カオススクールG×B   作:零崎哀識

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お久しぶりです。
更新亀です。
感想頼みます。


英雄派

足野は気絶させて教会組に任せてある。

 

曹操「自己紹介から始めようか。英雄派のリーダーをやらせてもらっている。一応、三国志で有名な曹操の子孫だ」

 

零誠「有名人のお出ましかい。何か用件か?特に用も無いならサインでも置いてけや」

 

曹操「ふっ、なら消えないようにこの『黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)』で体にサインを刻み込んであげよう」

 

アザ「そんなことされたら体ごと消えちまう。あれは神をも貫く最強の神滅具だ。神滅具の代名詞になっている現物の所有者がテロリストとはな」

 

部員『ッ!?』

 

イリナ「あれが天界のセラフの方々が恐れている聖槍……」

 

ゼノ「私も幼い頃から教え込まれたよ。イエスを貫き、イエスの血で塗れた神を貫く絶対の槍」

 

アー「あれが聖槍……」

 

アーシアの聖槍を見る目からだんだんハイライトが消えていく。

 

慌ててアザゼル教員がアーシアの両目を覆う。

 

アザ「信仰心のある者はあの槍はあまり見つめるな。聖遺物(レリック)ってのは心を持ってくぞ」

 

マジか。スゲーな聖槍。スゲーな聖遺物。スゲーな上位の神滅具。

 

零誠「マジで恐ろしいぜ。えーと……町長さんだっけ?それの聖槍」

 

曹操「誰が町長だ!?俺の名前は曹操だ!!」

 

零誠「怒るなよ。聖槍の方が凄過ぎてお前の名前が薄れたんだよ」

 

曹操「三国志で結構有名な名前忘れる訳ねえだろうが!」

 

零誠「So-so,I see your say-so.」

 

曹操「やっぱりバカにしてんじゃねえか!ご丁寧に曹操と聖槍って音を入れやがって!!」

 

こいつ怒らせるのチョロ過ぎ。

 

???「少し下がって落ち着いてください。あなたは我々のリーダーなんですからしっかりしてくださいよ」

 

白髪の優男が曹操を下げさせ、どうやら変わりに話をするようだ。

 

ジーク「初めまして、グレモリー眷属。少しの間だが曹操の代わりに指示を出させてもらう英雄ジクルドの末裔、ジーク。仲間からは『ジークフリート』と呼ばれている。好きなように呼んでくれ」

 

零誠「じゃあ、木場の2Pカラー」

 

ジーク「ピキッ」

 

ジークの顔に少し青筋が出ている。

 

零誠「でも、白って言ったらスマブラで言うとリンクの薄紫?誰があんな色使うんだよ4Pカラー」

 

ジーク「てめえ!!そこから一歩も動くんじゃねえぞ!今すぐ魔剣の錆にしてやっからそこから一歩も動くんじゃねえぞ!!」

 

モブ女「お、落ち着いてください!」

 

モブ男「キャラが崩壊してますから!」

 

こちらに走り出そうとしたジークをモブ二人が羽交い絞めにする。

 

ゼノ「……どこかで見たと思ったが、やはり、そうなのか?」

 

イリナ「ええ、腰に帯刀している複数の魔剣から考えて十中八九間違いないわ」

 

教会の聖剣使いの二人が何かに気づいたみたいだ。

 

零誠「あの4Pカラーは知り合いか?」

 

ゼノ「元同胞だ。教会の悪魔祓いの中でもトップクラスで『魔帝ジーク』と呼ばれていた。白髪なのはフリードと同じで戦士育成機関の実験の副作用だろう」

 

零誠「フリード?」

 

夕麻「元私の部下で聖剣使って怪物になった変態ですよ」

 

零誠「あの変態か。余りにもやられ役過ぎてモブ認定してたから名前忘れてたわ」

 

???「はぁ」

 

チョロイ二人より前に少年が出てきて溜息をついた。

 

レオ「一応、レオナルドです。あの二人が落ち着くまでこの子達の相手しといてください」

 

