カオススクールG×B   作:零崎哀識

102 / 115
感想く
ださい


カメラは京都に戻る

修学旅行3日目

 

昨晩はあの後にロセヴァイセさんが見回り(夜這い?)に来た時に4人をつれて行ってもらった。

 

???「今日最初に向かう場所は天龍寺だったな」

 

???「ああ。今日は嵐山方面を攻めるからな」

 

零誠「あのう、どちら様でしょうか?」

 

頭が友達が愛ちゃんと勇気くんしかいないボッチの菓子パン並みの大きさを誇る化物が俺の知り合いに2人もいるとは信じたくない。

 

松田・元浜「「松田と元浜だ!!」」

 

現実は残酷なことに俺の悪友の変態だった。

 

零誠「そっか。変態だしな」

 

松田「おい!何妙に納得したみたいな雰囲気かもし出してんだよ!」

 

零誠「え?変態だからそんな爆弾岩みたいな顔してんだろ?」

 

元浜「違うわ!昨晩も覗きに行こうとしたら一日目より人数が半分に減ったから一日目の倍の折檻いや拷問をされたんだ!」

 

零誠「変態だからってのがもともとの原因じゃねえか。てか、言い直しても意味がほとんど変わってねえからな」

 

拷問と折檻ってどっちの方が酷いんだろう?

 

ま、一昨日のロセヴァイセさんの状態を見たらこの二人の状態はうなづけるが男子の半分弱がこの状態だと考えると今日の京都はカオスな風景が広がっているのだろう。

 

移動中に体を手に入れた爆弾岩を何人か見つけたが爆発音を一度も聞かずに天龍寺につくことが出来た。

 

零誠「天龍寺の由来ってお前等に関係してんのか?」

 

ドラ『どうだかな。過去に京都で何かしたようなしていないような』

 

やったとしたら忘れるほどに大昔ということだけは分かった。

 

受付で観光料金を払ったところで声をかけられた。

 

九重「おお、お主達着いたようじゃな」

 

零誠「金ジャリか」

 

九重「金ジャリ言うな!まぁ、約束通り、嵐山方面の観光案内してやろう」

 

流石に人前なので獣耳と尻尾は隠しているみたいだ。

 

巫女服だしコスプレと言い切れば耳と尻尾も大丈夫そうだが。

 

松田「可愛い女の子だな。なんだ、レーセー、現地でこんな幼女をナンパしたのか?」

 

零誠「んな訳あるか」

 

どっちかと言うと俺が襲われたんだよ。

 

元浜「……ちっこくて可愛いな……ハァハァ……」

 

忘れていた。ヴァーリと同じでこいつも真正のロリコンだった。

 

九重「ひぃ!?なんじゃこの面妖な者達は!私の部下よりキモいぞ!」

 

零誠「うん。その意見にはおおいに同感だがお前が部下をどう思ってるのかの方が驚きだ」

 

キモいって人質取るクズだったがぬっぺら坊とか可哀想だろ。

 

九重「だってキモいだろ」

 

うん。キモいが。

 

九重「ぬぉ!?」

 

変態二名を蹴散らし光になったメガネが九重に抱きついた。

 

桐生「やーん!可愛い!レーセーくん、どこで出会ったのよ?」

 

頬ずりとかも始めたよ。

 

九重「は、離せ!慣れ慣れしいぞ!小娘!」

 

桐生「お姫様口調で嫌がるなんて最高だわ!キャラも完璧じゃないの!」

 

九重は嫌がるが桐生はエンジンMAXだった。

 

零誠「おいおい、それで完璧だと?金ジャリの真髄は家の中ではキツネ耳とキツネの尻尾を付けているんだぞ」

 

桐生「なん…だと?」

 

桐生は声を無くした。

 

零誠「で、金ジャリ。観光案内って何してくれんだ?」

 

俺の質問に無い胸張って自身満々に答える。

 

九重「私が一緒について行ってやろう」

 

零誠「……そ、そうか」

 

