10巻プロローグ
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「俺は目の前の書類を減らしていると思ったら、いつのまにか書類が増えていた」
な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も 何をされたのか分からなかった…
頭がどうにかなりそうだった…。催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
零誠「なんだただの新手のスタンド能力か」
グレイ「違います。現実逃避は止めて書類を片付けて下さい」
現在、魔王様宅で書類と格闘中です。
零誠「そりゃ、現実逃避もしたくなりますよ。なんすかこの書類の山は?机の向こう側が見えないってどういうことすか!?」
グレイ「特例を使用したじゃないですか」
零誠「今まで武勲で上級悪魔になった奴等はこんな数捌いたんかよ!?」
それ戦争の時ってどんだけ紙無駄使いしたんだよ。
グレイ「……に加え、一番最初の下僕が元テロリストというのも問題ありです」
零誠「さい…ですか…」
元テロリストだからって差別いくない。
零誠「ちきしょー。皆は今頃文化祭の準備かー。個別で売り上げ勝負してんのになー。もし負けたらこの書類のせいっすよー」カキカキ
グレイ「責任を押し付けるのは遺憾ですが、愚痴りながらも書類を処理するところは流石ですね」
そんな社蓄スキル褒められても嬉しくない。
銀の匙でも言ってたよね。
いただきますは社蓄に対して言うんだぜ。
……家畜か。
匙つったら銀色のヴリトラ?ナニそれかっくいい。
あ、ちなみにうちの部ことオカルト研究部の学園祭の出し物は旧校舎を贅沢に使ってオカルトっぽいことを個人個人でやるという超アバウトな『オカルトの館』名前は原作と一緒になった。
勝負にした方が売り上げ増えるだろということと皆やりたいことが違うのでこんな形になった。
優勝商品は部員一人に対し、命令権一つ(常識の範疇を超えないレベル)
( )の中が結構重要。無いとR-18タグ付く可能性大。
さて、このような状況が理由なのかハンデに丁度いいとか言って部員全員から冥界に送り出された。
ハンデって何?
サー「おお、やってるみたいだね」
サーゼクスさんが部屋に入ってきた。
グレイ「ええ、サーゼクス様と違って仕事をこなしてますよ。レーセー様と同じ量の書類がありましたよね?」
こ、恐い。グレイフィアさん、顔笑ってんのに後ろに黒いオーラが見える。
サー「い、息抜きも必要じゃないか…」
グレイ「はぁ、今日中に終われば構いません」
零誠「それで、俺に用件ですよね?」カキカキ
サー「ああ。新人戦のルールはどうする気だい?」
零誠「そのことですか。今までと同じチームでお願いします。ジャンヌの能力安定してないんですよ。少なくともサイラオーグさんとの戦いには間に合いそうにはないですね」カキカキ
現在ジャンヌの創り出した聖剣は形を留めておくことが出来ていない。
熱でドロドロ溶けていくのだ。どうやら聖火が問題だったらしい。
聖剣使えないからって流石に命を燃やす聖火を使わせるわけにはいかないしな。
サー「分かった。それと朱乃くんがバアル家の執事と一緒に来ているよ」
零誠「朱乃さんが?」カキカキ
サー「君の倍加の力が必要なようだ。行ってあげてたまえ」
零誠「ちょうど半分くらい終わったんで息抜きがてら行ってきますかね」
俺は部屋を後にする。
サー『もう半分終わったのか。なら私の仕事を少し回しても……』
グレイ『サーゼクス様?』
サー『じょ、冗談だよ』
扉越しにそんな会話が聞こえてきたが放置しとく。
増えていたら流石にキレるけど。