部活で出すコミケ用ので忙しくってここまで遅れてしまいました。
ホントに久しぶりだな。
これからもよければお願いします。
零誠サイド
『聖剣集う爛の城』が解かれて見えた光景に驚いた。
ジークが三面六臂になっているのは禁手化を使ったからだろう。だが、ジャンヌがいて足野が居ないってことは攫われたか?
零誠「一般人にまで手を出しやがるのかよ」
レオ「違います。足野孔雀には手を一切出してません。というか、足野孔雀なんてこの世に存在しませんし」
しぶとく生き残ったレオナルドが意味の分からないことを言ってきた。
曹操「レオナルドの言ってることは真実だ」
アザゼルが相手していたはずの曹操がこっちに来たってことはチート二人の戦いに一段落着いたみたいだな。
アザ「上空で戦ってる最中に見たが足野があの銀髪に変わりやがった」
アザゼルも警戒しながら零誠の隣に降りる。
零誠「は?何トチ狂ったこと言ってんの?」
アー「大変です!!目の前で足野さんが変わってしまったんです!」
零誠「何!?そんなことがあるなんて……」
アザ「いくらなんでも態度変え過ぎだろ!?」
ギャーギャー五月蝿いから放っておく。
零誠「で、どういう訳だ?」
曹操に向かって問いかける。
曹操「分かっているのだろ?つまり、足野は英雄派からのスパイだったんだ」
零誠「ちげーよ。いくらなんでもあんだけ近くにいたら魔力に気づくわ。それに悪意、敵意、殺意に敏感な俺が全く何も感じ無かったっていうのはどういうことだ?ってきいてんだ」
曹操「それは、本人に聞いた方がいいだろう」
曹操はジャンヌに対して説明するように言う。
ジャン「………」
ジャンヌは無言で何も言おうとしない。
ゲオ「おい、ジャンヌ」
ジーク「まーまー、ジャンヌも記憶が戻ったばかりで混乱してるんでしょう。変わりにゲオルク、君が説明しなさい。あのたも随分とこの作戦には関わりましたし」
ゲオ「仕方ないな。俺の禁手の『霧の中の理想郷(ディメンション・クリエイト)』は霧であらゆる結界装置を作成できる。そこのシスターに使われたあの反転の拘束具は上級悪魔のお坊ちゃんに敵等に渡したのだな」
『覇龍』を使う前のあれか。
ゲオ「さて、赤龍帝。ここまで言えば分かるな?ジャンヌに結界装置を付加して魔力の制限、記憶の改竄、容姿変化を行ったということだ」
零誠「……雰囲気に似合わない隠れ巨乳はそういう理屈だったのか」
女性陣『レーセー(君)(さん)(主様)?後で少し話がありますから』
零誠「……遠慮する方向で」
ちなみにジャンヌは赤面して俯いている。
曹操「お前らはシリアスを少しくらい続けられないのか?」
零誠「シリアスは後半のお楽しみってことで」
曹操「ま、いつも自然体でいられるというのは十分な才能だな。いや、兵藤零誠、君を信頼しているからか。ジャンヌを回収する作戦でこうまでやられるとは君は人を引き付け、成長させる力が異常と言っても高いようだ。王としての才能があるようだな」
こいつらは精神的な面では話が合うかもしれないが、戦闘面で言えば苦手なタイプだわ。
曹操「なるべく早めにジャンヌを潜り込ませていて正解だった。データ抜きで今回のような顔見せではなく、君と戦ったら負けるだろうしね」
スパイが居たんだ。半分以上の情報はバレてるって考えていた方がいいか。
アザ「一つ聞きたい。貴様等英雄派の狙いはなんだ?」
アザゼル教諭の質問の答えは知っているし、予想出切る。
曹操「以外に俺達の活動理由はシンプルだ。人間としてどこまでやれるのか知りたい。挑戦したいんだ。それに化物を倒すのは人間の仕事だろ?」
ヴァーリーに近い雰囲気をまとうだけある。
零誠「そうだな。確かに化物を倒すのは英雄の仕事だ。だがな、お前達はやり方を間違った」
曹操「どういう意味だ?」
零誠「お前達はご先祖様のような英雄になれねえよ。基本的にやられ役、良くて反英雄になるのがおちだ」
言っても分からないだろう。自分が正しいと思ってしまった奴はとことん盲目になる。
曹操は聖槍を構える。やはり、意味が分からなかったのだろう。
ならばあれも聖剣を構えるだけだ。
ピカッ!?