正直言ってしょうもなっ!とは思ったが九重の気分転換にも丁度いいだろう。

 

孔雀(あの子、あの時の夢に……)

 

そんな訳で九重に案内されて天龍寺を回る。

 

一生懸命京都を紹介する姿は微笑ましかった。

 

九重「ここからの景色は絶景じゃ。何せ世界遺産にもなっておるからな」

 

零誠「確かに絶景だがここが世界遺産なのはそれだけじゃないだろう?」

 

九重「うむ。天井に描かれておる雲龍図。どこから見ても睨んでいるように見える『八方睨み』じゃ」

 

これが天龍ってことだからドライグのことじゃねえな。

 

ドラ『ああ。東洋の形だから龍王の『玉龍』なら可能性としては有り得るが』

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

あの後も引き続き九重の案内の下、嵐山観光を楽しんだ。

 

九重の張り切りっぷり等を見ていると歳相応の性格ということも分かった。

 

今は湯豆腐屋で昼食を取っていた。

 

九重「言った通りじゃろ?」

 

九重がこの店に案内したときに絶品だから食べないと損すると言っていたが本当に美味い。

 

ホテルで食ったのも良かったがここのは更に美味い。ここのは作りたてを直ぐに出しているのだろう。

 

ゼノ「和の味、悪く無いな」

 

アー「いつも食べているお豆腐より新鮮です」

 

イリナ「お豆腐いいわねぇ」

 

夕麻「お土産に買っていきましょう」

 

4人は満悦のようでいいのだが、

 

桐生「ねぇ、九重ちゃん。さっきからよそってばかりだから食べさせてあげるわ。あーん」

 

九重「よせと言ってるじゃろ!」

 

ガチで百合入ってんじゃないか疑いたくなる程に桐生が九重に絡んでる。男のロリコンって警察に捕まるイメージあっけど女のロリコンとショタコンって捕まるイメージ無いから不思議だ。

 

てか、九重、絡まれる度に俺の背に隠れるのは止めろ。

 

二人よりも孔雀の発言が少ないことが気になる。元々引っ込み思案のようだからそれもあるのかもしれないが。

 

零誠「店員さん、これと同じの持ってきてもらえます?」

 

九重「お主はまだ食べるのか?」

 

零誠「腹八分目にはしとくよ」

 

九重「一人で鍋3杯食った奴の発言たは思えん」

 

豆腐って柔らかいからいくらでもいけんだよな。

 

木場「レーセーくんは相変わらずだね」

 

隣の席に木場の班がやってきた。

 

零誠「そういや嵐山攻めるって言ってたけな」

 

木場「天龍寺に行って来たのかい?」

 

零誠「八方睨みは話に聞いていたが面白かったぞ」

 

木場「僕もこれから渡月橋に行った後に向かうつもり」

 

零誠「渡月橋には俺等も行くから一緒に行くか?」

 

木場「班のみんなにも聞いてみるよ」

 

それで渡月橋観光は一緒に行くことになった。

 

アザ「おう、お前等、嵐山を楽しんでいるか?」

 

本当にこの湯豆腐は有名所のようだな。酒の入った堕天使総督にも会うんだから。

 

零誠「アザゼル教員も来てたんすね?てか、昼間から酒はマズイでしょう」

 

ロス「その通りです!」

 

ロスヴァイセさんも来ていたのか。

 

ロス「その人、全然お酒を止めないんです。生徒の手前、そういう態度は見せてはならないと再三言っているのですが」

 

青筋立てて怒ってるよ。俺も飲みたいがここでそんなこと言ったら殺られる。

 

零誠「元浜に松田。友人として忠告しておくが今日は覗きに行くの止めとけ」

 

ロス「こんなに言っても聞かないなら私が飲みます」

 

ロスヴァイセさんがアザゼルの持っていた酒瓶に手を出した。

 

零誠「マズい!全員退散!」

 

アザ「おい!?コップ一杯で酔っ払うのにラッパ飲みって!」

 

