更新亀ですいません。
お待たせしました。
……誰も待ってないか。
では、よければどうぞ。
レイヴェルが秘書になったよ。秘書と言えばうちの秘書艦のながもん可愛いよながもん。
てか、艦コレの開発者もあそこまで人気になると思わなかっただろうな。だって艦体ってどう頑張っても限りがあるし。
改2の次に真、その次にV3、V4と改造をメインに置いていけばもう少し引き延ばせるんじやね?イナイレ化だな。
あれ見てサッカー始めたちびっ子諸君に言うが、どんなに頑張っても化身は出ない。
さて、そろそろいい加減にこの非生産的な現実逃避を止めて現実を受け入れることにしよう。
現在俺は一年の教室に来ている。
そして、猫と鳥が喧嘩している。
上の二行の間に何があったか簡単にまとめるとレイヴェルあたふた、白音に救援を指示、白音「ヘタレ焼き鳥姫」、レイヴ「侮辱は許さない」以上
ギャス「うぅっこ、怖いですぅ!」
おい、同じクラスなんだから働け女装蝙蝠。
まあ、俺が同じ立場だったらゼッテーやらないけどな。触れたらこっちに飛び火しそうだもん。
ギャス「レ、レーセー先輩ぃ、何とかしてくださいよぅ」
このクソ後輩こっちに振りやがりましたよー!
零誠「いやいやー、ここはギャスパーが行くべきだろう。ほら、行って友好でも育んで来いよ」
ギャス「元引きこもりのコミュ症にとってあの状態の2人と友好を深めるなんてモンハンのミラに裸で挑むのと同じくらいの難易度ですよ」
零誠「大丈夫。ミラの攻撃には即死系あるんだから大して変わらねえよ」
ギャス「それって装備あっても無理ってことじゃないですか!?」
零誠「いやいやー」
ギャス「いやいやー」
白音・レイヴ「「うるさいです(わ)!!」」
零誠・ギャス「「すんませんしたー!!」」
そっちの方がうるせーよ。と言いたいがこの迫力の前には無理です。
ギャスパーなんて土下座して謝ってんもん。
俺?流石に後輩の前でそんな無様なまねはしませんよー。身内ばかりの自宅や部室じゃ分かんねーけど。
零誠「まぁ、だが真面目にお前ら仲良くしろ。秘書と部下が険悪じゃ支障をきたす」
白音と黒歌は最初の予定通り俺の眷属になってもらった。
余り駒を消費したくないので黒歌は『破戒すべき全ての符』で一度悪魔をやめてもらってからもう一度ビショップになってもらった。これのおかげで2個のところを1個で抑える事が出来た。
他のみんなも俺の眷属になりたいと言っていたが流石にそれは却下した。
『悪魔の駒』だが死を覆す結構重要なアイテムだ。
俺に課せられたルールに対抗出来る数少ないこれはみんなの死に直面した時までとっておきたい。
そんなこと考えてるうちに休み時間の終わりのチャイムが鳴り、レイヴェルはクラスメイトに打ち解けていた。
……授業サボるか。
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放課後
文化祭に向けての作業中に木場が話しかけてくる。
木場「調子はどうだい?」
零誠「ぼちぼちと言ったところだな」
木場「ところでレーセー君はディハウザー・ベリアルって知ってるかい?」
零誠「確かレーティングゲームの王者だろ?」
木場「そう。正式なレーティングゲームのランク1位。ベリアル家始まって以来の怪物の現当主。不動の頂点のゲームの覇者。皇帝(エンペラー)ベリアルと称されているよ」
皇帝ね……聞くと二天竜を思い浮かべちまうが。
木場「ランキングが20位から別次元、トップテンは英雄と称えられ、5位より上は不動、そして、3位ピィディゼ・アバドン、2位ロイガン・ベルフェゴール、1位ディハウザー・ベリアルは現魔王に匹敵する力量を持つと言われてるよ。ま、お三方は戦争でも起きない限り動かないと言われてるんだけどね。数多くのゲームの特性で研磨された結晶と褒め称えられているよ」
零誠「実際に魔王様達が参戦したらどうなるのかね?」
木場「ランキングは大分変わると思うけど案外魔王様達は苦労するんじゃないかな?実戦とゲームの戦略随分と違うし」
零誠「それは俺にも言えることだな」
戦争がなくなったから代わりに用意されたレーティングゲーム。その中で実力の磨かれたトップ3と実戦で上級悪魔となった俺では方向性が大分違う。
木場「レーセー君も上級悪魔になったからゲームの覇者を目指してもいいんじゃないかい?ま、僕も部長の眷属として飛び込まないといけない世界だしね」
確かに面白そうではあるな。でも参戦するとしたら部長と同じく大学卒業後かね?
零誠「ふと思ったんだが、俺が覇龍使ったらランキング何位どれくらいだろう?」
木場「……それは、ランキング以前に君への対策でレーティングゲームが無くなると思うよ。本気で止めてね」
何気なく言った発言に本気でお願いされちまったよ。
うん、世界滅ぶからね。あれ。
零誠「なんにしても今はサイラオーグさんか」
木場「何か準備でもしてるのかい?」
零誠「ちょっとした情報収集くらいかな。あっちの眷属がどこまで成長してるかだな」
原作知識を少し思い出させてもらった。
木場「それはちょっとじゃないでしょ!?」
零誠「でも能力の方向性はほぼ当たると思うけどもしかしたら外れるかもしれないじゃん」
木場「ほぼってどれくらい?」
零誠「九割」
木場「……サイラオーグさんに同情するよ」
チート?なんのことだから分かりませんね。
大体、一番のメインであるサイラオーグさんの能力開花させたんだから俺に情報戦挑む意味無いでしょ。
零誠「さて、今日のところはノルマはこなしたしこれ位で作業を仕舞にするかね」
明日はそのサイラオーグさんと記者会見がある。猫被る準備しねえと。
零誠「そっちも明日記者会見だろ?今日は程ほどにしとけよ」
なんと部長の相手はソーナ会長である。
というか記者会見の為にわざわざ冥界行くのだるくね?
