カオススクールG×B   作:零崎哀識

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バイトが始まり遅くなりました。
2回台本形式について苦情が来たらアンケート取ります。
次の話で100話ですが何かやった方がいいでしょうか?


九重

裏京都

 

まるで夜の日光江戸村に来たみたいな。

 

さっきまで御天等様の下を歩いていたのに変な感じだな。

 

当たり前だが妖怪が普通に沢山いるな。

 

提灯に顔はあるわ。壁に顔はあるわ。傘に顔あるわ。

 

……妖怪のレパートリーが偏ってねえか?

 

と、思ったが人型のも見えた。まぁ、今度は顔が無かったんだが。

 

零誠「ここってレーティング空間と似たようなシステムで成り立ってるみたいだな」

 

狐「はい。その考えで概ね間違っておりません。ここは京都の妖怪が身に置く為の場所で八坂様が維持している空間です。表の京都に住む妖怪も居ますがね」

 

しっかし視線を感じるな。

 

妖怪「……人間か?」

 

妖怪「悪魔だってよ」

 

妖怪「おお、珍しいな」

 

妖怪「あの綺麗な娘っ子も悪魔か?」

 

妖怪「龍だ。龍の気配もあるぞ」

 

なるほど。俺達は日本にやってきたパンダと同じって訳か。

 

そして、少し歩くと巨大な鳥居とバカデカい屋敷が見えてきた。

 

零誠「御偉いさん方は何故にこういう屋敷に住みたがるかね?俺的には銀閣寺の方がいいと思うんだが」

 

イリナ「どれだけ銀閣寺が好きなのよ。というか世界遺産に住みたいと言うレーセー君もどうかと思うわよ」

 

で、鳥居の先にアザゼル教諭と和服姿のセラフォルーさん、そして、昨日会ったパッキンロリがいた。

 

アザ「お、来たな」

 

セラ「ヤッホー☆」

 

狐「九重様。皆さんをお連れしました」

 

狐の姉さんは炎を出して消えた。

 

九重「我は表と裏の妖怪を束ねる八坂の娘、九重と申す」

 

自己紹介すると深々と下げた。

 

九重「先日は申し訳なかった。お主達を事情も知らずに襲ってしまった。どうか許して欲しい」

 

そのことね。

 

ゼノ「と、言われても襲われたのはレーセーと足野だけだったからな」

 

アー「ええ。なのでそのことについてはレーセーさんに一存します」

 

零誠「もう一般人を巻き込むな」

 

九重「わ、分かっておる。もう二度とこのような失態を起こすすもりはない」

 

零誠「なら別にもういいぞ」

 

九重「し、しかし!」

 

零誠「別にあの程度のことは俺は歯牙にもかけてねえしな」

 

九重「それでは私達の気が」

 

零誠「お前等の気なんて知るか。勝手に悩んでろパッキンロリ!」

 

九重「パ、パッキンロリィ!?」

 

零誠「ん?なんか文句あんのか?パッ・キ・ン・ロ・リ?」

 

九重「大有りじゃ!私の名前は九重じゃ!そのような不名誉な呼び方を二度とするでない!」

 

零誠「知るか!その程度で目くじら立てるなんて全くパッキンロリは見たまんまガキだな」

 

九重「また呼んだなー!それにガキって昨日に続けて言ったな!ちゃんと歳って表記出来るようになったのだからな!」

 

零誠「あんなこと本気で頑張るなんて本当にガキだな」

 

九重「二度と言うなと言ったじゃろうが!」

 

零誠「ガキについては言われてねえよ。そして、残念だったなパッキンロリ。今のでパッキンロリは4回、ガキは昨日の合わせて3回だ。もうとっくに二度は過ぎてるから言わないのは不可能だ。あ、今言ったのも加えるから一回ずつ追加だ」

 

九重「うぅ、き、汚いぞお!」

 

零誠「大人ったのは汚いものなんだ。まぁ、そういう発言してるお前がガキってことだな」

 

