づる式に出てきて驚いたけど。
悪い人たちが襲ってきたから退治して、その後皆でお月見山の頂上に行った。
そこには湖があって、その上をピッピ達が飛んで踊っていたんだ。
すごく綺麗で感動していたら、ピッピたちが僕も連れて行ってくれた。
空を飛んだのなんて初めてで本当に楽しかった。
そのうち宴になって、見たこともない不思議な友達もできた。
シンクは気にせずピィたちに囲まれて記録をつけていたけど。
んー、僕が言うのもおかしいんだけどさ。
女の子なんだから、もっとこう、ロマンチックに浸ろうよ。
初投稿日 2013/2/24