ま、そういう訳にはいかないんだろうけどな。
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そんな訳で翌日の放課後の記者会見の行われるホテルの一室で待機している。
部屋にいるのはゲームに出る俺、黒歌、ギャスパー、夕麻。出ないが俺の眷属である白音とプファオ。秘書をやっているレイヴェルである。
その部屋にアザゼルが様子見として入ってきた。
アザ「お前ら、記者会見だからって緊張……するのはギャスパーだけか」
入ってきて開口一番でその発言が出るくらいくつろがせてもらっている。
俺と白音はテーブルに置いてあるフルーツやケーキをガチ食いし、黒歌は俺の腿を勝手に枕にして寝転がっている。夕麻とプファオは備え付けのキッチンで量が足りなさそうな俺たちの食料を追加で作っている。レイヴェルは俺のこれからの予定の管理で緊張どころじゃない。
零誠「緊張何それ食えんの?」
アザ「言うと思ったよ。コンチクショー」
ギャス「なんで人が沢山いるところ行くのにそんな平然としていられるんですかぁー?」
唯一緊張てかびびって、ダンボールに閉じこもっているギャスパーが会話に入ってくる。
零誠「人じゃなくて悪魔な。そう考えると緊張より恐怖を感じるか?ま、同属だから特に問題無いけど」
白音「……ギャー君、そんな時にとっておきな方法がある」
ギャス「ええ!本当ですか!ぜひ教えてください白音ちゃん!」
俺が適当なこと言っていると白音が代わりにアドバイスがあると言うとギャスパーは嬉しそうな声で是非と頼んだ。
白音「……じゃあ、目を瞑ってイメージして大きな部屋を」
ギャス「はい!イメージしました」
ギャスパーは言われた通りにする。
白音「……次にイメージするのは沢山の記者の人」
ギャス「ひぇぇー恐いですぅ」
これまた言われた通りにしてビビるギャスパー。
白音「……これがとっておきの方法、記者の人の顔をニンニクだと思うの」
ギャス「ニンニクだと……おええええええ」
沢山の嫌いなニンニクに囲まれたイメージをしたギャスパーの顔色は物凄い勢いで悪くなった。
ギャス「酷いよ!白音ちゃん!」
白音「……南瓜でも可。話を最後まで聞かないギャー君が悪い」
ギャス「わざとでしょ!?」
白音「……うん、悪い?」
ギャス「悪いよーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
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記者会見会場
記者「お久しぶりですレーセーさーん!」
会場に入ると前回のインタビューを担当した記者さんが声をかけてきた。
零誠「お久しぶりです。今回もよろしくお願いしますね」
記者「はい!なんなら今から2人っきりで夜景の綺麗なこのホテルの最上階でディナーをしながらインタビューを「させませんわ!」ちょっと途中できらないでくださいよ!?」
レイヴ「インタビューするのはあなただけでなく他の社の方もです。そんな身勝手なことしてレーセー様のイメージダウンに繋がるようなことはお控えください」
記者「なんですか?そんないちゃもん言って私の超玉の輿計画を邪魔するあなたは一体何者ですか?」
記者さんは正論を言われてレイヴェルにつっかかる。
レイヴ「わたくしはフェニクス家長女のレイヴェル・フェニクスですわ。僭越ながらレーセー様の秘書を勤めさせていただいてます。もし、レーセー様と話がしたいのならわたくしを通してからにしてもらいますわ」
ここぞとばかりにレイヴェルはレーセーの重要な立ち位置にいることを主張する。
記者「フェ、フェニクスってあのフェニクスですよね?一体なにがあったらこんな状況に?……いえ、そんなことよりも今はレーセーさんに近づくことを優先せねば!ではではレーセーさん、私を眷属になんてどうですか?私って結構役立ちますよ」
伝統ある上級悪魔のフェニクスが上級とはいえ転生悪魔の俺の下で働いてることをそんなことって放っておいて記者として大丈夫か?
ま、ちょうどいい話になったしここらであの宣言しとくか。
零誠「その件なのですが集まってる他の社の記者さんも聞いてください。俺こと兵頭零誠は今のところ眷属を増やすつもりはないので申し込みとかはご遠慮ください」
その瞬間カメラのフラッシュが大量にたかれる。
サイラ「レーセー、俺が来る前に始めてしまったのか?」
時間には余裕を持って会場入りしたはずのサイラオーグさんは少し困惑している。
零誠「すいません。俺が眷属作らないってことでこんなに反応されると思わなかったんですよ」
サイラ「はぁ、数少ない上級悪魔になった転生悪魔なのだから少しは注目されている自覚を持った方がいいと思うぞ」
零誠「気をつけます」
サイラ「では、合同記者会見を始めるとしよう」
記者会見で聞かれたことは上級悪魔になって何がしたいか?や試合への意気込み、魔王になるつもりなのか等あったが猫被って適当に答えといた。
サイラオーグさんは質問に対し、真摯にそして盛り上がるように回答していた。秘密兵器予定のポーンについては黙秘していたが。
相変わらず真っ直ぐな人だ。
記者会見が終わり会場を出たところでサイラオーグさんへ一言
零誠「あなたの眷属の手の内全部知っているんで対策を取らせてもらいました」
サイラ「!?」
驚いたサイラオーグさんを気にせずにその場を去る。
さて、どこまでサイラオーグさんは真っ直ぐでいられるか?