九重「うぐ。バーカ!バーカ!バーーーカ!」

 

零誠「はっははー。ガキの声は小さくて全く聞こえんな」

 

九重「さっきの謝罪は取り消すぞ!貴様なんかにすまないと思った私がバカじゃった」

 

零誠「それはそれでムカつくからちゃんと謝れや」

 

九重「誰が貴様なんぞに謝るか」

 

零誠「んだとこのパッキンクソ大バカドジアホマヌケゴミカスクズ寝ションベンロリ!」

 

九重「パッキンとロリの間に私一人だけじゃ許容出来ないほど罵倒が込められたじゃと!?一つにせい一つに!」

 

夕麻「一つなら許容出来るんですね」

 

零誠「仕方ねえな。パッキン寝ションベンロリ」

 

九重「何故ピンポイントでそれをチョイス!?」

 

零誠「まさか10歳になったのにおねしょなんてしねえよな?」

 

九重「あ、当たりm「ダウト」うう!バカにするなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

零誠「はぁ。パッキンロリ。これでいいか?」

 

九重「うむ!それでいいのじゃ」

 

全員(((それでいいのか!?)))

 

流石に重要な話が始まる前にはバレた。

 

屋敷内

 

話によると八坂さんは須弥山の帝釈天からの使者との会談に向かう途中に襲われ、攫われたそうだ。

 

そのことを伝えた護衛は戦闘での怪我で死亡。他の護衛も殺されたらしい。

 

天狗「総督殿、魔王殿。どうにか八坂姫を助けられないじゃろうか?我等ならばいくらでも力をお貸しする」

 

天狗の爺さんは金髪の美人の書かれた絵を出す。

 

天狗「ここに書かれておうのが八坂姫でございます」

 

九重が大人になったらこんな感じになんのか。

 

アザ「京都全体が乱れてないということは管理している八坂姫はまだ京都にいるのは確実だな」

 

零誠「て、ことは『禍の団』は八坂さんの力を十全に利用するつもりなのかね?」

 

アザ「なるほど。そういう可能性もあるな。セラフォルー、悪魔のスタッフはどれくらい動かせる?」

 

セラ「京都に詳しいスタッフをメインに動いてもらってるわ」

 

アザ「お前達にも動いてもらう可能性が大きくなってきた。お前達戦場慣れしてるから対英雄派の際に力貸してもらうと思う。いざという時は連絡する」

 

全員『はい』

 

九重が深く頭を下げる。

 

九重「……どうかお願いじゃ。母上を助ける為に力を貸してくれ……いや、貸してください」

 

零誠「金ジャリ、八橋と地酒を大量に用意しておけ」

 

九重「銀シャリみたいに言うな!……それって?」

 

イリナ「通訳すると『報酬貰うからには絶対に八坂さんを助けてやるよ』ね」

 

全員『ツンデレ乙』

 

零誠「うっせー!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

旅館

 

旅館に戻った後に木場やシトリー眷属と話し合いいつでも旅館に戻れるように携帯型簡易魔方陣を所持することになった。

 

俺達の班には九重が案内してくれることになった。

 

足野が気づかなければいいんだが。

 

そんなことを考えているとコンコンとノックがした。

 

零誠「空いてるから入ってきていいぞ」

 

教会×4『お邪魔しまーす』

 

零誠「お前等か。問題でも起きたか?」

 

ゼノ「いや、遊びに来ただけだ」

 

零誠「そうか。桐生と孔雀はどうした?」

 

アー「桐生さんは他の班の人と情報交換に向かいました」

 

夕麻「孔雀さんは散歩に向かいました」

 

零誠「暇なら来るか。それで何して遊ぶ?」

 

ゼノ「無難にトランプを持ってきたぞ」

 

零誠「よし。トランプでピラミッドでも作るか」

 

イリナ「その選択肢は無いわよ」

 

零誠「それじゃあ『赤黒七並べ(ブラッディセブン)』奇数じゃ出来ねえから、痛みの殿堂『完全神経衰弱(パーフェクトメランコリィ)』にしとくか」

 

