カオススクールG×B   作:零崎哀識

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6巻エピローグ

体育祭当日

 

零誠「はぁはぁはぁ」

 

アー「レーセーさん大丈夫ですか?」

 

零誠「全種目参加はやっぱり間違ってんだろ」

 

イリナ「でも、スゴいわね。本当に全部1位取るなんて」

 

零誠「やるからには絶対負けねえよ」

 

桐生「ま、そのおかげで優勝出来そうね」

 

二人三脚リレーを残して他のクラスと100点差をつけて1位。

 

ピンポンパンポーン

 

アナウンスが入る。

 

学園長『てすてす、なんか1人の生徒が無双しているのでつまらないという苦情がスポンサーから来たので、最後の種目二人三脚リレーの1位のクラスには特別に1000点入ることにします』

 

零誠「………今までの種目なんだったんだ!?」

 

ゼノ「まるで一昔前のクイズ番組みたいだな」

 

リアス「そう言えば学園のスポンサーってお兄様だったような気が」

 

零誠「あの人何してんの!?」

 

グレイ「面白い方がいいらしいとおっしゃいましたから」

 

レーセーの疑問にいきなり現れたグレイフィアさんが答えた。

 

グレイ「レーセー様にも不満があると思いますので、二人三脚リレーで1位を取った場合は褒美を与えるそうです」

 

零誠「よし。絶対に勝つ」

 

ドラ「現金だな」

 

まだ実体化したままです。

 

夕麻「褒美って感情が流れて来てますよ」

 

零誠「2人共うっさい!」

 

オーフ「モグモグ」

 

白音「モグモグ」

 

零誠「そこ2人は食うのをいい加減に止めい!昼食休みは一時間前には終わったぞ」

 

朱乃「レーセーくん。1位になったら私からもご褒美あげますわ」

 

黒歌「私も2人っきりであげるにゃ」

 

零誠「なんか危険を感じるので辞退します」

 

桐生「そろそろ集合時間よ」

 

零誠「へーい」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ソーナ『それでは二人三脚リレーを開始します。急遽とても重要な種目になってしまったのでルール説明をしたいと思います』

 

第一走者はスタートラインに立ちアナウンスを聞いている。

 

ソーナ『男女2人1組のペアになり、2人合わせて4本ある足のうち2本の足を配布された紐で結び、バトンを持って走って貰います。走る距離はグラウンドが一周200メートル、1クラス5組なので計1キロメートルです』

 

1キロメートルか。結構あるな。

 

ソーナ『バトンを落とした場合は失格になりますのでお気をつけください。同じ男子が5回連続出るバカなクラスは足の紐を変える時に置いても構いません』

 

零誠「今、バカって言った!?」

 

ソーナ『他にコースアウト、他の選手の妨害は失格となります。他の行為はなんでもありのそうです』

 

ゼノ「くっ、ぶん殴って気絶させるのはダメなのか」

 

零誠「そんな事考えてだのかよ!?」

 

教師「位置について」

 

おっ、始まるみたいだな。

 

教師「ヨーイ、ドン!」

 

零誠・ゼノ「「1!2!1!2!1212121212」」

 

ソーナ『速い!?レーセー&ゼノヴィアペア速い!普通に短距離走るのと変わらない速度出している!?』

 

零誠「舐めるな!ゼノヴィアにちゃんと胸を固定させたから走ることに集中出来るから朝飯前だ!」

 

他のペアと半周差つけて一周する。

 

イリナ「レーセーくん。早く!」

 

零誠「分かってるっての!」

 

他のチームと差は少し縮まるが余裕を持ってスタートする。

 

イリナも結構速いので縮まった分だけ取り戻し、一周する。

 

夕麻の時も同じように一周する頃には半周ついたままの状態である。

 

問題はここからである。

 

零誠「桐生。行くぞ」

 

桐生「う、うん」

 

他のクラスに差が変わらないくらいの速度で進んでいたのが残り4分の1のところで

 

桐生「きゃっ!?」

 

零誠「あぶっ!?」

 

練習時間が短かったせいか転んでしまった。一応桐生を庇うように倒れたのでケガはしてない。

 

だが、倒れているうちに他のチームと差が無くなってしまった。

 

桐生「ごむん」

 

零誠「気にするな」

 

そうして同じタイミングで一周しきる。

 

しかし、こちらは結ぶタイムラグがあり、競ってたクラスは先に行き、こちらが外してる間にもう1チームに抜かれる。

 

桐生「私のせいで」

 

零誠「おい、何終わったって顔してんだよ」

 

桐生「で、でも」

 

零誠「審判!四本ある内の二本を結んで三本にすれば問題無いんだろ?」

 

教師「あ、ああ。確かにそうだな」

 

零誠「なら!」

 

アー「レ、レーセーさん!?」

 

零誠「これなら問題無いだろ?」

 

アーシアの両足を紐で結んで一本にし、お姫様抱っこして走りだす。バトンはちゃんとアーシアに持たせている。

 

ソーナ『あ、あれって有りなんですか!?………え?あ、はい。スポンサーからOKが出たみたいです』

 

女子(((アーシア、いいなー)))

 

そんなのが流れている間にレーセーは早くも1クラス抜いた。

 

匙「お、OK出たのかよ!?」

 

花戒「ど、どうしよう?元ちゃん」

 

匙「走るしか無いだろ!」今、暫定1位のクラスは匙達だったか。

 

その2人の背中が見えて来る。

 

零誠「ふはははははは!!俺の前を走るんじゃねー!!」

 

花戒「なんかスイッチ入ってるよ!?」

 

匙「あ、後少しだ!滑りこめ!」

 

匙が言う通り匙達はゴールまで後5メートルくらいである。

 

零誠「勝者は俺だ!」

 

俺は飛んだ!

 

飛んで匙達の頭上を越えてゴールした。

 

ソーナ『しょ、勝者はこの体育祭を無双したレーセーくんの大逆転です!』

 

零誠「やったな!アーシア!」

 

アー「きゅーん」

 

零誠「あ」

 

アーシアは激しい動きにバトンを放さないまま気絶してしまっていた。

 

 

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