今にも始まりそうなところで俺達と英雄派の間に魔方陣が展開される。
そして、魔方陣から召喚されるのは巨大な岩と土の塊。
アザ「ゴグマゴクだと!?」
アザゼルはあれが何か知っているようだ。
ルフェ「ゴッくん、やっちゃえ!」
ゴグマゴクに気を取られて気づかなかったが、どうやらルフェイも一緒に召喚されたようだ。
零誠「ルフェイ、簡潔に説明」
ルフェ「はい!ヴァーリ様がうちのチームに監視を送った英雄派にお灸を据える為にゴッくんを送りました」
レーセーのファンであるルフェイはレーセーの要求に簡単に答える。
ゴグ『ゴオオオオォォォォォオオオオオッ!』
そして、ゴグマゴクはルフェイの命令に従って英雄派に襲い掛かっている。
零誠「アザゼル教員、ゴッくんの説明」
アザ「ゴッくんって……あれは古の神が量産した破壊兵器だそうだ。問題が多すぎて停止させて次元の狭間に放置されたらしいが……実物でしかも動いてるのなんて初めて見た!!解体してえ!!」
研究者魂に火が着いてるよ。
零誠「ヴァーリたちが次元の狭間泳いでたのはグレートレッドの確認だけじゃなかったのな」
ルフェ「はい。オーフィス様が言っていた情報を元に探し出しました」
ゴッくんの相手をするのは曹操のようだ。
ドッバーーーーーーーン!!
曹操の聖槍は如意棒の如く伸び、刺さりはしなかったもののかゴッくんを仰向けに倒すことに成功した。
水飛沫によって出来た霧の中から千鳥足の女性がこちらへやってくる。
そういやこっちに来てたのもう一人居たな。
ロス「人が気分良く寝ているところにドッカン!バッタン!うっさいんれすよ!」
泣き上戸で眠り上戸な上に怒り上戸かよ。
英雄派はグレモリー眷属だと分かると早々に攻撃態勢を取った。
ロス「なんれすか?やるんれすか?いいれすよ。元オーディンの付き人の実力見せてやろうじゃないれすか!」
ロスヴァイセさんの後ろに大量の魔方陣が展開される。
イメージでいうなら、Fate/zeroの金ぴかVSライダー戦でライダーが固有結界壊された後に金ぴかが宝具撃ちまくった時の宝具が出る時の波紋が全部魔方陣にした感じです。
ロス「全属性、全精霊、全神霊を用いた私特性フルバーストを喰らえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
炎、水、雷、土etcが馬鹿みたいに発射されてく。ぼくなかんがえたさいきょうのまほうって感じ。
ヤッベー。最高じゃんこれ。こういうぶっ飛んだの俺好きだよ。
だが、英雄派は霧で防御され、攻撃が届いてない。
さすがは結界系最強って言ったところか。
曹操「邪魔が多すぎるな。そろそろ撤退させてもらうか。堕天使総督にグレモリー眷属諸君、今夜二条城で九尾の御大将を使って実験を行う。良ければ来てくれ」
そう言うと英雄派を囲う霧か濃くなっていく。
アザ「ちっ!元の世界に戻るぞ。戦闘状態を解いておけ」
霧が消えると元の世界に戻っている。
アザ「京都を実験場にだと!小僧がふざけやがって!」
おいおい、怒ってるからって物に当たるなよ。殴った電柱が傾いてんぞ。
九重「なんで、なんで母上が……母上は何も悪いことしてないのに……」
ま、戦闘パートで示してやろうじゃないか。
やはりあいつらが英雄だなんて間違っている。
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ホテル
松田「あんだけ豪華なバイキングなんて駒王学園は大盤振る舞い過ぎだろ」
元浜「全くだ」
夕食後に俺の部屋に集まり、デジカメで撮ったものの鑑賞会が行われていた。
やはりというべきか、足野孔雀の痕跡は全て消えていた。資料からも記憶からも。
一昨日言ってたあれも作り物だったのかね?全く敵役やるなら徹底的にやって欲しいものだ。
みんなが自分の部屋に帰り、就寝時間になると裏に関係ある奴らが全員俺の部屋に集まった。
