カオススクールG×B   作:零崎哀識

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バカとカオスと原作ブレイクもマルチ掲載開始しました。



3巻エピローグ

???「コカビエルが消されてるとは予定外の状況になっているな」

 

コカビエルを倒した後校庭から出ようとすると、空中に白い鎧を纏った男がいた。

 

ティア「アルビオン。ドライグに引かれてやってきたのか?」

 

人間の姿で俺の隣にいたティアマットが挨拶した。

 

アル『久しいな。まさか赤いのと銀がつるんでいるとはな。赤いのをあれだけ毛嫌いしていただろ』

 

ティア「別に赤いのとつるんでいるわけではないわ。今回の赤龍帝を気に入っただけじゃ。なんなら友の右腕を切り落としてわらわが代わりに右腕になってやるのも面白いのう」

 

零誠「何恐ろしいこと言ってんだ!?」

 

ティア「……………なぁに、冗談じゃ」

 

零誠「だったら今の間はなんだ!」

 

アル『赤いのはさっきからだんまりだがどうした?』

 

ドラ『白いのの殺気がいつもより無いから気になっただけだ』

 

アル『他に少し興味深い物がある。それにそれを言ったらお前もだろ』

 

ドラ『今回の赤龍帝が面白い奴だからな。断言してやる。レーセーは歴代最強の赤龍帝だ』

 

アル『だとよ。ヴァーリ』

 

ヴァー「最高だな!俺の代で相手が亜種化した最強とはな!」

 

零誠「ああ。お前バトルジャンキーか」

 

ヴァー「さっき亜種化した禁手は俺の『白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)』の『白龍皇の鎧(ディバイン・ディバイディング・スケイルメイル)』とは全然形が違うんだな」

 

零誠「俺のは『赤龍帝の外套(ブーステッド・ギア・コート)』と言ったところだな」

 

ヴァー「それでは早速始めようか」

 

ちっ!この状況でかよ!魔力、ブーステッド・ギア共に燃料切れだってのに。

 

ティア「待たぬか!まさかこの弱った友に手を出すつもりではなかろうな?」

 

ティアマットがとてつもない殺気を放った。

 

ティア「正直貴様等の争いには全く興味はない。だが、赤龍帝である友と正々堂々やり合わぬと言うなら、先程のカラスとの戯れとは違い本気を出させて貰うぞ」

 

あれで戯れレベルっすか!?

 

ヴァー「怖い怖い。龍の女王とやるのは面白そうだが、今の俺じゃ勝てそうに無いから今日のところは退散することにするよ」

 

ヴァーリーはそう言って飛び去った。

 

ティア「行ったみたいじやな」

 

零誠「ふぅー。やっと気を緩められる」

 

ティア「わらわがおったのだから心配することも無かろう」

 

零誠「そうだな。ありがとうな。ティア」

 

ティア「ティアじゃと!?」

 

零誠「わ、悪い。気に入らなかったか?」

 

ティア「し、仕方ないのう。そなたがどうしてもそう呼びたいなら許可しよう」

 

零誠「別にそこまでは」

 

ティア「ギロ」

 

零誠「呼びたいです!呼ばせていただきたいです!」

 

今、一瞬ヴァーリーに向けたのと同じくらいの殺気か出しやがったぞ。

 

ティア「ならばわらわもそなたのことをレーセーと呼ぶことにしよう。良いな?」

 

零誠「全く構わないぞ」

 

ティア「そ、そうか」

 

ティアマットは嬉しそうに笑った。

 

リアス「レーセー!」

 

結界が解かれており、部長達がやってきた。

 

零誠「アーシアとゼノヴィアは?」

 

白音「………アーシア先輩がゼノヴィアさんを見ています」

 

零誠「アーシアは強いな」

 

自分の信じる物が偶像だと知ってしまったのに他の奴を気に掛けることが出来るなんて。

 

木場「レーセーくん。僕は」

 

零誠「少しは満足したみたいだな」

 

木場「うん」

 

零誠「それならいいじゃねえか。それに何かやり忘れたことがあるなら、これからやればいいんだよ。その時は手伝ってやっからよ」

 

木場「そうだね」

 

リアス「祐斗。よく戻って来てくれたわ。それに禁手なんて誇らしいわ」

 

部長は木場を笑顔で迎え入れる。

 

俺も禁手になったが水は差さずにいよう。

 

木場「部長。僕は部員の皆を、そして一度命を救っていただいた部長を裏切ってしまいました。お詫びする言葉が見つかりません」

 

リアス「でもあなたは戻って来てくれたわ。もう二度と彼らの思いを無駄にしてはダメよ」

 