零誠「なんとかしといてくださいね」

 

ロス「……だいたいあにゃたはふだんからダメなんれしゅよー」

 

アザ「これを俺が一人で!?」

 

零誠「自業自得だ」

 

こちとら毎週これに付き合わせられてんだから。

 

俺達は店を後にした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

松田「なんか凄いことになってたな」

 

元浜「ありゃ相当酒癖悪いぞ」

 

俺は会って初日でそれを体験したよ。

 

桐生「きっとロスヴァイセちゃんも溜まってたのね」

 

零誠「週一でガス抜きしてやっていつもあの調子だぞ」

 

足野「それって結構末期じゃない?」

 

零誠「ま、一つ前の雇い主がエロジジイ。その前は窓際と苦労人だから仕方ないっちゃ仕方ないよ」

 

九重「お主達の眷属は大変なのが多いのか?」

 

零誠「……多いっていうか全員?」

 

九重「それ詰んでおる」

 

SMのファザコン

シスコンの猫耳

女装趣味の引きこもり

脳筋の雌犬

バイの魔法少女好き

残金百均マニア

天然ボケシスター

露出魔の主

 

店を出て数分程で目的地の渡月橋についた。

 

桐生「知ってる?渡月橋って渡りきるまで後ろを振り返っちゃいけないのよ」

 

アー「なんでですか?」

 

桐生「もし渡っている途中に振り返ると授かった知恵が全て返ってしまうらしいのよ。変態ペアは振り返ったら救いようのないバカの出来上がりよ」

 

零誠「いや、振り返って頭の中の煩悩消した方がいいだろ」

 

桐生「それもそうね」

 

松田・元浜「「うるせえよ!」」

 

桐生「こっちはジンクスになるけど振り返ると男女が別れるってのもあるわね」

 

女子『絶対に振り返りません(らない(わ)!!』

 

たちまち女子陣に拘束された。

 

零誠「これじゃあ振り返る以前に渡れねえから離せ!」

 

ゼノ「こんな橋は渡らない方がいい!」

 

零誠「あのなあ!言い伝えを真に受けるな!そもそもこの渡月橋の由来は橋の真上を月が渡るところから来てるんだぞ。つまりこの橋は月見用の橋なんだから振り返るとか普通にしてたに決まってるだろうが!」

 

九重「レーセーの言う通りじゃ。特に男女の方に関して言えばここ最近の話じゃ」

 

説得が成功したみたいで女子陣は離れる。

 

まあ、一応渡ってる間は誰も振り返りはしなかった。

 

渡り終えたところで生暖かい感触に全身が包まれる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の瞬間、松田、元浜、桐生が消えていた。

 

零誠「マジかよ」

 

慌てて辺りを見回すと観光客が自分達しかいない。

 

零誠「この霧」

 

アー「私がディオドラさんに捕まった時に使われていたあの装置です」

 

零誠「『絶霧』か」

 

一応、一般人は巻き込まないように配慮はしたみたいだな。

 

問題はこの能力の発動範囲だが……

 

孔雀「ねえ、どういうこと!?みんなは何か知っているの?」

 

全員『なっ!?』

 

どうして一般人の孔雀がここに引きずり込まれている?

 

アザ「おい。お前等、無事か?」

 

驚いている最中に空からアザゼル教員がやってきた。

 

孔雀「何……あの羽……?」

 

タイミング悪いことこのうえない。

 

アザ「この空間は悪魔のゲームフィールドと……足野!?なんで一般人がここにいる?」

 

???「初めまして。アザゼル総督に赤龍帝」

 

今度は漢服を着た黒髪の青年が霧から出てくる。

 

話の途中で現れすぎなんだよ!!話が全く出来なかったじゃねえか!!

 

いつものテンションで行くなら空いたが名乗る前にぶん殴るのだが、聖槍持ちに突っ込むはど愚かじゃない。

 

観光は御終い。

 

ここからは英雄派とのバトルパート。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。