……せめえよ!!俺の部屋が一人部屋だから分かるが十人以上はいることなんて設定されてねえからな!立ち見が出てるレベルだし。
アザ「作戦伝えんぞ。二条城と京都駅周辺を中心に警戒態勢を張っている」
京都駅は入り口で二条城は曹操が宣言していたからな。
アザ「そして、二条城だが、京都のあらゆるパワースポットから二条城に向かって気が流れていやがる。実験とやらに使うんだろうな」
零誠「で、配置はどうするんすか?」
アザ「まず匙を除くシトリー眷属は京都駅周辺だ。このホテルの警護、そして不審な輩を狩れ」
シトリー『はい!』
匙「俺はどうするんすか?」
アザ「お前はグレモリー眷属とイリナと一緒にオフェンスに回ってもらう。八坂の姫の奪還がメインだ。悪いな。いつもお前達に任せちまって」
零誠「慣れてる奴が付くのは当たり前ですからね。構いませんよ。ですが、流石にこれじゃあ人数が足りなくないすか?」
アザ「そのことだが、最悪実験を助っ人が来るまで遅らせるだけでいい」
零誠「その言い分だと本当に化物級が来るようっすね」
アザ「ああ。そして世界各地でテロが起きてるせいで『フェニックスの涙』の需要が増えてな、そのせいで今回三つしか準備できなかった。この分だとレーティングゲームには出せねえ可能性があるな」
ライザーいじめて泣かせるって手があるな。うん。世界平和(笑)の為に協力してもらおっかな。
アザ「機密事項になるんだが『聖母の微笑』を各勢力血眼になって探している」
木場「現在ヒーラーは重要ですからね」
零誠「確かにそうだが本当に重要な所はそこじゃねえよ。『禍の団』に捕獲されて洗脳されんのが一番不味い。それ防止だろ。だが、その仕事は天界連中に任せたほうがいいな。下手に私欲に走る悪魔が見つけて無理やり眷属にしたらテロリストに簡単に変わっちまう」
アザ「……そうだな。人間に良いイメージ持たれるのは三大勢力の中で天界だけだかんな」
アザゼルはなぜかこちらに申し訳無さそうな視線を向けてくる。
零誠「ん?自陣の悪魔を悪く言ったのは正直事実だし、『禍の団』の悪魔は旧魔王派を除けばほとんど主に不満を持つ転生悪魔だしな。それに戦争しねえって誓ったんだ。有能な奴が天使に転生しても構わないし、そいつが堕ちて堕天使になっても構わねえよ」
アザゼルとレヴィアタン以外はその話を聴いて悪魔がヒーラーを手に入れる機会が無いと言っても過言でない提案をしたことに気付く。
アザ「そう……だな。堕天使総督の俺と魔王レヴィアタンが戦争を起こさせないって誓ってやる。それにアーシアの協力のおかげでアジュカも回復能力の研究が進んでいるそうだし、俺達、堕天使も回復系の堕天使も人工神器について研究が進んでいる。出来次第一番に悪魔に送ることも総督である俺が誓ってやる」
この誓いは破られることがないと思える。
アザ「フェニックスの涙はオフェンスに二つ。シトリー眷属に一つずつ渡しておく」
妥当な分配だな。
アザ「俺は二条城に結界を張る。どんなことがあっても他に被害を出さないから安心しろ」
レヴィ「私は京都の外に集まった各勢力の指揮をするわ。悪い子がお外に出ようとしたら煌いてもらうわ」
さて、何がどう煌くのかね?
アザ「駆王学園ではソーナたちがバックアップしてる」
零誠「部長達は?」
アザ「グレモリー領で『禍の団』とは関係の無い暴動が起きてるから鎮圧に行ったよ。将来治める土地だから威厳を見せるって意味もあるだろうな。ま、グレモリーの女性陣が出て行ったんだ。直ぐに収まるだろう」
レヴィ「『亜麻髪の絶滅淑女』『紅髪の滅殺姫』『銀髪の殲滅女王』が揃うんだから悪漢よね」
何、そのオーバーキルな二つ名は……。てか、暴動起こした奴等が不憫になってきた。
なんて思っているとアザゼル教諭が俺の肩に手を置いてきた。
アザ「お前も大変だな」
零誠「???」
全員(((その三人が外堀埋めようとしてんだもんな(ね))))
作戦会議終了