九重の歳は直感です。
感想と評価ください。
京都駅
駅内だが結構広いな。ま、観光名所が馬鹿みたいにあっから旅行者が結構くっからな。
ケータイで調べたが二駅先の四条駅内にクリスピークリームドーナッツの店があっから夜にでも抜け出して行くか。
桐生「ほら、みんな。駅に夢中になるのはいいけど早く集合場所のホテルまで行かないと午後の自由時間がなくなるわよ」
ゼノ「何!?どうするんだ!レーセー」
アー「レーセーさんどうしましょう?」
イリナ「助けて。ゼロえもーん」
零誠「何故に俺に言う!?後、イリナは青狸を呼ぶ時の駄メガネのように呼ぶな」
松田「とにかく駅から出ようぜ。駅の中にいたら前に進めねえ」
桐生「松田、知らない土地で迷子になったら大変よ。一人の判断ミスで容易に戦死者が出るわ」
元浜「ここは戦場か!?」
足野「でも、修学旅行で迷子案内されたら死にたくなるほど恥ずかしいですよね」
全員『確かに!』
夕麻「ここは慎重に行きましょう」
ゼノ「ああ。いつ京都が私達に牙をむくか分からんからな」
アー「桐生さん。頼みましたよ」
桐生「ええ。私があなた達を導くわ」
零誠「盛り上がってるところ悪いが、駒王学園の制服が大勢同じ方向に向かってるからそいつ等についていけばいいんじゃないか」
桐生「なん……だと?」
という訳で他の班について行き、京都駅を出る。
松田「お、京都タワーだ」
松田はカメラ部らしくさっそく撮影する。
零誠「松田……お前……」
松田「ん。どうした?」
零誠「エロ関連以外も撮るんだな」
松田「甘いな。これはネガ提出様のダミーだ。カメラを持ってると何を撮ったか確認されるからな」
元浜「勝負は夜だ」
零誠「はぁ。好きにしろ」
京都でも変態は変態だった。
少し歩くとホテルが見えてきて。
『サーゼクス・ホテル』
ネーミングセンス(笑)
他にも『セラフォルー・ホテル』(笑)があった。
どんだけ京都好きなんだよ。
ホテルに入り、ボーイに学生証を見せると集合場所のホールに案内される。
元浜「すっげぇな。二年全員泊まらせるってうちの高校大丈夫か?」
元浜の反応から分かるように金持ちしか泊まれないレベルのホテルだ。
零誠「元浜、気づけ。体育祭に言っていたスポンサーの名前を」
元浜「……サーゼクス。ここってうちの学校のスポンサーが経営してるホテルか!?」
零誠「名前からして十中八九そうだろうな」
ゼノ「でも、部長のお宅の方が凄かったな」
零誠「俺の家を一晩で6階建てにした財力だ。気にするな」
あれは自宅と表現するより城と表現するほうが正しい。
時間になったのでホールでは教員からの注意事項が始まる。
ロス「百円均一以下略」
おい、他の教員共。あの残念ヴァルキリーを下げろ。
そんなんだから教員なのに威厳が無いんですよ。まぁ、生徒から慕われるのはいいことだけど、そのことについて酒の席で愚痴るのは止めてほしい。
教員「~以上に気をつけてください。それでは荷物を部屋に置いたら午後5時半まで自由時間としますが、遠出は控えてください。京都駅周辺にしてください」
生徒『はーい』
鍵を受け取り部屋に向かうが鍵を渡すアザゼル教諭がいやらしい顔をしていたので一応殴っといた。
俺は一人溢れたので一人で部屋を使うことになっている。
ちなみに部屋の割り振りは女子が二階全部屋。男子が四階全部屋。そして間の三階の隅に俺の部屋がある。
ちなみに俺の部屋は原作通り民宿のような和室だった。
よし。あと一発アザゼルの野郎殴る。
ロス「あのう。レーセーくん居ますか?」
確認の為かロスヴィアセさんが入ってきた。
ロス「すみませんな。一人だけこんな部屋で」
零誠「仕方ないですよ。ここで悪魔関連の話するんでしょう?せっかくの京都ですし和式もありだと思っていたところですから」
ここは駄々をこねても仕方ないので大人の対応をする。
ロス「悪魔関連の話なんてしませんよ?ただ男子と女子の部屋の間に教師の部屋を入れた方がいいということになっていて、4階だけでは男子が一人入れなかったので、男子の中で一番安全だと思われるレーセーくんがこの部屋になったんです」
零誠「……教員の部屋もこんな感じなんすよね?」
ロス「いえ、この形はこの3階にのみ存在する一人部屋です。教師の部屋は様式ですよ。安心しましたレーセーくんが和式の方がいいって言ってくれて」
