カオススクールG×B   作:零崎哀識

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新人悪魔の目標

初老「早速しでかしてくれたようだな」

 

高い所から見下ろしている初老の悪魔が言う。

 

初老の悪魔は俺達を見下している。

 

そして、初老の悪魔の一段上にサーゼクスさんとセラフォールさん。そして他に二人が座っている。

 

サーゼクスさん達は暖かい目で見ている。

 

サー「君達六名は家柄、実力共に申し分無い次世代悪魔だ。だからこそデビュー前に互いに競い合い、力をつけて貰いたいと思っている」

 

サイラ「我々も『禍の団』との戦いに投入されるということですね?」

 

サー「それはまだ分からない。だが出来るだけ若い悪魔は投入したくはないと思っている」

 

サイラ「何故ですか?若いとはいえ、我等とて悪魔の一端を担う者。この歳になるまでに先人に数々のご厚意を受け、まだ何も出来ないとなれば顔が立ちません」

 

サー「サイラオーグくん。その勇気は認めよう。しかし無謀だ。何よりも成長途中の君達を戦場に送るのは避けたい。次世代の悪魔を失うのはそれだけ痛手だという事を理解して欲しい。君達は君達が思っている以上に我々にとって宝なのだよ」

 

サイラオーグさんはまだ不満があるようだが納得したようだ。

 

つーか、今の言い分だと俺ってそこまで大事にされてない?

 

サー「最後に君達の今後の目標を聞きたいと思う」

 

サイラ「俺の目標は魔王になることです」

 

初老「大王家から魔王が出るとしたら前代未聞だな」

 

サイラ「俺が魔王になるしかないと冥界の民が思ったらなるしかないでしょう」

 

サイラオーグさんは威風堂々と言い切った。

 

リアス「私はグレモリー家当主として生き、レーティングゲームの各大会で優勝することが近いうちの目標ですわ」

 

部長らしい堅実な夢だな。

 

ソーナ「冥界にレーティングゲームの学校を建てる事です」

 

初老「レーティングゲームを学ぶ学舎なら既にあるはずだが?」

 

ソーナ「それは上級悪魔と一部の特権階級の悪魔のみしか通えない物です。私が建てたいのは下級悪魔、転生悪魔でも分け隔てなく通える学舎です」

 

ソーナ会長は素晴らしい夢ん語った。だが、

 

初老『アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!』

 

お偉いさん方はソーナ会長の夢を笑う。

 

初老「それは無理だ!」

 

初老「これは傑作だ!」

 

初老「夢見る乙女という奴か!だがデビュー前で良かったと言うものだ!」

 

ソーナ「私は本気です」

 

初老「ソーナ・シトリー殿。下級悪魔、転生悪魔は上級悪魔に才能を見いだされる物。その様な施設を作ったら伝統と誇りを重んじる旧家の顔を潰すことになりますぞ。いくら改革の時期に入っているとはいえ変えていい物といけない物があります。たかが下級悪魔に教えるとは」

 

匙「黙って聞いていればなんでそんなにソーナ様の夢を馬鹿にするんですか!叶わないと決まったわけじゃないでしょう!俺達は本気なんだ!」

 

初老「口を慎め、転生悪魔よ。ソーナ殿、下撲の躾がなってませんね」

 

プチッ!

 

ソーナ「すみm「口を慎むのは貴様等だ。老外!」えっ!?レーセーくん?」

 

老外「なんだと!この転生悪魔風情が!リアス・グレモリー殿!躾がなってませんぞ!」

 

零誠「躾、躾、全くボキャブラリーが乏しいな。だいたい人の夢を笑う奴に尽くす礼儀なんてねえよ!伝統?旧家?確かに素晴らしいよな。だが、てめえ等それ以外に誇る物無いのか?てめえ等怖いだけだろ。家だけしか取り柄の無いお前らは下級悪魔、転生悪魔がてめえ等より才能がある可能性がある事が怖いんだろ?」

 

老外「わ、我々が下級悪魔、転生悪魔を恐れたいるだと?」

 

零誠「そうとしか見えないんだよ」

 

老外「ならば逆に問おう。我々より素晴らしいと誇れる所があるのか?」

 

零誠「上級悪魔をレーティングゲームで撃破。堕天使幹部をドラゴンと協力して殺害。『禍の団』を100人単位で一掃。テロリスト幹部を使い魔に武器を与え、撃墜。白龍皇が『禍の団』だという事を見破って叩切った」

