入れてくれた方ありがとうございました。
感想もありがとうございました。
零誠「はー」
浜松「でかい欠伸だな。なんだ?昨日は楽しみで寝られなかったのか?」
零誠「寝られなかったのは事実だが、楽しみというより寝たら取られてた」
昨晩は1、3年の侵入率が高かった。
あの一週間喋らないというルールも3日間会えないからって侵入した方が得だと考えたみたいだ。
結局、昨日はトレーニング用の空間で寝たよ。
ルールはルールなので心を鬼にして今日は喋ってない。
気を取り直して現在は新幹線で京都に向かっている。
席だが一班4つの席が割り振られており、俺の隣はおらず、元浜と松田とむかえ合って座っている。
アーシア、夕麻、ゼノヴィアの班が通路を挟んだ席。イリナ、桐生、足野がアーシア達の一つ後ろの席に座ってる。
ゼノヴィアが席を立ち、俺の隣に座った。
零誠「どうした?」
聞くと耳打ちで、
ゼノ「実は正教会の錬金術師に改良の為にデュランダルを預けていて手元にない。丸腰だ」
零誠「聖剣騒動で協力しなかった正教会がよく改良なんてやってくれたな」
ゼノ「ミカエル様辺りが口ぞえしてくれたのだろう」
零誠「上司には逆らえないってわけか。で、どういう改良が行われるんだ?」
ゼノ「能力を下げずにオーラを抑えるというものだ。まぁ、未だにオーラをコントロール出来ない私の実力不足が問題なんだがね。これで『騎士』とは笑える。死んだほうがマシか?」
零誠「また自虐入ってどうするよ。木場にでも剣術教えて貰えよ」
木場「教えるならレーセーくんの方が向いてるんじゃないかな?」
いつの間にか通路にいた木場が話しかけてくる。
零誠「最近お前は気配の消し方が上手くなったな。全く心臓に悪い」
ゼノ「ん?私は気づいたぞ。というか気配消してたか?」
零誠「何!?パワーバカのゼノヴィアが気づいて俺が気づかないなんて!?よし。死のう」
ゼノ「おい!自虐に見せかけて私をバカにするな!」
零誠「バカなのにバカにされてることが分かったのか!?」
ゼノ「バカって言われたらいくらなんでも気づくわ!」
零誠「よしよし。気づいたゼノヴィアには飴をあげよう」
ゼノ「やったー!何味だ?」
馬で鹿の子を騙すのは容易い。
零誠「フォアグラ味だ。世界三大珍味の一つだぞ」
ゼノヴィアの口に放り込む。
ゼノ「……フォアグラ……マズイ」
ゼノヴィアは顔をしかめる。
零誠「だろうな。鴨の脂肪肝の味なんて飴にするようなものじゃないし」
ゼノ「さっきからなんだこの扱い!」
零誠「仕方ないだろうが。原作では知らんがこの作品でお前はいじられキャラなんだから」
ゼノ「ふざけるな!改正を要求する!」
零誠「おいおい、我慢しろよ。イリナなんて京都で戦うのに未だに天使なんて扱いづらいポジションにいるから戦闘方法決まってないんだぞ。場合によってはイリナの戦闘描写カットになるんだからな」
ゼノ「この立場で満足するか」
イリナ「ちょっと!今、恐ろしい話を耳にしたnだけど!?」
木場「ねえ。大きな声でそんな話しても大丈夫なのかい?」
零誠「安心しろ。メタ発言は俺が指を鳴らしたら無かったことになる」
木場「いくらなんでも嘘でしょう」
零誠「Let`s all fiction」
パチン!
ゼノ「というわけでもしもの時は武器を頼む」
零誠「了解。聖剣を用意しておくよ」
木場「え?さっきまで出番の話とかしてなかったけ?」
零誠「出番?木場って劇でもやんのか?」
木場「いや違くて作品とか行ってたじゃないか!」
イリナ「ホントに大丈夫?先生呼んでこようか?」
木場「一体どうなってるんだ!?」
トチ狂った木場が落ち着いたみたいで用件に入る。
木場「違う!おかしいのはこの世界だ!」
バスッ!