零誠「ハッハハー。ワシキサイコー。トコロデサッキノリユウダトオレッテシンライサレテンスネー」
ロス「アザゼル先生が太鼓判を押してましたよ。「あんだけの美人に囲まれていながら未だに手を出さないなんて不能かホモだろ。木場との噂もあるし」と」
零誠「いい加減きれていいっすよね?」
ロス「お、落ち着いてください!?私は分かってますから!レーセーくんは卒業した後に私と(ぽっ!)」
ロスヴィアセさんが顔を赤らめる。
ロスヴィアセさんはまだ俺と結婚するつもりなのか。早く俺なんかよりいい人見つけて目を覚ましてほしいんだが。
ロス「さて、自由時間を楽しんでくださいね。私は仕事の戻りますから。まずはアザゼル先生を見つけることから始めなきゃ」
零誠「アザゼル教諭を見つけたら(生死を問わず)突き出しますね」
ロス「よろしくお願いします」
ロスヴィアセさんと入れ替わりで松田と元浜が入ってきた。
松田「午後のj何この部屋!?」
零誠「気にするな。その件については先程終わった」
元浜「いやd「気にするな」分かりました」
零誠「で、用件は?」
元浜「はい。レーセー大佐。午後の自由時間、本来の予定にはありませんでしたが、伏見稲荷に向かわないかという提案であります」
零誠「そうか。しかし元浜軍曹。伏見稲荷には電車を使わないと行けないはずではなかったか?(大差と軍曹ってどっちが位が上だっけ?)」
元浜「既に教官に許可を得てます。後は大佐の判断のみです」
零誠「よろしい。我々は伏見稲荷に向かうぞ」
元浜「イエッサー!」
松田「……なんで軍隊っぽいんだ?」
零誠・元浜「「三等兵は黙ってろ!」」
松田「俺が三等兵ってことは二人の共通認識なんだな!?」
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伏見稲荷前
せっかくなのでアーシア達も誘って一緒に来ることにした。
ゼノ「……魔除けの石像だな。本来なら私達のような魔なる物を退ける力があるのだが、例のパスのおかげだな」
例のパスとは昨日の夜に部長から渡された物で、俺達みたいな悪魔が神聖な神社に入ることが出来るようにする便利アイテムである。
零誠「さっきから気配を感じるのはその為かね」
ゼノ「だろうな。事前に話を通してあるとはいえ部外者だからな。監視くらいはつけるだろう」
零誠「ま、当然か」
進むと千本鳥居が見えたので山登りが開始する。
数十分後
元浜「ぜーはーぜーはー…待ってくれ…どうしてお前達はそんなに動けるんだ?」
松田「おいおい、情けないぞ。アーシアちゃんだってまだ元気だってのに」
悪魔だからな。
それより桐生と足野が何故そこまで動けるのか気になる。
イリナ「藍華と孔雀も大丈夫そうだけど何かスポーツしてるの」
丁度2人にイリナが聞いていた。
足野「剣道を少し」
桐生「私は柔道よ。寝技48手マスターしたわ」
桐生はあっち系に持ってく天才だな。
休憩所についたので元浜の為に一休みに入る。
夕麻「いい景色ですね」
アー「はい。素晴らしいですね」
桐生「そういえばこの山って地元の走りこみコースでもあるらしいわよ」
零誠「それを聞いたら休んでいられないな。ちょっくら先に頂上行って来るわ。お前らは後からゆっくり来い」
そうして俺は頂上に向かって走り始めた。
足野「マラソンって言うより短距離走レベルで走って行ったんですけどレーセーさんって人間ですか?」
全員『……戸籍上は』
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頂上
先に頂上に向かったのは一人になるため。この誘いに監視してる奴らはのってくるかね?何も泣ければ構わないんだが。夕麻には伝えてあるからみんなが来るのにもう少し時間がかかるはずだしな。
???「京の者ではないな?」
早速釣れたな。まぁ、獣耳の金髪幼女が釣れるとは思わなかったがな。
つーか、危害を加える気満々って感じだな。
零誠「東京からやってきた悪魔だよ。お前らの為にわざわざ一人になって囲まれてやったんだからもてなせや」
???「余所者め!皆のものかかれっ!」
全く手荒い歓迎だな。ご利益ありそうな烏天狗に狐が突っ込んでくるってことは俺にもツキが巡ってきたかね?