 

老外共は俺の言った事を聞いて黙りこくっている。

 

零誠「だいたい俺以外誰も気付かないのかよ?」

 

老外「な、何をだ?」

 

零誠「『禍の団』が1人紛れ込んでるぞ。なぁ、アスタロト次期当主様?」

 

全員『!?』

 

全員驚き、アスタロトを見る。

 

サー「レーセーくんが言っていた事は本当かい?ディオドラくん」

 

ディオ「そんな訳あるはず無いじゃないですか。転生悪魔の言葉を信じるんですか?」

 

零誠「悪いけど有名なシスターを堕として自分の眷属にする悪趣味な下衆野郎よりはマシだと思うぞ」

 

ディオ「そんな事まで知ってるのか」

 

零誠「悪いけど今回はマジだよ。アーシアを狙ってるみたいだからな」

 

アー「えっ!?」

 

零誠「みんなアーシアのことを守ってくれ」

 

部長達にアーシアを任せ、俺はディオドラに向かい合う。

 

ディオ「悪いけどヴァーリーを倒した君と準備無しでやり合う気は無いよ。みんな行くよ」

 

ディオドラとその眷属の下に魔法陣が現れた。

 

ディオ「また今度迎えに来るよ。アーシア」

 

そう言ってディオドラとその眷属達は消えた。

 

零誠「ちっ!逃がしたか!で、老外共はこういう事が出来んのかい?」

 

老外『…………』

 

零誠「だんまりかい」

 

サー「まー、レーセーくん。ご老人を攻めないであげたて欲しい」

 

零誠「一言謝ってくれれば構いませんよ。もちろん俺にでなくソーナ会長とその眷属にです」

 

サー「そうかい。君達」

 

老外『……ソーナ・シトリー殿。そなたの夢を笑ってすまなかった』

 

ソーナ「いえ。私はサーゼクス様に目標を問われたので言っただけですから。どうか頭を上げてください」

 

サー「よし。それではレーセーくん。不穏分子を見つけた褒美は何がいいかな?今回は簡単な物しか与えられないが」

 

零誠「簡単な物ですか。ならサイラオーグさんと匙のトレーニングを俺にやらせてください」

 

全員『なっ!?』

 

サー「相変わらず君は予想外だね。どうしてその2人なんだい?」

 

零誠「まずサイラオーグさんは魔力は皆無ですが、それを補う肉体と気力がある。肉体の方は今までの努力の賜物でしょう。ですが気力の方の使い方が分かってないみたいなので勿体ないと思ったからです」

 

サー「では、匙くんは?」

 

零誠「匙ははっきり言ってそこまでの才能はありません。ですが、さっき老人に食って掛かった心。ああいう事が出来る奴は絶対に伸びます。それに堕天使に頼んで匙の『黒い龍脈』のラインにヴリトラ関連のセイクリッド・ギアを繋げば白龍皇同等の力を出せるはずです」

 

匙「俺が白龍皇と同等!?」

 

零誠「まぁ、この2人しか実力を見てないんで他の人はどのレベルか分からないんですけどね」

 

サー「分かったよ。許可しよう。本人達の了承が取れればだけどね」

 

匙「俺はOKだ!強くなれるならこっちから頼むぜ!」

 

サー「ならばこちらからアザゼルに話を通しておこう」

 

サイラ「一つ質問なんだが、お前にトレーニングを頼んだら『禍の団』への戦力になれるのか?」

 

零誠「無理だな。能力的には可能だが、戦場で戦うのは無理だよ」

 

サイラ「どういう意味だ?」

 

零誠「俺が鍛えれば多対一でも楽勝に勝てるよ。だが相手が人質を取った場合は?大切な人を守りながら戦わないといけない状態になったら?もし見捨てるというならこちらからさっきの話を断るよ」

 

サイラ「………お前ならどうするんだ?」

 

零誠「仲間に頼る。無様にまかせる。誇りなんて捨てる。大切な物が守なら恥さらしで構わない。たからあなたの力を貸して欲しい」

 

サイラ「アハハハハハ!!先程、先人方に啖呵をきった者と本当に同一人物か?分かった。お前に手を貸してやる。だから俺を鍛えろ」

 

俺とサイラオーグさんはがっちり握手をした。

 

こうして新人悪魔の顔見せは終わった。

 

原作?何それ美味しいの?

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