零誠「早く話を進めようか?」
木場「O……K……」
腹パンで落ち着かせる。
トチ狂った木場が落ち着いたみたいで用件に入る。
零誠「で、なんの用件だ?」
木場「京都でどこを周るのか聞こうと思ってね」
零誠「明日は清水寺、金閣寺、銀閣寺。3日目は天竜寺からゆっくり行かせてもらうよ」
木場「3日目の天竜寺は僕達も行くよ。渡月橋辺りで会えるかもね。最終日は?」
零誠「京都駅周辺でおみやげ探し。京都タワーはイリナが行きたがってたから行くぞ」
土産には俺は特に時間がかかる。
木場の予定も教えてもらった。
木場「残念だな。レーセーくんと一緒に回れたら楽しかったのに」
女子『キャー!!やっぱり零誠×木場はてっぱんよね!!』
俺には何も聞こえない。
木場「そういえば魔王様との戦いはどうだった?」
零誠「死ぬかと思った。てか、逃げなきゃ死んでた」
木場「あはは。それだけレーセーくんが強いってことでしょ。サイラオーグさんに勝っちゃったし」
零誠「お互い手の内を隠した戦いだぞ」
木場「それでもあのパワーを防ぎきったのは凄いよ。あれの前じゃ僕なんて紙同然だもん」
零誠「同感。まともなぶつかり合いであの人に勝てる奴なんてそうそういないだろ」
木場「まともじゃないぶつかり合いの方法を編み出すしかないか」
零誠「どっちにしろ帰ったら訓練だな」
木場「そうだね。あ、お土産買うときに連絡してよ。中身が被ったら面白くないだろ?」
零誠「了解」
さて、前の変態2人は寝てるし『ブーステッド・ギア』の中にでも潜るか。
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歴代の赤龍帝がいる場所は席が置いてるだけの広くて白い空間
席に座ってる元赤龍帝達は全員うつろな表情でうつむいてる。
零誠「……相変わらず辛気くさい顔してる奴しかいねえ」
ドラ「『覇龍』を使った奴の成れの果てだ。そいつはお前に一番年齢が近い赤龍帝だ。才能があったから『覇龍』も早かった。散々暴れた挙句他のロンギヌス所有者に殺されちまった」
零誠「白龍皇以外に敵作ったら本末転倒だよな」
ドラ「お前の『覇龍』は世界中を敵に回すがな」
零誠「文字通り世界が滅びるからな。もう一度『ルールブレイカー』を準備しろって言われても無理そうだし」
ドラ「そこは木場に任せればいいがお前に当てられないだろ。前回はたまたま上手くいっただけだぞ」
???「確かにあの時はひやひやしたわ」
いきなり第三者の声がしたので驚いて声のした方向を見ると金髪の女性が立っていた。
零誠「まともな表情してる?」
ドラ「エルシャか」
エル「はーい、ドライグは可愛くなっちゃったわね」
ドラ「………そこに触れるな」
零誠「俺も可愛いと思うけどな」
ドラ「ふぇ?そ、そうか?」
エル「可愛い!!」
ドラ「なっ!?」
エルシャはドライグに飛びかかり抱きついた。
そこから数分間百合空間が天展開しているが目を逸らしていたのでその場面は割愛させてもらおう。
エル「ゲフッ。ご馳走様でした」
ドラ「はぁはぁ。相棒助けろよ!」
零誠「悪い。楽しんでるのかと思った」
ドラ「襲われてたんだよ!お前の目は節穴か!?ぐすっ、お嫁に行けない」
零誠「いや、嫁に行かれたら(戦力落ちるから)俺が困るし」
ドラ「え?俺がいないと困るのか?そうか。困るなら仕方ない。一生一緒にいてやろう」
怒ったり泣いたり喜んだり忙しい奴だ。
エル「やっぱり天然のジゴロは凄いわね」
エルシャさんが呆れてるが何故だ?
零誠「あ、スルーしてましたが、エルシャさんは他の人と違うんですね」
エル「ええ。所有者の残留思念の中に例外が二人いるのよ。もう一人は奥にいてここまで来れないんだけどね」
ドラ「お前もエルザードと共に出てこないと思っていたんだがな」
エル「そりゃあ、ドライグが可w………新しいボウヤが興味深くてね」
ドラ「おい!今なんて言おうとした?俺がなんだって?」
エル「ボウヤ………いえ、ボウヤって歳じゃないか。他の世界をいくつも旅してるんだし」
零誠「なるほど。ドライグとの会話は筒抜けのようですね。好きなように呼んでもらってけっこうですよ。精神年齢は見た目とたいして変わりませんから」
ドラ「おいエルシャ!俺の話は」
エル「じゃあ、ボウヤ。あなたが持ち込んだ物は大き過ぎるわ」
零誠「何か持って来ましたっけ?」
エル「ええ。ぶっちゃけちゃうけど歴代の最強を1、2位を争う私とエルザードが力を合わせても抑えこむのが手一杯な物んね」
ドラ「なぁ、おい」
零誠「エルザードさんか出て来れないのにも関係してるんですか?」
エル「関係してないとは言えないけど彼はそのことが無くても意識が消えかかってたから気に病むことはないわ。ボウヤは現ベルゼブブから鍵を貰ったのよね?」
零誠「ええ。使い方は分かりませんが」
エル「その鍵にあう鍵穴の所へあなたを案内するわ」
零誠「え?」
次の瞬間光に包まれ扉だけが置いてある空間にいた。
零誠「この扉を開けろってことだよな」
鍵とは概念であって実際に存在するわけではない。
零誠「『具現化開始(トレース・オン)』」
イメージを形にするのは俺の領分だ。
鍵を形にして鍵穴に差し込む。
零誠「さて、鬼が出るか蛇が出るか」
扉を開け、中を見ようとした所で目が覚めた。
前には悪友2人がぐっすり寝ている。
中はどうなってたんだ?
零誠「ドライグ。あの扉の中には何があったんだ?」
ドラ『ふん。教えてやるもんか」
零誠「………放置したこと怒ってます?」
ドラ『別に俺の世界なのに俺を無視してエルシャと仲良くいしゃべりしてたことんて全く怒ってないぞ』
零誠「やっぱり怒ってる!?」
ドラ『ふん!なんとでも言え。ちなみに俺はドーナッツが食いたい』
はい。ドーナッツを寄越せってことっすね。忍ポジでも狙ってんのか?
零誠「分かったよ。ミスドで好きなの買ってやる」
ドラ『クリスピークリームドーナッツだ』
零誠「本家より値段が高いだと!?」
ドラ『ダース単位で持って来い』
零誠「しかも量がおかしい!」
………京都ってクリスピークリームドーナッツって店あったかかな?