途端に少年の足元の不気味な影が広がっていき、渡月橋全体を覆い尽くす。

 

なんか異常な数の化物がいっぱいでてきた。

アザ「『魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)』か。まさかロンギヌス上位が3つも一つの勢力に集まっているのか」

 

木場「レーセー君の『ブーステッド・ギア』より強いんですか?」

 

アザ「いや、直接的な力ならレーセーの方が上だが目の前みたいな状況になるから厄介だ」

 

うん。怪獣大戦争って状況だね。

 

アザ「まだ持ち主は発展途中だからそこまで大したことないな。今、一掃してやるから待ってな」

 

アザゼルの手からビームが発射されて生まれたばかりの怪物達に当たり、爆発が起きて砂煙が起きる。

 

零誠「おい。半分位しか減ってないぞ」

 

煙が晴れると半分には減ったがまだまだ数がいる。

 

アザ「ちっ、あの雑魚共上位の光耐性持ちかよ」

 

曹操「その通り。レオナルドはまだまだ成長途中だが、アンチモンスターを作るという方面にかけては天才だ。各勢力に仕掛けた時にデータも充分取れたから作成は難なくできる」

 

零誠「先程までぶちきれておいてその態度カッコ悪い」

 

曹操「ブ・チ・コ・ロ・ス」

 

うわっ、やっぱり沸点低ッ

 

アザ「おいおい。それなら俺の相手をしてくれよ」

 

曹操「ちっ!聖書に記されし堕天使総督が戦ってくれると言うならそちらを優先しよう」

 

余計なことを!もっといじくって遊ぼうと思ったのに

 

アザ「お前達は雑魚の露払いを頼んだぞ。まだ才能があるとはいえ神アンチは作れないみたいだから大丈夫だろ」

 

部員『分かりました』

 

アザ「それと指揮はレーセーに任せるから」

 

零誠「一応やりますけど数人実力隠してるのがいるんですよねー」

 

ジトー

 

新人悪魔の試合の対戦相手である木場、ゼノヴィア、アーシアの三人を見る。

 

三人『うっ!』

 

零誠「ま、いいけど。俺が見たことある技だけでなんとかすっから」

 

やる前に手の内が見えたら面白くない。

 

アザゼル教員と曹操はいつの間にか遠くで始めてる。

 

零誠「そんじゃあ、さっきあの怪物の中身見てみたけど光の塊って感じだな。光対策の上に悪魔の弱点攻撃ってわけだ」

 

夕麻「では、どうするのですか?」

 

零誠「無難にダメージ量の少ない夕麻とイリナは確実に前線。二人は光系以外に攻撃法あるか?」

 

イリナ「私はとっておきのを用意してあるわ」

 

イリナは自身満々に答える。

 

夕麻「私は無いので主様に武装してもらうしか」

 

対して夕麻は申し訳なさそうに言う。

 

零誠「今回は木場。光食う魔剣作れ」

 

木場「ああ!あれね」

 

教会と焼き鳥戦で使った魔剣で夕麻を武装した。

 

零誠「あとゼノヴィアも前置いとくか。木場はアーシア、九重、孔雀、そして、倍化を溜める俺を守れ」

 

ゼノ「分かった。早速で悪いが武器を用意してくれ」

 

零誠「分かっとる。『再編開始』『絶世の名剣(デュランダル)』」

 

ゼノ「……イリナ。なんかコカビエルから聖剣を取り返そうと躍起になっていた私達がバカみたいに思えてきた」

 

イリナ「……私もそう思っていた所よ」

 

あれ?なんか悪いことした?