アー「ギャンブル性が高めですね……」

 

夕麻「でも、トランプ一束しかありませんよ」

 

零誠「『投影開始』ほれ、同じトランプが二組準備出来たぞ」

 

両手にトランプが現れる。

 

ゼノ「安定の能力の無駄使いだな」

 

零誠「罰ゲーム有りにするか?」

 

俺が質問すると、

 

夕麻「私が勝ったら裸エプロンです」

 

アー「私が勝ったらパンツ丸出しです」

 

イリナ「私が勝ったら手ブラジーンズよ」

 

ゼノ「私が勝ったら全開パーカーだ」

 

零誠「お前達がその提案するんだ!?」

 

てか、俺がやるの!?

 

零誠「なら俺が勝ったら自分で言ったことを自分でやれよ」

 

夕麻「望むところです!」

 

ゼノ「むしろ私が勝ってもしてやっても構わないぞ!」

 

変態二人にとって罰ゲームではなかった。

 

全員を相手するのはルール上厳しいので4人VSレーセーという形で戦うことになった。

 

数十分後

 

イカサマすることなくゲームが進んだ。

 

結果

 

夕麻「これで208点超えましたから私たちの勝ちですね」

 

そりゃあ、イカサマ無しの四人対一人じゃ記憶量で負けますよ。

 

零誠「確かに場に残ってるカードの枚数はたったの16枚。もし全て取れても点数の逆転は無理だ」

 

アー「ならまずパンツ丸出しからですね。ちゃんと見せパンとして縞パンを容易たので安心してください」

 

零誠「そう早まるなって……女物履かせる気だったのかよ!?」

 

アーシア、恐ろしい子!

 

零誠「気を取り直して、まだシャッフルカード。ジョーカーが1枚も捲られていないという事実に」

 

4人『!?』

 

零誠「つまり、俺かお前等どちらかがジョーカーをペアで揃えれば互いのポイントを入れ替わる」

 

イリナ「本気で言ってるの?私達は1枚目引いたら2枚目は覚えてるカードを引けば揃わないわよ。つまり自力で引かないといけないのよ。そんな奇跡が起こるとでも?」

 

零誠「思うね。その程度の奇跡を起こせなかったらここまで生きてこれてねえよ」

 

ゼノ「誇大妄想が」

 

女子陣は点数を集めることよりまだ捲られてないカードを捲っていった。

 

そして、女子陣が引いたのはハートの7。

 

まだ捲っていないカード3枚。

 

3分の1で罰ゲーム。

 

普通の女子だったら恐くて捲れない。

 

夕麻「えい」

 

夕麻は何の躊躇も無く捲った。

 

そういやこいつ等は変態だった。

 

イリナ「ちょっ!?」

 

アー「なんでそんなに悩まずに!?」

 

まともな方の二人は驚いたみたいだ。

 

ゼノ「クローバーの3か。私達の負けだな」

 

変態2号のゼノヴィアは普通に受け入れた。

 

アー「待ってください!もしかしたら残りもジョーカーじゃないかも」

 

夕麻「イカサマの可能性ね」

 

零誠「信用ねえな。じゃあ、俺の番な」

 

まだ捲られていないカードを捲る。

 

ジョーカーのペア。

 

零誠「俺の勝ちだな」

 

イリナ「……奇跡」

 

はい。実は奇跡を操るスキル『賭博師の犬(ギャンブルドッグ)』を使わせてもらいました。

 

今回は負ける訳にいかなかったからね。

 

というわけで俺の勝ち……買ったということは、

 

夕麻「罰ゲームなら仕方ありませんね」

 

アー「他の人に比べたらマシですね」

 

イリナ「堕ちちゃう!堕ちちゃう!」

 

ゼノ「ついでに子作りも」

 

罰ゲームを受けた女子陣。

 

……寝よう。

 

理性が尽きる前に寝よう。

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