部長の考えた作戦は重要拠点である体育館をあえて潰す。
まぁ、ライザー相手だから奇策のオンパレードするつもりだな。
白音「………上手く行きましたね」
零誠「ああ。そうだ、くっマズい!」
白音「にゃっ!?」
レーセーは白音を抱えて走り出す。
ドカン!
レーセーと白音がいたところが爆発した。
???「へぇー、なかなかやるじゃない」
上空から声が聞こえてきたので見上げるとライザーのクイーンが浮いていた。
零誠「初っぱなからクイーン投入するとはね」
???「いきなり6人もやられたら出ない訳にはいかないでしょう」
零誠「全くもって光栄だね」
???「無駄話は止めてそろそろ殺りますか」
朱乃「あらあら。なら私が相手をしますわ。『爆弾王妃(ボムクイーン)』のユーベルーナさん」
ユーベ「その二つ名は嫌いですわ。『雷の巫女』さん」
朱乃「レーセーくんは佑斗くんのところに向かいなさい」
零誠「大丈夫ですか?」
朱乃「あなた達にはあなた達のやる事があるでしょう?」
零誠「分かりました。気をつけてください。多分そいつ『フェニックスの涙』を持ってますから」
朱乃「あらあら。そうなんですか?『ボムクイーン』さん」
ユーベ「だからその二つ名は嫌いだと言ったでしょう。まぁ、持ってるかどうかは秘密ですよ」
朱乃「『ボムクイーン』さんは意地悪ですね」
ユーベ「だ・か・ら!嫌いだから呼ばないでください!」
うわあ、朱乃さん絶対に『ボムクイーン』って呼び続けるよ。
そう思いながら木場の元へ向かった。
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グレイ『ライザー・フェニックス様のポーン三名リタイア』
やったのは消去法で多分木場だな。
白音「………これで九名。半分を切りましたね」
零誠「ああ。しかもポーンが全滅したから、もうプロモーションの心配は無いな」
ガシッ
いきなり腕を捕まれた。
零誠「木場だろ?」
木場「残念。ばれちゃったか」
零誠「でも触られるまで気付かなかったわ」
木場「修行の成果が出たみたいだね」
零誠「そんで状況は?」
木場「仕切っているのはナイト、ルーク、ビショップの3人。挑発してるんだけどなかなか乗ってこなくてね」
白音「………どうしますか?」
『Boost!』
零誠「お前ら出てこないならその間貯めさせてもらうわ」
これで炙り出せればいいけど。
カーラ「私はライザー様のナイトのカーラマイン!グレモリーのナイトよ!お手合せ願いたい!」
甲冑を着た女性が現れた。
零誠「すぐに出てきやがった。単純な奴だな」
木場「名乗られたならナイトとして相手しないとね」
零誠「はぁー。こっちにも単純な奴がいたよ」
木場「僕はリアス・グレモリー眷属のナイトの木場佑斗」
零誠「同じくポーンの兵藤零誠」
白音「………ルークの白音」
カーラ「嬉しく思うぞ!グレモリーの眷属にお前達のような戦士がいるとはな!真っ正面から正々堂々出てくるなんて正気のさたではないからな」
零誠「こいつと一緒にしないでください!」
木場を指差し言う。
木場「レーセーくんって結構酷いよね」
カーラ「だが私はそんなバカが大好きだ!」
零誠「木場、良かったな。お前告られてるぞ」
木場の奴告られてるじゃん。良かったね。
木場「ここは僕一人にやらせてくれないかい?ナイト同士一対一でやりたいんだ」
零誠「ナイトってそういうの好きそうだよな。俺は構わないよ」
白音「………私もいいです」
木場「ありがとう」
木場とカーラマインは戦闘を始めた。
???「暇そうだな」
後ろを振り向くと半分だけ顔を仮面で覆ったライザーのルークと西欧の貴族のような服を着たライザーのビショップが立っていた。
???「これだから頭の中が剣剣剣で埋め尽くされた連中は嫌ですわ」
白音「………やる」
???「私はやりませんわ。イザベラ。お相手してあげて」
イザ「最初からそのつもりだが、2対1はキツいな」
零誠「なら俺は不参加で。焼き鳥のルークより凄いってところ見せてやれ」
白音「………はあ。しょうがないですね」
零誠「やばくなったら手を貸すから呼べ」
白音「………期待せず待っててください」
白音とイザベラは戦闘を開始する。
零誠「なんで戦わないのにレーティングゲームに参加してるんだ?」
零誠はビショップに聞く。
???「戦場を見学するためですわ」
零誠「お前は他の下撲とは違うみたいだな」
???「お前呼ばわりは止めてください」
零誠「しょうがねえだろ。お前の名前知らないんだから」
レイヴ「私の名前はレイヴェル・フェニックスですわ」
零誠「名字が同じだがライザーとどんな関係なんだ?」
レイヴ「ライザー・フェニックスは私の兄ですわ」
零誠「身内を眷属に出来るのか?」
レイヴ「少し特別な方法を使ってますの。お兄様曰く『妹をハーレムに入れることが世間的に意義がある。ほら、近親相姦っての?憧れたり、羨ましがる者も多いじゃん?まぁ、俺は妹萌えじゃないから形としての眷属悪魔ってことで』っだそうですわ」
零誠「本気であの変態焼き鳥病院に行った方がいいんじゃねえか?」
レイヴ「焼き鳥って発言は私への悪口になるんのですが」
零誠「焼き鳥=ライザーってことだから気にするな」
ブウン!