 

零誠「……一応偽物だぞ」

 

ゼノ「それって因子が無くても使えるということだけら聖剣より上じゃないか」

 

木場「僕達は何のための犠牲になったんだろう?」

 

なんか感染した!?そして、面倒になってきた。

 

零誠「早く行かねえと俺が無双して活躍シーン無くすぞ」

 

イリナ「見ててね。私の新武器を!」

 

ゼノ「デュランダルはデュランダルだ。私なら使いこなせる!」

 

女剣士二人組は先に向かった夕麻と共闘を始める。

 

さて、俺はイリナから見るとするか。

 

イリナ「私の聖剣の因子を次のステップに上がったわ。『奇剣の舞(ダンシングデンジャー)』これは剣ならば聖剣、魔剣、神刀、妖刀だろうと選ばれるのよ。そして、これが選ばれた者にしか扱うことの出来ない『勇者の剣』と『蛮勇の刀』!」

 

イリナは怪物達相手に無双していく。

 

エクスカリバーを使用していた時より格段に腕が上がっている。

 

零誠「……あの能力は武器補正を無条件で引き出しているって感じだな。他人とすぐ仲良くなれる奴だったが刀剣の心さえも開くなんてな」

 

ゼノ「『絶世の名剣』!!」

 

ドーーーン!!

 

ゼノヴィアが剣を振るうと光を放ち、敵を一掃していく。

 

零誠「なんでそんなん出んの!?」

 

ゼノ「やれるかな?と思ってやってみたら出来た」

 

……マジか。原作でもここまでの活躍はしなかったのに。

 

ゼノ「でも、勘なんだが弾数が後二発位しかないな」

 

確か『絶世の名剣』って三度の奇跡を起こしたと言っていたからその内の一回使って出したってところか?

 

ジーク「刀剣に選ばれる能力とオリジナルと違う方向性に進んだデュランダルか。面白い!面白いぞ!」

 

立て直したジークがイリナとゼノヴィアに向かって行く。

 

『Boost!!』

 

零誠「溜まった。夕麻!イリナとゼノヴィアを援護しろ!残りは俺がなんとかする!」

 

夕麻「了解しました」

 

夕麻を向かわせ、

 

零誠「木場はアーシア達を連れて下がれ」

 

木場「3人のことは任せて」

 

巻き込まないように下げさせる。

 

レオ「ジークさんの援護と後方支援を撃退」

 

怪物や英雄派の下っ端が指示に従い、向かおうとする。

 

零誠「行かせるかよ。決着術式『聖剣集う絢爛の城"(ソード・キャメロット)』」

 

自分、レオナルド、怪物、下っ端を炎の壁で囲む。

 

レオ「くっ。これから抜け出すには聖剣レベルでないと突破出来ないみたいですね」

 

零誠「安心しろ。これは流石に俺でも三分しか保たせられない。少しの間だが付き合ってもらうぞ」

 

レオ「すぐにこの炎の壁を解析してアンチモンスターを構築すれば追撃出来る」

 

零誠「さて、三分間経てば『ソード・キャメロット』は確かに消えるが、お前等が三分後無事とは何も保証してないぞ」

 

レオ「なっ!?」

 

零誠「この剣は太陽の映し身。もう一振りの星の聖剣……『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)!」

 

湖の精霊から授かったエクスカリバーの姉妹剣。

 

太陽の灼熱で燃やし尽くす。

 

零誠「基本的に悪魔だから戦闘は夜なのでこれはを使う機会が少ないんだが、『聖者の数字』が発動して能力が三倍に上昇している」

 

レオ「くっ。まぁ、あなたを離せたし良しとしますか」

 

零誠「何?」

 

 

ゼノヴィアサイド

 

少し前

 

ジーク「さて、剣士同士仲良くしようじゃないか」

 

レーセーの作り出す炎の壁から1キロ程離れた位置で私、イリナ、夕麻はジークフリードと対峙している。

 

夕麻「私は剣士という訳ではないんですけどね」

 

ゼノ「ハアッ!!」

 

ジーク「おっと」

 

キンッ!!

 

ジーク「魔帝剣グラム。魔剣最強のこの剣なら、奇跡を使用しないそのデュランダルでは不意打ちも通らない」

 

先手必勝と言わんばかりに攻撃したがこんなにも容易く防がれるとは……

 

ジーク「うちの組織では『聖王剣アーサー』、『魔帝剣ジークフリート』と並び称されている。君達オカルト研究部の中で勝てるのは兵藤零誠位だろう」

 

ゼノ「ッ!!」

 

イリナ「ゼノヴィア!!」

 

イリナは魔剣に劣らない二振りでゼノヴィアに加勢に入る。

 

キン!キン!