木場「はい。レーセーくんとの約束もありますしね。僕は改めて誓います。僕、木場祐斗はリアス・グレモリーとその仲間達を終生お守りします」

 

リアス「よろしい!さて」

 

零誠「御愁傷様」

 

部長の手に魔力が籠もる。

 

リアス「祐斗。勝手なことした罰よ。お尻叩き千回ね」

 

木場「やらないといけないことが出来たからレーセーくん手伝って!」

 

木場は助けを求めてきた。

 

ニコッ

 

零誠「ガンバッ!」

 

手伝うのは時と場合によるよね。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

コカビエル襲撃から数日後

 

部室

 

ゼノ「やあ。赤龍帝」

 

声をかけてきたのは制服を着たゼノヴィア。

 

零誠「コスプレ?」

 

ゼノ「本職だ!」

 

零誠「てことはお前転校して来たのか?」

 

バサッ!

 

ゼノヴィアの背中から悪魔の羽が生えた。

 

零誠「狂信してたお前がな」

 

ゼノ「ふん。神が死んだと知ってしまったんでね。破れかぶれで悪魔に転生した。リアス・グレモリーからナイトの駒を頂いたよ。デュランダルが凄いだけで私はそこまで大したことが無かったみたいで駒は1つ消費するだけで済んだよ」

 

良い夢から覚めて現実をちゃんと見るのは難しいからな。

 

ゼノ「それでこの学園に今日から編入することになった。君と同じ二年のオカルト研究部所属だ。レーセーくん!よろしくね!」

 

とゼノヴィアは決め顔で言った。

 

※無表情です。

 

零誠「無表情でその可愛い発言はギャップを通り越して異様過ぎる」

 

ゼノ「イリナの真似をしたんだが、失敗だったか」

 

零誠「ゼノヴィアもですが、部長もちゃっかりしてますね」

 

部長「デュランダル使いが眷属にいるなんていいじゃない。これでナイトの二人が揃ったわ」

 

ゼノ「というわけで今日から色々と世話になる」

 

零誠「はっはー。なんか十中八九当たる嫌な予想が出来たんだが」

 

リアス「ゼノヴィアもレーセーのうちに住むわよ」

 

零誠「予想大的中!」

 

ゼノ「偶像の神に今まで人生を捧げてきたから、破綻していたのは分かるが、敵であった悪魔になるのはいくらなんでも」

 

零誠「後悔すんの早いな!?」

 

ゼノ「そういえばイリナから手紙を預かってるよ」

 

ゼノヴィアがイリナからの手紙を渡される。

 

イリナ『挨拶も無しに帰っちゃってごめんね。緊急で戻って来るように言われちゃってね。しかもゼノヴィアは教会から追放されたって言うし、私一人でエクスカリバー5本分の欠片を持ち帰ることになったしで忙しかったのよ。これも主からの試練かしら?

前置きが長くなっちゃったけどゼノヴィアのことよろしくね。あの子って常識が無いから手を貸してあげてね。それじゃまた日本に行く機会があったら寄るからまたね!

PSあくまで『友達』としてゼノヴィアに手を貸してあげてね』

 

幼なじみからも頼まれちまったよ。いよいよ拒否権は残されてないようだ。

 

気になったのだが、PSの方が本文より濃く書かれている気がする。

 

ゼノ「なんて書かれていたんだい?」

 

零誠「俺の仕事が増加されたお知らせ」

 

ゼノ「よく分からないな。仕事なら頑張れ」

 

主にお前のことなんだがな。

 

リアス「今回の事件で悪魔、天使、堕天使で会談があるそうよ」

 

零誠「まぁ、幹部が問題起こしたところとその幹部を消したところとトップが居ないのがばれたところと問題が山積みですからね」

 

ゼノ「そうだな。そのことでアーシアに謝らないといけないな。神が居ないのだから救いがあるわけ無いのだからな。本当にすまなかった」

 

ゼノヴィアはアーシアに頭を下げる。

 

アー「頭を上げてください。私はこの生活に満足しています。それだけで幸せですから」

 

ゼノ「ありがとう」

 

アー「あっ!今度クラスのお友達と遊びに行くんです。ゼノヴィアさんも一緒にどうですか?」

 

ゼノ「魅力的な提案だが、今回は辞退させてもらうよ。まずはこっちの生活に慣れないといけないからね。図々しいかもしれないが、学園を案内してくれないかい?」

 

アー「はい!」

 

アーシアはゼノヴィアを連れて学園案内に向かった。

 

零誠「なんだかんだ言って今日も平和だな」

 

 

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