木場は闇の魔剣『ホーリーイレイザー』を使用している。
カーラ「私にはそのセイクリッド・ギアは通用しない!」
カーラマインの剣は炎を纏う。
木場「じゃあ僕はこう返そうかな。僕のセイクリッド・ギアはこれだけじゃないんだよ」
カーラ「何を言ってる?見苦しさは剣士としての室を落とすぞ」
木場「凍えろ」
木場の空いてる手に冷気が集まり、氷の剣を形成される。
木場「『炎凍剣(フレイムデリート)』この剣の前ではいかなる炎は消え失せる」
カーラ「バカな!?セイクリッド・ギアを二つも所持してるのか?」
カーラマインの炎の剣は『フレイムデリート』に触れた瞬間に凍り砕ける。
カーラマインは懐から短剣を抜き、天に突き上げ叫ぶ。
カーラ「我ら誇り高きフェニックス眷属!炎と風を司る!受けよ!炎の旋風!」
木場とカーラマインを中心に炎の渦が巻き起こる。
零誠「あっつ!レイヴェルは平気か?」
レイヴ「ええ。私はフェニックス家の者ですから。それより敵である私を心配するんですか?」
零誠「別に普通だろ」
俺は木場の方を見直す。
木場は溶けたフレイムデリートを前に向けた。
木場「止まれ」
炎の旋風は木場の剣に吸い込まれ、風は止んだ。
木場「『風凧剣(リプレッション・カーム)』一度の戦いで2本以上も魔剣を使ったのは久しぶりだよ」
カーラ「他のセイクリッド・ギア所有者から奪って自分の物にする後天的な所有者なのか?」
木場「残念ながらそれは創ったんだよ」
カーラ「創っただと?」
木場「『魔剣創造(ソードバース)』任意で魔剣を創りだす。それが僕のセイクリッド・ギアの能力」
零誠「俺と若干被ってる!」
レイヴ「いきなり叫んでどうしたんですか?」
零誠「気にしないでくれ」
グレイ『ライザー・フェニックス様のルーク1名リタイアです』
………やべっ、忘れてた。
零誠「白音。お疲れ」
白音「………忘れてましたね?」
零誠「ナンノコトデスカ?」
白音「………片言になってますよ。敵のビショップと仲良く話しているみたいで」
零誠「木場の方を見てただけだって」
白音「………せっかく新技を出したのに」
零誠「えっ、マジで!?次は絶対に見るから機嫌直してくれ」
白音「………膝枕」
零誠「はい?」
白音「………今から先輩が膝枕してください」
零誠「はい。やらせていただきます!」
良かった。白音の機嫌が直ったみたいだ。
カーラ「数奇な物だ。どうやら私は特殊な剣を使う剣士と戦う運命のようだ」
木場「僕以外にも魔剣使いが?」
カーラ「魔剣ではなく聖剣だ」
木場「聖剣?」
うわっいきなり殺気を出すなよ。びっくりするだろうが!
木場「その聖剣使いのことを教えてもらおうか」
カーラ「あの剣士と何かあったのか?なら剣士同士剣で応えよう」
木場「まぁ、いいか。瀕死でも口が動けば」
そろそろ木場の奴止めないとマズいかもな。
???「ここか」
???「イザベラがいないじゃない。負けちゃったの?」
ライザーの残りの眷属のナイトとビショップが現れた。
???「そこのポーンくん。あなたのところのお姫様とライザー様が一騎打ちするらしいわよ」
ビショップが指差した方向に赤い羽と黒い羽が見える。
零誠「ちっ、マズい展開になりやがった」
アー『聞こえますか?レーセーさん!』
零誠「ああ。今は屋上か?」
アー『はい。相手から一騎打ちの提案があって、部長がそれを受けて』
零誠「だいたい分かった」
レイヴ「お兄様ったらあなた達が予想以上にやるから高揚したのかしら」
零誠「白音。早速だが新技見せてくれ」
白音「………はい。この時間を邪魔したのは万死に値します」
零誠「30秒稼いでくれ」
『Boost!』
レイヴ「あのブーステッド・ギアは時間が経つと厄介ですわ。シーリス、南羽風。早急にルークを倒し、ポーンを仕留めなさい」
白音「………簡単にやらせません」
南羽風「2対1なのに威勢がいいわね」
シー「生憎私はカーラマインとは違い、騎士道精神を持ち合わせてなくてな」
白音「………なら2対2にするまでです。シロいきますよ」
白音は使い魔の白い猫を呼び出す。
白音「………『鏡合わせ』」
シロの姿が変わり白音の姿になる。
シー「分身か?奇妙な技を使うな」
白音・シロ「「………にゃあ」」
白音とシロ対シーリスと南羽風の戦闘が始まる。