零誠「『投影開始(トレース・オン)』」
投影したのは『コルト・パイソン』2丁。
種も仕掛けもない人殺しの道具。
この場面で何故この大口径の拳銃を選択したかというと
パスッ。パスッ。
銃声も火薬の匂いも極限に抑えてある。
狐「ぐっ!?」
烏「がっ!?」
全弾命中
しかし、誰一人として出血をしていない。
ゴム弾
威力も死なない程度ギリギリに抑えてある。
零誠「腕に当たっても骨折する程度だし、頭に当たっても脳内出血で死ぬ程度だ。俺はお前らを殺す気は無い。だから俺のことを恨まないでくださいね」
???「クッ!皆の者!立ち上がるのじゃ!ようやく母上を取り戻すチャンスを得たのじゃから!」
妖怪『うおおおおおおおおおおおおおお!!』
金髪幼女の掛け声で相当痛みがあるはずなのに狐や烏が立ち上がる。
こいつ等は白龍皇(ロリコン)なのか?
いや、それよりも
零誠「母上とはなんのことだ?」
???「ウソをつくな!私の目は節穴ではないぞ!」
丸っきり節穴です。
しかし、こいつ等相手すんのも面倒だ。
零誠「ほれ」
レーセーが拳大の物を放り投げた。
ピカッ
妖怪『なっ!?』
地面についた瞬間に閃光が視界を覆う。
スタングレネード
???「目潰しとは卑怯な!」
零誠「うるさい。少しは話を聞けよ。ガキ」
???「ガキ!?ガキじゃないわい!もう10才じゃ!」
零誠「はん!才を難しい漢字で表現出来るようになってから出直してこい!」
???「なんじゃとー!」
足野「……レーセーくん?何、この状況?」
零誠「なっ!?」
驚いて声のする方向を見ると階段を登り終えて少し息を切らしてる足野が鳥居の位置に立っている。
…………マジかよ?一般人に見られたらマズイよな?
妖怪「しめた!」
足野「キャッ!?」
妖怪の一人に足野を人質に取られてしまった。
零誠「くっ!?目潰しは完全だったのに何故だ?」
のっぺ「そもそも目どころか顔の無いのっぺらぼうだから目潰しは利かんわ!」
……んな、アホな。そんな理由かよ。
零誠「足野!すぐ助けるから待ってろ!
足野「う、うん」
のっぺ「お前は少し眠ってろ」
足野「キャッ!?」
のっぺらぼうが足野を殴った。
プチッ!
ドカッ!
レーセーはのっぺらぼうの後ろに素早く回り込みぶっ飛ばす。
その間に足野を確保。
零誠「おい、畜生共。毛皮のコートと鍋になりたくなかったらとっとと退け」
妖怪『ひっ!?』
殺気に当てられて妖怪達は怯む。
???「て、撤退じゃ!お、覚えておれ!」
金髪幼女の掛け声で妖怪共は撤退した。
零誠「足野!平気か!」
足野「うぅ……」
どうやら気絶しているだけみたいだ。
この後アーシア達と合流し、気絶した足野を見て驚いたみたいだが、登り終えた疲れからか足がもつれて転んだせいで気を失ったということにしておいた。目が覚めた足野にも同様に言って先程の光景は夢だと思ってもらうことが出来た。
妖怪共め、一般人に手を出すなよ。