 

ジーク「凪ぐだけで空間を切り裂く魔剣ノートゥングと北欧に伝わる伝説の魔剣バルムンク」

 

ゼノ・イリナ・夕麻『なっ!?』

 

三本もの魔剣を所持しているのには驚いたが、それよりもその三本を同時に扱ってることにより一層驚く。

 

どこかの海賊王の部下のように口で咥えている訳ではなく、背中から一本ドラゴンの腕のような物が生えており、その腕が魔剣を握りしめている。

 

ジーク「この腕かい?これはありふれた神器の『龍の手(トウワイス・クリティカル)』。そちらの兵藤零誠の持つ『赤龍帝の篭手』の下位なんだがこちらのも亜種化しているんだよ」

 

本物のドラゴンの腕ということか。

 

どうする?

 

剣の腕はジークが教会にいた時のことを考えるとあっちが上。何か隠している様子があるし、束になっても勝てる確率は低い。

 

なら、一撃を与えよう。

 

イリナにコンビ時代に決めていた合図を送る。

 

ゼノ『退避』

 

カッ!!

 

ジーク「これは!?」

 

超至近距離での光の波。

 

イリナ「くっ!?」

 

全力で後退したイリナでさえ余波でふっ飛ばされるのだからジークもふっ飛ばされる。

 

イリナ&ゼノヴィア「「夕麻!!」」

 

夕麻「はい!!」

 

木場から渡せれた『光喰剣』は文字通り光を食らう魔剣。

 

ならば光を食わせ続けたらどうなるのか?

 

喰ったのだから糧となるのが道理。

 

夕麻「言ったじゃないですか。私は剣士ではないって」

 

夕麻が手に持った二本の闇の長槍をジーク目掛けて投擲する。

 

夕麻はオールラウンダーな主を持つが故に様々な武器を使っているが槍の投擲を最も得意とする。

 

剣士の戦闘には入り込めないが、遠距離となれば別。

 

充分に対峙出来る。

 

ジーク「『禁手化』」

 

 

木場サイド

 

レーセー君のことだから平気だろうが、ゼノヴィアさん達が気になる。

 

ジークの実力はおそらくだヵ英雄派なの2番目か3番目たろう。

 

加勢に行きたいところだが、非戦闘員のこの3人を放っておくわけにはいかない。

 

レーセーくんが僕を頼ったのだからちゃんと期待に答えないと。

 

スタッ

 

やはりこちらにもレーセーくんの炎の壁から逃れた敵が来たようだ。

 

木場「やるのかい?悪いけどこの3人には指一本も触れさせないよ」

 

???「いや、やらないよ」

 

木場「なんだって?」

 

僕は予想と違う答えが返ってきて驚いた。

 

ゲオ「だからやらないって言ったんだ。自己紹介しとくが、俺はゲオルク・ファウストの子孫のゲオルク。『絶霧』の所持者でそちらの2人と同じで戦う人間じゃない。やってもいいが俺が負けたら表の一般人に迷惑かかかるぞ」

 

ならば何故わざわざ僕の前に現れたんだ?

 

いや、それよりも

 

木場「2人?僕以外に戦える者がいるように見えるのかい?」

 

ゲオ「全く見えないな。……流石、俺が調節しただけある」

 

木場「どういうことだ?」

 

ゲオ「見せた方が早いな」

 

パチン!

 

ゲオルクが指を鳴らすと足野さんのかけている眼鏡が霧散した。

 

ビクン!

 

足野「……わ、私……いえ、アタシは……」

 

足野さんの身体が跳ね上がると髪の色が黒から段々金髪に変わって行き、顔も西洋人の物に変わって行く。

 

足野「……英雄派のジャンヌ」

 

 

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